| [502] 竜AF2 |
- 804 - 2003年08月09日 (土) 17時28分
・サンド港 Arminibit : そういやおまえ、今回のノルマは 達成したのか? Ceraulian : い、いや、実はまだなんだ。 もうすぐリーダーが来るってのに このままじゃこっぴどく叱られちまう。 どうすりゃいいんだ……。 Arminibit : おまえもここんとこ、いろいろあって 忙しかったからな。だが、こればかりはどうして やることもできん……。 Brugaire : よう、しっかりと稼いでるか、お前たち。 金を産まねぇやつはここにいなくても いいんだからな? Arminibit : 分かってるさ、リーダー。 ほら、この通りだ。 Brugaire : ヘッ、ギリギリセーフだな。 まぁ、いいだろう。次からもしっかりやれよ。 Brugaire : どうだい、もちろんノルマは達成したんだろうな? Ceraulian : い、いえ、それがその……。 Brugaire : ン?どうした、まさか達成して ないんじゃないだろうな?お前、確か赤ん坊が 生まれたんだっけ……。ミルク代も大変だろう。 Ceraulian : へ、へい。 Brugaire : じゃあ、どうすりゃいいか 分かってるな? Ceraulian : ノルマを達成すること、です……! Brugaire : 分かっていればいい。 もう少し待ってやろう。次に来た時に こんな状態だったら、かみさんと赤ん坊を 路頭に迷わすことになるぞ! Ceraulian : まいったなぁ……。 Arminibit : おまえどうすんだ。あてはあるのかよ? Ceraulian : いや、ないさ。 金の髪飾りなんてそうそう手にはいるもんじゃないし。 このままじゃ一家が路頭に迷っちまう。 Ceraulian : あんた、もしよかったら 金の髪飾りを持ってきてくれないか? お礼は何もできないから、無理はいえないけど……。 Ceraulian : ホントかい? ま、あまり期待しないで待ってるぜ。なにせ今時 無報酬で仕事を請ける冒険者なんていないよなぁ。 Ceraulian : 金の髪飾り、 あまり期待しないで待ってるぜ。なにせ今時 無報酬で仕事を請ける冒険者なんていないよなぁ。 Arminibit : ブルゲール商会において、 ノルマは鉄の掟だからな。これが守れなくて 抜けていったやつは今まで何人もいる。商売ってのは 厳しいのさ。 ・金の髪飾りトレード Ceraulian : これをくれるのかい? なんて冒険者だ!あんたみたいな人が この世にいるなんて。リーダーにあんたの 爪の垢でも煎じて飲んでもらいたいよ! Brugaire : なんだい、何を飲ませてくれるんだ? Ceraulian : リ、リーダー! い、いえ、その、赤ん坊が飲んでるミルクが 結構おいしいもんですから、今度ぜひリーダーにも、 と思って! Brugaire : ……そいつは遠慮しとく。 そんなことよりも、ノルマのほうはどうだ? Ceraulian : そ、それはこの通り……。 Brugaire : ふむ、まぁいいだろう。 次からは期日を守れよ。 Ceraulian : ハ、ハイ! Portaure : リーダー! Brugaire : なんだ、また密輸がバレちまったか? Portaure : たった今、リーダーのお父上が 息をひきとった、とのことです。 さっそく葬儀の手配など……。 Brugaire : そうか……。 Ceraulian : リーダー、気を落とさずに……。 Brugaire : ハッ、誰が気を落とすって? 何言ってやがる。オレから見れば親父は つまんねぇ男さ。いつも親父みたいにだけは なるまい、って思ってた。 Brugaire : 日が昇ってから暮れるまで仕事場にいてよ、 だからまともにしゃべったこともねぇ。 それなのに、金は全然なくてよ。オレは小さい頃から 配達で金を稼ぐ毎日だった。 Brugaire : もう何年も顔を合わせていなかったが、 世間体もあるから葬式ぐらいは出してやらねぇとな。 Arminibit : リーダーは家族のことは話したことが なかったな……。というか親父さんがいたこと自体が 意外な気がするぐらいだ。 Ceraulian : オレの赤ん坊もオレが死んだら 悲しむだろうなぁ……。くそ、ちょっと泣けてきた。 もっとがんっばらないと、な。 ・リアル0時経過後、サンド港 Ceraulian : リーダー、親父さんのことで 気落ちしてなけりゃいいんだが……。 Arminibit : この度はご愁傷様でした。 Brugaire : いてて、くそォ……。 Arminibit : どうしたんです、リーダー? Brugaire : 葬式の後、親父の形見をもらったんだが、 不覚にもそいつを盗まれちまった。 後ろからやられてな。