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[560] ウィンダスM9−1「死者の人形」オファ〜コンプ
くつろいだヒュム - 2003年10月22日 (水) 07時27分

WSMission19「死者の人形」

■ 指令内容
手の院院長からの指令。
目覚めた口の院院長。
そして天の塔に現れる黒き影。
ボヤーダ樹に囚われた男が
死者のその人形の真実を知るらしい。

----------

■ ゲートハウス(森の区)

Rakoh Buuma : 聞いたか?
アジドマルジドの目が覚めたそうだ。

Rakoh Buuma : アジドマルジドのことは
まだ天の塔にはバレていない。くれぐれも
振る舞いには気をつけて、手の院へ行け。

ミッションを受けた!


■ ウィンダス森の区・手の院

< Apururu に話し掛ける >

Apururu : あ、<me>さん、
おにいちゃんの目が覚めたの!

Apururu : 隣にいるわ。
一緒に来てちょうだい!

Ajido-Marujido : <me>、
大変だぞ!

Ajido-Marujido : おまえのおかげで、
神々の書に書かれていたことがすべて見えたんだ。
ウィンダスが滅びる前に、何か手を打たないと
ならない……

Semih Lafihna : 闇牢にいないと思ったら……
やはりここか! アジドマルジド!

Apururu : セ、セミ・ラフィーナさま!?

Ajido-Marujido : やれやれ、
もう見つかっちまうとは……。

Semih Lafihna : 違う、捕えにきたのではない!
アジドマルジド、すぐ来てくれ!

Semih Lafihna : 大変なことになっている!
天の塔に、黒き使者が現れたのだ!

Ajido-Marujido : なんだと!?
み、神子さまは無事か!?

Semih Lafihna : わからん。
神子さまのお部屋の扉が開かない。
あれが魔法ならば、おまえなら、きっと……。


■ 天の塔・1階

< 場面切替・Star Sibylの部屋 >

Star Sibyl : 近寄らないで……!

Star Sibyl : まがつみの玉が……

Semih Lafihna : 神子さま!!!

Ajido-Marujido : ぐゥッ!

Semih Lafihna : 化け物め!

Semih Lafihna : 待て!

Star Sibyl : あ……ああ……!?

??? : ……ミ……

Semih Lafihna : 神子さま!


■ 天の塔・最上階

Semih Lafihna : 神子さま、申し訳ありません。
我々がいながら、神子さまの眼前にまで
敵の侵入を許すとは……

Semih Lafihna : 私は、すぐに奴を追います。
残していく守護戦士たちには、アジドマルジドに
従うように言っておきます。

Ajido-Marujido : 待て、追っても無駄だ。
あれは、誰にも止められないぞ。

Semih Lafihna : なに!?
奴が何なのか、知ってるのか!?

Ajido-Marujido : ……神子さま、奴が使ったのは
人の魔法ではなかった。あれは、「星月の力」。
ホルトト遺跡や魔導球の力と同じ力……。

Ajido-Marujido : あれは、満月の泉にいた
大いなる獣フェンリルの力だ。そうだろう?

Semih Lafihna : ばかな!
大いなる獣フェンリルは、もう……!

Ajido-Marujido : ……もう、なんなんだ?
満月の泉にフェンリルはいなかった。

Ajido-Marujido : 神子さま、俺は「神々の書」を
読んだ。ウィンダスの始まりの時、始まりの神子が
なにをしたのか、すべてを知った。

Ajido-Marujido : だから、教えてくれ。
20年前に、満月の泉でなにがあったのかを。

Star Sibyl : ……そうですね、
話さなくてはならない時が来ました。

Star Sibyl : 始まりはずっと昔。
ウィンダスの始まりの神子さまが、
満月の泉で詠んだ「月詠み」の予言です……。

Star Sibyl : その予言は、数百年前から
20年前まで続いた、それはそれは永いもの。

Star Sibyl : 「月詠み」で得られた予言は
天の塔にある、天文泉に記憶されました。

Star Sibyl : そうして、私たち星の神子は
「星読み」を行うことでその予言を読み、
ウィンダスを導いてきたのです。

Star Sibyl : ……始まりの神子さまの予言は、
ウィンダスを繁栄に導き、栄華をもたらしました。
しかし、私の「星読み」が見たのは……。

Star Sibyl : 「滅び」でした。

Star Sibyl : そう、それは大いなる破壊……。
ウィンダスは燃え上がり、水に飲まれ、
光が空を焼き、人が倒れていく様……。

Star Sibyl : 私は、満月の泉に佇む
大いなる獣……神獣フェンリルさまに尋ねました。

Fenrir : 民を滅びから救いたいか?
小さく弱き神子よ。

Fenrir : しかし無駄だ。
星月の意志は天の意思。最初の神子が最後に滅びを
見たように、人は恐れながらも滅びを望むもの。

Fenrir : この我と渡り合ったあの神子ですら、
自らの怯えに屈した。我を前に震えるばかりの
そなたに、一体、何ができよう?

