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[563] ウィンダスM9−2「月詠み」の最初だけ
くつろいだヒュム - 2003年10月22日 (水) 07時59分

MSMission20「月詠み」

■ 指令内容
ウィンダス最後の指令。
黒き使者を満月の泉へ呼び寄せるため
古の民が残した3つの歌を集めよ。
星の神子がウィンダスの未来を導けるか、
すべては導きの星のかかっている。
すなわちそれは、君の意思。

----------

■ ゲートハウス(森の区)

Rakoh Buuma : <me>、
なにか知らないか? アジドマルジドは罪を許され、
我らガードの反抗が知られぬはずもないだろうに、
何のお咎めもない……。

Rakoh Buuma : 天の塔でなにかあったのか?
このミッションも、天の塔から出されたものだ。

Rakoh Buuma : 書面によれば、ヤグードどもから
和平条約見直しの申し入れがあったということ
だが……。

Rakoh Buuma : ……。
余計な詮索はすべきでないと、よく知っている。
だが許せ、ミスラの勘が知らせるのだよ。

ミッションを受けた!


■ 天の塔・最上階

Semih Lafihna : ……。

Semih Lafihna : ……<me>か。

Semih Lafihna : ミッションの説明は受けたわね?

Semih Lafihna : やっかいなことになったわ。
ウィンダスとの間に結んだ和平条約に違反が
あったと、ヤグードどもが騒いでいるの。

Semih Lafihna : 和平条約文には、
「西サルタバルタにある中央魔法塔は、
双方の同意ない限り、今後二度と動かさない」
という約束事が記されている。

Semih Lafihna : しかし、アジドマルジドが
魔導球を使って中央塔を動かしてしまった。
それを目ざとく見つけたらしい。

Semih Lafihna : ヤグードどもは、
ホルトト遺跡をよこせと息巻いてるわ。

Semih Lafihna : 奴等は、ウィンダスの目と
鼻の先に、確固たる拠点を作りたいのでしょう。
もちろん、そんなことはさせないけれど……。

Semih Lafihna : ……。
とにかく今は、星の神子さまをお救いすることが
最も優先すべきこと。アジドマルジドに会いに
行きましょう。


< 場面切替・心の院 >

Ajido-Marujido : ……。

Apururu : セミ・ラフィーナさま……。

Semih Lafihna : アプルル!?
あなたがここにいるということは……

Apururu : ……はい……。
おにいちゃんから、聞きました。
神子さまになにがあったのか……。

Apururu : ぜんぶ、手の院の責任です!
神子さま……、セミ・ラフィーナさま……、
ウィンダスのみなさん、ごめんなさい……!

Semih Lafihna : アプルル、顔をあげなさい。
これは、あなたの責任ではないわ。

Semih Lafihna : 得体のしれぬものが
うろついている中、神子さまを満月の泉へ
お連れした私こそが、すべての責任を負う
べきなのだ。

Apururu : セミ・ラフィーナさま……。

Ajido-Marujido : 得体のしれないものじゃないぞ。

Ajido-Marujido : 黒き使者は、おそらく
蘇ったカラハバルハだ。

Semih Lafihna : な、なんだと!?

Ajido-Marujido : ……ここに残されていた
研究は完璧だった。あらゆる系統を超えて、
はるかなる高みを見通した、完全な理論。

Ajido-Marujido : 完全召喚は成功し、
彼は、大いなる獣フェンリルの心を支配したんだ。

Ajido-Marujido : しかし、大いなる心を人の体は
支えられなかった。カラハバルハの体は死に、
それが神獣フェンリルをも殺すことになった……。

Ajido-Marujido : ……そう、蘇った死者……
「黒き死者」はカラハバルハであり、そして
フェンリルでもあるんだ。

Semih Lafihna : カラハバルハでもあり、
大いなる獣フェンリルでもある存在……。

Apururu : だから、カーディアン・ジョーカーは
満月の泉を占拠したのね。でも、なぜ神子さまを?

Semih Lafihna : まさか、復讐のつもりか!?

Semih Lafihna : 黒き使者がフェンリルだと
いうならば、自分を死に追いやった神子さまを
恨んでいるはず。

Semih Lafihna : 神子さまのところへ
現れたのも、神子さまへの憎しみから……?

