| [560] ウィンダスM9−1「死者の人形」オファ〜コンプ |
- くつろいだヒュム - 2003年10月22日 (水) 07時27分
WSMission19「死者の人形」
■ 指令内容 手の院院長からの指令。 目覚めた口の院院長。 そして天の塔に現れる黒き影。 ボヤーダ樹に囚われた男が 死者のその人形の真実を知るらしい。
----------
■ ゲートハウス(森の区)
Rakoh Buuma : 聞いたか? アジドマルジドの目が覚めたそうだ。
Rakoh Buuma : アジドマルジドのことは まだ天の塔にはバレていない。くれぐれも 振る舞いには気をつけて、手の院へ行け。
ミッションを受けた!
■ ウィンダス森の区・手の院
< Apururu に話し掛ける >
Apururu : あ、<me>さん、 おにいちゃんの目が覚めたの!
Apururu : 隣にいるわ。 一緒に来てちょうだい!
Ajido-Marujido : <me>、 大変だぞ!
Ajido-Marujido : おまえのおかげで、 神々の書に書かれていたことがすべて見えたんだ。 ウィンダスが滅びる前に、何か手を打たないと ならない……
Semih Lafihna : 闇牢にいないと思ったら…… やはりここか! アジドマルジド!
Apururu : セ、セミ・ラフィーナさま!?
Ajido-Marujido : やれやれ、 もう見つかっちまうとは……。
Semih Lafihna : 違う、捕えにきたのではない! アジドマルジド、すぐ来てくれ!
Semih Lafihna : 大変なことになっている! 天の塔に、黒き使者が現れたのだ!
Ajido-Marujido : なんだと!? み、神子さまは無事か!?
Semih Lafihna : わからん。 神子さまのお部屋の扉が開かない。 あれが魔法ならば、おまえなら、きっと……。
■ 天の塔・1階
< 場面切替・Star Sibylの部屋 >
Star Sibyl : 近寄らないで……!
Star Sibyl : まがつみの玉が……
Semih Lafihna : 神子さま!!!
Ajido-Marujido : ぐゥッ!
Semih Lafihna : 化け物め!
Semih Lafihna : 待て!
Star Sibyl : あ……ああ……!?
??? : ……ミ……
Semih Lafihna : 神子さま!
■ 天の塔・最上階
Semih Lafihna : 神子さま、申し訳ありません。 我々がいながら、神子さまの眼前にまで 敵の侵入を許すとは……
Semih Lafihna : 私は、すぐに奴を追います。 残していく守護戦士たちには、アジドマルジドに 従うように言っておきます。
Ajido-Marujido : 待て、追っても無駄だ。 あれは、誰にも止められないぞ。
Semih Lafihna : なに!? 奴が何なのか、知ってるのか!?
Ajido-Marujido : ……神子さま、奴が使ったのは 人の魔法ではなかった。あれは、「星月の力」。 ホルトト遺跡や魔導球の力と同じ力……。
Ajido-Marujido : あれは、満月の泉にいた 大いなる獣フェンリルの力だ。そうだろう?
Semih Lafihna : ばかな! 大いなる獣フェンリルは、もう……!
Ajido-Marujido : ……もう、なんなんだ? 満月の泉にフェンリルはいなかった。
Ajido-Marujido : 神子さま、俺は「神々の書」を 読んだ。ウィンダスの始まりの時、始まりの神子が なにをしたのか、すべてを知った。
Ajido-Marujido : だから、教えてくれ。 20年前に、満月の泉でなにがあったのかを。
Star Sibyl : ……そうですね、 話さなくてはならない時が来ました。
Star Sibyl : 始まりはずっと昔。 ウィンダスの始まりの神子さまが、 満月の泉で詠んだ「月詠み」の予言です……。
Star Sibyl : その予言は、数百年前から 20年前まで続いた、それはそれは永いもの。
Star Sibyl : 「月詠み」で得られた予言は 天の塔にある、天文泉に記憶されました。
Star Sibyl : そうして、私たち星の神子は 「星読み」を行うことでその予言を読み、 ウィンダスを導いてきたのです。
Star Sibyl : ……始まりの神子さまの予言は、 ウィンダスを繁栄に導き、栄華をもたらしました。 しかし、私の「星読み」が見たのは……。
Star Sibyl : 「滅び」でした。
Star Sibyl : そう、それは大いなる破壊……。 ウィンダスは燃え上がり、水に飲まれ、 光が空を焼き、人が倒れていく様……。
Star Sibyl : 私は、満月の泉に佇む 大いなる獣……神獣フェンリルさまに尋ねました。
Fenrir : 民を滅びから救いたいか? 小さく弱き神子よ。
Fenrir : しかし無駄だ。 星月の意志は天の意思。最初の神子が最後に滅びを 見たように、人は恐れながらも滅びを望むもの。
Fenrir : この我と渡り合ったあの神子ですら、 自らの怯えに屈した。我を前に震えるばかりの そなたに、一体、何ができよう?
