とにかくすべてが美しくて気持ちよくて、
撮影して映画作品にしたいくらいの不思議に美しい夢でした。

遠浅のうみが山のむこうまで重力を無視してへばりついている。
地面全部が海水でした。
全てがすっごく広くて海は青く透明で異国のリゾート地のような不思議なところ。
海底から長めの芝生がはえててすごく自然がいっぱいで
夏か、五月くらいで気持ちがよくて砂は全部白かった。
一緒に海に来た女の子の友達に、（五人くらい）
海が綺麗だよと教えてあげたら全員がよろこんで海の方へ走っていった。
けれど、私は誰か（男性）と内緒で丘を登った。
坂道なのにぬるい海水が地面にへばりついてて足首にばしゃばしゃしてて
芝生がいっぱい生えてて足の裏が気持ちよかった。
丘の上から海で遊ぶ女の子達を眺めながら、
彼は「あいつらよりこっちのほうがおもしろいのにね」っていってた。
帰りに誰にもバレないようにこっそりあの人のバイクの後ろに乗りました。
すごく夏臭い高速道路の真ん中で、でも顔が思い出せません。
バイクは銀色のビックスクーターでした。

もしかしたら三途の川的なものなのかとおもうくらい
うっとりするようなすばらしい景色の夢でした。
夢の中で私は彼のことが大好きでした。

---

by 白石茜

MAIL + HOME