Star Sibyl : そう、私は恐ろしさに
震えるしかありませんでした。

Star Sibyl : しかし、あの時代……
私の側には、とても強い人……カラハバルハがいた。

Star Sibyl : 星月の意志を変えようと、
彼は神獣さまの心を支配する魔法を……
「召喚」の魔法を、生み出したのです。

Star Sibyl : しかし……


< 場面切替・満月の泉 >

Star Sibyl : やめて……。
やめて、カラハバルハ!

Star Sibyl : これ以上は無理です!
あなたの心が壊れてしまう……!

Fenrir : なるほど……。
これが人の定めに抗う力か……。

Fenrir : 神子よ、怯える必要はない。
恐れる必要はない。

Fenrir : 導きの光なき闇夜が来るが、
決して歩みを止めてはならぬ。歩みを照らす
光はないが、光なくとも道はあるのだ。


< 場面、Star Sibylの部屋に戻る >

Ajido-Marujido : ……そして、大いなる獣
フェンリルは死んでしまった……?

Star Sibyl : ええ、そうです……。
神獣の心は広く深く……、どんなに強い
あの人の心でも、神獣の心を受け入れる
ことはできなかったのです。

Star Sibyl : ウィンダスは、星月の加護を失いました。
ホルトト遺跡は役目を果たすことができなくなり、
魔力の水は枯れ、星の大樹は枯れていきました……。

Star Sibyl : けれども私は、星の神子として
民を導かなければなりません。光なくとも、
光を示さねばなりませんでした。

Star Sibyl : あれから20年……。
私は星読みをする真似ごとで、民を導いて
きたのです。天文泉は何も映らない。
映る未来などないのだから……。

Ajido-Marujido : ……。

Ajido-Marujido : ……しかし、神子さま。
未来は続いている。フェンリルが言ったように、
俺たちの前に道は続いている……。

Ajido-Marujido : 平和が約束されていないとは、
滅びも約束されていないということだ。
俺たちは自分で光を掴まないと……!

Star Sibyl : ……!

Ajido-Marujido : 神子さま、俺に
カラハバルハの心の院へ入る許可をください。

Ajido-Marujido : カラハバルハも俺も、
想いは同じです。ウィンダスを救いたい。
そのために、俺にカラハバルハの叡智を……。

Star Sibyl : ……アジドマルジド……。

Star Sibyl : わかりました。
あなたには、カラハバルハが残したものすべてと、
そして自由を与えましょう。

Semih Lafihna : 神子さま……
よろしいのですか!?

Star Sibyl : もう、隠さねばならぬことは
すべて明かされてしまいました。それでも
歩み続けると、彼は言うのです。

Star Sibyl : それにあの黒い生き物が
いったい何なのか……確かめなくてはなりません。

Semih Lafihna : ……。
わかりました。

Ajido-Marujido : よし、じゃあ俺はさっそく
カラハバルハの研究室……心の院に行ってくる。

Ajido-Marujido : アプルルには、おまえから
言っといてくれよ。よろしく頼むぜ。


■ ウィンダス森の区・手の院

< Apururuに話し掛ける >

Apururu : ええっ!? ほんとに!?
おにいちゃん、神子さまの許しを得ることが
できたの!?

Apururu : しかも、カラハバルハさまの
心の院にまで出入りが許されたなんて……。
なんど説明してもらっても、どうしても
信じられないわ……!

Yoran-Oran : アプルルよ。
アジドマルジドのことで、大変なときに
なんだが、ちょっといいかな?

Apururu : ヨランオラン博士!

Yoran-Oran : ううむ。
冒険者から、こんな手紙を手に入れてな。
これは、ボヤーダ樹にいるマンドラゴラが
落としたようなのだが……。

Apururu : ……?

Apururu : ……ああっ、この字……!?

Yoran-Oran : ううむ、わかったようだな。
彼は、どうもボヤーダ樹のどこかに捕らわれて
いるらしい。助けを求めているようだ。

Yoran-Oran : だが、しかし、この件は……
こんなことを言うのもなんだが、そなたたち
兄妹に任せることにしようかと思う。

Yoran-Oran : そなたたち兄妹とアヤツの
間には、いろいろとあったからな。
……その手紙、私は見なかったことにしよう。

Yoran-Oran : それでは、邪魔したな。
気を落とすのではないぞ、アプルル。

Apururu : ……どうしよう。
私、どうしたらいいのかわかんない。
だって、とっくに死んだと思ってたの。

Apururu : ああっ!
お父さんが生きていたなんて……!
どうしよう、どうしましょう、冒険者さん!

