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タマムシ大附属学校

ポケモンのオリトレ小説、学園パラレル企画掲示板。
要するに、オリトレ達のドタバタ学園コメディ(待て)。
物語がどう突き進むかは全く不明ですが、何はともあれ楽しみましょう。

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[417] 学園短編小説U(前編)
クロム - 2008年03月11日 (火) 10時02分

前書き
この小説は、僕の携帯電話で製作したものです。復活できたわけではないので、勘違いが発生しないように予めご挨拶させていたたきます。



 彼自身、特に意識していたのかどうか定かではない。が、普段の学校生活を送るうちに自然とこうなったのは確かなことだ。



 タマムシ大付属学校中等部2年A組のマサシは、少し思い詰めていた。


 彼が考え込んでいるのは、間近に迫って2月14日の事だ。

 その日は、世間一般的にはバレンタインと呼ばれる一日。そして、彼にとっては一年の中で最も辛い日でもあった。

「とうとう、今年も来たか…。出来ることなら、この1日を無くしてほしい…。」

 彼には、バレンタインに関してトラウマがある。かつて、幼馴染みのアヤから手作りのチョコを貰ったことがあった。だが、同時に彼は知った。彼女の料理は、ポイズンクッキングに匹敵する殺人兵器であることを。



学園短編小説U(前編)
決して望んだわけじゃない 平和なバレンタインを送ろう計画『プロジェクト』〜始動篇〜




scene1 マサシ



 マサシは、中等部2年の男子生徒の中では比較的女子からの好感度が高い。その理由としては、顔がよく、運動、勉強が共に成績がよく、優しい性格が主な要因となっている。

 特に性格に関しては意識しているつもりは全く無い為、戸惑うことが少なくない。

 バレンタインが近い現在、マサシは一つの憶測を立てていた。


「……。」


―――この調子だと、また集まりそうだな…。去年は8人位から渡されて大変だったっけ。
―――色々な意味で疲れるから、苦手な日なんだよなぁ…(汗)。

 とは言っても、高等部1年のネフライトと比べれば遥かにマシであることは、言うまでもないだろう(何)

「マ〜サ〜シ〜♪」

 ふと、彼の背後から一人の少女が抱きついた。同年代の少女と比べると、結構大きい方に分類される胸が、彼の背中に押し付けられる形となっている(爆)。

「…ゆ、唯『ユイ』!!?何やってんだ、お前!!!」

 慌てて彼女を振りほどき、距離を開いて振り返って怒鳴る。その顔は、真っ赤になっていた。

 彼女は、牧納 唯『マキナ ユイ』。現在、アヤと恋のライバルと言う関係にある女子生徒である。

「ユイ!いつも後ろから抱きついてくるのは止めろって言ってるだろ!?」

「まあまあ、堅いことは言いっこ無し♪最近、マサシってば何か考え込んでるみたいだし。」

「その半分はお前が原因だ。お前はいつもこの時期になると張り切るからな…。」

「まあまあ、気にしない気にしない♪」

「相変わらず楽観的だな…。」


―――だが、こいつは料理の腕前は相当なものだ。実家が料亭を営んでいるからだと、こいつは言ってるが…。
―――この点だけは評価出来る。だが、正直あの性格だけはどうにかしてほしい。


