タマムシ大附属学校
ポケモンのオリトレ小説、学園パラレル企画掲示板。
要するに、オリトレ達のドタバタ学園コメディ(待て)。
物語がどう突き進むかは全く不明ですが、何はともあれ楽しみましょう。
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[161] ジェット短編1 |
- 翡翠 - 2006年11月24日 (金) 23時39分
タマムシ大付属高校物語 短編 〜黒き瞳のクールガイ〜
この学校には・・・数多くの個性的な生徒が存在している。
高1に居るヒヨコ、中等部の問題児の新聞部員達、グラマラスなアイドル部候補などがその筆頭に上がられている・・・・だが、
そう・・・・私はCOOLだ。
ネフライト「それはグ○ニデ閣下だよ!!」
まあジャリチビをほうっておいてPSVG・・・我が学園が誇る最強クラスの生徒を紹介しよう
その名は・・・・黒王徹也。
ネフライト「ジャリチビってそれはフレイムヘイズでしょ!!?」
1#男の日常
キーン、コーン、カーン、コーン・・・・・・・特に変わり栄えしない始業を告げるチャイムがなると、男は静かに席を離れた。
当然彼は授業を抜け出す・・・・というか彼にとっては授業の一回や二回抜け出したところで頭の良さゆえに何ら支障は無いのだから
しかも気配を完全に消している為・・・・並みの教員ではもはや彼が出ていった事に気づくまい。
「・・・・・・・・・」そしてその彼・・・長き赤髪をなびかせ教室を抜け出した超がつくほどのイケメン、ジェットこと黒王は教室を抜け出すとすらりとした動きであっという間に屋上までたどり着いた
「特に変わったところは無し・・・か最近銀狼とか緋色とか言う連中が居て騒がしくなったからなここも」そう、ここはいわば彼が日常に退屈な時、彼独自の精神集中をしに来るいわばシンキングタイムともいったところだろうか
そして・・・しばらくジェットは眼を閉じ、全ての感覚を研ぎ澄ましていく。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」沈黙だけがあたり支配する・・・・・だが。
ビュウウン!!!!!
一陣の猛烈な風が吹いたかと思われると、そこにはひとりの不思議な服を着た仙人のような男が立っていた
「貴殿もなかなか近頃稀に見る男也、毎日の心身の鍛錬・・・・・・我も関心しているぞ」威厳に満ちたしかし静かな声で彼は言った
「ふう・・・・お前と話すのも大分久しいな竜狐栗鼠(リュースター)」ジェットは眼を閉じたまま返事を返した
「うむ・・・・我も貴殿と話すのを待ち浴びていたところだ・・・棒球とやらの調子はどうだ?」
「ああ、悪くは無い・・・だが、」ジェットは来る時に持ってきていた自分の金属バットを両手で持ち、眼を開いた
「去年は俺にとってもかなり悔しい夏だった・・・なんとしてでも今回はあいつの為にも甲子園の切符を手に入れる」去年の夏決勝で琥珀(アンバー)率いるヒスイ女子に負けたのはやはりクールなジェットでもかなりの悔しさがあったようだ
「悔しい・・・・?貴殿はかつて感情を失ったはずでは?」
「・・・・・感情などとうに消えうせた俺も確かにそう思っていたが、あの時感じたのは確かに悔しさだ、それに俺はやるからには頂点を目指すのが流儀でね」
「ふむ・・・・・あの常盤という少年・・素晴らしき男なのだな?」
「ああ・・・・俺の最高の相棒だ、その相棒に全力で応えるのが今俺に出来ることの全てだ・・・・そのためなら命を懸けて戦える」ジェットの眼はより精悍に変化している
「迷いが無い・・・・覇気があるな」この少年は何所まで伸びるか楽しみという具合に唸るように話すリュースター
「リュースター・・・・この学園の歴史で最高の瞬間を、俺達が作る・・・・楽しみにしててくれ」
「うむ・・・・・日々の精進怠るでないぞ」
ビュウウウウン!!!!現れた時と同じように激しい風が吹いたかと思うとリュースターは去っていった
「・・・・・・・よし・・・始めるか」ジェットはバットを上方で構え・・・・まるで御祓いをするかのような感じ・・・・・この打法は「神主打法」と呼ばれ、 ギリギリまで相手投手の球を引き付けることが出来る。だがあらかじめ対戦した投手のデータがないと始動が遅れなかなかボールを見極めるのが難しい独特の打法といえよう
彼の脳裏にはマウンドに居る琥珀色の瞳の少女が現れ・・・その彼女は地面スレスレからその左腕を振り・・・低目からホップしてくるその球を引き付ける
ビュゥゥゥゥゥン!!!!!! 大きく風を切るような音がする・・・それのスイングはまさに大迫力・・・スラッガーと言っていいだろう
「登校前に300回はやっておいたから・・・今は600回まで振り続ける・・」ジェットは毎日とにかくバットを振り続けている。
黙々と・・・黙々とスイングを続けるジェット、そして10分はバットを振り続けた辺りだろうか・・・・・
シュッ!!!!!
