先日、LRGのScience CoordinatorのJerry Callさんから次のメールた届きました。翻訳をし、多少の編集もしました。
2009年10月19日に新しいKIT/VEGF抑制剤、Votrient (pazopanib)が米国FDAに承認されました。Votrientは腎臓ガン(腎臓細胞癌)治療に米国で承認されました。
これで6つのKIT抑制剤が承認されたことになります。
そのうちの二つ、
Gleevec (Imatinib)とSutent (Sunitinib)が現在GIST治療に承認されています。
その他に
Tasigna (nilotinib)、Sprycel (dasatinib)―CML白血病治療
Nexavar(sorafenib)― 腎臓ガン、進行した肝がん治療 があります。
他のKIT抑制剤が失敗したあと腫瘍学者が明らかにVotrient をGIST患者に提案し始めているので、お知らせしました。
現在、この薬についてごくわずかなデータしか得ていません。もしこの薬を試すことになれば肝臓毒性が心配で、慎重な患者観察が必要でしょう ― と書かれていました。
前にもポストしましたが、アメリカ、多分ヨーロッパでも、一度新薬が承認されると、前進的な医師が良い治療結果の可能性が高いと判断しオフラベル (off label 承認された病気以外の治療)使用を試す事が違法ではありません。
Tasigna (nilotinib)は今日本で多くの医療機関で治験が行われています。
>>874
[4251] 最近のGIST関係の治験リスト Sunny南加 - 2009/08/08 を見てください。