Star Sibyl : そう、私は恐ろしさに 震えるしかありませんでした。
Star Sibyl : しかし、あの時代…… 私の側には、とても強い人……カラハバルハがいた。
Star Sibyl : 星月の意志を変えようと、 彼は神獣さまの心を支配する魔法を…… 「召喚」の魔法を、生み出したのです。
Star Sibyl : しかし……
< 場面切替・満月の泉 >
Star Sibyl : やめて……。 やめて、カラハバルハ!
Star Sibyl : これ以上は無理です! あなたの心が壊れてしまう……!
Fenrir : なるほど……。 これが人の定めに抗う力か……。
Fenrir : 神子よ、怯える必要はない。 恐れる必要はない。
Fenrir : 導きの光なき闇夜が来るが、 決して歩みを止めてはならぬ。歩みを照らす 光はないが、光なくとも道はあるのだ。
< 場面、Star Sibylの部屋に戻る >
Ajido-Marujido : ……そして、大いなる獣 フェンリルは死んでしまった……?
Star Sibyl : ええ、そうです……。 神獣の心は広く深く……、どんなに強い あの人の心でも、神獣の心を受け入れる ことはできなかったのです。
Star Sibyl : ウィンダスは、星月の加護を失いました。 ホルトト遺跡は役目を果たすことができなくなり、 魔力の水は枯れ、星の大樹は枯れていきました……。
Star Sibyl : けれども私は、星の神子として 民を導かなければなりません。光なくとも、 光を示さねばなりませんでした。
Star Sibyl : あれから20年……。 私は星読みをする真似ごとで、民を導いて きたのです。天文泉は何も映らない。 映る未来などないのだから……。
Ajido-Marujido : ……。
Ajido-Marujido : ……しかし、神子さま。 未来は続いている。フェンリルが言ったように、 俺たちの前に道は続いている……。
Ajido-Marujido : 平和が約束されていないとは、 滅びも約束されていないということだ。 俺たちは自分で光を掴まないと……!
Star Sibyl : ……!
Ajido-Marujido : 神子さま、俺に カラハバルハの心の院へ入る許可をください。
Ajido-Marujido : カラハバルハも俺も、 想いは同じです。ウィンダスを救いたい。 そのために、俺にカラハバルハの叡智を……。
Star Sibyl : ……アジドマルジド……。
Star Sibyl : わかりました。 あなたには、カラハバルハが残したものすべてと、 そして自由を与えましょう。
Semih Lafihna : 神子さま…… よろしいのですか!?
Star Sibyl : もう、隠さねばならぬことは すべて明かされてしまいました。それでも 歩み続けると、彼は言うのです。
Star Sibyl : それにあの黒い生き物が いったい何なのか……確かめなくてはなりません。
Semih Lafihna : ……。 わかりました。
Ajido-Marujido : よし、じゃあ俺はさっそく カラハバルハの研究室……心の院に行ってくる。
Ajido-Marujido : アプルルには、おまえから 言っといてくれよ。よろしく頼むぜ。
■ ウィンダス森の区・手の院
< Apururuに話し掛ける >
Apururu : ええっ!? ほんとに!? おにいちゃん、神子さまの許しを得ることが できたの!?
Apururu : しかも、カラハバルハさまの 心の院にまで出入りが許されたなんて……。 なんど説明してもらっても、どうしても 信じられないわ……!
Yoran-Oran : アプルルよ。 アジドマルジドのことで、大変なときに なんだが、ちょっといいかな?
Apururu : ヨランオラン博士!
Yoran-Oran : ううむ。 冒険者から、こんな手紙を手に入れてな。 これは、ボヤーダ樹にいるマンドラゴラが 落としたようなのだが……。
Apururu : ……?
Apururu : ……ああっ、この字……!?