Ajido-Marujido : ……そこはまだ、俺にもわからん。
ジョーカーが望む結果……すなわち、黒き使者が
満月の泉へ戻ったとき、いったいなにが起こるのか。

Ajido-Marujido : ただ、無傷で神子さまを
お救いするには、ジョーカーの望みどおりに
するしかないだろう。

Semih Lafihna : くっ。

Semih Lafihna : けれども、そうは言っても、
あれは神出鬼没の存在。しかもどんな攻撃も
効かないとなれば、無理に連れてくることなど
不可能だわ。

Ajido-Marujido : だいじょうぶだ。
黒き使者がフェンリルならば、彼を
満月の泉に呼ぶ方法がひとつだけある。

Ajido-Marujido : 「神々の書」にあった
古代の民クリューの歌だ。クリューの民は
大いなる獣たちと盟約を交わしていたそうだ。

Ajido-Marujido : その曲は、3つに分かれて、
古代の遺跡に残されている……。

Ajido-Marujido : <me>、
その曲を集めるのは、おまえに頼みたい。
そのありかは3つ。ロ・メーヴ、宣託の間、
ウガレピ寺院……。

Ajido-Marujido : どのような形で残されているか
まではわからないが、後世の人間に伝わるような
形をしているはずだ。

Ajido-Marujido : そしてセミ・ラフィーナ、
おまえはミスラの族長ペリィ・ヴァシャイに
事態の説明をしてくれ。

Ajido-Marujido : もしも、神子さまに
なにかがあれば、俺たちタルタルは気力を失い、
戦うどころか、なにもできなくなるだろう。

Ajido-Marujido : そんな状況で、ヤグードどもに
襲われたら、ウィンダスは瞬く間に陥落する……。

Ajido-Marujido : その戦いが起こったときは、
おまえたちミスラの戦士が中心となるだろう。
力を貸してくれ、セミ・ラフィーナ。

Semih Lafihna : ……わかった。
ペリィ・ヴァシャイ族長と共に、ヤグードの
急襲に対する軍備を整えておこう。

Semih Lafihna : しかし、そのような事態が
起こらぬようにしてくれ、アジドマルジド……

Ajido-Marujido : あとは……
アプルル、おまえが最初に話してたことの
続きだが、本当にカーディアンたちを麻痺
させることができるのか?

Apururu : ……うん、おにいちゃん。
彼らの魔導球に、とっても強い星月の力を与えれば、
彼らを動かす力の流れがおかしくなると思うの。

Apururu : ほんとうに短い間だと思うけど、
力の流れが元に戻るまで動けなくなると思う。

Ajido-Marujido : 再起動するまでのわずかな隙か。
その隙を狙って、神子さまを……。

Ajido-Marujido : しかし、それほどの力、
どうやって集めるんだ? おまえに扱えるか?

Apururu : ……おにいちゃん、任せて!
わたし、おにいちゃんがいない間に、
いろんなことを知ったんだから!

Ajido-Marujido : へぇ、よく言うぜ。
どこかの誰かが悪知恵を授けただけじゃないか?

Apururu : そんなことない……もん!
おにいちゃん、わたし行くからね!

Ajido-Marujido : まぁ、せいぜい無理するなよ。
(それにしても……)
(カラハバルハよ……
おまえほどの魔道士が、「完全召喚」によって
自分が死ぬことを予想できなかったのか?)
(……もしも……)
(もしも、予想していたとしたら……
すべてを予想していたのなら……?)

[577] 最終決戦に望む前まで
ある臼様 - 2003年10月24日 (金) 03時06分

※ウガレピ寺院の「???」をチェック
ガレキの中に、なにかが落ちているようだ。
不思議な遺跡に、突然、ある曲が響き渡った……。
だいじなもの:古代の曲〜ウガレピ〜を手にいれた!


※ロ・メーヴの「Qu'Hau Spring」をチェック
不思議な遺跡に、突然、ある曲が響き渡った……。
だいじなもの:古代の曲〜ロ・メーヴ〜を手にいれた!

※宣託の間にエリア移動
不思議な遺跡に、突然、ある曲が響き渡った……。
だいじなもの:古代の曲〜アルテパ〜を手にいれた!


