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[ No.714 ]
『見知らぬ乗客』、観ました。
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2009年09月18日 (金) 20時20分 |
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くじ引きとか、懸賞とかは、運が無いのに、なぜか「チケット運」だけは、それなりにあるみたいです。
2009年7月25日のソワレ、新大久保の東京グローブ座で、『見知らぬ乗客』を観ました。
原作は、パトリシア・ハイスミス。演出は、ロバート・アラン・アッカーマンさん。 出演は、二宮和也さん、内田滋さん、パク・ソヒさん、宮光真理子さん、巌大介さん、岡田あがささん、岡田さやかさん、川辺邦弘さん、倉本朋幸さん、深貝大輔さん、 秋吉久美子さん。
アルフレッド・ヒッチコック監督によって、映画にもなった作品「見知らぬ乗客」。 ジャニーズ事務所の「嵐」のメンバー、二宮和也さんの主演です。
ジャニーズ事務所の舞台は、ものすごいチケット争奪戦に巻き込まれるのは確実なので、「観に行かないようにしよう」と思っていました。 でも、二宮さんが、ドラマ「流星の絆」等の演技で、ジャニーズ事務所初となる、テレビ業界の「ギャラクシー賞(個人賞)」受賞後の舞台主演とあって、注目していました。 ファンクラブのみではなく、一般販売もあると知り、ダメもとで、臨んでみました。 発売初日、電話をかけたら、すぐつながって、運良く、S席ゲットできました。即日完売のプラチナチケットでした。
チケットゲットできた後、インターネットをのぞいていたら、信じられないものを目にしました。 ファンクラブ扱いの席(1階席)で、千秋楽のS席1枚が、なんと「18万」で、販売されていました。 その他の日も、定価の5〜10倍の値段で、平然と売買されていました。 なかには、観に行くつもりがなく、最初から転売目的の人や、組織だってチケットを取り捌いている所もあるように見受けました。 定価ならいざ知らず、純粋に「芝居」を観たい人のチケットゲットのチャンスを邪魔し、 なおかつ、ファンの人の足元を見る様な行為が横行している事は、とても悲しい気持ちになりました。 チケット転売でお金儲けしている人たちを喜ばせる事はしたくないので、私は一生、正規のルートで、チケットゲットしていきたいと思います。
良かったです。 まるでドラマを見ているかのような、二宮さんの繊細な演技、良かったです。 監督さんのどなたかが、「彼は、小屋(劇場)の大きさによって演技を変える」とおっしゃっていたのを思い出し、 これが、二宮さんのグローブ座での最大限の表現なのかと感嘆しました。 機会があれば、他の作品では、他の劇場では、どのような表現となるのか観てみたい気がしました。 |
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