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No.319 月刊やきものネット
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| NAME:Chihiro o.n. |
月刊やきものネットの新号(7・8 2003)が公開されました。 http://www.yakimono.net/monthly.html
こちらの 陶芸家インタビュー7 「アレヴ・エブジア・シスビュ〈Alev Ebuzziya Siesbye〉さん」(取材と文:浅野順子さん)に是非アクセスされてください。
Takさんやようへんさん達がお好きそうな「青」の洪水と色見本の写真もありますが、 「私がとても興味を持って考えているのは"空"と"満"です。鉢フォルムは、外側だけでなく、内側にも合致します。内側の延長があり、それが連続していって“空”を作っているのです。(中略)これは知的なアプローチではなく、器が要求することであって、それ以外のものではありません。」 といった作り手の視点が分るような言葉もちりばめられています。 ゆっくりお読みになると大変良い刺激を受けると思います。
帰省中「陶芸と近代的個人作家−その誕生と展開」(金子賢治氏、「炎芸術」No.64)を読んだのですが、その中で引用されていた富本憲吉氏の 「作らんとする壷の外線を心におきつつ轆轤すれば、柔かき陶土の無数の異なりたる外線は内に外に動きて止まず。われはこれを『線の戦い』と名づけたり」 を連想しました。
言葉はそれぞれですが、彼女あるいは彼にとって「見えている」ものを形にしていくプロセス、その新鮮さに強く魅かれている様子が分ります。作ることは、捻じ曲げることではなくて、できるだけ純粋に「それ」を伝えようとすることなのでしょう。自分が見えることを見るのは難しいです。
見えているものを形にしていくことに喜びを感じる人について、とても多くのことを聞き出して梳き砕いて分りやすく伝えてくださっているインタビュアの方もすごいです。
ついでに言えば、アレヴ・エブジア・シスビュさんはデンマーク王立磁器製陶所(現ロイヤルコペンハーゲン社)でストーンウェアを習得、ローゼンタール社やロイヤルコペンハーゲン社の食器デザイナーも経験しておられます。って、作品の画像拝見すると、それがどーした、なんですけど、ね、一応(--;)
To somebody who've kindly accessed to my small BBS from Turk, Thank you very much for your visiting. I'm sorry I've written this comment only in Japanese. Now an interview to Mrs. Alev Ebuzziya Siesbye is on "Monthly YAKIMONO NET", a Japanese Web Magazine about Pottery (the above mentioned url) and you may ask the details to the English site of Yakimono-net (http://www.e-yakimono.net/). This is my first encounter to the works of Mrs. Alev Ebuzziya Siesbye, but I've fascinated the orange and blue color of them and enjoyed her telling! (^o^) Aug.25
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No.322 b器とストーンウェア
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| NAME:Chihiro o.n. |
よく知らなかったので少しだけ調べて自分なりにどんな特徴があるのかメモをupしてみました。お読みになってみたいという奇特な方はこちらへ(^^;)
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こんにちは。
新しくお書きになったメモを読ませていただきました。 ストーンウェアはウェッジウッドなどのような陶器の 事なのですね〜 この説明なら私もすぐに分かりました(^^) ウェッジウッドの青や緑の陶器は独特の雰囲気がありますよね。
蛇足ですけど、佐野プレミアムアウトレットには ウェッジウッドやリチャードジノリ、ロイヤルコペンハーゲンの お店が入っています。ちょっとした色飛びがあるだけで、 ほとんどただのような価格になってしまうものなのですね。
2003年08月16日 (土) 11時12分
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>ストーンウェアはウェッジウッドなどのような陶器の >事なのですね〜 >この説明なら私もすぐに分かりました(^^) ええっとぉ、ウェッジウッドのアレは陶器じゃないんです、 ストーンウェア(b器)なの、陶磁器ではあるんですねー(^o^)b 言葉遊びめいたことをしてはいけませんが、でも、作り方を知っていただくと、デパートの食器売場に行かれても少し面白くなりません?(^^) ウェッジウッドのジャスパーウェアは、上の白いレリーフ部分を作るのにも大きな技術が入っているんです。だからb器の典型と紹介するには、知名度は良いけれど迷いまして。
アウトレットの件、楽しく。大倉陶園でも年に1,2度工場で規格外品をバーゲンすることがあります。素人目には差が分りませんが、裏印が違います。工場内も何度か見学させていただきましたが、製品チェック部門はすごいですよ〜。赤いペケが入ってポイ(>_<)学校でも練習皿(製品としては全く使い物にならないレベル)をいただく時がありますが、アルコールで拭いた程度では傷が分らないことも。描いていく間に(あ、かすかな凹みの点がある)と思う程度です。 器は使って楽しむものだと思いますから、時々ご自分の為の器を買われて日常に使ってくださいね。 T先生に「美しいは誉め言葉じゃない、自分の物にしたい、にならないと」と言われたことがあります。某BBSのお話が少し戻りますが、だからTakさんが「白いご飯をよそってみたい」と言われたの、あれ、自分が毎日使う器にしたいってことですから、最高の誉め言葉なんですよ(^^)
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