はじめて質問させていただきます。胃粘膜下腫瘍と診断され、CTと超音波内視鏡をはじめて受ける予定です。ですが、CTをここ数年毎年受けていることと、まだ30代ということもあり、被爆が多いのであれば、MRIに代替した方がいいか迷っています。ここのサイトでおすすめされていた「患者と家族にもよくわかるGISTガイドブック」によると、MRIは時間が長いのでCT検査の方が有用という趣旨で書かれていましたが、単に違いは時間がかかるだけなのでしょうか? あるいはCTの方が診断しやすいものなのでしょうか? 急ぎお教えいただけたら助かります。よろしくお願い申し上げます。
下で解かり易く説明されています。http://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/ehime/cat070/suggestion/20130515機械種にもよるでしょうが、最近のMRIは軟部組織をCTより明確に読み出せると他のサイトで読みました。これはGISTには適応性が高いと思います。ただ時間と経費が掛かるので殆どCTを処方されるのでしょう。私も長年CTをし、X線蓄積被爆量も無視できないと思いつつ、MRIに変えてもらおうと思っています。
Sunny 北加様早速のご返事いただき、ありがとうございます。MRIは適応性が高いのですね。ひとつ気になることがあります。http://jsco-cpg.jp/guideline/03.html#gazoushindanこのGIST診断ガイドラインによると、「MRIも消化管の層構造をみるには有用であるが,撮像時間が長いため,消化管の蠕動運動の影響を受けやすい。さらに空間分解能はあまり高くないため,小さな病変の描出には限界がある」と書いてあります。それほど大きくない腫瘍の場合はMRIよりCTの方が有用ということでしょうか>消化管の煽動運動の影響、というのは、それで見にくくなるということでしょうか?ちなみに、私の腫瘍の大きさはおそらく1.5−2センチ程度のようですが、大きくなっていることと、内視鏡しかしたことがないためにCTや超音波内視鏡検査を勧められております。出血や潰瘍はありません。もしもMRIはもとより、CTでもまだ写らないようならものなら、被爆するだけ無駄にならないか心配です。超音波内視鏡だけでは判断難しいものなのでしょうか?それと、MRIだと1ヶ月以上先になってしまうので、万が一胃外発達型であったらと思うと心配です。どの選択が妥当なのかご存知の方がいらしたらよろしくお願い申し上げます。
腫瘍径が1.5−2センチ程度であれば、いわゆるMicro GIST圏内ですね。心配でしょうが、安易なCTによる観測がガイドラインでしょう。特別、高価なMRIはちょっと無理?かも。私は医師ではありません。GIST歴17年のヴェテラン?です。MRIもCT、EUCなど何回したか記憶がありません。かめさんの年齢、性は解りませんが、発育時、または妊娠していなければCTによるX線被爆はそれほど神経質になる必要はないと思います。MRIは高価になり、機種しだいでその解読度が変わる可能性が高いと思います。皮肉にもこの消化器煽動をツリガーするのがICC、Interstitial Cell of Cajal、消化管間質におこる腫瘍がGISTです。消化器内の食べ物存在を感じ、消化器の筋肉に煽動を促す細胞の突然変異により異常増殖するのがGISTと呼ばれています。ただこのGIST腫瘍はこの煽動運動そのものには関係はないようです、少なくともそのように読んでいません。私の体験ですが、CT, MRIテスト前、少なくとも3時間の絶食を指令されますが、消化器内を空にしてこの煽動運動を最低に抑える事だと思っています。簡潔な返事は、妊娠そして青春期以前の人には、即ち発育による細胞分裂が殆どない年代にはCTによるX線被爆はそれほど神経質にならなくても良いのではと思います。
17年のヴェテランの先輩に教えていただけて、光栄です。私は30代も終わりの女性です。最初はCTが多いのですね。それほど神経質になる必要がないとお伺いし、安心しました。まずは1回受けてみようと思います。それと先輩にもうひとつお伺いしたいのですが、EUS-FNAは受けるべきものでしょうか?先ほどの「患者と家族にもよくわかるGISTガイドブック」には受けるものと書かれていましたが、私がかかっている病院では(GIST研究会の病院です)あまりやっていないみたいです。検査でGIST陰性と出ても安心材料にはならないから、という理由のようです。 初心者ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
私も30代の初めに内視鏡検査で1センチ強の胃粘膜化腫瘍が見つかり20年以上の経過観察ののち(途中10年はサボってました)3センチ台に成長していたので、慌てて精密検査をして手術しました。その時の経験で言うと、CT⇒MRI⇒と超音波内視検査で手術確定…といった流れでした。EUS−FNAは腫瘍の大きさがある程度ないと難しいのかもしれません。また下手に腫瘍に傷をつけて中の細胞が散ってしまうことも考えられます。たぶんかめさんの腫瘍の大きさだと、その検査はしないものと思われます。実際私もその検査は受けていません。また、結果的にGISTではなく良性の平滑筋腫でした。ただし、この病気は腫瘍を切って、その組織を検査してみなければ判らないので、疑わしくは手術になるケースが多いようです。3センチ以下の場合は、当分経過観察になるのではないでしょうか?
