6年前(2003年)に会社の健康診断で胃粘膜下腫瘍(bridging fold)が見つかり、毎年経過を観察してきたのですが、2年ほど前からじわじわ大きくなり2cm程度の球状の腫瘍となったため切除することにしました。
かかりつけ医からは2年ほど前から手術による切除をすすめられていたのですが、合併症に対する不安や腫瘍があるという事実が心理的には受け入れがたかったことなどからためらっていました。
そのような中で当サイトに出会い、現実から逃避している自分が恥ずかしくなり、当時の気持ちとしては勇気を出して手術することにしました。
御茶ノ水にある大学病院を紹介いただき、CT造影や超音波内視鏡検査でGISTであるとの診断と丁寧な説明を受け、
腹腔鏡下胃部分摘出手術で腫瘍を除去していただきました。
手術自体は麻酔下でまったく覚えていませんが、術後翌日には歩くことができ、4日目の朝退院することができました。
術後一週間程度は食後胸焼けを覚えましたが、2週間程度すると収まり、今では運動(テニス)や子供と海水浴に出かけることもできるようになりました
手術したいただいた先生からもかかりつけ医に報告に伺った際も、本来であればもっと早く手術をすべきであったとの指摘を受けました。
摘出した腫瘍の検査の結果は、比較的悪性度は低いとのことでした。今後は、一年後にCT造影の検査を、再発の有無を確認することになります。