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武道館とRAHの折衷みたいなセトリ、なんだか煮え切らない感じで周っている独墺ツアーだが、最後に凄いのが控えている。5/26〜6/10の日程で開催中のドレスデン音楽祭(Dresdner Musikfestspiele)最終日への出演。
音楽祭のオーガナイザーでもあるチェロ奏者、ヤン・フォーグラーが、俳優ビル・マーレイとのコラボ『NEW WORLDS〜音楽と朗読&歌』の公演で昨年ロンドンを訪れた際、公演を観に来たクラプトンと面会し、今回の特別出演を依頼したとのこと。小会場でやりたいというクラプトンの希望で、当初はキャパ1,754のクルチュールパラスト(Kulturpalast)が予定されていたが、チケット要望の声が大きいため、キャパ4,000のメッセ・ドレスデン(ホール1)に変更になった。チケットは10/1に発売され、10分で売り切れになったそう(先々週から購入サイトに若干枚が再浮上している)。
先月ロンドンで行われたこの公演のためのリハから写真が流出しているが、これからすると、クラプトンとフォーグラーの共演が見られるのはほぼ確実と思われる。著名なクラシック音楽祭の締めを飾る演目だけに、プレステージは高い。
http://www.musikfestspiele.com/en/music-festival/
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So it goes
投稿者:ブルー爺
投稿日:2019年06月10日 (月) 15時51分
No.7033
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独墺まで行くつもりは元々なかった。が、先日たまたま開けたドレスデンのチケット購入サイトに、高額帯の席に混じって、下から2番目に安い95ユーロの席が1枚だけ入手可能になっているのを見て、思わずポチってしまったw そういうものだ。
その場の判断なので、行けない場合も想定して捨てる覚悟での安い席購入だったが、万障片が付き、本日ベルリン経由でドレスデン入りする運びとなった。そういうものだ。
コンサート後、宿に帰ったらとりあえず第一報をば。
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ちとアンチクライマックス気味
投稿者:ブルー爺
投稿日:2019年06月11日 (火) 07時25分
No.7035
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RAHとは逆に、ドレスデンは観る前の期待MAXだったが、その分ちょっと肩透かしと感じるところもあったのが正直なところ。 ヤン・フォーグラーがアコギ・セットで客演、5曲に付き合った。おなじみの曲をチェロが優雅に彩るそこの部分はよかったが、あとはいつものクラプトン。 セトリも以前と同じ、電気レイラはなし。それどころか、アンコールに予定されていたBYAMがHigh Timeに変わった(笑)。 観れるものなら観たかったという人は、とくに悔やむには及ばないと思う。
そういうものだ。
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地元紙一面トップ
投稿者:ブルー爺
投稿日:2019年06月11日 (火) 18時28分
No.7038
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やはり格式の高いイベントであったことがうかがえる。
なお、ECがドレスデンで演奏するのは今回が初めて。
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もう1紙
投稿者:ブルー爺
投稿日:2019年06月12日 (水) 15時49分
No.7039
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買いそびれたが、さらにまた別の地方紙でも1面トップ扱いだった。 計3紙が同格の扱いで報じたことになる。
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事後雑感
投稿者:ブルー爺
投稿日:2019年06月14日 (金) 16時22分
No.7043
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計4公演やった独墺で、もっとも評判のよかったのはマンハイム。理由は言うまでもない、電気レイラをやったから。ファンによるレビューには、アコギ・セットで「レイラ」が始まった瞬間はがっくし来たが、本篇ラストでそれが喜びに変わった、その夜はハッピーな気分で眠れた、というのがあった(笑)。気持ちは分かるが、1曲でこうもショウ全体の評価が変わるのか、というのにはモヤモヤした思いが拭いきれない。そういう自分だって、ドレスデンもそうだったなら、あるいはさらに贅沢を言えば、アンコールがフォーグラーのチェロも混じえた電気レイラだったなら、ドレスデン最高!という感想が出ていたことだろう。ファンなんて身勝手なものである。
フォーグラーとの共演に加えて、小ホールでやるというのが今回の売りだったのだが、会場のメッセ・ドレスデン、ホール1は、見本市や展示会にも使われるような、真四角のだだっぴろい多目的スペースで、格式と雰囲気のある音楽専用ホールとかではまったくない。フラットな床面後方49列目から後ろ約20列が傾斜になってせり上がっているだけである。ステージ左右にはスクリーンも設置されていた。44列目の自分の席からはステージが見えにくくて仕方なかった。それで今回は写真もあまり多く撮っていない。
いろいろ煮え切らないようなことを書いたが、数日を経て振り返ってみると、やはりいいものを観たという気持ち、ジワジワ来るものはある。YouTubeで共演部分をチェックしてみたが、現場で体感したよさ、ヴァイブが十全に伝わってこないのは今回も同様に感じた。ECの年齢を考えると、今後はなかなかこういう企画が実現する、そしてそれに立ち会えるチャンスは多くないだろう。
最後にひとつ思い出した。他の独墺会場はどうか知らないが、武道館、RAHのメイン・ギターだったアーモンド・グリーンのストラトはドレスデンではまったく使われず、ピューター・グレイのギターを弾き、Holy Motherのときだけ黒のものに持ち替えた。
(写真=アンコール演奏後、音楽祭の無事終了を祝うのも兼ねて、客席に花を投げ入れるクラプトンとフォーグラー、バンドのメンバーたち。5分以上続いた)。
https://www.aachener-zeitung.de/kultur/musik/alles-andere-als-routine_aid-39378625
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欧州ツアー
投稿者:Jasmin
投稿日:2019年06月15日 (土) 13時47分
No.7047
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ブルー爺さま 欧州ツアーのご報告をありがとうございました。 欧州にいけない身にとっては極めてうれしいレポートです。 ヤン・フォーグラーとECが客席に花束の花を投げ込み、それが5分以上続いたというお話にはいかにもヨーロッパだなあ、と感銘を受けました。
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投稿者:ブルー爺
投稿日:2019年06月15日 (土) 15時09分
No.7048
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花の投入れ@
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投稿者:ブルー爺
投稿日:2019年06月15日 (土) 15時10分
No.7049
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花の投入れA
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投稿者:ブルー爺
投稿日:2019年06月15日 (土) 15時14分
No.7050
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花の投入れB
共演部分と並んで当夜のハイライトだったという言い方もできる。 ここまで含んでの演奏時間は約1時間50分。
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