※3つの曲を集めて星の神子の部屋に入る

Ajido-Marujido : <Your Name>!
Semih Lafihna : ……間に合ったわね。
Ajido-Marujido : ふっ、セミ・ラフィーナ
<Your Name>は、ただの冒険者じゃない。
Semih Lafihna : ……そうね。
Ajido-Marujido : 待っていたぞ。
実は俺たち、おまえが期限内に3つの歌を
集めきれるかどうか、ヒヤヒヤしてたんだ。
Ajido-Marujido : おまえは方々、飛び回ってて
知らないだろうが、つい先日やグードの王から
平和条約破棄の予告があったのさ。
Semih Lafihna : わかるかしら?
平和条約破棄は、実質的に宣戦布告と同じ。
Semih Lafihna : ホルトト遺跡の管理権に
色よい返事をせねば、戦争になるということだ。
しかも、その返事の期限はあと少し……。
Ajido-Marujido : そして、俺が思うに
その期限は、カーディアン・ジョーカーの
命の期限でもある……。
Semih Lafihna : ……なに?
それは、どういうことだ?
Ajido-Marujido : 実はな、死者の人形と
いうものは、魔道士が生前に人形にこめた
「魔力」の分しか生きられないんだ。
Ajido-Marujido : だから俺は、港の子供たちに
生き返させた日を尋ねて、ジョーカーの命の
限界値を算出してみた……。
Ajido-Marujido : その計算だと、ジョーカーが
生きていられる期限は、もうそろそろのはず。
ジョーカー自身もその取り巻きも、その期限に
気づいていることだろう。
Semih Lafihna : ……待て、アジドマルジド。
そのジョーカーの命の期限とヤグードが示した
期限、どう関係があるというの?
Ajido-Marujido : ヤグードとカーディアンは
なんらかの取り引きをしている。セミ・ラフィーナ
おまえも気づいているはずだ。
Ajido-Marujido : ホルトト遺跡の光の部屋に
封じられていた「護符」が盗まれた件。
あの部屋を開くことができるのは、
天の塔の人間か、俺か、カーディアンだけだ。
Ajido-Marujido : それに今回の申し入れも、
恐ろしくタイミングがいい。
Ajido-Marujido : 神子さまの不在を知っているか
そうでなくともウィンダスが弱りきっていることを
知っているか……。
Semih Lafihna : ならば、神子さまは
ヤグードの手に落ちたというのか!?
Ajido-Marujido : いや、それはないだろう。
もしそうならば、期限など示さないはずだ。
おそらくヤグード側は、ジョーカーが死ぬのを
待っているんだ。
Ajido-Marujido : これは想像でしかないが、
ジョーカーが現れ、カーディアンの王となったことで
ヤグードとカーディアンの間がうまく行かなくなった
のかもしれない。
Semih Lafihna : ……そんな!
しかしそれでは、ますますわからない!
ジョーカーは悪なのか善なのか。
敵なのか味方なのか……。
Ajido-Marujido : もしかしたら、
悪でも善でも、敵でも味方でも
ないのかもしれない。
Ajido-Marujido : 夜になれば現れ、
朝になれば消える……
そういった、大いなる意思のように……。

※アプルル登場

Apururu : おにいちゃん!
ごめんなさい。やっとできたわ!
Apururu : 3博士の力をお借りしたの!
急いでいたから、実験はできなかったけど
きっとうまく動いてくれると思う!
Ajido-Marujido : フン、3博士が作ったものなら
動かないことはないだろうさ。動きすぎることは
あるだろうけどな。
Ajido-Marujido : さて、これでそろったぞ。
俺たちがやるべきことは、すべてやった。
Ajido-Marujido : なにが起こるかわからないが、
想像はなにも生まん。ただ事実のみが証明する。
Ajido-Marujido : さぁ、「満月の泉」へ行こう!
その「時」とやらを呼びに……!





(余談だが解析ツールの曲203が古代の曲〜ウガレピ〜
曲204が古代の曲〜ロ・メーヴ〜、曲205が古代の曲〜アルテパ〜
曲202が3つの古代の曲の合わせ)

