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[2071] アメリカで現行されているGIST関係の治験薬 SunnySoCal - 2007/08/23(木) 14:47 -

[1290] の下の[2391] “Dr. Antonescuとのコミュニケーション維持は非常に重要”の最後に“毎月LRGニュウズレターに現行されているGIST薬の治験がリストアップされています。8月号には20の治験に増えました。(一部訂正または編集)淘汰の可能性が高いかもしれませんが、多いに希望がもてると思います。時間がかかりますが生き 延びることが第一です。”と書きました。
毎月ジム ヒューズさん担当で治験情報がリポートされています。その表を薬の効果戦略別に再分類し一部翻訳しました。

治験は米国政府サイトhttp://clinicaltrials.gov/ でNCT番号をコッピー/ペーストして治験場所などの詳細が見られます。NCT番号の無いのはその薬名を検索して下さい。GIST直接対象でない薬もGISTに効果がある可能性があるとリストに含まれたのでしょう。Phase I, II, IIIは治験相をしめします。最後に治験対象患者さんを書き出しました。

ーーー KIT (PDGFRA)信号伝達を抑制する薬の治験:

AMN-107 (nilotinib,Tasigna)  グリベックとスーテントに失敗したGIST患者の現在の治療オプションを比較し有効性と安全性目的の治験。  NCT00471328  Phase III  GIST患者対象

AB1010 (masitinib)   局部的に転移また進だ転移性か手術不可能なGIST患者対象にAB1010の有効性と毒物耐性の評価  
Masitinib   Phase II   GIST患者対象

BMS-354825 (dasatinib, Sprycel)  
NCT00339144  Phase I   固形腫瘍患者対象

ーーー KITを破壊する薬の治験:

IPI-504  NCT00276302  Phase I  GIST患者対応

CNF2024  NCT00345189  Phase I  進行した固形腫瘍またはリンパ腫患者対象

KOS1022  Univ. of Colorado
COMIRB 05-0627  Phase I  進行した固形腫瘍患者対象

ーーー KITの生産を阻害する薬の治験:

Doxorubicin + Flavopiridol  
NCT00098579  Phase I  切除不可能で転移性であるか再発するGIST/Sarcoma肉腫の患者対象

ーーー 細胞内のKITの下流の信号伝達を抑制する (例えば AKT, mTOR, BCL-2, SRC, RAF-1等) 薬の治験:

Oblimersen (Genasense) + Imatinib (Gleevec)  
NCT00091078  Phase I  この治験は終わったとの事。

ーーー KITを破壊し細胞内の信号伝達を抑制しアポトーシス(腫瘍細胞死)を促す薬の治験:

LBH589  
Nevada Cancer Institute Phase I  進行した固形腫瘍と非ホジキンリンパ腫患者対象

LBH589  NCT00412997   Phase I  成人の進行した固形腫瘍または皮膚T-Cell Lymphoma患者対象

FR901228 (romidepsin)  
NCT00112463   Phase II  転移性であるか除去不能な軟部組織肉腫患者対象(GIST/Sarcoma/Ewings)

ーーー 複数目標の薬の治験:

Imatinib (Gleevec) or Sunitinib (Sutent)  GIST患者でグリベックまたはスーテント薬を毎日飲む安全と効果の治験  
NCT00372567 Phase III  GIST患者対象

Perifosine + Imatinib  
NCT00455559   Phase II  耐性GIST患者対象

Sorafenib (Bay 43-9006,Nexavar)  
NCT00265798   Phase II   グリベックまたはスーテント薬治療中または治療後に進展または悪性化したGIST患者対象

MP470  NCT00504205   Phase I   切除不可能か転移性固形腫瘍(GIST)またはリンパ腫患者を対象

Perifosine + Sunitinib (Sutent) NCT00399152  Phase I  進展したGIST/RCC患者対象

OSI-930  EmergingMed  Phase I  進行した固形または肉腫瘍腫患者対象

XL820  NCT00350831  Phase I  ガン/固形腫瘍患者対象

PKT787 (vatalanib)  NCT00117299  Phase II  転移性でグリベック耐性を示した患者対象

AZD2171  NCT00385203  Phase II GIST患者対象

[2097] 新薬に関して Sumito - 2007/09/04(火) 03:58 - MAIL

sunnyさん、こんにちは。
翻訳ありがとうございます。いつも助かります。
私も毎日少しづつ読んでいますが、翻訳は本当に大変です。

確かに20品目以上に増え、期待できる薬剤も多いのですが、日本での治験については情報がとれずにいます。ある製薬会社の日本支社?では薬品名すら聞いた事がないという所までありました。

今新しいサイトの構築を相談中ですが、新薬の情報は毎月変わりますし、LRGのようなニューズレターもありませんので、アップデートが難しいですね。

[2099] sunnyさん、いつもありがとうございます 平田 - 2007/09/04(火) 09:09 -

本当に大変なことを続けていただき感謝しています。
全く何も見えない状態から、これだけの情報を手に入れることが出来るのは『がんばろう』と言う
希望につながります。
大部分の方が『少しでも皆さんのお役に立てれば・・・』という気持ちがあっても、能力がなかったり、気持ちがなえてしまったり・・・・・。
私もsunnyさんの心に近づけるように・・・。




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