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[501] 召喚士AF2と3
角付き - 2003年08月08日 (金) 03時30分

召喚士AFクエスト2「同窓の輪」

--ウィンダス石の区 英雄の家--
心の内から、青い力がこみあげる……!
Carbuncle : ……急いで……
奪われた力はふくれあがって、
強さを増していくよ……。
Carbuncle : ボクの小さな力が、
錆びてしまった、記憶の扉を開くカギになれば……。
だいじなもの:カーバンクルの紅雫を手にいれた!

--ウィンダス石の区 コルモル博士の庵--
Koru-Moru : ……ううう!
どうしてもわからん……。
どうやったら完成するのだ……。
Koru-Moru : うう……、なにか用か……?
ワシは、今、絶望という名の列車にのって
限界という名の壁に当たって砕けろなのだ。
Koru-Moru : このままでは、ワシはきっと
シャントット博士に……
カーバンクルの紅雫が、ひとりでに落ちてきらめいた。
Koru-Moru : ぬうおお、まぶしい!
Koru-Moru : ……っは!
そうか、閃いたぞ!
Koru-Moru : アストラガルスを4つ
持ってくるのだ! それがカギだ!
それで、問題解決なのだ!

※アストラガルスをトレード
Koru-Moru : おおうおおう。
さすが冒険者。さくっと持ってきたな。
Koru-Moru : よしよし。
ではさっそく、これらを使って……
Koru-Moru : むぐぐぐ……。
※部屋の奥に行き何かを始めるが、突然爆発。
Koru-Moru : こ、こんなはずでは……。
Koru-Moru : むおおお!?
しかし、今のショックで思い出したぞ!
Koru-Moru : そう、確か……
ウランマフランは、ワシが魔法学校の
校長を務めていた頃、ハイクラスに
おった生徒。
Koru-Moru : 「人形使い」と呼ばれ、
将来有望・成績優秀のとっても優れた生徒であった。
Koru-Moru : そう、そしてあの当時は、
手の院院長の位が空白であった。というのも、
手の院院長だったゾンパジッパが、危険な
カーディアンにさらわれてしまってなぁ……。
Koru-Moru : 今、手の院院長を務めている
アプルルも、その兄アジドマルジドも、
その頃はまだ、子供だったのだ。
Koru-Moru : そこでワシは、ハイクラスから
2名の生徒を選び出した。卒業までに、この
2名の中から手の院院長を決めなくてはならん。
Koru-Moru : そのひとりが、おまえさんの言う
ウランマフランだったのだよ。
Koru-Moru : しかしなぁ……。
思い出せなかったのは、彼が手の院臨時院長に
なってからしばらくして、突然消えたからなのだ。
Koru-Moru : しかも消える前に
人形を使って、ウィンダスの民から、彼に関する
記憶をきれいさっぱり消してしまったのだ。
まったく、そういう術は禁止されていると……
Ildy-Goldy : コルモル校長先生!
Rukususu : コルモル校長先生!
Koru-Moru : おお、懐かしい!
イルディゴルディとルクスス!?
Rukususu : その冒険者から、詳しいことを
お聞きになりましたか? 今、鼻の院が調べている
巨大なクリスタルの近くに、ウランマフランが
現れているそうなんです。
Ildy-Goldy : しかもアイツ、おかしなことを
しているんだ。魔法人形で幻影を操って、巨大な
クリスタルの中に、何度も冒険者を送り込んでいる。
Koru-Moru : まてまて!
ワシはやっとさっき、ウランマフランの
ことを思い出したところなのだ。
Koru-Moru : えーと、しかし、なんだ?
巨大なクリスタル? ……とか言っておったな。
その中にはいったい、なにがいるというんだ?
Rukususu : 「大いなるもの」です。
昔、満月の晩にサルタバルタに現れたという
「大いなる獣」に似たもののようです。
Ildy-Goldy : 「大いなるもの」本体は
眠ってるようなんだが、鼻の院が作った「音叉」を
使って眠りに近づくと、ものすごく強い力で戦いを
挑んでくるんだ。
Koru-Moru : ほほう。
そりゃ面白い。それで、その挑戦に勝つと……?
Ildy-Goldy : それはよくわからない。
なにかが起きるようなんだが、オレは
なにも感じなくて……。
Koru-Moru : ふぅむ。
なにやら怪しい怪しい。イルディゴルディ、
ウランマフランは冒険者を人形で操ってると
そう言っとったな?
Ildy-Goldy : ああ。
でも、どうしてそんなことをしているか、
さっぱりわからない。話をしたくても、
アイツはオレから逃げてしまうんだ。
Koru-Moru : ふぅむふぅむ……。
Koru-Moru : ……よし!
やはり自分の生徒は、最後まで面倒を
見なければならんな!
Koru-Moru : まずは、あの代の卒業生に
ウランマフランが現れたことを伝えよう。
忘れてるようなら、くすぐりの刑だ!
Ildy-Goldy : 懐かしいなぁ。
確か、あの口うるさいフエペペ(Fuepepe)は
耳の院に進んだよな?
Ildy-Goldy : それと……、やる気のない
フラックノラック(Furakku-Norakku)は……
目の院だったっけ?
Rukususu : ええ、そうよ。
あと、熱狂的なサンニパボンニSunny-
Pabonny)は、希望どおり、口の院に進んだわ。
Ildy-Goldy : ああ〜。アイツは、
シャントット院長……今はシャントット博士か?
とにかく、彼女のことを崇拝してたからなぁ。
Koru-Moru : ……よーしよし。
そして、この役目は、そこの冒険者!
おまえさんに任せよう。
Koru-Moru : 今言った3人に会って、
ウランマフランの話をするのだ。彼らは、
ウランマフランのことを覚えているはず。
Koru-Moru : それで、ルクススと
イルディゴルディには、別の任務を与える。
ちょっとこっちへ来なさい。
Rukususu : はい、校長先生!
Ildy-Goldy : ああ、校長先生!

