[523] 十六夜君の部活レポート(ぇ) |
- 日乃 水葉 - 2008年07月19日 (土) 17時35分
「・・・前から思ってたんだ・・・思っていたんですけど・・・」
とある部の部室にて、彼は言った。
短編「十六夜って実はかなり苦労するタイプだよなー」 (タイトルと一致しないのは無視の方向で)
部活その1:新聞部
ある日の新聞部部室。 現在、校内新聞の記事作り中であるが・・・
「・・・ミカゲー、ユウト先輩ー・・・これ、どこまでが本当なんだ・・・・・・?」
十六夜は、既に疲れていた(ぇ)
「さぁ?」
「・・・確かに、情報元が正確でないのもあるけどな・・・気にしたらやってけねーと思うけどなぁ?」
そして十六夜に問いかけられたミカゲとユウトはこんな調子で返答する。(ぁ)
更には・・・
「まぁまぁ・・・真実はどうにせよ、生徒が楽しんでくれれば何でもいいと思いますがねぇ、十六夜君。」
顧問のサカガミせんせーまでがこう言う始末である(待て)
それらを呆れつつも聞いていた十六夜だったが・・・そろそろ我慢の限界だった。
「あら、まだ頑張ってるのね、『弟君』♪」
「ゆ、ユウナさん!?だからそれはやめてくださいって・・・!」
突然入ってきたユウナがいきなり『弟君』というものだからユウトは慌ててるみたいです(ぁ)
ミカゲは慣れたのか、そんなユウナとユウトは放置して画像のチェック中。 サカガミは「青春だなぁ・・・」と言いつつ、笑っている。
・・・ん?ホタネ? ・・・・・・・・・・・・今はいないってことで(こら)
何故だかこのように、どいつもこいつも妙に冷静である。 ・・・・・・しかし、1人だけはついにキレた。
「・・・前から思ってたんだ・・・思っていたんですけど・・・・・・・・・・・・・・・・言わせてもらう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・取材熱心なのは結構だが、しょっちゅう怪我してくるし・・・・・・どこまでが本当のことだかわかんねーし・・・・・・・・・俺が後処理するの大変なんですから、少しはおとなしくしろっ!!」
そう、十六夜である(ぁ) ・・・何で十六夜がキレるかと?
後述します(蹴)
「・・・・・・」
「あー・・・」
「・・・よく怪我するって意味では・・・私もユウトが心配よ?」
「まぁまぁ、そんなに怒ってはいけませんよ、十六夜君・・・」
4者4様の反応であったが・・・それが更に十六夜をキレさせる(ぁ)
「大体っ!! サカガミ先生がそんないい加減なのがそもそもいけないんでしょうが!!・・・・・・・・・・・・・・・・つか、何で俺だけがこんな言ってるわけ!?」
・・・さて、ではそろそろ十六夜の性格を説明しましょう。
十六夜・・・は、頭がよく基本的には冷静だが、口が悪くついでに言えば素直に気持ちを言わないことが多い、だけど本当はとても仲間想いの優しい奴なのです。(ぁ)
雪さんには『ツンデレ?』と言われたこともあります(事実)
・・・・・・というわけで、怪我とか他色々なことで心配しているのだが、皆さんがまったく察してくれないのでキレた・・・というのが真相です(蹴)
え?『言わないのが悪い?』 そうかもしれんけど、十六夜はそういう奴です(ぇ)
その後。
「・・・っとに・・・どいつもこいつも・・・」
ある程度落ち着いた十六夜が文句を言いつつも原稿を作成する姿があったとかなかったとか・・・
部活その2:料理部
先の新聞部の件とは別の日。 十六夜が所属しているもう1つの部活・・・
普通に『料理部』として表記できるのならこんなことにもなるまい(ぇ)
「あ、あれ・・・?普通に焼いてたんだけどなぁ・・・」
こちらはラピス。 本人は「普通に」と言っているが、何故か焦げているし、見た目が何かおかしい。
「・・・またですか・・・・・・ラピス先輩・・・」
十六夜は、何かを混ぜながら呟いた。 若干呆れてはいるものの、困ってはなさそうだ(謎)
料理レベルの情報によれば、ラピスのは『見た目はおかしいが味はまとも』だからだろう、きっと(ぁ)
そして、事件は別の人物が起こす・・・
「よし、後はこうして・・・・・・後はオーブンにいれ」
ラピスの方はあまり気にせずに調理を楽しげに続けていた十六夜だったが、思わず固まってしまう。
「・・・マリア先生・・・。セリンの『アレ』、何ですか?」
「あらあら・・・あれは・・・」
十六夜の視線の先にあったもの。 それは・・・
『鍋から天井に届くぐらいの緑の泡(のようなもの)が出ているもの』
「えっと、・・・どうやってこうなったのでしょうか・・・?」
それを作り出した張本人のセリンはとても困ったようにしていた。 ・・・・・・まぁ、知っている人は知っているだろうが。
セリンの料理は『料理』ではなく『猟莉』であり、更には改善のしようがないぐらい酷いらしいのだ! 後、更に言うと、セリンは味覚音痴であるとの情報もあるようです(滝汗)
えー、これらの情報はセリンの作者である雪さんからいただきました。(事実(2回目)
「・・・・・・・・・セリンみたいな奴らがいるから、バレンタインはいつも『危険日』だと言われるわけか・・・・・・・・・・・・・・・・(ぼそっ)」
知ってる人は知っている。 この学園のバレンタインの悲劇の数々を・・・・・・(誰)
そして、十六夜もこの言い方だとそういうの渡されたこともありげだった(ぇ)
番外:衣杏との会話
「・・・衣杏・・・俺はどーすりゃいいと思う?」
若干考えた後、弟は言った。
「兄貴、ごめん。・・・・・・・・・・僕に聞くな!!」
「Σ関わるの面倒だからって逃げたな!?」
「うん(あっさり)」
「・・・衣杏のこういうところが時々嫌いだ・・・・・・(小声)」
先に言っておきますが、衣杏は十六夜が嫌いでこう言ってるわけではなく、本当に面倒なことに関わりたくないだけなのです(殴)
〜後書き〜
衣杏「・・・で、これ何?」
十六夜の苦労話?
十六夜「言い切んじゃねーっ!!(怒)」
んで、衣杏は兄と違って世渡り上手というか・・・いい子なのよね。(ぇ) ・・・特に親しい人以外が相手だと普通に丁寧な言葉遣いなんだけど・・・出せなかったし・・・・・・
衣杏「はいはい、そんな裏話はいりませんから。」
十六夜「・・・というかだな。響香の設定作ってんじゃなかったか?雪さんに頼まれて!!」
ちょっとした気分転換?かな?
十六夜「ほーう?・・・ユキノメコの吹雪で氷づけにされるか、GNバズーカで撃たれるか、それとも俺が殴るのがいいのか?・・・この中から好きなのを選べ」(ものすごく笑顔)
・・・ユキノメコは本編のお前の手持ちだし、GNバズーカはボイスネタだろう!?(といいつつ逃げる!)
・・・ってことで、これはこれで終わりです。 今後何か別の話に繋げるかは気分です♪(笑)
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