| [18] ピッコロほのぼの物語り |
- 莞爾 - 2003年03月29日 (土) 01時31分
ある日、訓練の休憩時間にべジータは気が向いたので久しぶりにテレビをつけてみた。 朝早かったのでまだ幼児番組の時間でどこの局も幼児番組ばかりやっていた。
べジータ「チッ!どこもろくな番組をやりやがらん。」
べジータはいかにも不愉快そうにチャンネルを回していた。 BUT!!! 次の瞬間ベジータは凍りついた。
ピッ!(チャンネルを変えた音)
べジータ「な、何だ…。こ、これは…。おい!ブルマ!起きろー!!!(叫)」
ブルマ「ふわぁ〜(眠)何よ、こんな朝早くに…………。キャーーーーーーー!!!!」
べジータ「ト、トランクスは…。」
ブルマ「そう言えば昨日私達と一緒に寝たのにいない…。」
〜〜〜その頃〜〜〜
チチ「何だかこんな早くに目が覚めちまったべ。テレビでも見んべか…。」
ピッ!
チチ「こ、これ…。キャーーーーーーーー!!!悟空さぁーーーーーーー!!!!(怒号)」
悟空「ん〜?どうした?チチ〜。こんな朝早く起すなよ〜。」
チチ「ご、悟空さ…。これを見るだ…(蒼)」
悟空「うっひゃ〜〜〜〜!(驚)ピッコロも遂に壊ちまったのか〜。でもこれも良いかもな(笑)」
チチ「笑い事ぢゃねえべ!悟天が映ってるべ。悟天は昨日ピッコロさに誘拐されただか!?悟天ちゃ〜〜〜〜〜ん!!!!(泣)」
〜〜〜そしてまた違う所では〜〜〜
デンデ「今日もテレビでもみて地球の人たちの勉強しますか、ポポさん!テレビを持って来て下さい。」
ポポ「神様、これでいいか?」
デンデ「ありがとうございます。それでは…。」
ピッ!
デンデ「こ、これは…。昨日から姿を現さなかったと思ったら…。ピッコロさん!!!(叫/驚)
〜〜テレビ〜〜
今日も始まるよ!ひらけ☆ピッコロリ〜ん♪
ピッコロ「よいコのみんな!きょうも元気かな?ママのお手伝いはできたかな?それじゃあ始まるよ!ひらけ!ピッコロリ〜ン!!!(笑顔)」
トランクス&悟天「は、始まるよ〜。皆元気で〜(棒読み)」
ピッコロ「今日は皆からのお便りを紹介するよ!南の島のカメハウスのマーロンちゃんと言うお友達からだよ。え〜っとね『毎日楽しみに見ています。ところで何でピッコロお兄さんは緑色なんですか?』いいかい?マーロンちゃん。お兄さんの肌はね、君たちと仲良くなりたいからわざと違う色になっているんだよ。だから恐がらなくていいんだよ。お手紙ありがとう!」
トランクス「(パパ〜助けて、お願いだよ〜(泣/涙))」
悟天「・・・・・・・・・・・・」
その後、皆からピッコロが冷たい目で見られるようになったことは言うまでもないが本人にはその自覚が全く無い様で今でも毎朝修行そっちのけでテレビに出演している由である。
完

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