スレッド[336]でも紹介しましたが、今年の初めから準備を進めてきた、「肉腫の標的遺伝子療法を推進する会ーーCure Sarcoma」のホームページがほぼ出来上がりました。 http://www.curesarcoma.jp/ 私も参加させていただいています。幸い、GISTにはグリベックという良い薬があり、スーテントという新薬も治験に入り、実用も近くなっています。ですが、これらの薬に反応しない患者さんもいるのです。また、平滑筋肉腫をはじめ、数多くの肉腫の患者さんたちは、今も特効薬や有効な治療法がなく、苦しんでおられます。この会の推進する新たな治療法は、こうした方々の希望となるものです。もしグリベックが存在しなかったら・・・・と考えてみてください。まさにそういう状況の患者さんが大勢いるのです。皆さんはこの事をどうお考えになりますか?ぜひ、ご自分で確かめ、賛同していただける方が増えることを願っています。
西田さんより報告していただいたとおり我々のHPが本格的に立ち上がりました。「標的遺伝子療法」はカルポニン遺伝子を持つ肉腫の治療薬ですが、肉腫の中でも特にカルポニン陽性率が高い平滑筋肉腫・GISTは第1相治験の対象となります。ウイルスをベクターとしたこの治療法はグリベックや抗がん剤が効かなくなった肉腫をも治癒するだろうと言われています。ぜひキュア・サルコーマのHPを覗いていただき賛同していただければ幸いです。
今後出来るだけ協力していきますので、リストバンド出来たら知らせてください。周りに病気の認知度を高めるためにも使えるると思います。