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[ No.718 ]
『兄おとうと』、観ました。
投稿者：
2009年09月30日 (水) 00時30分 |
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2009年8月8日、新宿の紀伊國屋サザンシアターで、こまつ座第八十八回公演『兄おとうと』を観ました。
作は、井上ひさしさん。演出は、鵜山仁さん。
出演は、辻萬長さん、剣幸さん、大鷹明良さん、高橋礼恵さん、小嶋尚樹さん、宮本裕子さん、朴勝哲さん(ピアノ)。
大正デモクラシーの旗手｢吉野作造｣と、その弟で、官僚の｢吉野信次｣のお話。
国家や政府を批判する兄と、国家や政府の為に働く弟。
良かったです。
兄弟だから、血がつながっているから、仲良くしなければと思う気持ちがあれども、
会うとぎこちないし、最終的に喧嘩になってしまう気持ちは、自分も、少し当てはまるものもあるので、よく理解できました。
ちょうど、８月末に総選挙があり、政治が世の中の話題になっていて、
自分の関心が、政治にも興味があったので、恐ろしいぐらい、ベストな観劇タイミングだと思ってしまいました。
主人公が、ある人物に、｢必ず選挙に行くんだよ｣と諭していたのが、妙にリアルに感じました。
そして私は、８月末、自分の考えをしっかり持って、選挙に行きましたとさ。 |
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