--ウィンダス水の区 耳の院--
Fuepepe : ウランマフラン……。
あの方の名前を聞くのは久しぶりです。彼は、
ずっと消息が途絶えていたクラスメイトです。
Fuepepe : ……そうですか。辺境の地で、
彼はイルディゴルディに出会ってしまったの
ですか。彼にとってイルディゴルディは、
いちばん会いたくない相手だったでしょうね。
Fuepepe : なぜって……?
あの当時、魔法塔の闇牢で起きた事件の噂
聞いたことありません?
Fuepepe : みなの記憶を奪って、
ウィンダスから去ったのも、きっとその罪の
意識から逃れるためだと思いますわ。
Fuepepe : ……しかしまぁ、わかりましたわ。
一応、気をつけた方がよさそうですわね。
私がお役にたつかどうかはわかりませんが、
私なりにも情報を集めてみましょう。

--ウィンダス水の区 目の院--
Furakku-Norakku : ふわぁ……。
同期の、ウランマフランのこと……?
Furakku-Norakku : 思い出したよ。
ああ、よく思い出した。
Furakku-Norakku : そっかぁ……
とうとう、あいつが見つかったのかぁ。
生きてたってわかってビックリだよ。
Furakku-Norakku : それよりもさぁ、
イルディゴルディは元気にやってるの?
あいつ、あの闇牢の事故で、ひどい体に
なったんだよね……。
Furakku-Norakku : みんなで見舞いに行って、
どんな魔法でもアイテムでも、あいつの体を
治すことはできないって聞いたときのこと
忘れないよ……。
Furakku-Norakku : ウランマフラン、
そんなイルディゴルディの体を治す方法を
探しに出ていったんじゃないのかなぁ……?

--ウィンダス石の区 シャントット博士の庵--
Shantotto : あら、何を尋ねるかと思えば、
サンニパボンニが、どこにいるかですって?
Shantotto : あの子なら、先月……
いえ、もうちょっと前……かしら?
Shantotto : なんでも、挑戦者がもらえるという
強力な防具を探しに、サンドリアへ行ったっきり
連絡をよこしませんことね。
Shantotto : オホホホ!
まぁ、あの子のことだから、忘れた頃に
ヒョッコリ帰ってくるでしょう。オホホ!