通りがかりの娘が 介抱してくれて、ようやく意識が戻った。 Ceraulian : 体の方は大丈夫です? しかも、そんな大切なものを……! Brugaire : いや、中身は古めかしい ブレーだったからオレにとっちゃ何の価値もねぇ。 Brugaire : だがな、商会のお得意さんが そいつを高額で買い取ってもいい、って言ってんだ。 金づるをみすみす見逃しちまうわけにはいかねぇ。 Brugaire : こいつは商会の人間じゃ手が負えねぇ、 あんたみたいな冒険者の力が必要だ。 報酬は売値の2割だ。ぜひ取り返してくれねぇか? よろしく頼むぜ! Ceraulian : いつもながらリーダーは強引だ。 相手の都合なんて聞いちゃいないや……。 ま、相手が悪いと思ってやるしかないな、この仕事は。 Ceraulian : きっとリーダーを襲ったやつは ずっと後をつけてたんだろうな。目撃者でも いればいいんだが。 Arminibit : リーダーは家族のことは話したことが なかったな……。というか親父さんがいたこと自体が 意外な気がするぐらいだ。 ・北サンド Miaux : ランシリョームさんのお葬式、 私も出席させていただきました。修理のお礼も 兼ねて……。 Miaux : ところで……。 その時に、なんだか怪しげな女性がいたんです。 Miaux : 気になったので 後をつけてみたんですが……。 Miaux : 途中で見失ってしまいました。 Miaux : その後もしばらく捜してたんですが、 喪主だった方が倒れていたんで、あわてて 介抱しました。 Miaux : 幸いにもすぐに気がついたんで 安心しましたが、その側にこれが落ちていたんです。 Miaux : 片方のピアスなんですが、 もしかしたらなんか関係があるのかと思って。 Miaux : 私の思い過ごしだといいんですが、 ちょっと気になったもので。これ、私が 持っていてもしょうがないですし、あなたに 預けておきますね。 だいじなもの:片方のピアスを手にいれた! Miaux : 怪しげな女性と片方のピアス……。 私の思い過ごしだといいんですが。 ・サンド港 Ceraulian : なに、リーダーを介抱してくれた女性が その片方のピアスを拾ったって? フーン、 事件に関係あるのかないのか……。 Ceraulian : もっとも、そんなハンパな品じゃ 何の価値もないがな。なかなかよさそうなものだから 彫金ギルドでもう片方を作ってもらえば価値が出る かもしれない。……なんて、職業病だなこりゃ。 ・バス商業区 Ardea : ピアスを見てほしい? では……。 Ardea : あら、これは不思議なこともあるもの。 このピアスは先日来たお客様が持ち込んだものと 一緒なものです。なんでも片方なくして しまったから同じものを作ってほしいって。 Ardea : 確かお客様の名前はエスカ(Esca)さんと いったでしょうか。うちでは同じものを作るのは 無理でしたから、それを彼女に届けてあげると 喜ぶと思いますよ。 Ardea : そのピアスを持ってきたお客様の名前は エスカ(Esca)さんといったでしょうか。 彼女に届けてあげると喜ぶと思いますよ。 ・東ロンフォ Esca : アンタ、何か用? え、このピアスに見覚えはないかって? Esca : ……! どうしてアンタがこれを 持ってるのさ? そうか、あの時に落としちまったのか。 あちゃー、ドジったな! Esca : ばれちまったらしょうがないねぇ、 ブルゲールからブツを奪ったのはアタシさ。 盗賊といえでも女、いつも華麗に仕事をしたいのさ。 ところでアンタ、あれが何か分かってんのかい? Esca : あきれたねぇ。知らないのに 追ってたのかい? あれはね、 ラスト・ドラグーンが使ってたといわれる 幻のブレーなのさ。 Esca : いろんなヤツがそれを 欲しがってるんだけど、アタシの依頼主も その1人ってわけ。 Esca : え、依頼主の名前? 不思議なことにアタシも知らないのさ。 アタシはある場所にそれを埋めておくように 言われただけさ、代金と引き換えにね。 Esca : もうお金はもらっちゃったから 場所は教えてもいいよ。でもブルゲールにはアタシが やったってことは内緒だよ。アイツに睨まれたら 仕事がやりにくくてしょうがない。 Esca : その場所はね、エルディーム古墳を 抜けた先にある孤島だよ。もっとも、 モンスターを見張りに立たせてあるから、 ちょっとやそっとじゃ取れやしないと思うけどね。 Esca : さ、そのピアスを返して。 それはアタシの勝負ピアスなんだから。 Esca : ブツが埋めてある場所は、エルディーム古墳を 抜けた先にある孤島だよ。もっとも、 モンスターを見張りに立たせてあるから、 ちょっとやそっとじゃ取れやしないと思うけどね。 