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| [469] GIST国際推薦治療法 ― 訂正
SunnySoCal
- 2005/09/11(日) 14:27 -
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書き込み593で “2003年にHelsinki‐Marcelona Conferenceで世界GIST治療医が推薦するGIST治療スタンダードなる文献を読みました。”と書き込みましたが、その後どうしてもそのサイトが探せません。私の記憶ではGIST治療法の選択を非常に詳しくフローダイグラムを使って書かれていました。しましそのサイトが見つからない限り、GIST国際推薦治療法に関して全ての私のコメント、特に最後の“日本語のバージョンもあるはずですがーー。少なくとも貴方の治療医が見つけて勉強し遵守てほしいですね。”を取消します。情報元を確認せず自分の記憶だけで「GIST国際推薦治療法」と書いた事をお詫びします。
3rd International Symposium on GIST in Helsinkiに出席したOHSUのCharles D. Blanke, MDのシンポヂアムのpdfペーパーを見つけました。それは: http://www.ctos.org/newsletter/GIST_Newsletter0404.pdf
またDr. Kane IIIの2004年11月NCCNに発表されたGIST治療法もふくめたスライドを見つけました。それは: http://www.roswellpark.org/files/1_2_1/patients%20and%20advocates/GIST%20NCCN/Kane.pdf
私としてはDr. Glaspyが申されたように私の進展の緩やかなGIST腫瘍でも三ヶ月おきの胸部、腹部、下腹部のCTスキャンを主張する慎重さに感謝しています。
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[472]
腫瘍切除手術後のCT Scanの頻度
SunnySoCal
- 2005/09/13(火) 13:49 -
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自分の軽薄さを感じ再々度「GIST国際推薦治療法」のサイトを時間かけて探しましたがは見つかりませんでした。たぶん古いので消されたのでしょう。どうも私が見たのはEuropean Society of Medical Oncology (ESMO)サイトの古い文献だったようです。新しいESMOのGIST Consensus Conference of 20-21 March 2004, under the auspices of ESMOの概要をGSI(GIST Support International)で見つけました。それは: http://www.gistsupport.org/emso.html で見られます。
その第七節を拙劣ですが下に翻訳しました。後に英語の原文もコッピーしました。
7. 腫瘍切除手術後の治療
腫瘍切除手術後の治療のコンセンサスが(医師等から)得られなかった。下に(医師)のグループが「よいのではと思う」と提案されたものを示す。「今のところ、これらが最適の治療間隔であるか、またCTによるフォローアップは患者に有益であるときめる証拠がない。」
提案された治療スケージュールは次の通りである:
リスクの低い腫瘍(5cm 以下の腫瘍で(顕微鏡)50強力フィールド(=500倍)内に見つかる細胞分裂が5個以下): CT スキャンを6ヵ月ごとに5年間。
リスクの中または大の腫瘍(5cm 以上の腫瘍で(顕微鏡50強力フィールド内に見つかる細胞分裂が5個以上): CT スキャンを3−4ヵ月ごとに3年間、6ヵ月ごとに5年間、其の後は一年一回。
7. Follow-up after resection of primary tumor: There was no consensus regarding monitoring scans after resection. The following suggested scan schedule "was felt to be acceptable" by the group. The document states "At the present time, however, there is no evidence indicating that these are the optimum time intervals, and whether follow-up with CT is beneficial in these patients." The suggested schedule is as follows: Low risk tumors (< 5 cm and < 5 mitoses per 50 high-powered fields): CT every 6 months for 5 years. Medium or high-risk tumors (5 cm or more, 5+ mitoses per 50 HPF): CT every 3-4 months for 3 years, every 6 months until 5 years, annually after that.
なお前回に書いた私のDr. Glaspy及びDr. Tapへの一質問の主意は殆ど全身CTスキャンを頻繁に繰り返してその発癌作用を心配してのことでした。「MRIでなくてCTスキャンなのは映像が鮮明だからですか、それとも安価だからですか?」の私の質問に「あなたはCTスキャンを一年近く撮っている。まだ一年位の余裕があるでしよう。MRIでも鮮明にみえる。しかし今MRIに切り替えると参照映像を失う。」との返事でした。
ご存知と思いますがCTスキャンはX光線を使いUCLAの機械では5mmおきに内臓断層面図を構成します。最近のCTスキャンはX光線の放射量を最低に抑えていると読んでますが、X光線は放射蓄積量が多いと発癌作用があります。
なおUCLA大学病院ではCTスキャンまたPETスキャンをして半時間内にその画像をレコードしたCDを$15で入手できます。CDには画像を見るソフトも入っていて自分のパソコンで見られます。また一週間後に専門医二人(胸部と腹部)の画像を読んだラヂオロジカル リポートも主治医診断後に事務方から無料で入手しています。
私(67才)のCTスキャンのリポートには脊髄の退化,また前立腺の肥大が指摘されていました。リポートを読んで私のファミリー内科医に話し前立腺の肥大縮小にProscar薬の処方箋をもらいのんでいます。(PSA数値は許容以下です。)緩やかですが前立腺の縮小効果があるようです。次のCTスキャンのCDで縮小を確かめます。
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[473]
大変参考になります。
TAkE
- 2005/09/13(火) 17:50 -
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いつも大変造詣の深い示唆を公開なされており、その内容にはいつも感銘いたしております。 また、日本にはないアメリカの事情も垣間見ることが出来、参考にしております。 今回の検査間隔の件でも、以前、私の先生に聞いても明確な指針を持ち合わせては居ないように思えますので、大変参考になります。ありがとう御座います。
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[475]
TAKEさん、ご返信ありがとう
SunnySoCal
- 2005/09/14(水) 01:51 -
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TAKEさん、ご返信ありがとう。高一で渡米したので日本語が幼稚で文法はどうしても英語的になります。読みにくいでしょうがお許し下さい。
インターネットのおかげで情報アクセスが非常に楽になりました。まえに「私もGIST治療中」で書きましたが私自身、私の治療医のGIST病の治療知識不足、外科医でありながら二度の生検テストが失敗だと判定できたのはインターネット情報のお陰です。彼に見切りをつけ私の母校UCLAの医師に紹介なしでDr. Rosenの治療を請いました。私の色々の質問にDr. Tapが云われました「GIST患者は(他の患者に比べて)自分の病気の知識を一番良く知っている」と。まだ奇病域内の稀病治療のため、情報発掘そして情報交換をし最新の正しい知識をもって自分の明日を守ることが非常に重要だと考えます。幸いに私のGIST病は少なくとも今は軽いようです。出来るかぎり有用な情報の交換に貢献したいと思っています。
なお、European Society of Medical Oncology (ESMO)のGIST Consensus Conference of 20-21 March 2004, under the auspices of ESMOの概要ではGleevec服用患者に対しての定期的な血液検査を義務ずけてないことに失望しました。またX光線放射蓄積による発癌作用には具体的な注意が見つかりません。私の新治療医を含めて 私の読んだ文献内では米国のGIST医師はESMOの医師等より治療が保守的のようです。
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