|
喉が渇くというのはこういうことなのだろうか・・・
だが、渇水とは程遠いものであることは、俺にもわかる彼が俺に傍にいてくれたなら・・・
渇きが収まり、飢えも凌げるのだろうか・・・
・・・・答えは”否”
花道を傍らに存在させるだけなら、意味がない。
腕に抱き・・・そして、貪る。
俺の飢えがなくなるまで
そう、朝が来たから離すなんて無粋なまねなんてしないよ?
俺が飽きるまで・・・
でも、そんな顔をしないでいい
俺が花道を飽きるなんてありえないよ?
そう・・・お前がいくら望んでもそれはありえないんだ・・・
クスッ
涙で潤んだ瞳で睨みつけてもダメだよ?
その赤くなった目元と対照的な白い喉元
顎を上げるのは、癖? それとも誘ってる?
”お前は狂ったのかッ?”
くくくっ
花道・・・”た”なんて過去形を使わないで
”ing”現在形なんだよ?
お前に狂わされ続けてるんだ
そう、初めて会ったときから、
花道・・・お前は俺のものになるって決まったいるんだ
だから・・・
このままずっと、ここにいればいいよ
俺しか頼ることなく
俺にしか縋るものがなく
そして最後には
その瞳に映るものが俺だけになってしまうように・・・・
つづく
仙さん狂気モノ・・・一人称っすな
2003年02月16日 (日) 01時06分
|
|
|
|