[583] BC突入までのイベント
ある臼様 - 2003年10月25日 (土) 15時40分

満月の泉にて

※アジドマルジド、アプルル、セミラフィーナが駆けつけカーディアン達と対峙する。

Ajido-MaruJido : ……!
Semih Lafihna : ……神子さま!!!
Ajido-MaruJido : カーディアン・ジョーカー!
Ajido-MaruJido : 古の民が大いなる獣と
絆を結んだ証という、古の歌を集めてきた!
Ajido-MaruJido : この歌があれば、黒き使者は
どこにいようとも、ここへやってくるだろう!
Ajido-MaruJido : これでおまえの望みは叶えられる!
さぁ、神子さまをこちらへ返すのだ!
Joker : ……古の民……。
クリューの民か……。
Joker : よかろう、こちらに歩み寄れ。
<Your Name>よ、おまえに古の歌を奏でてもらおう。
Ajido-MaruJido : <Your Name>、
こうなったら、あとはおまえに任せたぞ。
なにがあっても、神子さまをお守りするのだ。

※PCが一人でJokerの方向へ向かっていく。

Joker : ……<Your Name>
導きの星よ。よくぞ、ここまで来た。
Joker : そなたは多くの星々と出会い、
その輝きで、約束の地を照らしてきた。
Joker : 星の神子の願いが
この物語の始まりだった。
しかし、おまえ自身は知っているはずだ。
Joker : おまえの意思が、
この「時」を導いたことを……。
Joker : さぁ、その輝きで
分かれた我を導いてくれ。
もう一度、この空に星月を呼び戻さんがため。

※PCが三つの古の歌を合わせた曲を奏でると闇の使者が枯れた泉に現れる。

Joker : ……現れたな。
Joker : 分かれた我よ……
Joker : いま、またひとつに……

※ジョーカーがカラハバルハが使ったような魔法を闇の使者に使い始める。

Ajido-MaruJido : ……こ、これは……!?
召喚……魔法か……!?

※それに呼応して他のカーディアンが暴走し始める。

ガ……カカカカカ!
ガ……カカカカカ!

[585] 訂正
ある臼様 - 2003年10月25日 (土) 22時22分

誤)
ガ……カカカカカ!
ガ……カカカカカ!

正)
ガ……ガガガガガ!
ガ……ガガガガガ!

しかしこのBCは難しい。一般に難しいという2戦目もそうですが
楽と言われる1戦目のエース・カーディアンですら70PTでも
構成が良くなければ勝てないほどの難易度です。

[589] BC後半戦より最後まで
ひゃっほーい - 2003年10月26日 (日) 10時24分

※エースカーディアン撃破後

Joker : 静まれ、静まるのだ……!
Apururu : 止まって! 子供たちよ!

※アジド参戦
Ajido-Marujido : 感謝しろ、教えてやる。
……おまえが帰るべき場所を、な!
Ajido-Marujidoは、フラッドを唱えた。

Ajido-Marujido : 遊びはここまでだ!
常夜なる魔よ、俺とともに有れ!
Ajido-Marujidoは、バーストを唱えた。

Ajido-Marujido : 冒険者よ、諦めるな!
ウィンダスの未来を、光を導くのだ!


< 勝利後 >
Ajido-Marujido : <me>、
やったな! 奴もだいぶ、弱って……
Ajido-Marujido : マズイ、
カーディアンたちの目が覚めるぞ!

Joker : ……心配はいらぬ。
分かたれた我には、もはや彼らを操る
魔力はないようだ。
Joker : では、あとのことは頼んだぞ。神子よ、
我らがひとつになった時、新たなる約束を……。
Joker : 新たなる願いを。
天かける星々と、天照らす月の光に。

Star Sibyl : ……わかりました……神獣さま……。

Semih Lafihna : ……これは一体……!

Apururu : ……カーディアンの心が……
……ひとつになっていく……!?

Ajido-Marujido : ……!
神子さま、ジョーカーは……!

Star Sibyl : あの光よ……、
そしてあの光を、希望の星にするのは私……。
Star Sibyl : さぁ、星月よ、
私の願いをきいて……
Star Sibyl : この約束の地に……
神獣フェンリルさまの息吹を……

……人よ、
そう、それが……未来を作る力なのだ。

< 天の塔 >
※クピピに話しかけてみる
Kupipi : ランク10の冒険者は、
もうここ何年も出てないのなの!!!
Kupipi : ランク10の冒険者に関する
書類も見つからなくなってるのなの!!!
ランク10になんかなるんじゃないのなの!

