![](http://www.co-terra.com/subuta.gif) 10/28 40年近く仲間付き合いをしてきた友人の東京亭の主人・倉茂敬也氏が突然死で亡くなりました。 彼との出会いは私が22歳の頃 同業組合の中で若手を中心にした勉強会「若手エースグループ」が結成され 食品加工工場の見学や優良同業企業の視察交流会などの中で大いに勉強をしあったメンバーとしてでした。
その後 勉強会のほかに社会貢献できる活動として 募金活動や老人ホームでの給食奉仕などボランティア活動にも力を入れ 老人ホーム「県央寮」への慰問はO-157騒動が起きた10年ほど前まで続けられました。
恥ずかしがり屋でシャイな彼は メンバーの先頭に立つわけでは有りませんが 物事の良し悪しについては理論立て的確な判断をし 活動が間違った方向に行かないよう いつも気を配っていると言った存在で 時にはメンバーと言い争うこともありました。
私は 彼の任侠的な部分に惹かれグループ内でも一番近しい友として付き合ってきました。
今注目されつつある 「三条カレーラーメン」 も 水害で停滞した三条の活性化を図ろうと相談を持ちかけた最初の相談相手で あまり表に出たがらない彼ですが 私のすることには全面的に協力すると言って 新潟や東京にも一緒に出かけたりもしました。
三条の中心地である本寺小路で東京亭の二代目を継ぎ 暖簾を守りカレーラーメンを愛した男の あまりにも早く そしてあまりにも突然の死でした。 ましてや 彼が一番愛していた娘の妙子さんの結婚式を一週間後に控えた旅立ちでした。 どんなにか悔しく心残りであったことかと察するに余りあります。
ご家族に窺うところによれば 東京亭の暖簾をどうするか 今のところまだ決まっていないと言うことです。
私としては 「三条カレーラーメン」を誰よりも愛した彼の志を継ぎ カレーラーメンで町興し という大きな目標に向け進むことが一番の手向けになることと決意を新たにしているところです。
同志・倉茂敬也氏に哀悼の意を奉げます。 合掌
2010年11月02日 (火) 09時21分
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