--北サンドリア--
Gulmama : あうううう……。
Gulmama : あ、すいません!
助けてください!
Gulmama : 先ほど、自分はシャントット博士の
一番弟子だと連呼しまくる獣使いが、
わたしからむりやり「開放の氷の音叉」を
奪い取っていったんです!
Gulmama : 鼻の院の実験にあれほど非協力的な方に、
作るのがとっても大変な「開放の氷の音叉」を
渡す義理なんてありません!
Gulmama : お願いです!
氷の振子をお渡ししますから、すぐに
フェ・インへ向かい、「開放の氷の音叉」を
取り戻してください!
氷の振子を手にいれた!

--フェ・イン 凍結の回廊--
Sunny-Pabonny : ほらほら、そこをおどき!
Sunny-Pabonny : ウィンダスにその人ありと
うたわれたシャントット博士の一番弟子、
サンニパボンニさまのお通りだよ!
Sunny-Pabonny : ……はぁ〜ん?
サンドリアにいる鼻の院研究員グルママから
「開放の氷の音叉」を取り返すように言われて
きた、だってぇ?
Sunny-Pabonny : そういう、わかんないこと
言うやつは、ぜんぶ無視、無視!
Sunny-Pabonny : シャントットさまのため、
サンニパボンニは、歩みを止めないのだ!
Sunny-Pabonny : 目覚めよ!
氷のクリスタルよー!
Sunny-Pabonny : ……あっれ〜ん?
なんでアンタもついてきてるのさ。
Sunny-Pabonny : まったく、ここからすぐに
出ていかないと実力行使で、サニ子ちゃんの
お仕置きをお見舞いするよ。
Sunny-Pabonny : って、あれ?
サニ子ちゃん……?
どこいっちゃったんだ?
Sunny-Pabonny : うわぁ、かわいい
サニ子ちゃんが増殖したよー!
やばいよ、やばいよ、たすけてー!

※Dryad6匹と戦闘

Sunny-Pabonny : おーうい、冒険者〜!
Sunny-Pabonny : 助けてくれてありがと、
ボクちょっと動揺しちゃった。
Sunny-Pabonny : 学生のときから、ああいう
突発的な事件に弱くてさぁ。どうしていいのか
わかんなくなっちゃうんだよね。
Sunny-Pabonny : ……え?
その魔法学校のときの、ウランマフラン……?
Sunny-Pabonny : もちろん、覚えてるよ!
そっかぁ、校長先生があの代の生徒に、アイツが
また現れたことを知らせとけって言ったんだ?
Sunny-Pabonny : それはあれかい、警告かい?
たしかに、ウランマフランのことを記憶してる
ボクらは、アイツにとっては邪魔だろうなぁ。
Sunny-Pabonny : ……でも、今さらボクらを
どうこうするつもりはないと思うけどね。
だって、アイツがボクらを消そうとするなら、
とっくにやってるよ。
Sunny-Pabonny : ほら、魔法塔の地下にある
闇牢でおきた事故の話、きいたことない?
Sunny-Pabonny : 卒業研究のペアだった
ウランマフランが闇の札をなくして、イルディ
ゴルディと闇牢に閉じ込められたって事故……。
Sunny-Pabonny : 闇牢に魔力を吸い取られた
イルディゴルディは……、魔法がいっさいがっさい
使えない体になっちゃってさ。
Sunny-Pabonny : でも、同じくらい長く
閉じ込められてたウランマフランの方は、
魔力を失わずに済んだんだ。
Sunny-Pabonny : みんなあんまり言わないけど、
闇牢で魔力を失わなかったなんて、大天才クラスの
ものすごい潜在能力だってことさ! そうだろ?
Sunny-Pabonny : だから、ウランマフランが
どんな目的をもってようが、誰もアイツを
止めることはできないと思うんだよね……。
Sunny-Pabonny : ……おっと、まてよ。
もしそんなことになって、ウランマフランが
ウィンダスにやってきたら……。
Sunny-Pabonny : ボクは、シャントット博士に
頼りにされるかも! ウィンダスにもどらないと!

