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[ No.680 ]
『春のめざめ』、観ました。
投稿者:
2009年06月03日 (水) 23時09分 |
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2009年5月23日のマチネ、浜松町の自由劇場で、劇団四季公演『ミュージカル 春のめざめ』を観ました。
原作は、フランク・ヴェデキント。台本・歌詞は、スティーヴン・セイターさん。音楽は、ダンカン・シークさん。 すべての役が、ダブルキャスト、もしくはトリプルキャスト。 私が観た回は、 出演は、林香純さん、勝間千明さん、石塚智子さん、松田佑子さん、岸本美香さん、柿澤勇人さん、厂原時也さん、玉井晴章さん、南晶人さん、伊藤綾祐さん、 白瀬英典さん、中野今日子さん、志村要さん、玉石まどかさん、有村弥希子さん、一和洋輔さん、竹内一樹さん。
2007年度のトニー賞8部門受賞の話題作。
ものすごく良かったです。 誰もが、経験するであろう思春期の悩み。こんなこと考える自分は、間違っているのではないかという不安。 自分の思春期の頃を、思い出しました。
運が良く、席がものすごく良かったので(センターブロックの前から2列目)、役者さんの表情とかも、しっかり、はっきり観れました。 メルヒオール役の人が歌っているときに(もしかしてベンドラ役かも)、別の役者さんが、涙を流しているのに気がついた時、 当たり前のことなのですが、他の人の歌を聞いている間も、舞台の上で、役の人間として生きているのだと、少し感動しました。 そして、その涙はその役の人物に、とてもふさわしいと思いました。(涙を流していた人が誰かは、あえて言いません) 音楽も良かったです。劇場を出る頃には、メロディを口ずさんでいました。日本語版のライブCDが出たら買いたいです。
人によっては、好き嫌いがある作品かもしれませんが、思春期の頃、誰かを好きになったことがあるなら、お勧めします。
時間とお金が許せば、千穐楽を迎える前に、もう一度、観たいです。 |
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