二年半前の胃原発から、昨年末の大腸転移切除、その後胃の周囲に２〜３個の再発確認後グリベックを始めました。大腸切除後、少しでも長く服用までの期間を伸ばしたかったですが、たった２〜３ヶ月での再発では何の意味もありませんでした。先生の勧めにより朝食後４錠を服用しておりますが、この１週間は副作用もなく安心しておりましたが、途中風邪ひいてなかなか直らず難儀してます。今日最初の副作用、お腹のぼうまん感、連続のガス、吐き気、倦怠感が同時にやってきました。でも比較的軽く、風邪の咳の方がひどい状態です。カフェイン断ちもきいているかもしれません。風邪薬もアセトアミノフェン以外の薬ですが、こちらは風邪が治りません。不思議な事は、毎日のように起こる逆食の胸焼け、痛みがすっかりなくなった事です。もちろんプロトンポンプ阻害剤は服用しており、以前は朝や薬切れの夕方には毎日のように胸焼けや接合部の痛みに悩まされていましたが、ここ１週間はなくなりました。今後どう変化するか分かりませんが、臨機応変に対処していこうと考えております。
服用１３日目、目の周囲の浮腫が目立ち、下半身の浮腫みで三日で体重３kg増加、軽度の発疹が出始める。幸い吐き気や頭痛腹痛は今のところなく急激な増体をどう考えたらいいか明日先生に聞いてみようと思います。どなたか教えて頂きたいですが、カフェイン断ちをしており、コーヒー、紅茶、日本茶など一切飲んでおりませんが、服用後何時間目くらいから摂取きるようになるでしょうか、サニーさんはどの位たってからお茶を楽しんでおられるでしょうか？
ご無沙汰しております。うみほたるです。私も最近になって白血球数が急激に減少し、少々心配しているところです。カフェインの件ですが、私は発病〜グリベック投与中も規制していません。お茶、コーヒーとも数杯/日のペースで続けています。顔、目の周囲のむくみは相変わらずで、ひどい時のみグリベックを使用し始めて２年間、副作用は多種出てきましたが、何とか乗り越えています。私の場合は、基本的に発病以前の生活習慣を極力変えず、精神的にリラックスすることを心がけています。（皆さんより若干症状が軽いのかとも思っていますが）何の足しにもならない話で申し訳ありません。どうぞお大事に
もう一つお話ししておきます。私の体験ではグリベックの副作用は、服用し始めて１〜２か月の間に最も強く現れ、その後徐々に弱くなってきました。投与量はずっと当初から４００mgですが服用は夕食後〜朝食後〜夕食後と変えました。ご参考まで
北斗様グリリベックの急激な体重増加で驚きのことと思います。私の母も飲み始め2ヶ月目ぐらいで同様の症状が出て、困りました。今はすでに服用一年経っておりますが、利尿剤の力を借りて、体の中の水分コントロールを行っています。グリベックを服用すると腹水や胸水がたまってくるようです。ラシックスやアルダクトンといわれる利尿剤をその日の体調や体重増減に合わせて、飲む量を調整するようにお医者様から指導を受けております。そのおかげで、多少の目の周りのむくみは体調や日によってあるものの、急激な体重の変化は今のところ起こっておりません。お医者様からきっと同様のご説明をお受けになるかと思いますが、副作用は人によってかなり違うようですが、吐き気や下痢など服用一年経った今では嘘のようになくなったとは母申していました。薬に体が慣れてきたのか、耐性が近いのかと家族としては心配な面もありますが、今のところグリベックのお陰で普通の生活に戻ることができたことに感謝する毎日です。カフェインに関してですが、いわゆる刺激物に当たるものは妊娠中でも共通することですが、できれば避けたほうがいいという話は聞いたことがあります。グリベックとの相性はよくわからないのですが、母はグリベックを飲んで一時間後ぐらいからは自由にお茶を楽しんでいます。カフェインのせいで効きが悪くなるのであれば、既にそうなっていると思うのですが、グリベックの効きはとてもよく、腫瘍も3分の１にまで縮小しています。その点については詳しい薬との相性など分からないので、何か分かりましたらまた教えてください。多くの副作用に関して、多少改善できる策が何かあるはずだと思います。なにかお役に立てればと思い返信させていただきました。
私の場合もうみほたるさんと同じで、特に規制なしでコーヒーなどは日に4,5杯ガンガンいってます。休みの日などは朝食後、薬とコーヒーが極めて近い間隔で体内に納まってます。（＾＾；副作用のきつい期間もうみほたるさん同様1、2ヶ月だったように記憶してます。骨髄抑制、肝機能低下、倦怠感などが主な副作用だったと思います。体調が悪くなるような副作用が少なかったのが幸いでした。胃の切除の時もそうでしたが、あまり神経質にならず、かといって、無頓着でもなく適当に付き合ってます。