Esca : ブツが埋めてある場所は、エルディーム古墳を 抜けた先にある孤島だよ。もっとも、 モンスターを見張りに立たせてあるから、 ちょっとやそっとじゃ取れやしないと思うけどね。 ・バタリア孤島NM戦後 だいじなもの:ランシュリョームの形見を手にいれた! ・サンド港 Ceraulian : お、取り返したのか? さすがだな。さっそくリーダーに知らせないと! Brugaire : おぉ、確かにこれだ。 ありがとよ! Brugaire : 親父はある客からこいつのリペアを 頼まれたんだが、修理が終わってもその客は 現れず、仕方なくずっと預かってたそうだ。 Brugaire : 欲しがる客は多かったそうだが、 いろいろ理由をつけて誰にも売ろうと しなかったらしい。 Brugaire : どうしてどいつもこいつも こんなものを欲しがるかねぇ? ま、オレにとっちゃ 関係のねぇ話だ。とっとと売っちまって せいせいしたいところだぜ! Rahal : ブルゲール、お前が騎士団に 納入した武器だが、どうも粗悪品が多いようだ。 ちゃんと中身を調べて納入したのだろうな? Brugaire : あ、あぁ。もちろんじゃねぇか。 なんだい、不満があるのかい。だったら 返品してもらってもいいんだぜ? ま、あんな大量に 武器を仕入れられるのはうち以外ないだろうけどな。 Rahal : ……人の足元を見るのか。まったくお前は 自分の仕事に誇りというものがないのか……? お父上とはまるで違うな。 Brugaire : あんた、親父を知ってるのかい? Rahal : あの方が鍛えた甲冑により、 何人の騎士が命を助けられたか分からぬ。 誠に惜しい方を亡くした。お悔やみを申し上げる。 Brugaire : ……そうかい。 Rahal : お父上に免じて、この件は大目に 見てやろう。だが、天晶堂も最近はサンドリア進出を 考えているという噂も聞くぞ。 ……では、失礼。 Brugaire : お高くとまりやがって。 まるで親父みてぇなこと言いやがるぜ。 Brugaire : ……フン、誇りか。 Brugaire : そろそろフェリペ氏が来る頃だな。 Felippe : ブルゲール、例の品は手に入ったそうだな。 Brugaire : あ、あぁ……。 Felippe : ではさっそく売ってもらおうか。 それが手に入れば、わしのコレクションにも箔がつく。 Felippe : どうした、なにか問題でもあったのか? 心配するな、またわしがもみ消してやる。 Brugaire : ……なぁ、フェリペさん。すまねぇが この取り引き、なかったことにしてくれねぇかなぁ? Felippe : ……? 値段が不満なら言ってくれ。 Brugaire : そんなんじゃねぇ。 オレん中での問題なんだ、これは。 違約金は払わせてもらう。 だから、すまねぇけど勘弁してくれ。 Felippe : 今ごろになって何を言う? もう仲間たちには自慢してしまったんだぞ。 わしに恥をかかせるつもりか!? Brugaire : 確かにオレたちのルールを 破ってるのは重々承知の上だ。でも、こいつだけは ダメなんだ。分かってくれ、フェリペさん。 Felippe : フン、なんだお前から話を 持ってきたというのに。まったくバカに しとる……! 今度泣きついてきても知らんぞ! Ceraulian : どうして、リーダー? Brugaire : オ、オレがこの話を断ったのは 別に親父のことがあったからじゃねぇぞ。 こんなもんはな、持ってるだけで親父のことを 思い出してイライラしてくるんだ! Brugaire : こいつはあんたにやるよ。 そもそも取り返したのはあんただしな。 Arminibit : 親父さんの形見を……。 リーダー、いいんですか? Brugaire : オレがいいっていうんだから、いいんだ! それに、オレはもっと大切なもんをもらってた みてぇからな……。 Brugaire : 昔、親父はオレにこう言ったことがあるぜ。 「道具ってのは使われてこそ生きるんだ、 職人ってのはそれを誇りに仕事をしている」ってね。 Brugaire : オレは何のために仕事をしてるのかなんて 考えたこともなかったな……。 Ceraulian : リーダー、どこへ? Brugaire : なに、ちょいと親父に挨拶しにいくのさ。 「あんたの生き方も悪くなかったみてぇだな」 ……ってよ。 ドラケンブレーを手に入れた! Ceraulian : リーダー、ホントは やさしい人なんだよな。ちょっとだけ、 不器用なのさ。オレはそんなところが好きで ここにいるんだろうな。 Arminibit : ヘッ、故郷のお袋に、なんか うまいもんでも送ってやるかな。勘当同然で出てきた もんだから、顔を出しにくくてよ。

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