Apururu : ……普通だったら、
そうなんだろうけど……。

Apururu : そうだわ。あなたに頼ってもいい?
ボヤーダ樹へ行って、わたしのお父さん……
ゾンパジッパ(Zonpa-Zippa)を捜してほしいの。

Apururu : そして、もしも……。
もしも本当に生きていたら、カーディアンたちが
なぜに反乱を起こしたのか、彼らの王とは何なのか
そのことも尋ねてほしいの。

Apururu : <me>さん、
わたしのわがままを聞いてくれて、
本当にありがとう!

Apururu : あ、でも、このことは
おにいちゃんには、まだナイショにしておいてね。
お父さんのことで、おにいちゃんの研究を
邪魔するわけにはいかないから……。


■ ウィンダス石の区・Yoran-Oran邸

< Yoran-Oranに話し掛ける >

Yoran-Oran : アプルルのことが心配ですな。
相談にのってあげたいところですが、私は今
書いている論文の詰めで手一杯でして……。

Yoran-Oran : ほら、冒険者にもいろいろと
手伝ってもらっているマンドラゴラの研究ですよ。
あれが、とうとう1本の論文にまとまりそうなんです。

Yoran-Oran : そうだ、いいことを教えて
あげましょう。彼らは腐葉土というものから
養分をとっているようなんですよ。

Yoran-Oran : 特にグゥーブーの腐葉土という
ものが、大好物だと思われるのですが
これはどこに行けば手に入るのでしょうかね。


■ ボヤーダ樹

< Mandragora Wardenに話し掛ける >

Mandragora Warden : ピィ……!

(Mandragora Warden : なにかを欲しがっているようだ……。)


< Mandragora Wardenにグゥーブーの腐葉土をトレード >

Mandragora Warden : ピィ……!

Zonpa-Zippa : !?

Zonpa-Zippa : 君は誰だね?

Zonpa-Zippa : 何、我こそ誰かと?
仕方あるまい、名乗るとしようか。

Zonpa-Zippa : 南方にありき魔道の都
ウィンダス連邦「手の院」院長の座務める
ゾンパジッパ……

Zonpa-Zippa : 20年前、ウィンダスに
偉大なる勝利をもたらした、高名・異才・美麗の
3拍子揃ったタルタルとは我のことなり!

Zonpa-Zippa : そう。その我が何故にこのような
場所にいるかという説明も必要だな。

Zonpa-Zippa : 我は20年前の活躍のため、
ウィンダスの魔道兵器カーディアンにさらわれ、
連行され、監禁され続けていたのだ。

Zonpa-Zippa : しかし、勘違いをされては困る。
我は捕らわれたふりをしながらも、これを好機と
とらえ、自主的にここで研究を続けている。

Zonpa-Zippa : ……しかし、この我を失った
祖国ウィンダスがどうなったか心配でな。
もしも、おまえが助けに来たというならば、
助けられてやらんわけでもないが……?

Zonpa-Zippa : ……ほほう。なるほど。
我が娘アプルルの使いで来たというのか。
我が娘ながら、手の院院長になったとは驚きだ。

Zonpa-Zippa : しかし、カーディアンたちは
我が娘に従ってはおらんのではないかな?
我が娘は、カーディアンを個体として
尊重しすぎるきらいがある。

Zonpa-Zippa : カーディアンは、我らにできない
力仕事や危険な仕事をさせるためのものだ。

Zonpa-Zippa : 下手に知能を与えれば
矛盾に混乱し、極論へたどり着く。カーディアンは
「やるべきこと」と「やらざるべきこと」の2つを
見失ってしまうのだ。

Zonpa-Zippa : そう、生みの親である我を、
こんな辺境の地に捨て去るなどもってのほかだ!

Zonpa-Zippa : ……。
それで、論点がずれたようだが、アプルルが
我に聞きたいことがあるということだったな。

Zonpa-Zippa : なんでも聞くがいい。
もう一度言うが、我は、カーディアンを生み出し、
ウィンダスに新たなるパワーを与えた賢者。
答えられぬことなどない!


< なんか選択肢(失念) >

Zonpa-Zippa : それは、我の唯一の
しかし致命的な大失敗だった!