--ウィンダス石の区 コルモル博士の庵--
Koru-Moru : よし。皆に知らせてくれたな。
あの頃の卒業生は、みなウランマフランのことを
忘れておらんかっただろ?
Koru-Moru : ウランマフランは、ウィンダスを
去るときに、街の人々に自分を忘れるように
暗示をかけた。が、ワシらには無駄だったのだ。
Rukususu : あのとき、校長先生が盾になって
かばってくれなかったら、あたしたちもきっと、
ウランマフランのことを忘れてました。
Ildy-Goldy : ありがとう、校長先生。
Koru-Moru : いや、ワシはもともと
忘れっぽいから、忘却の魔法がかかっても
かかってなくても、忘れると思ってな。ガハハ!
Koru-Moru : それで、なにかわかったか?
ルクススとイルディゴルディ。
Rukususu : それが……。あの当時、
手の院に勤めていた者に尋ねてみましたが、
ウランマフランのことを覚えている人は
いませんでした。
Rukususu : もちろん、アプルルたち、
今の手の院の者達も何も知らないようでした。
Ildy-Goldy : 巨大なクリスタルの中にいる
「大いなるもの」たちだけど、どうやら彼らの
挑戦に勝てば、「大いなるもの」たちの力の
一部が手に入るようなんだ。
Ildy-Goldy : ウランマフランは、挑戦に勝った
冒険者に褒美をちらつかせ、冒険者が得たその力を
吸い取っているみたいだ。
Koru-Moru : ふむふむ。
「大いなるもの」たちの力か!
ウランマフランは、その力を
何のために使う気なのか……。
Rukususu : 不安です。
ウランマフランは、カラハバルハさまがした
ような……召喚……をしようと……?
Koru-Moru : いや、ウランマフランの力は
繊細なものだからなぁ、「大いなるもの」たちを
組み伏せることができるとは思えんなぁ……。
Koru-Moru : となると、ウランマフランが
手の院院長を突然しりぞいた理由と、なにか
関係があるのだろうかのう?
Ildy-Goldy : ……校長先生、
やっぱり、ウランマフランと話さないと。
オレ、ウランマフランを捜しに行くよ。
Rukususu : あたしは、手の院以外でも
なにか手がかりがないか捜してみます。
Koru-Moru : ううむ。
こんなことはあまり言いたくはなかったが、
ウランマフランは危険な魔道士になる素質が
あってなぁ……。
Koru-Moru : もしかしたら、生徒たちの身に
記憶を失う以上の危険がおよぶかもしれん。
そのために、おまえさんにこれを渡しとこう。
エボカースパッツを手にいれた!


召喚士AFクエスト3「誰ぞ彼ぞ」

--ウィンダス石の区 英雄の家--
心の内から、青い力がこみあげる……!
Carbuncle : ……。
Carbuncle : 助けて……。

--ウィンダス石の区 コルモル博士の庵--
Koru-Moru : おっ、おまえさん。
鼻の院の研究員の話だと、どこかの研究員の
ところで事件があったそうだぞ。
Koru-Moru : ウランマフランかもしれん。
急いで行ってみてくれ。頼むぞ〜!

--マウラ--
Ripapa : ……あうううう……。
大変なことが起こったのです。わたしたちの前で、
冒険者がパッタリ倒れて目が覚めないのです。
Ripapa : その人が倒れたとき、
青く光ったかわいらしいものが、
北の方へ飛び立っていきました。
Ripapa : 冒険者が倒れたのは、
あの青く光るもののせいでしょうか?
あれが噂にきく「カーバンクル」と
いうものでしょうか?
Ripapa : これをお持ちください。
ここから北……ボヤーダ樹には巨大なクリスタルが
あります。もしかすると、そこに原因が……?
雷の振子を手にいれた!

--ボヤーダ樹 雷鳴の回廊--
(助けて、<プレイヤー>……)
Uran-Mafran : ……こいつめ……、
いつもいつも、私の邪魔をして……!
Uran-Mafran : なんだ?
ほう、冒険者か。
Uran-Mafran : おまえからも、
カーバンクルの力を感じるぞ……。
Uran-Mafran : さぁ、その力もよこすのだ!

