| |
|
|
イヴェンティム・アポロ。昔の名前=ハマースミス・オデオンに愛着があり、今でもあえてこう呼ぶオールドタイマーもいると聞く。何度もステージに立ったこの会場、なかんずく74年カムバック・ツアーの地にエリックが帰ってきた。亡き悪友(笑)、「嫌な奴」ことジンジャー・ベイカーを弔う一夜のバンマスとして。
定刻8時に客電が落とされると同時に、ステージ後方スクリーンにジンジャー晩年の顔が大写しになる。どっと湧くフロアー。そこから切り替わって、クリームさよなら公演でのプレイ、その半年以上前に収録されたドラム・デモンストレーション、USツアー中に撮られたプライベート8mmフィルムを編集した映像。フロアーのさらなる反応を誘う。
大した間を置かず、エリック一同登場。追悼公演という場を意識してのことだろうか、本人は白シャツにグレイのスーツ。挨拶で「彼はロクデナシだったが、ぼくは彼を愛していたし、彼もぼくを愛してくれた」云々。Sunshine Of Your Loveでショウはスタート。そこそこ聴き慣れた曲だが、オープニングでやると新鮮だね。最近のECライヴでよく聴かれる、テンポ遅め、ゆったりした演奏。年相応という感じで、無理に勢い付けるよりも今のエリックには合ってて好ましいと思える。 ここでギターを弾くのはエリックひとり。黒もしくはピューターグレイのストラト。ベースはロジャー・ウォーターズ。後方横一列にずらり並んだ4台のドラムキットのうち、中2台、客席からステージ向かって左側にソニー・エモリー、右側にスティーヴ・ガッド。鍵盤担当は舞台下手ポール・キャラック、上手クリス・ステイントンと、昨今のECライヴと同じ配置。ステージ右手はしっこギリギリの位置でケイティ・キスーンとシャロン・ホワイトがバック・コーラスを務める。
そして始まった2曲目。なんとStrange Brew! クリーム時代にはほとんど、ひょっとしたら一度もライヴ演奏されていない曲。途中、ポールのオルガンをフィーチャーして、オリジナル以上にブルージーな雰囲気で迫る。元ネタのブルース・ナンバー、Lawdy Mamaに引き寄せての解釈という言い方もできる。開演早々やってくれるでないの。この後の展開に期待が一気に高まる。メルセデス・ブルーのストラトに持ち替えてやったような気もするが、確信はない。
スペシャル・ゲスト、ロン・ウッドとケニー・ジョーンズが加わってのWhite Room。外国ではときどきやってるが、自分がナマ聴くのは2005年RAHクリーム・リユニオン以来15年ぶり。ロニーはサンバーストのストラトで、ウタバンの最中からワウを踏んでオブリを絡める。曲を締め括るエリックのドラマチックなソロをひさびさに聴けてごっつぁんでした。しかしロニー、演奏中も曲間も、隙あらばそこいら中せかせか動きまわって落ち着きがない。子どもか(笑)。
ここでベースがロジャーからウィリー・ウィークスに交代。そして何か独特のいかがわしさを振りまきながら、ニューヨークの顔役、ナイル・ロジャースのっそり登場。白のストラトから切れ味満点、シャープなカッティングを繰り出す。「おしゃれフリーク」! ちゃうちゃう(笑)。♪ボンボンボンボボンボン、ウィリーのベースにコーラス隊が宙を舞うように唱和、本日2度目のサプライズ、I Feel Free! クリーム最大のヒット曲でありながら、現役時代にはほとんどライヴ演奏されず、2005年のリユニオンでもプレイされなかった。フロアーの興奮が高まったところでドラムスの合図とともに一斉に演奏になだれ込む。ここで自分を抑えきれず大音声で「ヘ〜イ!」と叫んじゃったよ。歌うのはポール、そして炸裂するエリックのソロ、元祖ウーマン・トーン! 会場盛り上がるまいことか。
ほんでほんで、興奮冷めやらぬなか、曲間を置かず不気味なベース音で始まったのが「英雄ユリシーズ」と来た。もう好きにして(笑)。リユニオンの際、RAHでは取り上げられず、MSGでセットリストに追加された。ニューヨークに行かなかった自分にはナマ初体験。ヴォーカルを取るのはエリック。マーティン・シャープ作詞EC作曲だが、クリーム時代にはジャックが歌っていた。言ってみれば、今日ここで初めて本来あるべき姿で披露されたとも言える。その辺に思い至り感慨深し。エリックと併せて、ナイルもソロを弾いた。