Yoran-Oran : ううむ、わかったようだな。 彼は、どうもボヤーダ樹のどこかに捕らわれて いるらしい。助けを求めているようだ。
Yoran-Oran : だが、しかし、この件は…… こんなことを言うのもなんだが、そなたたち 兄妹に任せることにしようかと思う。
Yoran-Oran : そなたたち兄妹とアヤツの 間には、いろいろとあったからな。 ……その手紙、私は見なかったことにしよう。
Yoran-Oran : それでは、邪魔したな。 気を落とすのではないぞ、アプルル。
Apururu : ……どうしよう。 私、どうしたらいいのかわかんない。 だって、とっくに死んだと思ってたの。
Apururu : ああっ! お父さんが生きていたなんて……! どうしよう、どうしましょう、冒険者さん!
Apururu : ……普通だったら、 そうなんだろうけど……。
Apururu : そうだわ。あなたに頼ってもいい? ボヤーダ樹へ行って、わたしのお父さん…… ゾンパジッパ(Zonpa-Zippa)を捜してほしいの。
Apururu : そして、もしも……。 もしも本当に生きていたら、カーディアンたちが なぜに反乱を起こしたのか、彼らの王とは何なのか そのことも尋ねてほしいの。
Apururu : <me>さん、 わたしのわがままを聞いてくれて、 本当にありがとう!
Apururu : あ、でも、このことは おにいちゃんには、まだナイショにしておいてね。 お父さんのことで、おにいちゃんの研究を 邪魔するわけにはいかないから……。
■ ウィンダス石の区・Yoran-Oran邸
< Yoran-Oranに話し掛ける >
Yoran-Oran : アプルルのことが心配ですな。 相談にのってあげたいところですが、私は今 書いている論文の詰めで手一杯でして……。
Yoran-Oran : ほら、冒険者にもいろいろと 手伝ってもらっているマンドラゴラの研究ですよ。 あれが、とうとう1本の論文にまとまりそうなんです。
Yoran-Oran : そうだ、いいことを教えて あげましょう。彼らは腐葉土というものから 養分をとっているようなんですよ。
Yoran-Oran : 特にグゥーブーの腐葉土という ものが、大好物だと思われるのですが これはどこに行けば手に入るのでしょうかね。
■ ボヤーダ樹
< Mandragora Wardenに話し掛ける >
Mandragora Warden : ピィ……!
(Mandragora Warden : なにかを欲しがっているようだ……。)
< Mandragora Wardenにグゥーブーの腐葉土をトレード >
Mandragora Warden : ピィ……!
Zonpa-Zippa : !?
Zonpa-Zippa : 君は誰だね?
Zonpa-Zippa : 何、我こそ誰かと? 仕方あるまい、名乗るとしようか。
Zonpa-Zippa : 南方にありき魔道の都 ウィンダス連邦「手の院」院長の座務める ゾンパジッパ……
Zonpa-Zippa : 20年前、ウィンダスに 偉大なる勝利をもたらした、高名・異才・美麗の 3拍子揃ったタルタルとは我のことなり!
Zonpa-Zippa : そう。その我が何故にこのような 場所にいるかという説明も必要だな。
Zonpa-Zippa : 我は20年前の活躍のため、 ウィンダスの魔道兵器カーディアンにさらわれ、 連行され、監禁され続けていたのだ。
Zonpa-Zippa : しかし、勘違いをされては困る。 我は捕らわれたふりをしながらも、これを好機と とらえ、自主的にここで研究を続けている。
Zonpa-Zippa : ……しかし、この我を失った 祖国ウィンダスがどうなったか心配でな。 もしも、おまえが助けに来たというならば、 助けられてやらんわけでもないが……?
Zonpa-Zippa : ……ほほう。なるほど。 我が娘アプルルの使いで来たというのか。 我が娘ながら、手の院院長になったとは驚きだ。
Zonpa-Zippa : しかし、カーディアンたちは 我が娘に従ってはおらんのではないかな? 我が娘は、カーディアンを個体として 尊重しすぎるきらいがある。
Zonpa-Zippa : カーディアンは、我らにできない 力仕事や危険な仕事をさせるためのものだ。
Zonpa-Zippa : 下手に知能を与えれば 矛盾に混乱し、極論へたどり着く。カーディアンは 「やるべきこと」と「やらざるべきこと」の2つを 見失ってしまうのだ。
Zonpa-Zippa : そう、生みの親である我を、 こんな辺境の地に捨て去るなどもってのほかだ!