※Thunder Gremlin,Lightning Gremlinと戦闘

Uran-Mafran : ほう、あれに勝つとは……
Uran-Mafran : 強いな……。
しかし、随分と体力も精神力も消耗しただろう。
Uran-Mafran : さぁ、私の声を聞くのだ……!
Ildy-Goldy : やめろ! ウランマフラン!
Uran-Mafran : ……イルディゴルディ、か。
Ildy-Goldy : なぜ、こんなことをするんだ!?
手の院で、いったいなにがあったんだ!?
Ildy-Goldy : おまえは、手の院院長になって
昼も夜も一生懸命、働いていたじゃないか!?
それなのに、みんなの記憶を消していくなんて
理不尽な消え方をして……!
Uran-Mafran : ……ハハハ、簡単なことだ。
手の院にいる意味がなくなったから、手の院を
出ただけのこと。
Uran-Mafran : 記憶を消したのは、
私のことを覚えていられると、自由に動けぬからだ。
おまえのように、うるさく付きまとわれるからな。
Ildy-Goldy : ウランマフラン……。
Uran-Mafran : 同窓のよしみで、
いいことを教えてやろう。イルディゴルディ。
Uran-Mafran : 手の院院長の候補者として、
私とおまえが選ばれた頃の話だ。おまえが
そんな体になった魔法塔の闇牢のことは
覚えているだろう……?
Uran-Mafran : あの事故がなかったら、
おまえが手の院院長になっていた、
……そうは思わないか? イルディゴルディ。
Ildy-Goldy : そんなことはない。
おまえだって知ってるだろう? オレは
鼻の院の方が向いていたってこと。
Uran-Mafran : そうだ、私の方がおまえよりも
手の院院長にふさわしい能力を持っていた。
それをあの校長も、よくわかっていた。
Uran-Mafran : しかし、奴はうすうす感じていた。
私が手の院院長になるべきではないと。だから
おまえも、手の院院長の候補に選んだわけだ……。
Ildy-Goldy : ……。
Uran-Mafran : 私は、障害を排除した。
卒業研究でおまえと組み、ホルトト遺跡の闇牢の
研究を持ちかけた。
Uran-Mafran : そして、闇の札をなくして、
おまえを閉じ込めたのだ。おまえの魔力が
すっかり闇牢に吸われてしまうまで……。
Ildy-Goldy : ……!?
Ildy-Goldy : しかし、あの牢の中に、
おまえは確かにいた……。
Uran-Mafran : 私の能力を忘れたか?
魔法人形に幻影の魔法をかけたのだ……。
Ildy-Goldy : ……あれは、幻影……
幻影だったというのか……?
Uran-Mafran : ……ハハハ、そういうことだ。
Uran-Mafran : 真実の味はどうだ?
心が痛いだろう? 苦しいだろう?
Uran-Mafran : そうだ、全部、忘れてしまえばいい。
私の声を聞くのだ。全部忘れることができるぞ。
Ildy-Goldy : ……。
Uran-Mafran : さぁ、行こう。イルディゴルディ。
巨大なクリスタルに眠る大いなる力を求めて……。
おまえの武術があれば、効率よく力を集めることが
できるだろう……。
Ildy-Goldy : あ……あ……、
そうだな……、ウランマフラン……。

--ウィンダス石の区 コルモル博士の庵--
Koru-Moru : なぬううう!
イルディゴルディが、人形の術にかかり、
ウランマフランに連れていかれてしまったと!
Koru-Moru : ウランマフランめ!
なんと性根の腐ったヤツなのだ!
Rukususu : 校長先生!
Rukususu : 聞いてください、
不思議なことがわかりました!
Koru-Moru : おお、ルクスス!
Koru-Moru : なにがわかった?
不思議なこととは、いったいなんだ?
Rukususu : 手の院ですが、ウランマフランが
院長についていた間だけ、赤字ではないのです!
どうも、水の区に住んでいる商人ホノイゴモイが
手の院へ寄付をしていたようで……。
Koru-Moru : ホノイゴモイ……!?
かの有名な「渦の魔道士」の末裔、か!
Koru-Moru : うう、うううう、
とっても悪い予感がするぞ!
Koru-Moru : 手の院、渦の魔道士!
ウランマフランめ、大変なことをたくらんどる!
Koru-Moru : ルクスス、冒険者、
これを持っていけ。これをイルディゴルディに
向けて使うのだ。これがあれば、ウランマフランの
術を破ることができるかもしれん。
Koru-Moru : 急いで、ウランマフランを
捜すのだ。あいつが魔導球に蓄えた力を、
一刻も早くどうにかせねば……!
だいじなもの:夢幻破りの札を手にいれた!

