The LRF Executive Director の Norman J. Scherzer からe-mailが届きました。Pfizer Inc.のスーテントSutent (sunitinib)が U.S. FDA-米国食品医薬品局-から新薬許可が今日26日におりたと報告がありました。去年の八月十日に申請されて四ヶ月余のファストトラック扱いです。スーテントはGISTと進行した腎臓癌の治療に許可されています。FDA のプレスリリースは http://www.fda.gov/bbs/topics/news/2006/NEW01302.html です。
SunnySoCalさん、ありがとうございます。やはり期待されている薬ですから、早かったですね。日本でも治験が進行中のようですが、個人輸入で処方してもらうことも可能になりますね。薬価などは決まったのでしょうか?
Sumito様、スーテントの薬価はインターネットDrug Storeではまだどこも扱っていません。経済雑誌Forbes http://www.forbes.com/home/feeds/afx/2006/01/27/afx2481352.html では“ファイザー社は一サイクル六週間の薬代は$4,000位、一年の薬代は$38,000位となるだろう。この二月に患者が入手できる。”と書かれています。この値段はグリーベックより多少高いようです。FDAがOrphan Drug(孤児薬)として「儲けがなければ稀病治療薬は開発されない」と薬会社の売り手値段が許されています。でも高価すぎるのではと思うのですがーーー。今年一月のグリーベック代に一寸驚きました。2005年12月のより5%値上がりで400mg、30錠が$2,743になっていました。一年前の$2,415 より殆ど14%の値上がりです。今年から始まった65歳以上の引退者対象の米国Medicare D薬保険に入りました。一カ月の保険料は保険会社により変わり、私は月に$23.22払います。年内に$3600患者が払った後はCatastrophic benefit-破局手当圏内に入り保険が95%カヴァーしてくれます。一年のグリーベック服用に約$5000かかり患者負担は約15%で、この保険のおかげで多いに助かります。