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[ No.693 ]
『現代能楽集 鵺』、観ました。
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2009年07月09日 (木) 22時20分 |
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2009年7月4日のマチネ、初台の新国立劇場 小劇場で、『現代能楽集 鵺』を観ました。
作は、坂手洋二さん。演出は、鵜山仁さん。 出演は、坂東三津五郎さん、たかお鷹さん、村上淳さん、田中裕子さん。
室町時代の世阿弥元清、晩年の作といわれている、謡曲「鵺(ぬえ)」。 その「鵺」を題材に、現代戯曲として書き上げた、坂手洋二さん。 どういう戯曲になるのだろうと思っていたら、三部構成の物語になっていました。
観て良かったです。 形態とか、泣き声がトラツグミとか、源氏の武将に退治されたとかは、知っていましたが、 「鵺」の話の内容は、漠然としか知らなかったので、 謡曲「鵺」のあらすじと、また、その謡曲「鵺」の元となった『平家物語』巻四の「鵺の事」のあらすじを、 事前に知っておけば、さらに戯曲を理解しやすくなったのかもしれませんね。 あと、坂東三津五郎さんのあの動きは、さすが歌舞伎役者さんだなと思いました。 |
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