Zonpa-Zippa : カーディアンには、
何があろうと逆らってはならない「主人」という
概念がある。この「主人」を我のみに設定すれば、
問題は起こらなかったのだ。

Zonpa-Zippa : しかし、我は、
カーディアンの軍隊を作らねばならなかった。

Zonpa-Zippa : そのためには、
下っ端のカーディアンが、ナンバーの高い
カーディアンに従うという仕組みが必要だった。

Zonpa-Zippa : それで、より高いナンバーの
カーディアンを「主人」とする設定にし、
いちばん上の位の「エースカーディアン」を
我に従うようにしたのだ。

Zonpa-Zippa : しかし、その仕組みが、
このように馬鹿げた事態を招いたのだ!


< なんか選択肢(失念) >

Zonpa-Zippa : なに!?
ジョーカー!?

Zonpa-Zippa : その名前を聞くのは、
久しぶりだ……。もう、あれから20年経つのか?
ジョーカーは、目の院院長だったカラハバルハが
作ったカーディアンのことだ。

Zonpa-Zippa : 30数年前、カラハバルハは
ホルトト遺跡の魔法塔で研究をしていた。

Zonpa-Zippa : そんな彼は、ある日
魔法塔に特別な魔導器を作るために、強くて賢い
カーディアンを何体か貸してくれと言ってきた。

Zonpa-Zippa : そこで我は、
エースカーディアンに、カラハバルハも
主人として言うことを聞くように設定した。

Zonpa-Zippa : するとあろうことか
カラハバルハは、エースカーディアンを手本に
我の技術を盗んで、「ジョーカー」を作った。

Zonpa-Zippa : そして、エースカーディアンどもに
「ジョーカーを主人として言うことをきけ」と命じ、
ジョーカーに魔法塔の魔導器の全てを任せたのだ!

Zonpa-Zippa : ……しかし、あの戦いで
カラハバルハは死に……。人形の術をかけた
術者が死んだために、ジョーカーも死んだ……。

Zonpa-Zippa : 術をかけた主人が死ねば、
人形の魔法は解け、カーディアンたちも共に死ぬ。

Zonpa-Zippa : しかし、ジョーカーという主人を
失ったというのに、生き残ったエースカーディアン
たちは、自分たちのありえない状況に混乱しおった。

Zonpa-Zippa : そして、あやつらが出したのは、
「ジョーカーが復活さえすれば、問題が解決する」
という結論だったのだ。

Zonpa-Zippa : あやつらは、最終的には
我をこんなところに閉じ込めてまで、ジョーカーを
復活させるのが使命だと信じ込んでいる!


< なんか選択肢(失念) >

Zonpa-Zippa : なに!?
カーディアンたちは、とうとうジョーカーを
見つけ出してしまったというのか!?

Zonpa-Zippa : この頃、我の元にあやつらが
姿を見せぬようになったから、なにかが起きたとは
思っていたが……。

Zonpa-Zippa : ……いやいや、しかし、
もしもあやつらがジョーカーを手に入れても、
普通の魔導球では生き返らぬはずだぞ!
いったい、誰がどうやって……?

Zonpa-Zippa : (まさか……、あの時、
ヤグードに奪われた……?)

Zonpa-Zippa : と、とにかく、
何が起こったにしろ、死んだカーディアンが
生き返ったというならば、大変なことが
起きているはずだぞ!

Zonpa-Zippa : ……。

Zonpa-Zippa : いいか?
理解する頭がなくとも、一度言ったら
二度と言わぬからよく聞けよ。

Zonpa-Zippa : 無機物に「命」と「意思」を
与える魔法には重大なる決まりがある。
「魔法をかけた術者が死んだら、その
魔法は切れる。」

Zonpa-Zippa : ……そして、もうひとつ。

Zonpa-Zippa : 「死んだ無機物を
生き返らせてはならない。生き返らせたならば
死した術者も「死の虚無」から呼び戻される。」

Zonpa-Zippa : 答えは自明だな?

Zonpa-Zippa : ジョーカーが生き返ったならば
「カラハバルハも生き返っている」はずだぞ。


< なんか選択肢(失念) >

Zonpa-Zippa : ふむ。手の院の禁術は
俗に「魔法人形の伝説」と言われるものでな、
はるか昔、この禁術を使った魔道士によって
ウィンダスが災禍に見舞われたという話が有名だ。

Zonpa-Zippa : だが、この禁術は本来、
ウィンダスを護るための素晴らしい魔法なのだ。
先の話は、それを悪用されたに過ぎん。

Zonpa-Zippa : この禁術を編み出した魔道士は、
自らの人形を蘇らせることで、死から蘇り、
ウィンダスを護ったという話が残っている。

Zonpa-Zippa : それに勿論、この魔法は
万能ではない。術者が人形に宿した生命力を、
死した後に呼び出すという原理だからな。

Zonpa-Zippa : つまり、生きてるうちに
寿命を削って、人形に貯めておくような
魔法というわけだ……。わかるかな?