クミコさん、はじめまして!お教えいただき、ありがとうございます。不安でいっぱいだったので、20年以上も経過観察されたとのお話、もちろん人それぞれなのが病気ですが、そういう方もいらっしゃるということはとても勇気づけられました。経過観察は1年ごとでしたか?だんだんと毎年少しずつ大きくなっていかれましたか?「増大傾向」があるものは2センチ以下でも悪性として検査、のようなことがGISTガイドラインに書かれていますが、悪性ではない平滑筋腫でもゆるやかには大きくなるものなのでしょうか?「増大傾向」の解釈が初心者にはまだ難しいです。EUS-FNAは腫瘍をまき散らす危険性まであるとは!恐ろしいです。切ってみなくてはわからないというのは、本当に問題ですよね。早く検査方法を確立して欲しいです!そしてCTの後にMRIだったんですね!やはりMRIの方がよく解析できるのでしょうか。落ち込んでばかりいましたが、皆さんにお話を伺えて、前向きになれそうです。今後とも長いおつきあいになりますよう、よろしくお願い申し上げます!
かめさんはい、最初に胃の腫瘍が見つかった時は、まだGISTなんて言葉は無く、平滑筋主とも言われておらず、ただの胃の筋腫といわれていました。たまたま胃の不調で訪れた医院のお医者さんが東大から派遣されていた内科医の先生で、その医院に当時ではまだ珍しかった内視鏡があったので、バリウムではなくいきなり胃カメラでの検査だったのです。それが良かったのか、1cm大の大きさで早期発見となりました。ただ場所が悪くて、胃の噴門部だったものですから、当時としてはこの場所の腫瘍の摘出は胃を全滝するのが普通だったらしく、そうなると大変なので、暫くは経過観察しましょうということになりました。その後会社の嘱託居がいる某大学病院へ変わり、5年くらいは年に2回、内視鏡検査を続けていました。(この間に腫瘍の増大は見られませんでした)ただ、その後はその会社を辞めてしまったこともあり、健康診断レベルでの検査しか受けていませんでした。たまたま3年前に、久々に内視鏡で検査を受けてみようかな?と思い、健康診断のときにバリウムではなく内視鏡で検査をして貰ったら、なんと腫瘍の大きさが大きくなっていて、慌てて、大学病院へ行った・・・という次第です。ただし、この時点では消火器内科を受診したので、内科の先生は3cm以下なので、ここでも順を追って3ヵ月後との検査にしましょうといわれたのです。で、CT⇒(3ヵ月後)MRI⇒(3ヵ月後)超音波内視検査の潤で検査をしていきました。ここまでは内科医も手術はまだしなくても大丈夫と言っていたのですが、最後の超音波内視鏡検査の後、いきなり外科に遷され、GISTの疑いが高まったとの事で、手術となりました。外科では一番偉い教授に、いきなり「貴女はGISTです」といわれ、ビックリしたものです。(小さくても増大傾向にあったことから)実際の執刀医の先生との話では、あくまでも疑いが高まったので確定診断するための手術ですとは言われましたけどね。平滑筋主でも大きくなることはあります。実際にG−Netに登録されている方でも、かなり大きな腫瘍で、ほぼGIST間違いなしといわれていた方が、平滑筋主だった・・・という方も何人かいらっしゃいます。とりあえず、今の段階では落ち着いて、今、医師から提案されている検査を受けていくというのが順当ではないでしょうか?もしも、その病院がGIST専門医の居ない病院なら、出来れば専門医の先生の居る病院をお勧めします。
