こんばんは。母66歳がジストです。グリベックを半年服用したのですが効果が無く、スーテントを今年の2月から服用し5月でCTを撮った折、腫瘍が小さくなりました。10月にCTを再び撮ったところ、大きさが変わらないので、これ以上スーテントを服用しても効果は出ないだろうと言われました。母としては、もう少しスーテントを続けてみたいと言っているのですが、やはりこれ以上続けることは難しいのでしょうか?
mikiさん、こんにちは。スーテントが中止となるケースでは、明らかに腫瘍が増大傾向であったり、目に見える副作用(手足症候群など)で服用の続行が不可能と判断される場合や、血液検査での数値が悪く、骨髄抑制により服用続行が危険と判断される場合などがあります。「腫瘍の大きさが変わらない」は、効果が持続しているという範囲内かと思いますが、造影CTなどで内部に変化が見られ、活動が活発化していると判断される事もあります。具体的に服用中止のお話があった時には、その理由をしっかりと確かめてみてください。また、効果が続いている間に外科的な介入が有効な場合もありますので、GISTを多く診ておられる外科医のセカンドオピニオンも、考えてみてはいかがでしょうか?
早速ご返答頂きまして、ありがとうございます。服用中止の理由は次回の受診の時に再度確認してみます。又、グリベックとスーテントが効かなくなってきた際には治験を、とのお話も伺いましたが、母は治験について不安がっています。実際治験とうのはどの位の効果を期待できるものでしょうか?
mikiさん現在GISTに対する治験はほとんどが第T相の治験です。第T相治験とはその薬剤か安全かどうか、どんな毒性があるか、どんな副作用がどの程度出るのか、人に投与した場合どのくらいの服用量で継続できるかなどを調べる試験で、有効性までは分からないというものです。ただし、培養細胞や動物細胞の実験では有効性が期待できると思われるので、治験で人に投与して調べていくという段階ではあります。よく人体実験などと言われ敬遠されがちですが、グリベックもスーテントもこの段階を経て開発されてきた薬ですし、第T相だからといってまったく効果が期待できないこともありません。ただ副作用などについてはある程度のリスクを覚悟しながらの服用にはなります。第U相については行われているかどうか、今後の予定も含め私もまだ情報を持っていません。先にも書きましたが、外科的な介入が有効な場合もありますので、主治医と相談の上、セカンドオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか?
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sumitoさん治験について、詳しく教えて下さりありがとうございます。まだ第一相の段階なのですね。主治医にも相談してみましたが、副作用のリスクを考えると・・どうしても躊躇してしまいます。2年前に手術→半年後に再発でグリベック服用(効かずに断念)→スーテントという経過で、スーテントは一時は効いていたのですが現段階ではこれ以上の効果は期待できないとのお話でした。セカンドオピニオンは既に受けておりまして、これ以上は難しい状況です。何もしなければあと1年とも言われてしまい、どうしたらいいのか分からなくなってしまって。この2年間での変化が早すぎるのですが、母は病気とは思えないほど元気です。また何かありましたら書き込みさせて下さい。
私、たまに投稿してます北斗星と言います。治験等については、sumitoさんの投稿にお任せするとして、文脈からすると1、グリベックからスーテントに切り換えて、、 腫瘍が小さくなりました。 とは一定の効果を発揮していると思うのですが 大きさが変わらないので、これ以上スーテントを服用しても効果は出ないだろうと言われました。腫瘍の大きさがかわなければ安定状態に至ったと考えられませんでしょうか?私も再発以来グリベックで腫瘍が小さくなりましたが今現在そのままの大きさで無くなりはしません。少ない文脈から推察しますに、 これ以上スーテントを服用しても効果は出ないだろうと言われました。これ変です。 スーテントによって安定状態を得ている以上止める理由は無いと思います。副作用等についても判りませんが、母としては、もう少しスーテントを続けてみたいと言っているのですがお母さんも続けたいといっているのですから、効いていると思われる以上継続が必要だと思うのですが、いかがでしょうか?
北斗星さん、心強いご意見ありがとうございます。気が滅入っていましたが、諦めずに頑張ります!腫瘍の大きさですが、実は主治医が見る限りではあまり変わらないけど、他の先生によると少し大きくなっている、とのことでした。副作用については血小板の減少が少しありました。そしてスーテントはもう効果がないとはジストに詳しい先生の判断なのです。言葉足らずですみません。また方向性が決まりましたらご報告させて頂きますね。