お世話になります。いつも掲示板を参考にさせてもらっています。11年前にGISTを発病し5回の手術の後、グリペックを服用して約7年になります。しかし、6月末のPET検査で肝臓に約1.5cmの腫瘍が発見されました。1箇所のみの再発で他は変化なしということです。現在、入院して治療方法を決めるための検査等を行っています。大きく分けて考えられる治療方法は下記の2種類と思っています。@再発個所の手術とグリペックの服用継続Aスーテント服用実際には手術できるかどうかの判断も必要ですし、手術もすぐにするか、少し様子を見るかもあると思います。グリペック以外ではスーテントは国内承認されている唯一の薬ですし、副作用も強いと掲示板にも書かれており、まだ使わずにいたいと考えています。また、手術については、再発部分を切除したとしても、グリペック耐性ができているということは、他にも再発する可能性もあるだろうと。 これらのことを考えると、自分自身も迷っている次第です。みなさんの意見や他に確認すべきことがあればご教授をお願いします。
耐性による再発、本当に心配です。手術とありましたが、私は今年の3月に7カ所ラジオ波で焼いてもらいました。入院期間も2週間でしたし焼いた後も次の日から普通に過ごせ外科手術より楽でした。大きさからも3センチまでは、ラジオ波も効果的と先生がおしやっていましたよ。事例としては、少ないようで大学病院で3例目でした。注意点もあるので主治医の先生にお話してみてはいかがでしょうか?投薬に関しては、私には何も申し上げれないのですが…手術、投薬とありましたので一つでも負担が少なくなればと手術に関して提案しました。
僕は小腸原発で肝臓に再発、グリベック投薬後縮小、一年後に再発のため外科的手術で摘出。グリベック耐性と思ってがっかりしていましたが、腫瘍を大阪成人病センターの高橋先生に解析していただいて再発したもののグリベックはまだ効果を発揮していることがわかり、現在も継続服用しています。今後、もし再発した場合もラジヲ波を含む外科的手術をしその後グリベック継続を考えています。遺伝子の変異部分によりグリベックは効果があってもスーテントは効果がないときがあるようです。僕はエクソン11の変異ですのでグリベックは効果があるがスーテントはあまり効果がないそうです。効果がないものを投薬して副作用で身体がダメージを受けるのは避けたいですからね。一度、腫瘍の解析をしてから今後の治療指針を決められたらいかがでしょうか。
ご意見ありがとうございます。ラジオ波も検討しましたが、大きさ的には可能ですが、腫瘍の個所が血管の近くに位置するため難しいという診断でした。
私はラジオ波は半年ごとに3回受けました。半年後に4度目の再発を確認したときに、半分切除をすすめられました。私の肝臓はほとんどが腫瘍なので、半分取ってももう半分も時間の問題です。グリベックで抑えられた残りの肝臓も再発してス−テントを4週服用したところです。
私は八年前に胃粘膜下腫瘍の摘出手術をうけました。大きさは8-9センチその後2年で肝臓に再発しグリベック服用を続けています。一昨年腹膜播種の摘出手術を受けやはりグリベックを継続していますが、先日ペット検査で気になることがあり造影剤CTを受けました。結果は肝臓に数個一番大きいので4-5センチと言うことです。そこで場合によってはラジオ波をやろうかとの先生のお話ですが、一回で焼去出来ないと言うことでした。ただそれをやればグリベックの服用はいらなくなるかといえばそうでは無さそうなので、迷ってます。ラジオ波はあくまでも一時的な対処療法なのでしょうか?
ひろさんへ 私もラジオ波受けた後もグリベックは続けました。私は100%は期待せず少しでも今の状態をよくしたかったので受けました。やはり、一度では焼き切れず、でも1年半位は大丈夫で、スーテントに間に合ったのも事実ですよね。 中にはラジオ波ですべて焼き切れる人もいるのでしょうが転移した所は効き目は違うとききました。3-4cmならまだ可能性あると思いますよ
みなさん、お世話になります。ラジオ波が無理で、腫瘍が大静脈に接しているため手術のリスクも高いということで、スーテントを服用開始しました。今日で服用開始1週間になりますが、まだ目立った副作用はでていません。まずはスーテントで腫瘍を小さくし、手術のリスクを低くします。1クール服用して効果を確認してから、改めて手術をするか、もう1クール服用するか判断するようです。
みや様ありがとうございました。私はラジオ波をやるとすれば、ス−テントを使わないという条件なんです。恐らく私の型にはス−テントは効かないと思われますので、後は新しい治験に頼ろうと思ってます。やはりラジオ波を第一に検討します。ありがとうございました。
昨年6月にグリペック耐性により肝臓に腫瘍ができ、スーテントを今年7月まで服用していました。しかし副作用悪化によりスーテント服用が困難になり、9月6日に腫瘍摘出手術を行いました。幸いにも手術は成功し経過も順調です。今後はグリペック服用再開になると思います。また、経過を報告させてもらいます。
初めまして、大阪のkiyoto申します。腫瘍の大きさが1.5cm位であれば静脈の近くでもアルコ−ル(エタノ−ル)注入で処置出来ないでしょうか、、先生に相談されたら如何でしょうか?わたしは、胃原発で2回の開腹手術と5回のラジオ波と最後にエタノ−ル注入1回で現在に至ってます。グリペックは服用してます。腫瘍が大きくなるとエタノ−ル処置は出来なくなりますので,早く先生に会いに行かれることを、お勧めします。
昨年の西宮での学習会以来ですね。ご無沙汰しています。摘出手術が成功されたとの事でおめでとうございます。経過良好で何よりです。今後の事もじっくりと相談されるのでしょう。また進展がありましたらお知らせ下さい。
手術成功おめでとうございます。書き込まれた内容から考えるに,グリベック・スーテントに耐性ができての手術ということなので,遺伝子の欠損で,エクソン9・11以外のものが出てきていると言う可能性がありますね。 この場合,これから先の対処としては手術等の外科的治療とグリベック・スーテントでの薬物治療の組み合わせがカギになると思います。 必要な対処法としては,摘出された腫瘍の遺伝子解析を行って,比較的効果の高い薬を選択することと,大きくなったものに関しては,手術かラジオ波で焼くことができます。 ラジオ波に関しては,今回手術された場所が難しくてできないとの判断でしたようですが,病院や医師による技量の差がかなりあると聞いています。 ラジオ波は手術に比べると術後の体への負担は小さいですから,検討されることを勧めます。
皆さん色々な情報ありがとうございます。sumitoさんお久しぶりです。スーテント耐性にはまだなっておらず、副作用の悪化のため服用不可となり手術に至りました。今後はグリペック再開になりますが、GIST研究会の先生もおられるので相談して決めていきたいと考えています。遺伝子解析についても摘出腫瘍から行ってもらっています。