Zonpa-Zippa : ……ん?
となると……?

Zonpa-Zippa : ……。
おまえのような冒険者には関係ないこと。
アプルルも、禁術のことはよく知っているはずだ。


< なんか選択肢(失念) >

Zonpa-Zippa : 嫌われている?
なんだそれは?

Zonpa-Zippa : アジドマルジドもアプルルも
我を嫌っているわけがない。

Zonpa-Zippa : 祖国を救うという偉業をなしとげた
我を父に持ったのだ、感謝すれども憎まれるわけが
ないであろう! アッハッハ!

Zonpa-Zippa : 待て待て。キミにはかなり
難しい話だったろうから、アプルルにきちんと
我の話が伝わるように、紙にしたためてやろう。

Zonpa-Zippa : では、我の子どもらにも
よろしくな。我の力が必要な時は、遠慮なく
我を頼るがいいと伝えるのだ。

だいじなもの:ゾンパジッパからの手紙を手にいれた!


■ ウィンダス森の区・手の院

< Apururuに話し掛ける >

Apururu : ……。
お父さん、本当に生きてたなんて……。

Apururu : え? この手紙を預かった?
カーディアンの説明が書いてあるの?

Apururu : なんてこと……!?
ジョーカーは、カラハバルハさまが作った
カーディアンだったなんて……!

Ajido-Marujido : カラハバルハがどうしたって?

Apururu : ……あっ、おにいちゃん!

Ajido-Marujido : なんだ?
俺の顔見るなり、そんなに青くなって。
また、ろくでもないことが起きたみたいだな?

Ajido-Marujido : これは……。

Ajido-Marujido : ……参ったな。
あのクソオヤジが生きてた上に、これか。

Ajido-Marujido : カーディアンたちの王が、
死者のカーディアンだったなんて、
まったくどーなってやがるんだ!

Apururu : でも、わからないわ。
いったい誰がどうやって、死者のカーディアンを
生き返らせたっていうの?

Apururu : カーディアンを生き返らせるには、
ものすごくたくさんの魔力が必要だわ。
それだけじゃない、あの禁術を使うには……。

Ajido-Marujido : ……。

Ajido-Marujido : それよりも、カラハバルハが
蘇っているということの方が重要だ。

Ajido-Marujido : もしも、本当にカラハバルハが
蘇っているのならば、なぜ、神子さまの前に
姿を現さない?

Ajido-Marujido : 俺たちの前に、
姿を現すことができない理由があるのか、
それともなにか企んでいるのか……?

Ajido-Marujido : ……。
召喚……。

Ajido-Marujido : そうだ、召喚だ。
カラハバルハの目指した召喚は、
「完全召喚」だった。

Ajido-Marujido : カラハバルハは、大いなる獣
フェンリルの力を借りようとしていたわけじゃない。
フェンリルの心を「完全支配」しようとしたのだ。

Ajido-Marujido : もしも、もしも……、
それが成功してたのだとしたら……?
蘇ったのは、カラハバルハだけではなく……?

Ajido-Marujido : <me>!
満月の泉だ!
まずい、神子さまを止めなくては!


