昨年七月に胃ＧＩＳＴ摘出し、グリベックは服用していません。術前６２ｋｇあった体重が今では４５ｋｇです。食事も以前と同じ量はとれませんが、逆に栄養価を考えながらとっていますが、体重の減少が止まりません。体重が減ると体力も落ちていくようです。補助食品として、ウイダーインゼリーや朝のバナナ、カロリーメイトなどを使っています。排便が原則ゆるいため栄養を吸収できずに排出してしまっている感はあります。同様の症状を克服された方、同様の症状に苦しんでいる方アドバイスなどあれば、お願いします。

　体重減少では辛いと思いますが、自分の場合、最初の手術（１６年１１月）で７９ｋｇが６４ｋｇまで減少し昨年の再手術後で５９kgになり、いまは６５kgまで復帰してきました。思うにゼリーやカロリーメイトを副食に使用している事は正しいですが、主食にパン類を取り入れてはいかがでしょうか、胃を切除した後は一回に食べられる量が少なくなり多回数で食事を取らねばなりません。その場合、ご飯は少量でも胃の中で水分を吸収して膨張し、たくさん食べられません。割りにカロリーも低く、十分な必要カロリーを得るには足りませんが、パン（菓子パン、サンド、バタートースト）はけっこう高カロリーで、水分を吸収して膨張もしませんので、量が摂取できます。市販の三角サンドが３８０キロカロリー、市販の御握りで１８０キロカロリー二個で同じです。多分私と同じなので、暫くは一度の食事は他の人の半分か、三分の一、つまりせいぜい御握り一個程度でしょう。それらを考慮しても成人一日２０００キロカロリーをとるのは困難です。術後の初期はゆっくりと動いていますのでエネルギー消費も少ないですが、時間とともに運動量が増し、必要エネルギーも増加しますが、摂取量が追いつきません。生活環境や仕事の量にもよりますが、平衡状態まではもう少し時間がかかると思いますが、諦めずに次に備えて下さい。

おっしゃることごもっともで参考になりました。
また、なにより勇気をいただきました。私の場合胃の上部１/２を切除し、下部１/２は残っていますので全摘の方よりは食べられるほうだと思っています。これからはパン食で頑張ってみます。今月はCTの定期検査もありこれからですのでお互い頑張りましょう。

　なにやらよく見ると、言葉使いで数箇所の間違いを見つけ、お恥ずかしいしだいですが、私も噴門を含む上部三分の一を切除、三年過ぎましたがいまだに逆流性食道炎には毎日の様に悩まされており、一度の摂取量は成人一回の７０％程度しかありませんが、これも生きていればこそと思いで日々忍耐の毎日です。付け加えると、パンばかりでは便が柔らかくなりすぎますので、煮野菜とご飯も混ぜて下さい。
もう一つ、当てはまるか不明ですが、噴門と幽門は連動しておりますが、噴門切除により幽門が開きずらくなり、下部消化管に流れずらくなる場合、夕食の前にアルコールをいれて幽門を開くこともいいかと思います。なにやらオカルト的で非科学的ですが、アルコールのせいで摂取量が増えます。それからもう一つ、ご飯が多いとダンピング症候におちいり易くなります。ご飯を多く食べる時は、タンパク質も必要です、また用心にチョコレート、角砂糖も必要です。ダンピングで低血糖になった時によく効きます。
　同じGISTでも細胞活性の低い部分と高い部分がある場合があり、暫くは数ヶ月おきの定期検査はしかたありません。再発のないことを願っております。

小生も噴門を含む上部二分の一を切除、七ヶ月目のＧIＳＴ初心者です。噴門がないため、逆流性食道炎（ひいては食道がんになりやすいと言われました）をすこしでも阻害するために、小腸を２０cm切除して、食道と胃の間にくっつけてもらいました。寝るときには以前より頭を高くして寝ています。私の場合ダブルトラクトと言う再建法をしてもらい、胃に入るルート（８０％）と直接腸に流れるルート（２０％）になってます。家で摂る食事はゆっくりとれるのですが、会社での昼食や外食はかなりキツイものがあり、ダンピング症状もあります。だるさは抜群で、昼食後の小一時間は仕事になりません。小生は胆嚢も切除した為、油っこいものは避けています。北斗星様は逆流性食道炎に悩まされているそうですが、症状としてはどんな感じですか？

　こんにちは、自分の場合、姑息法だと思いましたが、再発した場合再手術を前提にしていましたので、残胃と食道と直接接続しています。その為胃が縦型で食道裂肛イレウス状態で心臓の裏側に胃があります。寝る時はどんな時でも、上半身を３０度から４０度に持ち上げて寝ています。それでも毎朝食道下部に胸焼けとひどい時は痛み、空腹時には胃酸過多の胸焼け、たまに胆汁か膵液か不快な液体が上昇してきます。
　対処法としてプロトンポンプ阻害剤、アシドレス液、胃酸過多時にはアルカリイオン水、膵液時には黒酢、炎症には龍角散喉飴などです。
　食後のだるさはありませんが、もしかしたら前期ダンピングによるだるさがある場合、チョコレートが効くかも？しれません。皆と食べる昼食は食べる速さが違うので、勝負になりません。ゆっくり少量を何回かに分けて取るべきです。
これから長い付き合いになります、ゆっくり気長に対処してください。
　ピロリ菌とＧＩＳＴに関係はないと思います。ピロリは中、ＧＩＳＴは外です。