はじめまして父が昨年12月13日に8cm大の腫瘍を発見し、右腎臓と肝臓の一部、十二指腸一部、背中の筋肉一部(腸腰筋)の切除をしました。手術直後の説明で「悪性腫瘍で、余命半年」と告げられましたが、生化学検査の結果、1月5日に「GIST」だと説明を受けました。グリベックを飲み始めたのは、しっかり食べられるようになった10日頃からだったと思います。25日に退院しましたが、腹痛と貧血(腫瘍からの出血)で2月15日に再入院となりました。19日主治医から「十二指腸から腫瘍が出現しています。グリベック400mgの効き目が確認できないので、このまま腫瘍はどんどん大きくなっていくだろう」と言われました。腹痛は「GISTが体に散らばっているからだ」と。とりあえず、痛みを取り除いてもらうために、鎮痛剤を麻薬系に変更し、グリベックの増量をお願いしました。21日昨日、鎮痛剤の副作用か吐いてばかりで、薬が服用できません。もう何もできることはないのでしょうか。
腫瘍からの出血があるのは大変危険な状態だと思います。また嘔吐があるのもグリベック服薬(増量)による物とも考えられます。400mgまでは副作用はかなり少ないのですが、それ以上の増量では急激にひどくなるようです。もし、グリベックに対して初期耐性があるようでしたら増量しても効果がみられないかもしれません。とにかく痛みを緩和してあげることが先決です。たぶんモルヒネの投与が始まっていると思いますが、ご本人の苦痛を和らげるためには抵抗があるかもしれませんが増薬も。あと、手でさすってあげることで精神的に落ち着け、疼痛緩和に繋がることもあります。ご本人の前で取り乱すことなく、落ち着いて穏やかに振舞うことも大切です。医療的なことは出来ませんが、ベッドサイドで家族が出来るささやかなことを記させていただきます。
お父様のこと、気がかりですね。術後早々で心配が重なり、家族として無力感を覚えられることでしょう。グリベックの効果は、高いものがあると期待できます。今日現在のお父さんの服用期間では、その有効性よりは、副作用が先行して現れる時期と思います。「浸潤」とか「転移」とか聞かされていると思いますが、お薬の一定の効果測定には3ヶ月ほどは要ると思います。痛みに関しては、積極的に緩和剤を使われるのもよいと思います。痛みは闘病に際し、闘争心を害います。私も連続して手術に臨んだとき、はっきり気力に差異を感じました。家族の支援が救いでした。やがて、お父さんの気力も充実してくると思いますし、副作用にも対処できるでしょう。あせらないで。
さくら様、橘様、レス本当にありがとうございます。先生の話を聞いていると最悪のことばかりで、どうにもこうにもやりきれなくて。。。私がしっかりしていれば、もう少し早めに何かできたのではないかと思ってしまう毎日です。父の気力を信じ、前向きに頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
キヌ様の心配なお気持ち、お察しします。私の母の再発が分かったときには医者に余命1ヶ月と言われ、家族は打ちのめされました。ちょうど病気が分かった頃に母親と少し不仲だったので、私のせいで病気になったのではないか、私が母にもう少し関心を持っていれば早く気付けたのではないかと苦しみました。ご自身を責めてしまうお気持ち、痛いほど分かります。でもそういう辛い気持ちも苦しい状況も、親のためだから、親子だからこそ乗り越えられると思います。母もグリベックのおかげで、一年以上たった今も元気に過ごしています。きっと、きっと良くなります。お気持ちを強く持って、どうか頑張ってください。
sweet homeさまレスありがとうございます。もう一度、父とおいしい酒が飲みたいのです。信じてがんばります!