※ズババに話しかけてみる
Zubaba : ……<me>!
神子さまがご無事で戻られた!
ウィンダスの未来は護られたのだ!
Zubaba : 本当にありがとうよ。
力ある冒険者のおまえでも感じることがあるだろう、
神子さまは、力なき民の心のよりどころなのだ。
Zubaba : おまえが護ったのは、
神子さまの御身だけではない、民の心、
それはすなわちウィンダスすべてなのだよ。


< 神子さまのお部屋 >
Ajido-Marujido : <me>。
Ajido-Marujido : 神子さまは、お休み中だ。
……満月の泉で、あれほどの儀式を行ったのだ。
目覚めまで、まだしばらくかかるだろう。
Ajido-Marujido : カーディアン・ジョーカーを始め、
あの場にいたカーディアンたちは皆、ただの人形に
戻ってしまっていた。
Ajido-Marujido : 彼らの魔導球にあった星月の力、
満月の泉に残っていた星月の力、神子さまの持つ
まがつみの玉の力……
Ajido-Marujido : それらすべてを使って、
神子さまは神獣フェンリルを蘇らせたのだ。
Ajido-Marujido : それが月詠み……
願いを叶えるという力。
Ajido-Marujido : 神獣フェンリルが、
伝説に謳われるような力を取り戻すには
多くの時間がかかるだろうが……
Ajido-Marujido : ウィンダスは星月の加護を
取り戻した。再びこの地に、静かに輝く夜と
平和な眠りが訪れるだろう。

Semih Lafihna : アジドマルジド。
それに、<me>。

Ajido-Marujido : セミ・ラフィーナ、行ってきたか。
やつらそりゃ、ギャアギャア騒いでいただろ?

Semih Lafihna : ええ。だから、書状を
やつらのクチバシに叩きつけてきたわ。
Semih Lafihna : 神獣フェンリルが
復活したのだから、やつらがホルトト遺跡に
文句をつける筋合いはない。

Ajido-Marujido : あいつらは慎重だからな。
エースカーディアンたちがいなくなった今、
和平条約の破棄をするにも、しばらく様子を
みることだろう。
Ajido-Marujido : けれど、やつらのことだ、
めげずに、いろいろな理由をつけてくるぜ?

Semih Lafihna : そうね。
けれども彼らを恐れる理由は、もうない……。
Semih Lafihna : 神子さまは解き放たれたわ、
……そうでしょう、アジドマルジド?

Ajido-Marujido : そうだな。
神子さまは、新しい導きの星を見出された。
Ajido-Marujido : それに俺も、……妙だな、
カラハバルハの呪縛から解き放たれた気がするんだ。
Ajido-Marujido : 俺は、大天才カラハバルハが
残していったものに、踊らされていたような
気がする……。
Ajido-Marujido : どう考えても、あいつは
自分の死後、俺みたいな頭の切れる魔道士が
現れることを予想してたように思うんだ。

Apururu : おにいちゃん、いい気になりすぎよ。
カラハバルハさまはきっと、短気で単純な魔道士が
現れるのを予想していたのよ。

Ajido-Marujido : ……なんだ、アプルル。
ずいぶんと生意気めいた口をきくな。
Ajido-Marujido : 俺が思うに、おまえたち
手の院がもっと早く、野良カーディアンをどうにか
してりゃ、ずっと平和に解決できたんだぜ。

Apururu : いいーだ。
おにいちゃん、そんな意地悪いうと、
口の院の指輪を返してあげないわよ。

Ajido-Marujido : おお、とうとう戻ってきたか。
あれがないと、院長部屋が開かないんだ。
院長なのに締め出しをくらってるなんて、
カッコわるすぎるぜ。

Semih Lafihna : <me>、
ジョーカーは君に、こう言っていたわね。
「おまえの意思がこの「時」を導いた」と。
Semih Lafihna : 君の意志は、
未来を見失い、歩みを止めたウィンダスに
素晴らしい始まりをもたらした。
Semih Lafihna : これから先、君の意志は
君自身に何をもたらすのだろう。
Semih Lafihna : ……私たち、我らがウィンダス、
ヴァナ・ディール全体に何をもたらすのだろう。
何をもたらしたい?
Semih Lafihna : ……ふふふ、
答える必要はない。意志が「時」を紡ぐなら、
君の答えを知る「時」が、きっとまた来るに
違いない。

Ajido-Marujido : 職に困ったら、口の院に来いよ。
実験台のひとりやふたり、雇えるだけの予算はあるさ。
Ajido-Marujido : 神々の書で知った、いくつかの
魔法を試してやるよ。いい経験になると思うぜ?