■ 満月の泉

Star Sibyl : なんて冷たく暗い……。

Star Sibyl : もしかしたら、この泉に
星月が戻ったのかと思いましたが……。
なにも変わってはいませんでしたね……。

Star Sibyl : ……セミ・ラフィーナ
ここまで連れてきてくれてありがとう。
ここにもう一度、立つことができるとは
思いませんでした。

Semih Lafihna : 神子さま……。

Star Sibyl : 20年前の、あの日……。
あの日から私は、もう二度と満月の泉へ
降りることはないだろうと思っていました。

Star Sibyl : カラハバルハの死、
そして、冷たく暗い闇に閉ざされた満月の泉。

Star Sibyl : 私は、この泉と同じように
ウィンダスの未来もまた、冷たく暗い闇に
閉ざされた……と感じていました。

Star Sibyl : そして私は闇から目をそらし、
見ることをやめてしまった……。
ウィンダスの未来を、民の未来を。

Star Sibyl : ……私は闇に怯え、
頼る光なしに歩めなかったのです……。

Semih Lafihna : 神子さま、それほどまでに
ご自分を責める必要はありません。

Semih Lafihna : 神子さまはお忘れになっています。
神子さまのお働きがあったからこそ、ウィンダスは
この20年、平穏の時代を保つことができました。

Semih Lafihna : ウィンダスに住まうものにとって
神子さまこそが光。ウィンダスを導く「導きの星」
そのものであるのです。

Star Sibyl : ……。

Star Sibyl : ……セミ・ラフィーナ。
ありがとう……。

Star Sibyl : 守護戦士となってくれた
あなたたちミスラの強さが、そして
その優しさが、私を支えてくれていた……。

Star Sibyl : あなたたちのためにも
さぁ、今こそ、見極めなくては。

Star Sibyl : 私たちがどこにいて、
私たちの前になにが待っているのか、を。

……そう、それこそが
そなたたち人に必要な「意志」……。

Star Sibyl : ……!?

Semih Lafihna : ジョーカー!?


< Semih Lafihna、ジョーカーに移動魔法みたいなもので跳ばされる >

Star Sibyl : ……!!!

Joker : 待っていたぞ、星の神子よ。
そなたがもう一度、この泉を訪れるときを。

Star Sibyl : まさか、あなたは……!
……いったい、なにを……!?

Joker : 姿形は違えども、
我が誰だかわかったようだな?

Joker : しかし、怯える必要はない。
我はそなたに、まがつみをあがなわせんがために
来たのではない。先のミスラたちも、ここより
消えてもらっただけのこと。

Joker : 我は、そなたに教えるために来た。
そなたが呼び覚ました、願いの星……

Joker : その願いの星が、
この世界に、何をもたらしたかということを。

Star Sibyl : 願いの星……?
私が、呼び覚ました……?

Joker : 神子よ、小さき民よ、思い出すのだ。
始まりの神子の時代から、我が死へいたるまで、
そなたらは永い永い予言に従い生きてきた。

Joker : その予言は、始まりの神子の強き願い
……「月詠み」から始まった。そなたのように
この地へと降り注ぐ星月に願いを託すことから……。

Star Sibyl : ……ああ……。
そうだわ、私は天文泉に願った……。

Star Sibyl : 絶望に耐え切れず……
あの時、死んでしまった、
カラハバルハの……助けを……。

Joker : ……そう、その願い……。
最後にわずかに残った星月の力が、
その願いを聞き届けたのだ。

Joker : そして、小さき彼は、
我とひとつに混ざりあったままに
死という闇から戻ってきている。

Star Sibyl : ……!!!

Joker : 驚くべきことだな、神子よ。
そなたの希望、そなたの願いは期せずして、
失われし星月の力が蘇る……その「時」を
導かんとしている。

Joker : しかし、そのためには
分かたれた我とともに、今一度、
そなたの強い願いが必要になる。

Star Sibyl : ……!?
……それは……!?


< Ajido-Marujidoと<me>が駆けつける >

Ajido-Marujido : 神子さま!!!

Ajido-Marujido : ……おまえ!?

Joker : 神子よ、そなたの願いの星が
ついに来たようだ。あのまばゆい輝きが、
いくつもの導きをもたらしてきたのだ。

Joker : さぁ、願いの星よ。
我は、そなたの最後の導きをここで待つ……

Joker : 「黒き死者」を再び、
この星月の地へと導け……!
奇跡の「時」を起こすのだ……!


< ミッションコンプリート >

[561]
くつろいだヒュム - 2003年10月22日 (水) 07時38分

ログからだけだと、どこで選択肢が入ったのかと、
どんな選択肢だったのかが確認できなかったので、
そこのところが間違ってるかもしれません。

ゾンパとの話のところ、2個目の<なんか選択肢>って余分かもです。

[576]
ある臼様 - 2003年10月23日 (木) 22時03分

ゾンパジッパとの会話を選択肢の内容を含めて補正しました。

----------------------------------------------
Zonpa-Zippa : !?

Zonpa-Zippa : 君は誰だね?

Zonpa-Zippa : 何、我こそ誰かと?
仕方あるまい、名乗るとしようか。

Zonpa-Zippa : 南方にありき魔道の都
ウィンダス連邦「手の院」院長の座務める
ゾンパジッパ……

Zonpa-Zippa : 20年前、ウィンダスに
偉大なる勝利をもたらした、高名・異才・美麗の
3拍子揃ったタルタルとは我のことなり!