--ラバオ--
Agado-Pugado : なんだ? なんだ?
イルディゴルディさんを知らないかって?
Agado-Pugado : そりゃあ知ってるよ。
「開放の風の音叉」を持って、テリガン岬に
向かっていったよ。
Agado-Pugado : イルディゴルディさんなら
きっと「大いなるもの」の挑戦に勝てると思うね。
どんな調査結果を持って帰ってきてくれるのか、
わくわくするよ。
Agado-Pugado : え? いつもと違った様子じゃ
なかったかって?
Agado-Pugado : そういえば、自分を探してる
冒険者が来たら渡してくれって、これを
預かったけど……。
Agado-Pugado : 君のことなのかな?
じゃあ、これを渡しておくね。
君も、テリガン岬で挑戦しろって意味かな?
風の振子を手にいれた!

--テリガン岬 突風の回廊--
※Ildy-Goldyがガルーダを倒す。
Uran-Mafran : ……よくやった、イルディゴルディ。
実に効率がいい。これで、あともう少しで……
<プレイヤー>は夢幻破りの札を使った!
Uran-Mafran : 夢幻破りの札、か。
残念だったな。そのようなものでは
私の術を打ち消すことはできない……。
Uran-Mafran : いいかね?
カラハバルハのことを知っているだろう?
Uran-Mafran : 彼は、生き物を支配することを
考えた。彼は天才ゆえに、それを実現できる
力があり、もう少しでうまくいくところだった。
Uran-Mafran : だが、私は天才ではない。
「支配」などというおこがましいことはしない。
心の揺れを、少し自分に有利な方へ曲げてやる。
それだけのことしかできない。
Uran-Mafran : しかし、だからこそ
この術はなかなか解けないのだ……。
Uran-Mafran : さぁ、おまえも早く楽になり、
おまえの中にいる、小さな青い力を私に差し出せ。

※Ogmiosと戦闘

Uran-Mafran : こざかしいな……。
Uran-Mafran : しかし、魔力はまだ尽きない。
さぁ、次々と現れるモンスターに、
果たしてどこまで耐えられるかな?
Uran-Mafran : ……!?
Uran-Mafran : な、なぜだ!
まさか、私の術が破られるはずが……!?
Ildy-Goldy : ウランマフラン、
おまえの術にかかったふりをさせてもらったんだ。
魔法が使えないオレが、おまえに勝つには、懐に
入るしかなかったからな。
Ildy-Goldy : 皮肉だよな。
闇牢がオレの魔法力を奪ってしまったから、
オレは、おまえの術にもかかることがない。
Uran-Mafran : ……くっ!
なんということだ……。
Uran-Mafran : ……イルディゴルディ、
その魔導球を返すのだ……。同窓のよしみで、
いいことを教えてやる……。
Uran-Mafran : その魔導球にたまった魔力。
その力をおまえに使えば、おまえが失った
魔力を元に戻してやることができる……。
Uran-Mafran : ……おまえなら分かるだろう?
私は人形に魔力を注ぎ込むことができる。
その能力を使えば、おまえの……。
Ildy-Goldy : ウランマフラン、
オレはもう、魔法の力はいらないよ。
Uran-Mafran : なん……だと……?
Ildy-Goldy : 魔法の力がなくても、
オレの中には、強い力があるんだ。
Ildy-Goldy : あの魔法学校の日々、
その記憶が呼び覚ます強い力が……!
Ildy-Goldy : オレたちが魔法学校に
いた頃のこと……おまえも覚えているよな?
Ildy-Goldy : おまえは昼も夜も、
誰も真似できないほど努力していた。
何かの目標のために……。
Ildy-Goldy : オレは、何がしたいのかも
わからなくて、何をすべきなのかもわからなくて、
でもおまえを見て、何かをしなくてはならないと
そう思って、おまえを追いかけた。
Ildy-Goldy : きっと、あの代のみんなが
そうだったと思う。おまえに引きずられるように
おまえに追いつけるように努力してた。
Ildy-Goldy : そして、あるとき、
ふと分かったんだ。自分の目標。そしてそれを
目指して努力するってことの楽しさ……。
Ildy-Goldy : だから、魔法の力を失ったときも
オレは乗り越えることができたんだ。
Ildy-Goldy : もう一度目標を見つけて、
そこまで努力するのも、また楽しいだろう、と……。
Ildy-Goldy : それがオレの今の力。
魔法の力なんかよりずっと強い力だ。
Ildy-Goldy : だから、オレは忘れたくない。
あの頃のオレ、おまえ、みんな……
誰も忘れたくない。
Uran-Mafran : ……。
Uran-Mafran : くっ、イルディゴルディ……。
おまえはそうやって、いつまでも……。
Uran-Mafran : いいさ、その魔導球はくれてやる。
計画は延びるが、また集めればいいだけだ。
Ildy-Goldy : ウランマフラン!
おまえが何をしようとしているかは
知らないが……もう、やめるんだ!
Uran-Mafran : ……おまえがいったとおりだ。
この目的のためなら、どんな努力も楽しいのだ。
私は諦めぬ。決して諦めぬ……。
Ildy-Goldy : ……ウランマフラン……
オレだって諦めないぞ。おまえを止めるっていう
目的を……。