小さな音と共に突然ジェット目掛けて白い物体が飛んできた
「!!喝!!!!」ジェットはその物体に素早く反応し、それを上手く打ち返した
パラパラ・・・・・・・・その小さな白い物体はバットでインパクトされるや呆気なく粉々に砕け散った。
「・・・・・素晴らしい動体視力だ」やがて前から短い栗色の髪をしたタマ大付属・ヒスイ女子の学園広域指導員 「デス・マント広樹」が歩いてくる
通常の生徒ならすくみあがるところであるがジェットはそうではない
「ヒロキ・・・か、」ジェットはジェットで至って何の問題もないという顔をしている
「授業中に屋上に来るのは禁じているが・・・まあ居るのがお前なら特に問題は無い」ヒロキもまたジェットの事は一目置いているらしい
「・・・・・とりあえずここに居ないということにしてくれている事に礼を言おう」
「俺の力を借りずとも気配を消せば大丈夫だろう?」
「ああ・・・だが無駄な要因はトレーニングの邪魔でしかない・・・」そういって再びスイングを再開するジェット
ビュン!!ビュン!!ビュン!!その鋭い振りは他校の野球部から見たらかなり驚異的に見えるだろう・・・・
「やはり・・・・お前を野球部に行かせたのは勿体無かった・・・射撃部に居れば今頃はお前が主将だっただろうな」ヒロキは今思うところを述べた
「いや、俺は気が向いたから野球をやっているだけ・・・ジェードもいるし中々面白くなりそうだからな、でも射撃部も満更じゃなかったが」
「体験入部で44マグナムを100発100中していたお前ならそうも思うだろう」(ぇ)
「とにかく今俺は野球部しか頭に無い・・・・それだけはわかってくれ」ジェットは素振りをさらに続け言った。
「そうか・・・・・俺もお前に期待している・・・・今年は甲子園に行って来い」
「ああ・・・・・ヒロキ、今年は必ず」 男達の約束が果たされるのは近い・・・
2# 謎の女生徒
そしてしばらく素振りを続けていたジェットであるがまたしても声をかける人物が現れた。
「またここに居たのね」その声は澄んだ空のように綺麗な声・・・・そして理知的な女性のものだ。いつの間にか
「・・・・・・カレン」ジェットは少し汗を掻いた顔で後ろを振り向いた、そこには水色の瞳でショートヘア、そしてこの学校の制服を着た少女が立っていた
「いつも練習大変ね、はいっ、これ」カレンはジェットに彼の好きな飲み物、瓶のペリエを渡した。
「いつもすまない・・・」ジェットは瓶の蓋を開けた・・・しかし
プシュッ!!!!!中身が爆発したように噴出し、ジェットの顔にかかった
「ふふっ♪ひっかかったわね」少し悪戯っぽい笑みを浮かべ舌を出すカレン
「・・・・・・これは・・・・見事にやられたな、まあ俺も油断したな・・・フッ・・ハハハハ!!!」ジェット、珍しく笑顔になる
「油断大敵・・・・あなたがよく話していることじゃない?天才黒王君でも精彩を欠いたかしら?」
「どうもお前と居ると、いつもどおりというわけにはいかないな、俺は人と喋るのは苦手でね」
「でも野球の練習や試合中は凄くコミニケーションがとれてるじゃない?あなたの一言二言が凄くジェード君やレッド君に影響しているみただけど?