Zonpa-Zippa : そう。その我が何故にこのような
場所にいるかという説明も必要だな。

Zonpa-Zippa : 我は20年前の活躍のため、
ウィンダスの魔道兵器カーディアンにさらわれ、
連行され、監禁され続けていたのだ。

Zonpa-Zippa : しかし、勘違いをされては困る。
我は捕らわれたふりをしながらも、これを好機と
とらえ、自主的にここで研究を続けている。

Zonpa-Zippa : ……しかし、この我を失った
祖国ウィンダスがどうなったか心配でな。
もしも、おまえが助けに来たというならば、
助けられてやらんわけでもないが……?

Zonpa-Zippa : ……ほほう。なるほど。
我が娘アプルルの使いで来たというのか。
我が娘ながら、手の院院長になったとは驚きだ。

Zonpa-Zippa : しかし、カーディアンたちは
我が娘に従ってはおらんのではないかな?
我が娘は、カーディアンを個体として
尊重しすぎるきらいがある。

Zonpa-Zippa : カーディアンは、我らにできない
力仕事や危険な仕事をさせるためのものだ。

Zonpa-Zippa : 下手に知能を与えれば
矛盾に混乱し、極論へたどり着く。カーディアンは
「やるべきこと」と「やらざるべきこと」の2つを
見失ってしまうのだ。

Zonpa-Zippa : そう、生みの親である我を、
こんな辺境の地に捨て去るなどもってのほかだ!

Zonpa-Zippa : ……。
それで、論点がずれたようだが、アプルルが
我に聞きたいことがあるということだったな。

Zonpa-Zippa : なんでも聞くがいい。
もう一度言うが、我は、カーディアンを生み出し、
ウィンダスに新たなるパワーを与えた賢者。
答えられぬことなどない!


<選択肢>
尋ねたいことは?
カーティアンはなぜ反乱を起こしたのか?

※「カーティアンはなぜ反乱を起こしたのか?」を選択した場合

Zonpa-Zippa : それは、我の唯一の
しかし致命的な大失敗だった!

Zonpa-Zippa : カーディアンには、
何があろうと逆らってはならない「主人」という
概念がある。この「主人」を我のみに設定すれば、
問題は起こらなかったのだ。

Zonpa-Zippa : しかし、我は、
カーディアンの軍隊を作らねばならなかった。

Zonpa-Zippa : そのためには、
下っ端のカーディアンが、ナンバーの高い
カーディアンに従うという仕組みが必要だった。

Zonpa-Zippa : それで、より高いナンバーの
カーディアンを「主人」とする設定にし、
いちばん上の位の「エースカーディアン」を
我に従うようにしたのだ。

Zonpa-Zippa : しかし、その仕組みが、
このように馬鹿げた事態を招いたのだ!


<選択肢>
尋ねたいことは?
カーティアンはなぜ反乱を起こしたのか?
カーディアンの王「ジョーカー」とは?

※「カーディアンの王「ジョーカー」とは?」を選択した場合

Zonpa-Zippa : なに!?
ジョーカー!?

Zonpa-Zippa : その名前を聞くのは、
久しぶりだ……。もう、あれから20年経つのか?
ジョーカーは、目の院院長だったカラハバルハが
作ったカーディアンのことだ。

Zonpa-Zippa : 30数年前、カラハバルハは
ホルトト遺跡の魔法塔で研究をしていた。

Zonpa-Zippa : そんな彼は、ある日
魔法塔に特別な魔導器を作るために、強くて賢い
カーディアンを何体か貸してくれと言ってきた。

Zonpa-Zippa : そこで我は、
エースカーディアンに、カラハバルハも
主人として言うことを聞くように設定した。

Zonpa-Zippa : するとあろうことか
カラハバルハは、エースカーディアンを手本に
我の技術を盗んで、「ジョーカー」を作った。

Zonpa-Zippa : そして、エースカーディアンどもに
「ジョーカーを主人として言うことをきけ」と命じ、
ジョーカーに魔法塔の魔導器の全てを任せたのだ!

Zonpa-Zippa : ……しかし、あの戦いで
カラハバルハは■に……。人形の術をかけた
術者が■んだために、ジョーカーも■んだ……。

Zonpa-Zippa : 術をかけた主人が■ねば、
人形の魔法は解け、カーディアンたちも共に■ぬ。

Zonpa-Zippa : しかし、ジョーカーという主人を
失ったというのに、生き残ったエースカーディアン
たちは、自分たちのありえない状況に混乱しおった。

Zonpa-Zippa : そして、あやつらが出したのは、
「ジョーカーが復活さえすれば、問題が解決する」
という結論だったのだ。

Zonpa-Zippa : あやつらは、最終的には
我をこんなところに閉じ込めてまで、ジョーカーを
復活させるのが使命だと信じ込んでいる!


<選択肢>
尋ねたいことは?
カーティアンはなぜ反乱を起こしたのか?
カーディアンの王「ジョーカー」とは?
「ジョーカー」は生きているが?

