はじめまして。７２歳の母が、小腸腫瘍の疑いで４月１７日に手術をうけました。腫瘍は空腸からＳ状結腸まであり（何センチあったかは主治医に聞いていません）、予想より大きいため摘出せず、空腸と盲腸のバイパス手術だけ行われました。検査の結果ＧＩＳＴと分り、５月８日よりグリベック４００ｍｇを内服し始めました。５月１２日に退院しました。手術後より、下痢が３〜４回ありましたが、自宅に戻ってから回数が多く、朝６時から８時くらいに７〜８回なり、それも便意を感じるとすぐ出てしまうてため、下着を何度も交換しています。手術後は食も細くなり、朝のトイレで体力を消耗し、日中はほとんど横になっています。
（パソコンに不慣れで途中で送信してしまいまｓた。ごめんなさい。）なにかよいアドバイスございましたら、お願いいたします。
下痢は多い副作用のようですね。グリベックを朝服用されていると思いますが、いつ飲んでもよいと思いますので、２錠ずつ朝、夕に分けて服用されてはいかがでしょうか？（もちろん、担当医の許可を得て）それと、一般的には整腸剤のビオフェルミンを服用するのをお勧めします。
アドバイスありがとうございます。グリベックは朝服用していますので、担当医の先生と相談してみます。整腸剤はビオスリー散を飲んでいますが、ビオフェルミンも試してみたいと思います。副作用の下痢がこんなにひどいとは、正直思ってもみませんでした。退院後、食欲もなく、だんだん弱っていく母を見て、これで乗り切れるのか心配でした。がんばってみます。
下痢でお悩みのようですが、私も体調が良くないときは、この副作用に悩まされます。今もグリベックを400mg服用していますが、腸の動きが激しくお腹が良く鳴ります。ガスもよく出るし、１日に数回排便と云うこともあります。体調の悪い時は、ガスだと思ったら便も出てしまうことがあり、常に注意しております。LRGの2001/3のニュースレターにSTI571（グリベック）の副作用についての特集があります。これによると、Gas/Diarrhea（ガス/下痢）は13%の患者に現れているようです。グリベック服用に際し、食事をしっかり採ることが大切かと思います。その点では、夕食後などに服用されても良いのではないでしょうか。そして、食後１時間は休むのは良いが眠らないようにしなければなりません。医者と相談したり色々工夫して副作用を克服しましょう。
私は最初数週間やわらかい便を経験しましたが下痢ほどにはなりませんでした。最近Gleevecの開発者で有名なOHSUのDr. Drukerのもとで働かれたCarolyn Blasdelさんのペーパーを見つけました。彼等は慢性骨髄性白血病(CML)患者医関係ですが他所で見られないGleevec副作用またその対処薬等の最近情報が書かれています。他で見つからなかった私がいま経験している副作用(皮膚が薄くなり傷つきやすい、頭髪が黒くなり太くなった)もかかれています。私の胃不快感対策薬Nexiumも図星でした。 http://www.cancereducation.com/cancersyspagesnb/transcripts/lls/35/aawe.pdf のページ４に下痢(Diarrhea)にImodium ADが一番効果のあると書かれています。Imodium ADは日本では市売されていないようです。しかしその情報は http://www.manekineko.us/catalog/product_info.php?cPath=57&products_id=1016 で見られます。Imodium ADの有効成分はロペラミド HCl（Loperamide HCl)です。ロペラミド HClを探索して http://www5d.biglobe.ne.jp/~hokugyo/travel/happenstances/100c.html を見つけました。これによると日本でもロペラミド HClの薬が入手できるようです。ここにコッピーしました。マルピー下痢止めＳ（大日本製薬 ）と同様な成分の下痢止めの薬： マルチエ―ス下痢止め（大日本製薬 ）ピタリット（大正製薬）イモジウム Imodium（外国製・McNeil Consumer）Imodium ADはアメリカでは処方箋なしで購入できます。ぜひ治療医と相談してください。
SunnySoCal 様くわしい情報ありがとうございます。ここまで調べていただいて、ありがたく思っています。担当の先生と相談してみます。
