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明日、1月24日発売の「週刊朝日 2012年2月3日号」に、山尾悠子さんによる『塔の中の女』(間宮緑著 講談社)の書評“架空の土地を裸足で旅する快楽”が掲載される模様です!(なんだか、とても嬉しい)
遅ればせながら、山尾悠子さんによる『塔の中の女』(間宮緑さんの初単行本作品、講談社から発売中)の書評を御紹介。掲載された「週刊朝日 2月3日号」を何度も読んでいるうちに次号が発売されてしまいました…。山尾さんの書評、「架空の土地を裸足で旅する快楽」は全一頁!◎……“すでにして気配充分に匂いたつのは異能の才能の存在である。”“オレステスの基本となる歩みかたは意外なほど真摯で古風だ(中略)そしてこの小説には土地と地形に関する記述が、描写が実に多い。そう気づくころには、我々もまた旅する裸足のあしうらに埃っぽい土の感触を持っているのだ。”、“すべての描写はやがて小説の白眉と云ってもいい〈昇降機(リフト)〉上昇場面のリアリティを確実に支えることになる。”……そして、最後まで読むとまた冒頭に戻り読み返したくなる書評としても“架空の世界”“幻想的な小説”論としても読み応えがあり、嬉しい山尾さんの文章でした。
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