| [588] 死に至る病オファー |
- m - 2003年10月26日 (日) 02時00分
依頼者: カルメロ(Carmelo) / バストゥーク港・蒸気の羊亭 依頼内容: 謎の病に倒れたダリアを救うために 「リバティソング」を完成させたい。 「いにしえの楽譜」「うたかたの楽譜」 「たまゆらの楽譜」を集めて欲しい。
Carmelo:ああ……君か。 どうだい、冒険のほうは。順調かい?
Gueravel:お話中のところ、失礼するよ。 あんたが、吟遊詩人のカスメロか?
Carmelo:ああ。 確かに、僕がカルメロだが……
Gueravel:そうか。 お初にお目にかかる。俺はグラヴエールだ。 Gueravel:……。 Gueravel:こんな男が……まさかな……
Carmelo:何だい? 何かいいたいことがあるなら、はっきり言って くれないか。
Gueravel:俺は今、 ダリアとPTを組ませてもらっている。 彼女との冒険は、本当に楽しいよ。 Gueravel:彼女の剣さばきを見たことがあるか? ……とても美しいんだ。まるで、荒野に舞う 可憐な蝶のような、優雅な身のこなし……。 Gueravel:剣の腕だけではない。冒険者としても、 そして女性としても…彼女はすばらしいと思う・ Gueravel:……君は、彼女のことをどう思う……?
Carmelo:……。
Gueravel:……まあ その話はともかくとして…… Gueravel:実は……今回、あんたに、 急ぎの用があってここへ来た。 Gueravel:ダリアが、重い病にかかって しまったんだ。
Carmelo:なんだって!?
Gueravel:いや、あれを病と呼ぶべきか…… Gueravel:ノルバレンの辺境で俺とダリアは、 冷たく輝くような美しい花を見つけたんだ。 ところが、ダリアがその花に触れたとたん、 倒れて、動かなくなってしまった。 Gueravel:息はしているんだが、 いつまでたっても目を覚まさない。 現地の老エルヴァーンの話では、この眠りは 死にゆく眠りと呼ばれ、恐れられているそうだ…… Gueravel:ありとあらゆる手を尽くしたが…… 薬も魔法も全く効かないんだ。 Gueravel:そこで俺が耳にしたのは、 「リバティソング」というものの存在だ。 古代の力を借りて、眠れるものを目覚めさせるという 幻の歌…… Gueravel:そのリバティソングならば、 ダリアをこの死に至る病から救えるかもしれない。
Carmelo:古代の偉大なる詩人が 作ったといわれる幻の歌か…… 僕も、その話は耳にしたことがある……。 Carmelo:愛するもののために、 奇跡を起こすといわれている、祝福の歌……。 Carmelo:……でも、 そんな歌が必要になるなんて……。 ダリア……
Gueravel:ああ。俺だって、彼女を救いたい。 Gueravel:そのためには、各地に散らばった楽譜を、 集めなければいけないんだ。 Gueravel:とても俺1人の力では無理だ。
Carmelo:事情はよく分かったよ。 急いでリバティソングを完成させ、 彼女を助けなくては……。
Gueravel:ああ、そうだな。 Gueravel:それに、楽譜を集めたとしても その解読が難しいんだ。
Carmelo:……そうか、古代語の翻訳と、 旋律の再調整が必要だ……。
Gueravel:そう。 それが、リバティソングが幻の歌と称される 所以だな……。良く知っているじゃないか。
Carmelo:僕を見くびらないでくれ。 僕だって吟遊詩人の端くれだ。
Gueravel:それなら、楽譜の解読は すべてあんたに任せても、大丈夫なんだな。
Carmelo:できるとも。 僕が、彼女を救う歌を完成させてやる!
Gueravel:ふん、やけに大口を叩くんだな。 たいした自信じゃないか。 Gueravel:よし、それじゃあ俺は、 あんたの言葉が虚勢なのかどうか、 確かめさせてもらうことにするよ。
Carmelo:僕の言葉は…… Carmelo:僕の言葉は、偽りなんかじゃない。 あんたはそこで見ていろ。 Carmelo:まったく、君には散々迷惑をかけて 本当に申し訳ないのだが…… 彼女を助ける手伝いをお願いしていいだろうか? Carmelo:伝説によると、リバティソングは 古の神の祝福を乞うための歌。 Carmelo:その楽譜は いにしえの楽譜、 うたかがの楽譜、そしてたまゆらの楽譜と それぞれ名づけられ、3つの楽譜はばらばらになり、 世界のどこかに眠っているという。
Gueravel:さっきも言ったとおり、 ダリアを救うにはその各地に散らばった楽譜を集め 解読しなければならない。 Gueravel:俺が手に入れた情報によると 楽譜のひとつは北の地の城にあるらしい。
Carmelo:僕も、楽譜の在り処なら、 以前耳にしたことがある。 Carmelo:楽譜のひとつは、 ユタンガ大森林にある洞窟に眠り、 そしてもうひとつは、東の半島の 迷宮に潜む……、と。 Carmelo:解読は僕がする。 君は各地の楽譜を集めて、僕の元に持ってきて欲しいんだ。 Carmelo:すべての楽譜を集めるのは 大変だと思うが、どうか、よろしく頼むよ。

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