お次、Sweet Wine。ジンジャーと、ジャックの最初の奥さん、ジャネットの共作曲。ジンジャーとジャックって犬猿の仲だったのに、なんで? とこれ聴くたびに思う。その一方、ジンジャーはジンジャーで「オレの女房のリズはジャックのことを気に入ってたな」なんて言ってたりする(笑)。I Feel Freeに次いでポールが再度ヴォーカル担当。ここでセカンド・ギターを弾くのがウィル・ジョンズ、1973年生まれ、名プロデューサー/エンジニアのグリン・ジョンズの弟、アンディ・ジョンズと、パティ・ボイドの妹、ポーラとのあいだにできた息子である。今回のレパートリーで、いちばんアドリブ任せの演奏が聴けたのがこれ。束の間、2005年のRAHにタイムスリップしたような気分を味わった。
なにやらまったりスローな感じで始まった次の曲、エリックが歌い出してBlue Conditionと判りビックリ。ジンジャー作だが、寝起きに録音しました、みたいなやる気のない彼の歌がかったるい、名盤Disraeli Gears中唯一の駄曲という印象があったのが、表情一変、ねっとりブルージーに聴かせ、まったく別の曲に生まれ変わった印象を伴って、今回いちばんの驚きだった。当夜のハイライトのひとつ。
ヘンリー・スピネッティがいちばん右のドラム・スツールに座り、黒地に白の縁取りのレス・ポールを手にロニーが再登場、Badgeがスタートする。いつ何度聴いてもいい曲。そこはかとない詠嘆さ、諸行無常感みたいなものを漂わせているところに魅せられるというかね。何回聴いても自分には耳タコにならない。2回目のソロをロニーが受け持って演奏終了。
ジンジャーの息子、コフィがステージ向かっていちばん左のドラムスに陣取って、Pressed Rat And Warthog。ドラムを叩きながらヴォーカルというか詞の暗唱をこなす。クリス・ステイントンがキーボードでメインのリフを弾いてそれに付き添う。3人で苦心惨憺こなしていたクリーム・リユニオンのときよりもずっといい出来。
スティーヴ・ウィンウッドの登場で会場は大きな拍手に包まれる。サンバーストのストラトを手に取り、バンドはHad To Cry Todayの演奏に入る。エリック、ナイル、スティーヴの3人が要所要所でソロを取り、コンサートは佳境を迎えた感じ。
スティーヴ、ポールが弾いていたオルガンに移動。Presence Of The Lord。この曲をまた聴けるなんて感無量。1番をエリック、2番をスティーヴが歌う。EC/SWツアーでは、日本でだけ順番逆になっていたが、こっちのほうがマルと感じる。
スティーヴ、そのままオルガンに留まってWell All Right。バンドがエンディング前の演奏をかなり長く引っ張っていた印象がある。
オルガンから離れて、セミアコのギターに持ち替え、Can’t Find My Way Home。エリックはストラトでソロを弾いた。
コフィがふたたびドラムスに陣取り、Do What You Like。クラプトン&ウィンウッドでもやらなかった曲。やるだろうなという予感はあったが、これは嬉しい。当夜聴けたジャズロック風ナンバーがこれだけになおさら。ギター、オルガンとジャジーなソロ、スタジオ盤でフィーチャーされたベース・ソロはなし、そしてコフィのパワフルなドラム・ソロ。他のメンバーは舞台袖に引っ込む。5分ほど続き、クライマックスに達したところでスクリーンにジンジャーのプレイ・シーンが映し出されて会場が湧く。バンド再登場し、そのままToadのリフ演奏になだれ込んで鳴りやまない拍手のなかフィニッシュ。エリックの挨拶で本篇終了。ここまででちょうど1時間半。アンコールの催促中、冒頭部分同様ジンジャーの顔アップがスクリーンに再度映し出された。
全員がステージに上がり、アンコール、Crossraads。16名がずらり揃って一斉演奏する光景は圧巻である。ロジャーはカウベル、ヘンリーは本篇中何曲かでやっていたようにスティックでシンバルを叩く。4人のギタリストがアイコンタクトしながらソロ回し。フィナーレにふさわしい幕切れ。総演奏時間1時間45分弱。ちょっと短めではあったが、記憶に残るすばらしいイベントになった。
ECライヴ恒例の締め、メンバー横一列になってのお辞儀。3回やったっけ?