皆さんの話で肩の力が抜けるようでありがたいです。幸い発疹も今のところ軽く、ただ目の周り浮腫み、足の浮腫みが出てきており浮腫みをとるためにラシックスを戴いてきました。血液検査の数値も安定しており問題ないようです。始まった以上長い付き合いになるので、このままいって欲しいものですね。コーヒーも利尿作用があるので試してみようと思います。ありがとうございます。
北斗星さん、The LRGのメールを毎日読み、痛感するのはGleevecの副作用の個人差が非常に大きい事です。私は最初下痢、指の痙攣、胃の不快感などあり、それらは数ヶ月で落ち着きました。私の最近の副作用は幸い案外軽く、夜の睡眠に最小限の睡眠薬と胃酸抑制剤を毎日服用しています。下痢はもうありませんが便意を一日に五回も感じることがあります。一日一、二回オレンジジュースを飲むと胃が落ち着きます。ただ皮膚が薄くなり、些細なことで皮膚が破れ、また直斜日光が(とくに乾燥したSunnySoCal−南カリフォルニアでは)痛く感じます。ですから引退後の庭仕事などには手袋、長袖と帽子が必須です。アロエを塗って多少皮膚が丈夫になったかなと思っています。カフェインについて、肝臓内のシトクロムP450システムのエンザイムCYP3A4がGleevecを代謝し排泄されると読んでいます。2006年10月に改正されFDAに登録されたNovartis社のGleevecの薬情報http://www.fda.gov/cder/foi/label/2006/021588s009lbl.pdf によると「CYP3A4はimatinibを代謝する主な酵素である。他のシトクロムP450酵素（例えばCYP1A2、CYP2D6、CYP2C9とCYP2C19）もその代謝の補助的な役割をします」と新しく見つけました。カフェインは主にCYP1A2で代謝されます (Wikipedia による) 。ですからカフェインが直接GleevecとCYP3A4の取り合い競争とはならないでしょうが、個人差でCYP1A2の不足でGleevecの体内蓄積になるのではと私は思っています。前に[1430]で書きましたが、楽しんだお茶、コーヒーを断ち、食べ物、飲み物の苦味感が無くなりました。酒またワインも多少楽しめるようになりました。またアロエを塗り腕、胸、腹の発疹も案外よくなりました。最近はほうじ茶をそのまま、または砂糖を多少いれお茶代わりにしています。また一日一、二杯のデキャフコーヒーを楽しんでいます。日本でも入手できると思いますが、Yuban Decaffeinated は99.7%カフェインフリーと書かれています。しかし入浴後にアロエは必ず上半身に塗っています。http://www.ons.org/patientEd/Treatment/PatientMeds/imatinib.shtml 等には「グレープフルーツ、グレープフルーツジュースまたはカフェインを含む製品と一緒にGleevecを飲まないこと。これ等は薬を飲む1時間前後避けられなければなりません」−と書かれています。しかしhttp://www.novartis.co.jp/product/gli/pi/pi_glitab00.html [薬物動態]によると日本人GIST患者の体内 (血清) でGleevecが最高濃度に達するのに3.4±2.0時間かかり、その半減時間はおよそ20±4.9時間です。(訂正しました。) また健康人でカフェインの半減時間はWikipediaによると約３時間です。肝臓内で両薬のCYP450エンザイムの取り合いを避けるには数時間の余裕が必要かもしれません。私は体内に必要以上にGleevec剤が蓄積すると副作用が悪化すのだろうと考えています。
SunnySoCalさんありがとうございます。参考になりました。服用後の時間を大きくあけて日本ではネッスルデカフェ９７％がありますので試してみようと思います。幸い副作用も今のところ軽く下痢、皮膚症状も軽くずいぶん個人差があるなと驚いています。利尿剤１日で体重１．５ｋｇ減で驚きです。ただ首の両筋の痛みが強くなりつつありこんなところに筋肉痛かなと思っております。
グリベック服用により、ミネラルの電解質としてのバランスがくずれる事で、脚がつったりするそうです。血液検査でもミネラルのバランスがどうなのか分かるそうですが、普段からミネラルのバランスを考え補給をしていくと良いようです。http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec12/ch155/ch155a.html訂正グリベックの服用により…ではなく、腹水の対応で利尿剤を服用した場合の間違いです。 ポカリスエット等でも緩和できるようです。
