[578] テスト期間だってばよ! 勉強してるかオメーら!? |
- 津波 - 2008年10月04日 (土) 16時52分
十時シャーウは学力ランク1の少年である(爆)
この前の社会のテストでナポレオンとナポリタンを間違えたりする、テストを面白おかしく変えてしまう少年は、地獄のテスト期間に嘆いていた。
「……」
少年に告げられたのは、今回のテストで良い成績を残さないと、冬休みに補習決定……&留年という地獄である。 そんなシャーウの為に向けられた言葉は……。
「骨は拾ってやる」
「ご愁傷様」
・ ・ ・ 。
「Σなんで俺が留年決定な台詞!?」
学力ランク1だし?
だが、捨てる神有れば拾う神ありと言ったものだ。そんなシャーウに救いの手を差し伸べた少女――1年B組の淑女のシズクだ。 これでシャーウも救われると思えた寸前に、シャーウ(正確にはシズク)の背後に立つ少女により、シャーウは再び絶望というか、とにかくヤバイ状態になるのであった。
テスト勉強は計画的に!
「あーたん。シャーウさんを睨んじゃダメです(怒)」
「だ……だって」
アサギ。それが少女の名前である。 シズク&シズルを敬愛溺愛する少女は、シャーウに憎しみを持っていた。理由は単純明快。 アサギもシズクに勉強を教えてもらったことは無いのだ。ある意味嫉妬である。
「1192(イイクニ)作ろう平安京!」
「……鎌倉幕府です(涙)」
「シャーウ、あんたく〜ちゃんを泣かせたわねぇ! 切腹なさい! 今すぐに!」
こんなやり取りを繰り返している。 シャーウが間違えて、シズクが訂正して、アサギが切れる。そんな3人を見ているアイスは、嬉しそうだ。 というのも、アイスの目の前にはショウがいるからだ。
理科系が苦手なアイスに勉強を教えてくれているのだ(因みにここは自習室です)。
「だから、ここが……アイス?」
「はい? ショウ先輩」
「…………そんなにシャーウくんが気になるの?」
……。
まさか、これって、俗に言う『萌え』展開の『嫉妬』でしょうか。 アイスの目は既にハート。
「まさか! ショウ先輩以外のことは考えてません♬♫」
「……僕が今まで教えた1時間を返して……(汗)」
という2組も結構苦労しつつ勉強していた。 そんななか、やはりいるのは優秀生徒たちである。
冷泉オルガはその優秀生徒の一人である。 入学以来常に学年トップを維持する彼の勉強方法を、新聞部の人間が突撃取材した。 生徒会長室の机は三つある。これは、生徒会長が3人もいるのが理由であるが、それはさておき。
「……勉強方法? んなもん予習復習を怠らないだろ」
「毎日少しずつ勉強すれば大丈夫ですよ」
「おーほっほ! 知っていても教えないわよ♪」
生徒会長の答えは全て、役に立たなかった(ぁ)。 名も無き新聞部員は叫ぶ。
「僕らは窮地を脱する方法を聞きたいんです!」
「カンニングでもすれば?」
……生徒会長が言う台詞か!?
教訓:計画的にやりましょう
まぁ他の人の勉強様子を描写してもいいのですが、面倒なので省略(ぁ)。
嫌だが、テストの日は訪れる。誰のところにも。
「もし赤点取ったら腹を切るからね!」
「……分かったかな? アイス」
「さてと。これで完璧。流石俺」
こうして、運命の日は訪れる。
つづく? つづかない?
多分続かない!
シャーウ「Σええええ!?」
力尽きたので誰か書いてorz
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