普通ならこれですべて終了のはずなのだが、ナイルひとりが少しのあいだステージに留まり、お客さんを見やりながら笑みを浮かべてギターでフレーズをしばしつまびく。ナイルさんお茶目、ファンキーなお方。そして・・・「おしゃれフリーク」! ウソウソ(笑)。
全体の印象について言えば、クリーム・リユニオンとクラプトン&ウィンウッドの公演を足して2で割った感じ。それらの機会には聴けなかった曲をいくつもやってくれたのには、ありがとうというしかない。 しかし、追悼公演を謳いながら、これではブラインド・フェイス解散後のジンジャーのキャリアがないことにされてしまったという印象が拭えない。エア・フォース、モダン・アフリカ音楽への傾倒、ベイカー・ガーヴィッツ・アーミー、ホークウィンド、そして本来の領分と自負していたさまざまなスタイルのジャズへの取組み・・・それらはどこへ行ってしまったのか。まあ、オーディエンスの大半を占めるであろうエリックのファンにはそのほうがよかったのかもしれないが。見方を変えれば、そのおかげでこれだけインパクトのあるイベントになったのは間違いない。
会場前に集まって話に花が咲く日本人グループを横目に地下鉄駅に向かう。十数人はいると見た。思ったより多い。コロナウィルスの脅威にも怯まず、みなさん遠いなか、飛行機で長距離移動してイベントに駆けつけたのね。ご苦労様です。リスクを犯しての渡航、その甲斐あった内容でよかったですね。レジェンドになること間違いなしの一夜、目撃したひと握りの日本人としてファン界に末長く語り伝えていってください。
|
|
ありがとうございます
投稿者:LIZ
投稿日:2020年02月20日 (木) 22時31分
No.7252
|
|
|
many many thanks bluezy
ライブ映像の解説を読んでいるみたいです。 コメントすると、なんだか汚してしまいそうで。でも、御礼は伝えたいし。 なもんで、コメントは暫くしたら消します。 (因みに、ワンタイムパスワード:bluezy) ブルー爺さん、これ、SNSに載っけていい?
|
|
そりゃ気の回し過ぎ
投稿者:ブルー爺
投稿日:2020年02月21日 (金) 04時25分
No.7253
|
|
|
そんなもん、レスが付いたほうが嬉しいに決まってます。釣り煽り荒し叩きでもないかぎりはね。あ、実のある建設的批判ならOKですよ。いっちょ噛み、相手をへこましてやろうという魂胆見え見えのレスなんかは論外。ということで、そちらのコメントは消してもらうには及びません。みなさん、もっとレスください(笑)。
SNSへの転載希望の件。OK出す前に、一応どんなとこなのか見ておきたいんですが、URLを教えてもらってもいいですか?
|
|
地味ぃーに…
投稿者:LIZ
投稿日:2020年02月22日 (土) 10時09分
No.7257
|
|
|
face-,tweet-,insta-,mic-,etc. でなく、バエもなく、旧式な日誌形式で、地味に呟いてます。
大した知識も知恵も持たずでお恥ずかしい内容なので、此方への表記はご勘弁下さい。 ブルー爺さんのレポに各タイトルを挟んで…
01. Sunshine of Your Love - with Roger Waters 大した間を置かず、エリック〜〜〜
02. Strange Brew - with Roger Waters そして始まった2曲目。なんと〜〜〜
みたいに、編集して。ついでにあれこれ挟んで(^_^;)
バーチャルライブ体験を企んでました。 ごめんなさい。 ブックマーク無ければ、自分で検索掛けてもほぼ見つからない位、こっそりひっそり、と。
|
|
オールドスクールに生きてます
投稿者:ブルー爺
投稿日:2020年02月22日 (土) 11時20分
No.7258
|
|
|
まあマナーとして、他人の書いたものを引用して、元文を書いた人に引っぱっていった先のメディアを見られたくないというのはペケでしょうね。
他人様のツイッターをよく覗いたりはするんですが、私自身はアレがどこか好きになれず、登録もしていません。ツイッター=「SNS化した2ちゃんねる」みたいに感じられる部分があるからでしょうか。 フェイスブックはフェイスブックで、自分のプライバシーがサイバースペースにダダ漏れになるような気がして、こちらも敬遠しています。 やはり自分にとって居心地いいのは旧来の掲示板ということになりそうです。
ということでみなさん、もっとレスください(笑)。
|
|
♪
投稿者:内田裕也 (本人)
投稿日:2020年02月23日 (日) 07時32分
No.7288
|
|
|
怖い
|
|
投稿者:loosebank.com
投稿日:2020年02月23日 (日) 09時29分
No.7289
|
|
|
I Feel Free の封印解放!? には素直に驚きました。そして、 ギターソロがウーマントーンって!! 会場に居たら、ちびりますよ、笑
数年前の武道館での音漏れwで、 大興奮した、ポールマッカートニーの Another Girl を思い出してしまいました。
|
|
…ヒトリゴト
投稿者:LIZ
投稿日:2020年02月23日 (日) 09時53分
No.7290
|
|
|
>ブルー爺さん …ですよね。 ヤマアラシ(ハリネズミ?)のジレンマ、近づきたいけど傷付く傷付ける(T_T)
古くはKDDI→au→Y!→現在 で呟いてました。アーティストで検索かけたら10番目くらいにあったことも、無くはない。 もしかしたら、ブルー爺さんは既知ではないかと思っていたりも…
…ヒトリゴト、なので日が変わる頃…
|
|
言ってみたかっただけです(テヘ)
投稿者:ブルー爺
投稿日:2020年02月23日 (日) 10時21分
No.7291
|
|
|
loosebank.comさん ウーマン・トーンというのは幻聴だったかもしれません(笑)。 何せ興奮、気持ちがイッちゃってたもので。
LIZさん どうかお気になさらずに。ネットではよくあることですから。クルマどうしのカスリみたいなもんです。 そちらの日誌(?)も私は見たことないですねえ。それと気づかずに目に入れたりはしてるのかもしれませんが。
|
|
今だ!