EUS−FNAはチョット太い注射針の中に目的組織を吸引する道具ですが、医師の熟練度に相当影響されるようです。私の場合、丁度10年前でしたが、7年後に再発した腫瘍の特性確認と最初二回は失敗で病院を変え、3度目の正直でした。それにEUS−FNA直径1mm前後の針の中で得られる組織の量は微々たるもので、私の場合は染色テストでC-kit陽性とGISTだとを確認出来ただけでした。すなわちこれにより再発した腫瘍がグリベックが効く可能性を確認できました。日本、そして欧米のGIST治療ガイドラインに生険が必須だと書かれていますが、私は多少の矛盾を感じます。腫瘍種類の未知数はともかく、GISTも含め、最終的な治療法は手術による腫瘍摘出です。即ち大きくなり掛けたら確りマージンをとり外科的に切り取るーです。定期的なCTにより腫瘍の増殖度により悪性度が判るはずですが。悪性度の可能性のある腫瘍を5回以上突き刺し、腫瘍組織を摘出し、微々たる組織量の満足にいく解析は、よほど集中的に調べない限り不可能だ、少なくとも、一般人の治療に対して、そう思いますが。私はクミコさんのポスト内容、サグジェッションは正しいと思います。ただ平滑筋腫でGISTでなかったのがラッキーでした。私の食道腫瘍はLeiomyoma、平滑筋腫だと診断されたのですが、摘出後の検査でGISTだと宣言されました。1997年。その7年後に手術前と同じほどに大きくなり、今は18mmほどとグリベック効果で安定しています。ですから、あわてないで、静かに見守り、もしもGISTであれば新薬が効きます。
クミコ様、貴重なご経験を教えていただき、ありがとうございます!なぜgistです、と断言されたか不思議ですね。検査は受け、2センチ以下なので経過観察を提案されましたが、早めに切るという選択肢もあるとは聞きました。可能な限り勉強しますが、できましてらgist専門医という方に診察していただきたいです。gist研究会に所属している病院はわかりますが、誰が専門医なのか、内科なのか外科なのか、、、どのように専門医を探せば良いかご存知でしたらご教授いただければ助かります!
sunny様、ご教授ありがとうございます。5回も針を突き刺されたとのこと、リスク恐ろしいですね。3回目でご成功されて本当に良かったです。日本だけではなく、欧米のガイドラインでも生検は必要と書かれているんですね。アメリカでは生検に消極的なのかと思っていました。しかし、クミコ様も生検されなかったようですし、私のいまかかっている病院はしないそうで、病院によって考え方が違うのでしょうか?ブログなどで調べていると、肺に針が刺さったなどと書かれてあり、播種のリスクがないか不安です。EUS-FNAには播種のリスクがあるのでしょうか?この経験がある施設の探し方をよろしければご教授くださいますと助かります。お伺いばかりですみませんが、よろしくお願い申し上げます。
かめさんGIST研究会に所属している病院なら大丈夫ですよ。その病院の内科や外科には専門医が居ます。詳しい個人名等はここでは書くことは憚れますので、できればGISTERS.netに登録してください。このページの上の方にリンクがありますので、ぽちっと押して登録してくださいね。どちらにお住まいか判りませんが、G-netの中には全国のお仲間が登録しています。もちろんsunnyさんもいらっしゃいますので、そこで色々質問してみてください。私よりも、もっと詳しい説明をして下さる方がいっぱいいますので安心ですよ。
クミコさん、ありがとうございます!申請しました!まだ承認メール来ていませんが、参加できるようになっなら、そちらでもよろしくお願い申し上げます。いろいろお伺いしてしまい、すみません。今後ともよろしくお願い申し上げます!