--ウィンダス石の区 コルモル博士の庵--
Koru-Moru : おお、なにか分かったか?
Ildy-Goldy : コルモル校長先生!
Koru-Moru : おおおおお!
無事だったか! イルディゴルディ!
Koru-Moru : そうか……!
ウランマフランから魔導球を奪うことが
できたか。これでひとまず安心だ。
Koru-Moru : これがその魔導球か。
ものすごい力が、中で渦巻いているなぁ……。
Rukususu : はい、恐ろしいほどの力です。
その魔導球自体、あたしには持てません。
Koru-Moru : ううむ。
確かにこれほどの力があれば、死んだ人間を
生き返らすことができるだろう。
Ildy-Goldy : 死んだ人間を!?
Rukususu : 生き返らす術が……!?
Koru-Moru : そうだ。
それは俗に「魔法人形の伝説」といわれるもの。
Koru-Moru : 魔法人形を作った術者が死ぬと、
魔法人形は魔力を失って死ぬ。だからこそ、
死んだ魔法人形にむりやり命を与えると、
術者は死の闇より蘇る。
Koru-Moru : それは伝説ではなく、
本当にある禁術。手の院院長にのみ詳細が伝わり、
代々秘密にされている術なのだ。もちろん、院長
だといっても使用は禁止されている。
Rukususu : なるほど、わかりました。
ウランマフランは手の院院長となり、その禁術を
知ったから、手の院から出ていったんですね……。
Ildy-Goldy : しかし、そうなると……
ウランマフランは、いったい、誰を生き返らせ
ようと思っているんだ……?
Rukususu : 校長先生……。
Koru-Moru : ……うむ、わかっとる。
ルクススが調べてくれたことをきいてすぐに
ワシは手を打っておいた。
Koru-Moru : 過去の大魔道士の人形は、
天の塔に厳重に保管されている。今回のことで
その警備はより厳重になったはず。安心だよ。
Ildy-Goldy : 古の大魔道士……。
まさか……。
Koru-Moru : うむ。
とりあえず、今回はその野望を食い止めることが
できたが、ウランマフランは諦めんだろう。
Koru-Moru : イルディゴルディ、
ウランマフランの術に対抗できるのは、おまえしか
おらん。そのために頑張ってくれんか?
Ildy-Goldy : ああ、わかっている。校長先生。
Koru-Moru : それと、鼻の院の研究員が
ウランマフランの術に操られているのも大きな問題。
そっちもヨランオラン博士と研究してみるが、
これには時間がかかるだろう……。
Rukususu : はい、お願いします、校長先生。
Koru-Moru : 最後に、そこのおまえさん。
ワシらの手伝いをしてくれたことで、もしかしたら
この先も危険な目にあうかもしれんな。
Koru-Moru : これを持っていくのだ。
ようやく完成した、カラハバルハの設計防具……。
Koru-Moru : シャントット博士よりも
先におまえさんに渡すのだ。だいじにするのだぞ。
エボカーホーンを手にいれた!

[503]
とあるウィンダス人 - 2003年08月11日 (月) 19時09分

魔法人形の伝説!ここの伏線だったとは!
ログうpに感謝



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