皆さまご無沙汰しております。9月14日に入院してから2週間が経過しましたのでご報告いたします。入院と同時にCTを撮影し、これと今後の画像を比較して効果を測定するとのこと。他に血液検査やら、レントゲン検査やらを経て、9月17日に点滴にて投与しました。量は12mg/kgで、Phase1としては真ん中の濃度です。点滴時間は1時間ほどであっけなく終了しました。副作用としては、投与翌日の検査値で白血球・好中等の値が一時的に正常値よりも低下しましたが、何れも危険ラインまでは落ちず、その後緩やかに回復しています。(スーテント服用時よりも良い数値です。)ただ、ヘモグロビン値が日々徐々に低下してきているのが少し気になるところではあります。(投与前13.3→13.4→12.9→12.7→1週間経過12.6といった感じ)自覚症状としては、軽〜い筋肉痛がここ5〜6日ほど続いているくらいですかね。が、これはエレベーターを使わず階段を上り下りしているせいもあるかもしれません。多い時は1階から9階まで4〜5往復しますので・・・主治医からは少し控えて様子を見るように言われました。ただ、入院後同様に運動して投薬前は何ともなかったので、やはり薬の影響なのかもしれません。悪寒・倦怠感は全くありませんし、食欲も落ちず拍子抜けといった感じですね。10月1日に2度目の投与です。後日再度報告します。
タイプミスでした。正しくはAMG479です。
ご報告ありがとうございます。IGF-1R阻害剤については、なかなかこれ!という資料がないのですが、G.netのコミュ、予備知識倉庫に2004年のNature Reviews Cancerの翻訳記事(要約)を入れてあります。私も2月のJSCP発足前夜祭の時にSMTRCの高橋先生から初めてその名を知らされたのですが、スーテント後の治療法としてとても注目しています。以前Sunny南加さんの投稿にもありましたが、>>874AMG 479 と AMG 655(完全ヒト型DR5(TRAIL-R2)モノクローナル抗体)のカクテル服用や、ファイザー社のIGF-1R阻害薬、CP-751,871はスーテントとのカクテル服用が海外では試されています。グリベック耐性の患者さんが対象でしたね。AMG 655も進行性癌を対象に、国内で第T相治験が行われています。