Zonpa-Zippa : ……。 それで、論点がずれたようだが、アプルルが 我に聞きたいことがあるということだったな。
Zonpa-Zippa : なんでも聞くがいい。 もう一度言うが、我は、カーディアンを生み出し、 ウィンダスに新たなるパワーを与えた賢者。 答えられぬことなどない!
< なんか選択肢(失念) >
Zonpa-Zippa : それは、我の唯一の しかし致命的な大失敗だった!
Zonpa-Zippa : カーディアンには、 何があろうと逆らってはならない「主人」という 概念がある。この「主人」を我のみに設定すれば、 問題は起こらなかったのだ。
Zonpa-Zippa : しかし、我は、 カーディアンの軍隊を作らねばならなかった。
Zonpa-Zippa : そのためには、 下っ端のカーディアンが、ナンバーの高い カーディアンに従うという仕組みが必要だった。
Zonpa-Zippa : それで、より高いナンバーの カーディアンを「主人」とする設定にし、 いちばん上の位の「エースカーディアン」を 我に従うようにしたのだ。
Zonpa-Zippa : しかし、その仕組みが、 このように馬鹿げた事態を招いたのだ!
< なんか選択肢(失念) >
Zonpa-Zippa : なに!? ジョーカー!?
Zonpa-Zippa : その名前を聞くのは、 久しぶりだ……。もう、あれから20年経つのか? ジョーカーは、目の院院長だったカラハバルハが 作ったカーディアンのことだ。
Zonpa-Zippa : 30数年前、カラハバルハは ホルトト遺跡の魔法塔で研究をしていた。
Zonpa-Zippa : そんな彼は、ある日 魔法塔に特別な魔導器を作るために、強くて賢い カーディアンを何体か貸してくれと言ってきた。
Zonpa-Zippa : そこで我は、 エースカーディアンに、カラハバルハも 主人として言うことを聞くように設定した。
Zonpa-Zippa : するとあろうことか カラハバルハは、エースカーディアンを手本に 我の技術を盗んで、「ジョーカー」を作った。
Zonpa-Zippa : そして、エースカーディアンどもに 「ジョーカーを主人として言うことをきけ」と命じ、 ジョーカーに魔法塔の魔導器の全てを任せたのだ!
Zonpa-Zippa : ……しかし、あの戦いで カラハバルハは死に……。人形の術をかけた 術者が死んだために、ジョーカーも死んだ……。
Zonpa-Zippa : 術をかけた主人が死ねば、 人形の魔法は解け、カーディアンたちも共に死ぬ。
Zonpa-Zippa : しかし、ジョーカーという主人を 失ったというのに、生き残ったエースカーディアン たちは、自分たちのありえない状況に混乱しおった。
Zonpa-Zippa : そして、あやつらが出したのは、 「ジョーカーが復活さえすれば、問題が解決する」 という結論だったのだ。
Zonpa-Zippa : あやつらは、最終的には 我をこんなところに閉じ込めてまで、ジョーカーを 復活させるのが使命だと信じ込んでいる!
< なんか選択肢(失念) >
Zonpa-Zippa : なに!? カーディアンたちは、とうとうジョーカーを 見つけ出してしまったというのか!?
Zonpa-Zippa : この頃、我の元にあやつらが 姿を見せぬようになったから、なにかが起きたとは 思っていたが……。
Zonpa-Zippa : ……いやいや、しかし、 もしもあやつらがジョーカーを手に入れても、 普通の魔導球では生き返らぬはずだぞ! いったい、誰がどうやって……?
Zonpa-Zippa : (まさか……、あの時、 ヤグードに奪われた……?)
Zonpa-Zippa : と、とにかく、 何が起こったにしろ、死んだカーディアンが 生き返ったというならば、大変なことが 起きているはずだぞ!
Zonpa-Zippa : ……。
Zonpa-Zippa : いいか? 理解する頭がなくとも、一度言ったら 二度と言わぬからよく聞けよ。
Zonpa-Zippa : 無機物に「命」と「意思」を 与える魔法には重大なる決まりがある。 「魔法をかけた術者が死んだら、その 魔法は切れる。」
Zonpa-Zippa : ……そして、もうひとつ。
Zonpa-Zippa : 「死んだ無機物を 生き返らせてはならない。生き返らせたならば 死した術者も「死の虚無」から呼び戻される。」
Zonpa-Zippa : 答えは自明だな?