さちさん、Carolyn Blasdelさんの下痢の節をほとんど翻訳しました。キャロリィンさんはOHSUのDr. Drukerのもとで働かれた慢性骨髄性白血病(CML)患者医関係の癌看護医です。GISTよりGleevec経験が深いからでしょうか他に見られなかったヘルプフルな情報がえられます。吐き気と嘔吐、胸やけ等の節にも解りやすく対策情報がかかれています。 http://www.cancereducation.com/cancersyspagesnb/transcripts/lls/35/aawe.pdf 下痢増加また柔らかい便は、Gleevec患者の殆んどに起こります。Sorbitol, mannitolまたxylitolに気をつけて下さい。これらは砂糖代用物またはダイエット食品やチューイングガムに使用されている砂糖アルコール類です。敏感な人は微量の接収で下痢を引き起こし、更に悪化させます。私等はImodium ADが最もGleevecの下痢に効くことがわかりました。 中略 下痢をコントロールすることは非常に重要です。下痢持続は特にカリウム、リン等の電解質の損失を導きます。Metamucil®またはFibercon®でも良い結果が得られます。(これ等は繊維性のサプリメントで便秘−便秘です間違いではありませんーに効果がある。) これ等は水っぽい便をまとめ、量を増やします。適応しないと思いミルクに関しては中略。 乳酸菌サプリメントで良好化を得ている人も少なくありません。健康食品店で乳酸菌カプセルでを買うことができます。もしも多くの抗生物質の服用経過があれば腸管で有益なバクテリアを元に戻すのを助けます。
SunnySoCal様ありがとうございます。私は英語は得意ではないので、翻訳までしていだだいて、ありがたく思っています。今の母の状態は、下痢は、トイレのたびに少しずつある状態です。少し楽になりますた。代わりに３日ほど前から、足の浮腫が出てきて、とても倦怠感が強く、こちらの方がつらいようです。ご紹介していだだいたキャロリィンさんのペーパーをさっそく読んでみたいと思います。
さちさん、お母さんのGleevecの副作用たいへんですね。Carolyn Blasdelさんの水腫（Edema）の節でこのように言われています。 http://www.cancereducation.com/cancersyspagesnb/transcripts/lls/35/aawe.pdf 目のまわりのほかに手、足とふくらはぎがむくむ患者が多い。多量の塩またはナトリウム食品を避けることは非常に重要で、ナトリウムの摂取量を一日2,400mg未満に保つこと。調理済みのカン詰めとかレストラン食品に注意すること。非常の際は利尿剤を処方します。私等は通常サイアザイドを使います。（サイアザイド(thiazide)を検索し http://www.gik.gr.jp/~skj/drug/diuretics.php3 を見つけました。この薬は降圧剤としても使われているようです。表の右の項に日本薬剤名がでています。）目のあたりの浮腫は朝がた悪くなる傾向がありる。早朝運動をすることがこの膨張を減らすことがわかりました。二、三のひどいケースで、特に目の浮腫を治療するのに形成手術をしました。Carolyn BlasdelさんはFatigueの節で倦怠感は主に貧血(anemia)が理由だと書かれています。25%の患者さんは理由不明。穏やかな運動を徐々に始めて症状がよくなる。ガン生存者の調査で穏やかな運動プログラムを実行することが非常に役に立つことを示されている。運動する前に充分休むことが重要で、それをしないと運動からの回復が長くなる。また睡眠を充分とること。さちさん、お母さんはグリーベック服用後血液検査の赤血球数は普通量域内でしたか？ 赤血球数が少ないと貧血で倦怠感が強くなります。私は必ず血液検査結果、CT Scan映像のCD ($15),レジオロジスト(CD Scan 線写真の判読医)の結果リポートのコッピーを必ず貰ってきて、自分で調べ前回と表にして比べ、書き出し、次回に三枚ほどのリポートを医師に提出しています。疑問があれば書いて質問しています。
水腫と倦怠感の情報、ありがとうございます。Gleevec服用後の赤血球数を先生に聞いてみます。手術前も貧血状態でしたし、手術後も食事の摂取量が少ないので、貧血の可能性は高いかと思われます。体がつらい時間が続いているので、母の気持ちが落ち込まないようにサポートしたいと思っています。
お世話様です。私は数十年来の下痢/軟便体質にて大腸内視鏡検査ではポリープ（大きいものは切除）以外は何の異状も無いそうです。尚、薬剤性肝機能障害（GOT/GPT数値が1000以上）を経験した為、塩酸ロぺラミド系統の薬は服用出来ません。何か継続服用出来る効果的な薬/プレバイオティクスでお勧めの物が有ったらお教え下さい。（尚、乳酸菌製剤は何を試しても効果が有りませんでした）。宜しくお願い申し上げます。佐川 研一。