Apururu : ホルトト遺跡をさまよう
野良カーディアンたちの回収も、協力してね。
じゃあ、またね、冒険者さん!

Semih Lafihna : 私も、そろそろ行かねば。
……そうだ、もう一度、神子さまのお部屋を
訪ねてみるといい。
Semih Lafihna : お休みになる前に、
神子さまは君とお話をしたいと
おっしゃっていた。
Semih Lafihna : では、<me>。
再会の時まで、共に戦える日まで、
その瞳の輝きの止**とを……。

< 再び神子さまのお部屋 >
Star Sibyl : <me>……。
Star Sibyl : 来てくださったのですね。
無事でよかった。あなたとはあれきりでしたから
心配しておりました。
Star Sibyl : あの時、あなたの心にも
神獣さまのお声が届いたことでしょう。
Star Sibyl : そう、神獣さまは私たちに、
ウィンダスの未来を、ウィンダスの始まりを
約束してくださいました。
Star Sibyl : しかし、それは始まりだけ。
まがつみの玉は光を失い、月詠み……
そして星読みも行うことはできなくなりました。
Star Sibyl : この先、ウィンダスに
なにが起きるのか、私が知ることはできない。
私が従うべき星の導きは、失われてしまった……。

Star Sibyl : <me>、
けれども、心配しないで。私は大丈夫。
Star Sibyl : あなたのおかげで、
私は知ったのです。私が進むべき道を。
Star Sibyl : 私は、ウィンダスの民に導かれる。
なによりもウィンダスの民が幸せであるように、
その道を探して進むのが私の役目。
Star Sibyl : ……<me>、
もちろんあなたも、ウィンダスの民……
私を導く大きな星のひとつです。

Star Sibyl : さぁ、共に行きましょう。
すべてが終わり、すべてが始まった……
 私たちのウィンダスを導くために。

※神子と共に塔の外へ


 ウィンダス連邦……
 魔力に満ちた水と、偉大なる大樹の恵み。
 月と星の加護を受けし、それはそれは、古き都。
    この国にはある伝説がある。
  はるか昔、飢えと寒さに彷徨える民は
まばゆい星に導かれてこの地に至ったというものだ。
     まばゆい星は天へ戻るときに
  自らの声を聞く神子をこの地へ遣わした。
     その神子は星の神子と呼ばれ、
    ウィンダスに繁栄と栄華を約束した。
しかし永い時が過ぎ、滅びの時はやってきた。
 月は陰り、星は語らず、民は道に迷う。
   自らが輝けることを忘れて……。
    その輝きに気づきたるは、
       自らを知る者。
勇気を知る者、正義を知る者、真理を知る者。
      そして現れたるは
     未来を作る、意志ある者。
 その輝きこそ、すべてを照らすしるべとなろう。
……さぁまた、この地に願いの星が生まれ落ちた……
    ここに再び始まるは、
この世に生まれ落ちる、すべての星々の
 それはそれは永い物語である……。

※ランクアップ


※石の区ガードに話しかけてみる
Zokima-Rokima : 私は、石の区のガードですが、
ウィンダスを愛する気持ちは誰にも負けません。
Zokima-Rokima : だから、あなたには本当に
感謝しています。言葉で現すことなんてできない
くらいに感謝しています。
Zokima-Rokima : 私は20年前の戦争の頃、
母につれられて、天の塔に逃げ込んだ記憶が
あります。あのとき振り向きざまに見た、ここ
からの眺めは忘れられません。
Zokima-Rokima : 冒険に出て、遠い異国にいても
忘れないでください。ウィンダスの優しい風、
澄んだ青空、ここからの美しい景色を。

Pakke-Pokke : ズババさまが、今ごろになって
僕らガードが闇牢破りのお手伝いをしてたことを
ネチネチ言ってるらしいよ。
Pakke-Pokke : 自分に余裕ができると
とたんに他人のあら探しを始めるんだから。
まいったね〜。

Keo-Koruo : あっ、冒険者さん!
なんでも、神子さまを助けるために
大活躍したのは、あなただっていう
話をきいたタルよ!
Keo-Koruo : サインしてほしいタル!
家宝にするタル! コッファーにしまうタル!

Chawo Shipeynyo : まぁ、あたしらミスラは
またウィンダスの森の区に、ごやっかいになる
ことになったからよろしく頼むな。ところで……
Chawo Shipeynyo : ……サインもらえない?



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