何度も書き込みすみません。GIST SUPPORT INTERNATIONALでノバルティス社からの新薬「タシグナ」について知りました。この掲示板でもSumito様からのコメントがありました通り、日本では治験の予定はないとのことでしたが今だに治験の予定はないのでしょうか・・?下記サイトには「日本においては、今年6月に販売認可申請が出された段階だ。」と記載されています。。この薬がグリベック抵抗性の母に効く可能性があればと思うのですが。。。http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/cmltasigna_1.html
記事を読ませていただきました。タシグナはCML(たぶん白血病)のための治療薬と書いてあります。グリベックはCML患者にもGIST患者にも効果のある薬であることが分かっていますが、タシグナはCMLの患者向けの薬なのではないかと思います。どなたか新薬に詳しい方がおられましたらアドバイスお願いします。グリベック耐性または抵抗性のある場合、日本ではスーテントが承認されていますが、お母様は休薬中なんですね。ただ、可能性としてグリベック耐性の場合の対応策の一つとして、症例数は少ないですが、グリベックの増量(600mg)で症状を食い止められる可能性があるということが日本人の研究チームからも発表されたようです。http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/gist_13.htmlこのことから、スーテント耐性の場合もグリベックの増量で抑制効果があるのではないでしょうか?そこのところは、はっきり分かりませんが、未だ研究のさなかだと思いますが。スーテントに耐性が出た時点でグリベックを飲める状態であるか分かりませんが、それに変わる新薬が出てくれることを期待するばかりです。
タシグナ(ニロチニブ)については海外でGIST患者に対する第2相治験が進行中です。今年1月にノバルティスへ問い合わせたところ、日本でも治験を行うかどうか検討しているとの事でした。(確約された訳ではありません。)秋口には進展状況をお話できるかもしれない、という事でしたので、もう一度問い合わせてみます。おそらく海外での2相治験結果を見たうえで判断されるものと思われます。http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/asco2006/200606/500634.html(古い記事ですみません。。)トラさんの言われるように現在日本ではCML治療薬として承認申請中です。http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/mtorrad001record1.html(情報・全般ブログ 9/24)同じノバルティスでRAD001(製品名は「アフィニトール」、一般名エベロリムス)というmTOR阻害薬も海外でGIST患者を対象に治験が行われています。この薬は実はスーテント以前より名前が挙がっていたのですが、GISTに対する開発は今ひとつ進んでいないようです。こちらも合わせて聞いてみたいと思っています。ただ、ここ1〜2年でGISTに対する新薬の情勢が変わってきていますので、ニロチニブをGIST治療薬として開発を進めるかどうかについては分からない状況と言えます。つまりそれに変わる新薬も開発されてきていると言う事です。
トラ様、Sumito様お返事&情報ありがとうございます。主治医の先生にも確認しましたが「タシグナ自体聞いたこともない」と言われたので皆様の意見大変貴重でございます。CML治療薬だけでなく、GIST患者にも早く申請・承認されてほしいです。母には時間がありません。あせる気持ちでいっぱいです。
ご報告が遅くなりましたが、タシグナ(ニロチニブ:AMN107)のGISTに対する第U相治験の募集が始まっています。ライフラフトグループのサイトhttp://www.liferaftgroup.org/treat_trials.htmlhttp://gisttrials.fmgateway.com/iLRG/gleevec_resistant.phpで、確認したところ全国8箇所(おそらく大学病院やがんセンター)で行われています。必要な方は主治医を通じて問い合わせてください。http://gisttrials.fmgateway.com/iLRG/details.php?Trial=160