※「「ジョーカー」は生きているが?」を選択した場合

Zonpa-Zippa : なに!?
カーディアンたちは、とうとうジョーカーを
見つけ出してしまったというのか!?

Zonpa-Zippa : この頃、我の元にあやつらが
姿を見せぬようになったから、なにかが起きたとは
思っていたが……。

Zonpa-Zippa : ……いやいや、しかし、
もしもあやつらがジョーカーを手に入れても、
普通の魔導球では生き返らぬはずだぞ!
いったい、誰がどうやって……?

Zonpa-Zippa : (まさか……、あの時、
ヤグードに奪われた……?)

Zonpa-Zippa : と、とにかく、
何が起こったにしろ、■んだカーディアンが
生き返ったというならば、大変なことが
起きているはずだぞ!


<選択肢>
尋ねたいことは?
カーティアンはなぜ反乱を起こしたのか?
カーディアンの王「ジョーカー」とは?
「ジョーカー」は生きているが?
大変なこととは何か?

※「大変なこととは何か?」を選択した場合

Zonpa-Zippa : ……。

Zonpa-Zippa : いいか?
理解する頭がなくとも、一度言ったら
二度と言わぬからよく聞けよ。

Zonpa-Zippa : 無機物に「命」と「意思」を
与える魔法には重大なる決まりがある。
「魔法をかけた術者が■んだら、その
魔法は切れる。」

Zonpa-Zippa : ……そして、もうひとつ。

Zonpa-Zippa : 「■んだ無機物を
生き返らせてはならない。生き返らせたならば
■した術者も「■の虚無」から呼び戻される。」

Zonpa-Zippa : 答えは自明だな?

Zonpa-Zippa : ジョーカーが生き返ったならば
「カラハバルハも生き返っている」はずだぞ。


<選択肢>
尋ねたいことは?
カーティアンはなぜ反乱を起こしたのか?
カーディアンの王「ジョーカー」とは?
「ジョーカー」は生きているが?
大変なこととは何か?
手の院の禁術について

※「手の院の禁術について」を選択した場合

Zonpa-Zippa : ふむ。手の院の禁術は
俗に「魔法人形の伝説」と言われるものでな、
はるか昔、この禁術を使った魔道士によって
ウィンダスが災禍に見舞われたという話が有名だ。

Zonpa-Zippa : だが、この禁術は本来、
ウィンダスを護るための素晴らしい魔法なのだ。
先の話は、それを悪用されたに過ぎん。

Zonpa-Zippa : この禁術を編み出した魔道士は、
自らの人形を蘇らせることで、■から蘇り、
ウィンダスを護ったという話が残っている。

Zonpa-Zippa : それに勿論、この魔法は
万能ではない。術者が人形に宿した生命力を、
■した後に呼び出すという原理だからな。

Zonpa-Zippa : つまり、生きてるうちに
寿命を削って、人形に貯めておくような
魔法というわけだ……。わかるかな?

Zonpa-Zippa : ……ん?
となると……?

Zonpa-Zippa : ……。
おまえのような冒険者には関係ないこと。
アプルルも、禁術のことはよく知っているはずだ。


<選択肢>
尋ねたいことは?
カーティアンはなぜ反乱を起こしたのか?
カーディアンの王「ジョーカー」とは?
「ジョーカー」は生きているが?
大変なこととは何か?
手の院の禁術について
実の子供になぜ嫌われているのか?

※「実の子供になぜ嫌われているのか?」を選択した場合

Zonpa-Zippa : 嫌われている?
なんだそれは?

Zonpa-Zippa : アジドマルジドもアプルルも
我を嫌っているわけがない。

Zonpa-Zippa : 祖国を救うという偉業をなしとげた
我を父に持ったのだ、感謝すれども憎まれるわけが
ないであろう! アッハッハ!

<選択肢>
尋ねたいことは?
カーティアンはなぜ反乱を起こしたのか?
カーディアンの王「ジョーカー」とは?
「ジョーカー」は生きているが?
大変なこととは何か?
手の院の禁術について
実の子供になぜ嫌われているのか?
もういいです

※「もういいです」を選択した場合

Zonpa-Zippa : 待て待て。キミにはかなり
難しい話だったろうから、アプルルにきちんと
我の話が伝わるように、紙にしたためてやろう。

Zonpa-Zippa : では、我の子どもらにも
よろしくな。我の力が必要な時は、遠慮なく
我を頼るがいいと伝えるのだ。

だいじなもの:ゾンパジッパからの手紙を手にいれた!



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