Zonpa-Zippa : ジョーカーが生き返ったならば 「カラハバルハも生き返っている」はずだぞ。
< なんか選択肢(失念) >
Zonpa-Zippa : ふむ。手の院の禁術は 俗に「魔法人形の伝説」と言われるものでな、 はるか昔、この禁術を使った魔道士によって ウィンダスが災禍に見舞われたという話が有名だ。
Zonpa-Zippa : だが、この禁術は本来、 ウィンダスを護るための素晴らしい魔法なのだ。 先の話は、それを悪用されたに過ぎん。
Zonpa-Zippa : この禁術を編み出した魔道士は、 自らの人形を蘇らせることで、死から蘇り、 ウィンダスを護ったという話が残っている。
Zonpa-Zippa : それに勿論、この魔法は 万能ではない。術者が人形に宿した生命力を、 死した後に呼び出すという原理だからな。
Zonpa-Zippa : つまり、生きてるうちに 寿命を削って、人形に貯めておくような 魔法というわけだ……。わかるかな?
Zonpa-Zippa : ……ん? となると……?
Zonpa-Zippa : ……。 おまえのような冒険者には関係ないこと。 アプルルも、禁術のことはよく知っているはずだ。
< なんか選択肢(失念) >
Zonpa-Zippa : 嫌われている? なんだそれは?
Zonpa-Zippa : アジドマルジドもアプルルも 我を嫌っているわけがない。
Zonpa-Zippa : 祖国を救うという偉業をなしとげた 我を父に持ったのだ、感謝すれども憎まれるわけが ないであろう! アッハッハ!
Zonpa-Zippa : 待て待て。キミにはかなり 難しい話だったろうから、アプルルにきちんと 我の話が伝わるように、紙にしたためてやろう。
Zonpa-Zippa : では、我の子どもらにも よろしくな。我の力が必要な時は、遠慮なく 我を頼るがいいと伝えるのだ。
だいじなもの:ゾンパジッパからの手紙を手にいれた!
■ ウィンダス森の区・手の院
< Apururuに話し掛ける >
Apururu : ……。 お父さん、本当に生きてたなんて……。
Apururu : え? この手紙を預かった? カーディアンの説明が書いてあるの?
Apururu : なんてこと……!? ジョーカーは、カラハバルハさまが作った カーディアンだったなんて……!
Ajido-Marujido : カラハバルハがどうしたって?
Apururu : ……あっ、おにいちゃん!
Ajido-Marujido : なんだ? 俺の顔見るなり、そんなに青くなって。 また、ろくでもないことが起きたみたいだな?
Ajido-Marujido : これは……。
Ajido-Marujido : ……参ったな。 あのクソオヤジが生きてた上に、これか。
Ajido-Marujido : カーディアンたちの王が、 死者のカーディアンだったなんて、 まったくどーなってやがるんだ!
Apururu : でも、わからないわ。 いったい誰がどうやって、死者のカーディアンを 生き返らせたっていうの?
Apururu : カーディアンを生き返らせるには、 ものすごくたくさんの魔力が必要だわ。 それだけじゃない、あの禁術を使うには……。
Ajido-Marujido : ……。
Ajido-Marujido : それよりも、カラハバルハが 蘇っているということの方が重要だ。
Ajido-Marujido : もしも、本当にカラハバルハが 蘇っているのならば、なぜ、神子さまの前に 姿を現さない?
Ajido-Marujido : 俺たちの前に、 姿を現すことができない理由があるのか、 それともなにか企んでいるのか……?
Ajido-Marujido : ……。 召喚……。
Ajido-Marujido : そうだ、召喚だ。 カラハバルハの目指した召喚は、 「完全召喚」だった。
Ajido-Marujido : カラハバルハは、大いなる獣 フェンリルの力を借りようとしていたわけじゃない。 フェンリルの心を「完全支配」しようとしたのだ。
Ajido-Marujido : もしも、もしも……、 それが成功してたのだとしたら……? 蘇ったのは、カラハバルハだけではなく……?
Ajido-Marujido : <me>! 満月の泉だ! まずい、神子さまを止めなくては!
