|
[ No.685 ]
『楽屋』、観ました。
投稿者:
2009年06月12日 (金) 23時02分 |
|
|
 |
2009年6月6日のマチネ、三軒茶屋のシアタートラムで、シス・カンパニー公演『楽屋 〜流れるものは やがてなつかしき〜』を観ました。
作は、清水邦夫さん。演出は、生瀬勝久さん。 出演は、小泉今日子さん、蒼井優さん、村岡希美さん、渡辺えりさん。
チェーホフの「かもめ」を上演中の劇場の楽屋に、女優が二人。 そこへ主演女優と、かつて彼女のプロンプターを務めていた若い女優が登場し、 若い女優が、主演女優に向かって、「役を返して」と詰め寄った。
良かったです。 「女優」って、なんだか特別な響きが、「役者」とも「俳優」とも違う、特異な存在のような気がしますね。 あの空間に4人の女優さんしか登場しない。とても濃密な1時間半でした。 個人的には、村岡さんの女優然とした、「スポットライトを浴びるのは私」という感じで、なおかつ緩急のついた演技が良かったです。 いつかまた、違う女優さんの組み合わせで観てみたいと思った戯曲でした。 |
|