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FF11 - DB

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[557] 戦士AF2クエスト依頼時
Straker - 2003年10月20日 (月) 09時22分

BSQuest55「200年のすれ違い」

■ 依頼者
 ダイドッグ ( Deidogg )
  / バストゥーク鉱山区・鉱石通り

■ 内容
 英雄視された語り部、ラオグリムの
 真実の姿を暴いてやりたい。
 まずは奴が倒したと言いながら
 持って帰らなかった、
 【クゥダフの斑卵】をパルブロ鉱山の
 卵部屋を守るクゥダフから奪ってこい。

■ バストゥーク鉱山区・鉱石通り

Deidogg:なんだおまえは?
ん? ダイドコロ? ファラって婆さんが
なんだって? 俺には関係ない話だろ!?

< 再び、話しかける >

Deidogg:おまえもしつこいな……。
ヒュームの婆さんは知らんが、
ラオグリムなら、確かに私と同い年だった……。
ヤシンの野郎も知ってる。
Deidogg:もっとも、奴は語り部様だからな。
俺と同じ年に生を受けた時には、
200年前からの記憶を持っていた。
Deidogg:気にくわねえ野郎だったよ。
身なりはガキのくせに、大人ぶって、
みんなにあがめられて……。
Deidogg:その上銃士になんぞなって、
ヒュームの連中にこびへつらうなんざ、
最低だな。しかも、ヒュームの女と怪しい
ウワサもあったそうじゃねえか。
Deidogg:そうだ……奴が昔、パルブロ鉱山の
とんでもなく強いクゥダフを倒したって
話があったのさ。だが、俺は信用できねえな。
Deidogg:奴は、証拠として持ってくるようにと
言われた物を持って帰らなかったんだ。
Deidogg:そんな物は持ってなかった、
なんて言ってたが、あれは嘘だな。
自分の名声を上げるために奴は騙り
やがったのさ。本当は倒してねえのに……。
Deidogg:おまえ、腕前はそれなりにあんだろ?
そのクゥダフを倒してみねえか? パルブロ
鉱山の奥の卵部屋を調べりゃ出てくるって話だ。
Deidogg:そいつからクゥダフの斑卵を
持ってくりゃ、奴が嘘をついてたって
証明することができらあな。

[594] 戦士AF2続き
野良猫 - 2003年10月31日 (金) 00時22分

<ダイドッグにクゥダフの斑卵をトレード>

Deidogg:なに?
 クゥダフの斑卵を持ってきたか!
 これで奴の嘘は暴かれたって訳だな!
Deidogg:ふん!
 何が語り部だ……ただの嘘つき野郎
 だったんじゃねえか……。

<Iron Eaterが歩いてくる>

Iron Eater:お久しぶりです、ダイドッグさん。

Deidogg:てめえ!
 パグダコ……いや、アイアンイーターじゃねえか!
 ヒュームの犬がこんなところで何を!

Iron Eater:ちょっと調べごとがありまして。
 それよりも、ラオグリム様のことを
 話してらしたようですが……。

Deidogg:あ、ああ……その通りだ。
 あの嘘吐き野郎、自らの名声をあげるために
 倒してもないクゥダフを……。

Iron Eater:……どういうことですか?

<Iron Eater、頭を抱えるモーション>

Iron Eater:なるほど……。あなたは
 まだそんなことを言ってるんですね……。
Iron Eater:あのお方は国民の利益のために
 獣人と戦いつづけてはきました。しかし、
 己の利益、名声のためにアイテムを奪うような
 ことは、決してしませんでした……。
Iron Eater:国からの指令は
 そのクゥダフを倒せ、でした。
 そのアイテムを取ってくることではなかった。
Iron Eater:一方的な国からの指令に
 疑問を抱いたことも数多くあったと聞きます。

Deidogg:そんなこと、わかるものか!

Iron Eater:それともうひとつ、
 お教えしましょう。そんなラオグリム様が、
 一度だけ、自分の意思で、モンスターから
 アイテムを奪ってきたことがあったと……。
Iron Eater:それは、ある友人との
 約束を果たすため、ある靴を仕上げるという
 目的のためだったそうです。

Deidogg:靴……? まさか……。

Iron Eater:オズトロヤ城のリーチからしか
 得られない貴重な品パラサイトの皮を使い、
 その友人に靴を作ったとのことです。
Iron Eater:その友人は
 口は悪いが、唯一語り部である自分と
 対等に付き合ってくれたと……。

<Iron Eater、歩いて去る>

Deidogg:……まさか、奴が自分から
 オズトロヤ城に行ってリーチを……。
 そんなはずはない。そんなアイテムも聞いた
 ことがないし、そんな高価なものが必要な……。

[595] 戦士AF2コンプ時
野良猫 - 2003年10月31日 (金) 00時24分

<ダイドッグにパラサイトの皮をトレード>

Deidogg:こ、これは……パラサイトの皮!
 どうしてこれを……!?
Deidogg:本当にオズトロヤ城の
 リーチから手に入るのか……あいつは……
 ガキの頃の約束を守ってあんなところまで……。
Deidogg:確かに俺はこのパラサイトの皮を
 使って作られた靴を持っている。
 それは……「約束のものだ」とだけ書かれた
 手紙と一緒に送られてきた。
Deidogg:約束……
 きっとあのときのことだろう……。

<回想。鉱山区H-6を走る子供時代のダイドッグと、後を歩くラオグリム>
Deidogg:ラオグリム!
 おまえ、走るの遅くないか?

Raogrimm:すまない。どうも
 大人たちがくれるものが体に合わなくてな。
 特に靴がどうにも無駄な装飾が多い。

Deidogg:けっ! おまえは甘やかされ
 すぎなんだよ! 語り部だかなんだか知らねえが、
 靴ぐらい自分で選んで手にいれろよ!

Raogrimm:しかし彼らの好意を
 無にするわけにはいかないのでな。

Deidogg:だあっ、もう、
 うっとうしい野郎だな。ほら、これやるよ。
 この前2個セットで手にいれた靴だ。
 なかなか歩きやすいぞ。

Raogrimm:すまない……。
 なにか謝礼をしたいのだが……。

Deidogg:へっ、なんでも皆からもらえる
 おまえからもらったってうれしくねえや。
 おまえが自分の力でいいもの手にいれられる
 ようになったら、何倍にもして返せよ!

<回想終了>

Deidogg:きっと、そのときのことだろう。
 ……覚えてるかよ、そんな昔のこと……。
Deidogg:とにかく、おまえには世話になった。
 そのときの靴も古くなった。このパラサイトの皮で、
 今持っている靴を修理しするとしよう……。
Deidogg:そして、戦場に出なくなって
 久しい俺にはもったいない品だ。おまえに
 使って欲しい。明日にでも取りに来てくれ。

<ダイドッグに話しかける>

Deidogg:よそ者に礼を言うのは気にくわんが……。
 ……感謝している。それだけは伝えておくぞ。

<翌日ダイドッグに話しかける>

Deidogg:ほら、例のものが完成したぞ。
 ラオグリムの形見みたいなもんだ。
 大事に使ってくれ。



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