| [39] 国を憂いて…。 |
- 莞爾 - 2003年04月05日 (土) 00時18分
こんなのは違う!間違っている! 国民は苦しんでいる。 財閥が金をむしり取り、人民はその日その日の生活費すら危うい。 今、満州や北支(中国北部)に兵として出ている姉や妹達は自分の体を売らなければその日の生活すら出来ないでいる。 また、労働者は失業に喘いでいる。 なのに一部の特権階級の連中は私腹を肥やし続けている。 何故だ!天皇陛下もこの様な痛ましい惨状をお望みではない! 陛下を囲む一部の特権階級の連中が国民の本当の姿を、本当の声を聞かせまいとしているんだ! あんな特権階級の連中にまかせられない! 我々が起つ時は今だ!今しかない! 昭和維新!昭和維新だ!!! 今こそ我々の手で昭和維新を決行し、新しい日本を作るんだ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 二・二六事件の青年将校たちの詩を作ってみました。 二・二六事件とは↓ 陸軍の青年将校が国を憂いて決起して、警視庁、首相官邸など首都機能を占拠し、政府の様々な要人を暗殺した事件で三日後に全員が投降し、事件は解決。 青年将校は全員弁護人なし、上告なし、非公開裁判で銃殺刑となりその部下たちは満州へ送られた。
考えてみれば二・二六事件の背景は今と全く変らないような気がします。
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