投稿者:LIZ
投稿日:2020年02月23日 (日) 10時32分
No.7292
|
|
|
一時間で、お昼には消しますm(__)m (URL削除)
ブルー爺さん!見たら教えて(^^)d
2020/02/23,11:18 ブルー爺さん、ありがとう URLの削除、編集しました。
|
|
LIZさん、ありがとう
投稿者:ブルー爺
投稿日:2020年02月23日 (日) 11時07分
No.7294
|
|
|
リンク先拝見しました。 会員登録していないので、読めたのは記事のタイトルだけですが。 そちらのお気持ちは受けとめました。 これからもよろしくお願いします。
|
|
No.7251+No.7260 マージ?コンカチ?
投稿者:LIZ
投稿日:2020年02月23日 (日) 12時53分
No.7297
|
|
|
ブルー爺さん、ありがとうございます。 こちらこそ、これからも宜しくお願いします。
12月半ばに立ち上げたのでメンバーはいません、し、登録(許可)する予定はありません。そこのシステムに「非公開」な記事の設定が無いため、似た機能の限定記事として編集中です。
を踏まえて
where's ERICにあるセットリストより、No.7251の曲毎にNo.7260の写真を載せて。 余力あれば出典(アルバム名)やら、YouTubeから拾った映像をリンク…
したいなぁ〜
非公開(管理人のみに可能)、或いは全てに公開 了承いただけませんか?
追伸:コメントなら登録無しでも記入できるんですょ(^.^)
|
|
LIZさん
投稿者:ブルー爺
投稿日:2020年02月23日 (日) 13時49分
No.7298
|
|
|
そちらの説明を読んだだけでは、具体的なイメージが掴みにくいんですが、それ、ここに載せた私の文章と写真を編集・再構成した上で、そこにYouTubeの画像を足したような感じのものになるということなんですかね?
漠然とした感覚でしかないんですが、正直言って、あとあと何か面倒な事にならないかなあ、みたいな危惧があります。「面倒な事」というのが何なのかは実は自分にもよく判ってないんですけどね。考え過ぎなだけかもしれませんが。
それとは別に、YouTube画像を別にすると、基本的に同内容のものが場所を変えてネット上にアップされることになり、ある種二重投稿的な性格を帯びてしまうというのも、私には気の進まないところです。
そんなことから、ご期待に添えなくて申し訳ありませんが、今の自分の気持ちとしては、ちょっと待ってくださいとしか申し上げられません。
こんな答えで納得してもらえるかどうか心許ないのですが。
(この回答をアップしたのち、1日かそこら留守します。ヘソ曲げたとか、ダンマリを決め込むわけではありませんのでご安心を 笑)
|
|
(笑)
投稿者:内田裕也 (本人)
投稿日:2020年02月24日 (月) 04時33分
No.7299
|
|
|
ウホッ
|
|
丁寧な回答をありがとうございます。
投稿者:LIZ
投稿日:2020年02月24日 (月) 09時10分
No.7300
|
|
|
ブルー爺さん、 少し残念ですが、お気持ちは十分に解ります。 編集中、非公開記事は内容削除し、公開としています。内容がバニティな証として。(削除した旨のコメントを入れてますが。)
あとは…やっぱり、 オフィシャルで映像作品として商品化を祈ります。かね(^^)v
|
|
重ねてLIZさん
投稿者:ブルー爺
投稿日:2020年02月24日 (月) 10時33分
No.7301
|
|
|
こちらの心情ご理解いただき、どうもありがとうございます。 せっかくのお気持ちに水を差すようなことを言って、たいへん申し訳ありません。
お礼にLIZさんお気に入りのクリスの写真を2枚ばかり貼らせていただきます。
Pressed Rat And Warthogのエンディング
|
|
投稿者:ブルー爺
投稿日:2020年02月24日 (月) 10時35分
No.7302
|
|
|
Crossroads演奏中
|
|
ありがとうございます(^.^)
投稿者:LIZ
投稿日:2020年02月25日 (火) 06時26分
No.7311
|
|
|
エリックより1ッコ上?のクリスさん、お元気そうですね
YouTubeから拾いました
キャラック:なんやおっちゃん、元気やなぁ! クリス:あぁ。年期が違うさ。 (…でもな、ちょっと黙っといて!必死やねん(^^)d )
|
|