●過去記事検索
(キーワードを記入してください。)
 

GIST患者のための情報ページ
 
GISTERS.netのご案内 

その他の情報
 
   
 
 
[2348] 2007年NCCN GIST治療ガイドラインを見つけました。 SunnySoCal - 2007/10/28(日) 07:47 -

アメリカの2007年NCCN(National Comprehensive Cancer Network)ガン治療ガイドラインを見つけました。最新の治療医への治療ガイドラインはhttp://www.nccn.org/professionals/physician_gls/PDF/sarcoma.pdf
で見られます。GIST治療はMS-10からMS-13の4ページとGIST-1からGIST-5の治療フローチャートなど相当詳しく書かれています。色々と目にとまる文章を見つけました。
その第一は:
「すべてのGIST患者は、肉腫専門医が中心に多種の専門医による医師チームによって管理されなければならない。精密検査の必須要素は病歴と身体験査(H&P)から腹腔骨盤,胸部CTスキャン又はMRI、内視鏡超音波テストと外科的評価です。」

[2349] KIT陰性GIST患者にもグリベック治療を SunnySoCal - 2007/10/28(日) 08:28 -

2007年NCCNガン治療ガイドラインhttp://www.nccn.org/professionals/physician_gls/PDF/sarcoma.pdf
目にとまった第二文章は:
まれにGIST患者はCD117(KIT) 陰性を示すかもしれないが(注-約5%)、イマチニブ(グリベック)効果がある可能性がある。したがって、CD117陰性GIST患者にもグリベック治療を提供することは、合理的だ。しかし精密検査でフォローアップ評価しなければならない。

Few GISTS may be CD117 (KIT) negative, but they may also be sensitive to imatinib. Therefore, it is rational to offer CD117-negative GIST patients a therapeutic trial of imatinib mesylate with close evaluation and follow-up.

[2350] グリベック‐アジュバント治療 SunnySoCal - 2007/10/28(日) 14:33 -

「手術後の治療」の大半を費やしグリベック‐アジュバント療法を詳しく2007年NCCNガン治療ガイドラインに説明されています。その主要部分を下に翻訳しました。
 −−−−−
およそ85%の初発GIST患者は完全腫瘍切除が可能だが、手術は通常GISTを完治しない。これら患者の少なくとも50%に手術後、再発または転移がみつかり、術後5年の生存率は約50%である。そして、リスクの大きい初発GISTは切除後およそ平均2年で再発している。

大きなランダム化されたプラセボ(偽薬)対照治験(ACOSOG Z9001)の暫時結果は、第一期GIST腫瘍切除後アジュバント療法としてのイマチニブ服用が無再発生存率(relapse-free survival −RFS)を改善することを示した。--中略--

治験データのサブセット分析でリスクの大きいGIST(6cm以上)のRFS−無再発生存率が術後イマチニブ服用者郡が統計的に優位を示した。(イマチニブ服用者96%−対−偽薬服用者67-86%) しかし、現時点で、適当な服用継続期間、イマチニブ耐性また術後服用の遺伝子突然変異への影響は結果が出ていない。長期フォローアップは進行中である。これらの初期結果に基きGIST完全切除患者に対し当委員会は病状観察だけでなくイマチニブ-アジュバント治療をガイドラインに入れた。

原文はhttp://www.nccn.org/professionals/physician_gls/PDF/sarcoma.pdf
のMS-12からMS-13ページを読んで下さい。




このレスは↑上記の投稿への返信になります。内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください

投 稿 欄
お名前(必須)
題名(必須)
内容(必須)
メール
URL
削除キー(推奨) 項目の保存
Number
Pass
管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板