■ 満月の泉
Star Sibyl : なんて冷たく暗い……。
Star Sibyl : もしかしたら、この泉に 星月が戻ったのかと思いましたが……。 なにも変わってはいませんでしたね……。
Star Sibyl : ……セミ・ラフィーナ ここまで連れてきてくれてありがとう。 ここにもう一度、立つことができるとは 思いませんでした。
Semih Lafihna : 神子さま……。
Star Sibyl : 20年前の、あの日……。 あの日から私は、もう二度と満月の泉へ 降りることはないだろうと思っていました。
Star Sibyl : カラハバルハの死、 そして、冷たく暗い闇に閉ざされた満月の泉。
Star Sibyl : 私は、この泉と同じように ウィンダスの未来もまた、冷たく暗い闇に 閉ざされた……と感じていました。
Star Sibyl : そして私は闇から目をそらし、 見ることをやめてしまった……。 ウィンダスの未来を、民の未来を。
Star Sibyl : ……私は闇に怯え、 頼る光なしに歩めなかったのです……。
Semih Lafihna : 神子さま、それほどまでに ご自分を責める必要はありません。
Semih Lafihna : 神子さまはお忘れになっています。 神子さまのお働きがあったからこそ、ウィンダスは この20年、平穏の時代を保つことができました。
Semih Lafihna : ウィンダスに住まうものにとって 神子さまこそが光。ウィンダスを導く「導きの星」 そのものであるのです。
Star Sibyl : ……。
Star Sibyl : ……セミ・ラフィーナ。 ありがとう……。
Star Sibyl : 守護戦士となってくれた あなたたちミスラの強さが、そして その優しさが、私を支えてくれていた……。
Star Sibyl : あなたたちのためにも さぁ、今こそ、見極めなくては。
Star Sibyl : 私たちがどこにいて、 私たちの前になにが待っているのか、を。
……そう、それこそが そなたたち人に必要な「意志」……。
Star Sibyl : ……!?
Semih Lafihna : ジョーカー!?
< Semih Lafihna、ジョーカーに移動魔法みたいなもので跳ばされる >
Star Sibyl : ……!!!
Joker : 待っていたぞ、星の神子よ。 そなたがもう一度、この泉を訪れるときを。
Star Sibyl : まさか、あなたは……! ……いったい、なにを……!?
Joker : 姿形は違えども、 我が誰だかわかったようだな?
Joker : しかし、怯える必要はない。 我はそなたに、まがつみをあがなわせんがために 来たのではない。先のミスラたちも、ここより 消えてもらっただけのこと。
Joker : 我は、そなたに教えるために来た。 そなたが呼び覚ました、願いの星……
Joker : その願いの星が、 この世界に、何をもたらしたかということを。
Star Sibyl : 願いの星……? 私が、呼び覚ました……?
Joker : 神子よ、小さき民よ、思い出すのだ。 始まりの神子の時代から、我が死へいたるまで、 そなたらは永い永い予言に従い生きてきた。
Joker : その予言は、始まりの神子の強き願い ……「月詠み」から始まった。そなたのように この地へと降り注ぐ星月に願いを託すことから……。
Star Sibyl : ……ああ……。 そうだわ、私は天文泉に願った……。
Star Sibyl : 絶望に耐え切れず…… あの時、死んでしまった、 カラハバルハの……助けを……。
Joker : ……そう、その願い……。 最後にわずかに残った星月の力が、 その願いを聞き届けたのだ。
Joker : そして、小さき彼は、 我とひとつに混ざりあったままに 死という闇から戻ってきている。
Star Sibyl : ……!!!
Joker : 驚くべきことだな、神子よ。 そなたの希望、そなたの願いは期せずして、 失われし星月の力が蘇る……その「時」を 導かんとしている。
Joker : しかし、そのためには 分かたれた我とともに、今一度、 そなたの強い願いが必要になる。
Star Sibyl : ……!? ……それは……!?
< Ajido-Marujidoと<me>が駆けつける >
Ajido-Marujido : 神子さま!!!
Ajido-Marujido : ……おまえ!?
Joker : 神子よ、そなたの願いの星が ついに来たようだ。あのまばゆい輝きが、 いくつもの導きをもたらしてきたのだ。
Joker : さぁ、願いの星よ。 我は、そなたの最後の導きをここで待つ……
Joker : 「黒き死者」を再び、 この星月の地へと導け……! 奇跡の「時」を起こすのだ……!
< ミッションコンプリート >

|
|