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[505] カムラ撃破後のアルド
ウィンダス産ネコ - 2003年08月12日 (火) 04時34分

  <天晶堂 アルド執務室にて>
<me>がアルドに話し掛ける。
  <アルド振り向く>
Aldo:実は、こんなことがあってな……。
  <以下 回想>
Aldo:クッ、どうすればいいんだ!?
このままでは……。
Geebee:アルド兄ちゃん!
Aldo:なんだ、お前たち?フェレーナなら今はダメだ。
それに、ここへは来るなと言ってあるだろう。
いったい、何の用だ?
Paya-Sabya:フィックの、フィックの植えた種から芽が出たんだ!
Aldo:なんだと……? あの種はそう簡単には育たないはずだろう。
Geebee:まぁいいから来てみなって!
  <かつてフィックが植えた種のある植木棚へ。>
Paya-Sabya:ホラ、ここ!
何も変わってないように見えても、
ちゃんと地面の下で芽が出てたんだ。
ちゃんと成長してたんだよ!
Geebee:オレたちの植えた種に芽が出た!
フィックとオレたちで植えた種に、芽が出た!
Aldo:……本当にこんなことがあるとはな。
Vereba:兄さん……。
Aldo:フェレーナ……。
お前とフィックたちが植えた種から芽が出たそうだ。
子供達が一所懸命に水をやったんだろうな。
お前やフィックがやってきたことは
ムダじゃなかったのかもしれないな。
Vereba:私、このところ全然ここへ来ていなかった。
自分の事ばかり考えてて……。
ごめんなさい、フィック。
  <フィックの幻影登場>
Fickblix:芽、出たのか。
フィックの言ったとおりだ。
みんなで育てればできない事なんてない。
Vereba:フィック……!? あなたどうして?
Fickblix:まだ芽、出ただけ。
このままがんばれば花も咲くはず。
だけどフィック、残念だけど水も肥料ももうやれない
Fickblix:でもフィック信じてる。
必ずみんな力あわせて、花咲かせてくれる。
だから、フィック心配してない。
Vereba:ええ、フィック。
必ず、必ず花を咲かせるわ……!
Fickblix:じゃあな。
フィック、もう寂しくない。いつでもみんなと一緒にいる、
こんな気持ちになった時、フェレーナたちの言葉で何と言うんだっけ……。
Fickblix:そうだ、「アリガト」だ。
フェレーナ、いちばん最初に教えてくれた。
Fickblix:これ、フィックたり獣人は知らない。
でも、とても好きな言葉。
フィック、仲間たちに教えたかった。
Fickblix:アリガト、みんな……。
  <フィックの幻影が薄くなる>
Vereba:フィック……!
  <フィック消える>
Vereba:フィック、私にも
あなたのような勇気が少しでもあれば……。
でもごめんなさい。。今の私には何もできないわ。
並も、何もできないのよ……。
Aldo:フェレーナ…
  <回想終わり>
Aldo:今のオレにだってできることはあるはずだ。
このまま大人しくしてたら、フィックに怒られちまうだろう?
Aldo:待ってろよ。ジラートのチビめ。
あいつを倒さない事にはオレたちはこのまま
前に進む事はできないんだ!



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