ごぶさたしております。9月半ばから11月上旬まで、モノクローナル抗体(IGF-1R)のAMG479の治験に参加しておりました。副作用は白血球・好中球・血小板の低下と尿酸値の増加が見られたものの許容範囲で、スーテント服用時に比べると非常に楽でした。ところが11月初旬にCTを取ったところ、治験開始時に38mm、18mmだったリンパ腫大が、それぞれ104mm、48mmに増大しAMG479を諦めて次の薬の治験に入ることになりました。私の場合はDNAの変異が特異なため効かなかったのかも知れません。(通常は2重螺旋の片方が欠損している場合が多いそうですが、私の場合は両方が欠損して螺旋全体が短くなっているとの解析結果が出ています)通常の変異の方には効果があるかもしれませんので、今後の開発にデータが生かされることを願っています。さて、次なる新薬はPLK1阻害剤のML1496(万有製薬)です。日本で開発され今年の春からphaseT治験開始となった薬で、細胞増殖周期を標的とした全く新しい考えの抗がん剤です。違う薬ですが、PLK1について参考にしてみてください(http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/plk1bi62271.html)MK1496は既に国内で(=世界で)固形がん患者12人の方が治験に参加され、私が13人目となります。効くかどうかはやってみないとわかりませんが、グリベック・スーテント耐性となった今では新薬に賭けるしかありません。鈍い腹痛は有りますが我慢できる範囲で、便秘も下剤を使ってコントロールできており、食欲もあり体重減少も無く、治験に参加するには問題ない状態ですので、元気なうちは参加してみようと思っています。24日から1ヶ月入院し、薬物動態などを調べます。(世界初の投与なのでAMG479の時よりも採血の頻度などが多くなりそうです。外出や外泊も厳しく管理されるとのことで仕事に支障が出ないかとヒヤヒヤものです。)25日から投与開始ですが、随時副作用の状況などを報告してまいります。
こんばんわです。 AMG479がうまく作用しなかったのは非常に残念でした。しかし,引き続きMK1496の治験へ参加されるとのことで,前向きにGISTと闘うその姿を自分も見習わなければと思いました。 お仕事も大切かと思いますが,腫瘍の増大で痛みもあるかと思います。自分も5ヶ月前に経験しましたが,耐えられなくなることもありますので,お体を大切にされてください。
sakuraiさんへこんにちは!sakuraiさんがその後どうされているのか気になっていました。AMG479とても残念です。腫瘍増大という響き私にもズキッときます。(スーテント服用中まだ、はっきりしませんが、腫瘍増大傾向にあり。)次の治験MK1496に参加ということで、ぞうさんに同じく私もsakuraiさんを見習わなければいけません。しばらくの入院生活、お仕事も気になるかと思いますがお身体の方を第一になさってください。応援しています!
新たなる挑戦ですね!sakuraiさんの前向きさ、今回は良い結果がでることを願っています。近いうちにお会いできたらとおもっています。
次のお薬はsakuraiさんに効くことを、心から祈っています。頑張っているsakuraiさんをみて励まされます・・・。
皆さんの力強い応援のお言葉、心から感謝しています。一人ではないということがこんなに頑張る力になるのだということ、病気にならなかったらわからなかったでしょうね。感謝と同時に、「何としても乗り切ってやろう」という決意を新たにいたしました。本当にありがとうございます。