「あいつらとは気心が知れている、だから何を言ってやれば落ち着くかすぐ分かるからからな」
「そう・・・・男の子の友情ね・・・でもあなたが練習している姿を見ていると何だが野球に嫉妬しちゃう・・かな、ジェード君達に」
「くだらないことで嫉妬するな、俺は仲間も大事だが・・・それとは別に・・・・また特別に大切なのがお前だ・・お前が心を開いてくれなければ今の俺は居なかっただろう」
「・・・・反則よ・・・ジェット(赤面)」余りにベタ(?)な発言に真っ赤に顔を染めるカレン
「・・・・ふう、流石に素振りの後のペリエは最高だな・・・お前も飲むか?」その横でいつの間にかペリエを飲んでいたジェットはまだ中身の残った瓶をカレンに差し出す
「・・・いいの?」カレンは少しまだ顔が赤いままだ・・・何故ならここで彼女が飲んだら・・・まあこの先は言う必要も無いか
「ああ」
「・・・ありがと。・・・・・・っはぁ〜〜」少し大げさに飲んだ後のリアクションをとるカレン
「どうだ?」
「うん・・・・なんだが元気になるわね、炭酸の刺激感は・・・・ジェットも」
「?」
「元気ハツラツゥ?」
「・・・・・Of couse!!」ジェットは親指をたてこたえる
こうしてクールなスラッガーの一日は今日も過ぎていくのだった
追加設定
雨澤 花蓮 (あまさわ かれん) タマムシ大付属?年 年齢1?歳 性別:女 身長160センチ 体重4?Kg
いつ何時現れるか一切謎の美少女、主にジェットの傍に現れることが多い、性格は明るくそしてどこか理知的である。 そしてかなりの美人。謎が多く幽霊説も出ている・・・・その正体は神秘に包まれて・・・いるのか?
後書き
翡翠 初めてジェットの短編を書いてみました、いかがでしたか?ジェットの存在が少しでも近くなっていたら幸いと思います。 これからもPSVGの準主役として見せ場を作っているのでこれからも応援よろしくお願いします。
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[220] ココロ:高3 趣味:絵画 |
- HIRO´´ - 2007年05月02日 (水) 18時32分
ふう、だいぶ感想書いていないものがだいぶ多いなぁ。
ライト「それで、今書いているわけ?」
うん。暇だし。
ライト「そればっかりね(汗)」
実際見ると、感想というよりも、楽しく読めるアトザなんだけど。
ライト「ちゃんと感想書きなさいよ」
ジュキ「ジェットか・・・。彼は・・・誰だったかな?」
オイオイ、それはジュキに言われたくないだろ!前回投票をとって、恵姉弟の中で影が薄いランキングナンバー1のジュキだけには!
クルミ「それに、自分は生徒会長だと言い張っていたおめでたい奴にはな!」
ジュキ「ふっ、それは一番最初に言った段階で誰も僕の話を聞いていなかったからだろう。だから、決して僕の間違いでは無いな。むしろ、HIROのせいだ」
Σ俺のせいかよ!
ジュキ「それに、クルミこそ、剣道部のナンバーワンだといっていたではないか!」
クルミ「ジュキ、しらね―のか?今の時代は、剣道部では無い!古流剣術部だ!」
ジュキ「君はそうやって、また棚にあげる気かい?それに兄のことを呼び捨てするのは止めたまえ」
クルミ「2分早く生まれたからって、えらそうにするんじゃねぇー!!」
はいはい・・・ケンカはあっちでやってくださいね。
ライト「この二人が揃うとろくなことがないわね。それより感想は?」
ココロ「ジェットさんって、渋い人との交友が深いのですね」
確かにそれは僕も思ったよ。ヒロキにリュースター・・・うん、渋い。
ライト「渋いというより物静かなんじゃ・・・?それより、あなた誰!?」
ココロ「私は・・・心(ココロ)です」
ライト「見たままでわかるわよ!」
ココロ「カレンさん・・・まるでヒカリさんのようですね」
その説明じゃ、どのカレンでどのヒカリだかわからないぞ!?
ココロ「あ、ジェットさんって野球部でしたね。それなら、ラグナ様をレギュラーにしてもらえるようにお願いしましょう」
ライト「って、なんであんな奴を様付け!?」
ココロ「それでは・・・ごきげんよう」
ライト「あの人・・・一体何者なの?」
要するに、ダイチとラグナがレギュラーになるにはジェットやジェード級の練習以上を容易くこなさないとダメと言うことだね。
ライト「私の答えになってないじゃない!」
ちなみに、ライトはネッシー(ネフライト)と同じ扱いで出しました。
ライト「私もツッコミ属性なの・・・?」
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