「私、今年は最高傑作を作ってくるね♪」

「そっちに力を注ぐのも良いが、次の試験が近いから勉強もしろよ。お前、家庭科以外は中の下だろ。」

「う…。」

 言い返せない。ユイはそんな表情をした。事実、彼女の成績はそれほど好ましくなく、唯一の得意科目である家庭科の影響で、辛うじて赤点を避けている状態である。

「俺も最近、試験の学年順位でトップを取れてないから、少し復習しないといけないか…。」

 ちなみに前回の試験、二学期の期末試験の学年トップはコトキであった。マサシは3位という結果に終わっていた。

「今回こそは学年トップを取りたいからな。」

「マサシ、悪いが今度も敗けるつもりは無いぞ。」

「! コトキ…。」

 二人の会話に割り込むようにコトキが現れた。

「まあ、テストは2週間後だ。ユイも少しは勉強しておけよ。留年になってもおかしくないからな、お前の場合。」

「じゃあ、また勉強教えて♪私、マサシと離れたくないから。」

「それが人に物を頼む態度かよ?ったく…。まあ、勉強は教えてやる。」

「ありがと♪だからマサシって大好きww」

「だから、事あるごとに抱きつくなーーー!!!(赤面)」


 その日、中等部校舎にマサシの絶叫がこだました。



 数時間後


 マサシは、疲れ果てたような表情で中庭にやって来ていた。

「だから、あいつに付き合うのは、嫌なんだ…。何かとすぐに抱きついてくるから、こっちの身が持たない…。」

「あれ?マサシ君。」

 ベンチにもたれかかっているマサシの元に現れたのは、緑色の髪の毛をポニーテールにしている一学年上の先輩。そしてタマムシ大付属学校、方向音痴四天王の一人、ナギサだった。

「その様子だと、またユイちゃんにからかわれたんじゃない?」

「当たり。本当、あの性格さえどうにかなれば最高なんだが…。」

「彼女、すごく積極的だもんね。  私も少し見習いたい…(ボソッ)。」

「………(汗)。」

 独り言のつもりで呟いたつもりが、はっきりと聞かれてしまった爆弾発言。マサシは最早、どんなリアクションをすれば良いのかすら解らない状態になっていた。

「だがまあ、あいつと比べるとお前は付き合いやすい。方向音痴だと言うことを除けば…な。」

「マサシ君って、時々グサリと来る事を言うよね(汗)。」

「事実言っただけなんだが…。そんなに鋭かったか?(汗) …って、あれ?」

 気が付けば、ナギサはいつの間にかいなくなっていた。この5分後、ナギサは隣のヒスイ女子学校の屋上で見掛けたという噂が立った。



scene2 フィル



 バレンタインの事で頭を悩ませていたのは、マサシだけではなかった。一学年上のフィルもまた、悩みを抱えていた。

 まあ、その悩みというのはツッコミキャラの宿命上、避けて通れない問題だった。

「って、何でそうなるのさ!?さっき自分でバレンタインのことで悩みを抱えているって言ってたじゃないか!!」

 ツッコミは最早条件反射の域に達している。凄まじい成長速度だ。

「曝b聞いてるの!?」

 と、そこへ一枚の紙が舞い降りた。フィルが手に取り、内容を確認する。そこには…。


『ナレーションが登場キャラと会話するのはおかしいから、以降はこっちで返答するから、よろしく。 by.作者』


と、書かれていた。

「何か、色々ツッコミ所が満載なんだけど(汗)。」

 彼が悩んでいたのは、GFの超ドジッ娘のミリカの事だった。


「ミリカ、いつも僕のために…って理由で沢山チョコを持ってきてくれるんだけど…。」

 そう、彼はマサシとは違う意味でバレンタインという日が苦手だった。

 彼は、昔から甘い食べ物が苦手だった。フィルは毎年ミリカからチョコをもらう度に引け目を感じてしまうのだが、彼女はそれを知ってか知らずか、毎年同じ量のチョコを持ってくる。そして彼女の特技、『奇跡のズッコケ』。そのせいで悲惨な目に遇っている。

「普通に要らないって言いたいけど、ミリカは僕のために作ってくれてるから、断るのも感じ悪いし…。」

 答えが見付からないフィルは、高等部1年のとある教室にやって来た。その教室の生徒の一人が、フィルの姿を見付けると、すぐに駆け寄った。

「フィル?珍しいね。君が僕を訪ねてくるなんて。」

「タクロウ…。実は、少し話があるんだ。」

「話…?」

「お、フィルじゃねぇか。どうしたんだよ?」

 タクロウに釣られるかのようにもう一人、コバルトブルー色の髪の毛の生徒が割り込んできた。

「カズキ君…。人の話に割り込んでくるなんて…。相変わらず無神経だね…(汗)」

「いいじゃねぇか。俺達3人の仲だろ?」

「「良くない!!(汗)」」

「二人揃って否定されたら、流石に凹むぞ…(滅)。」

「い、行こうか。フィル(汗)。」

「そうだね(汗)。」

 こうして邪魔者カズキ(爆)を排除し、場所を移して事情をタクロウに説明した。

「成程…。バレンタインの事で悩んでるんだね。」

「うん。ミリカが僕にチョコレートをくれて、嬉しいという気持ちに偽りは無いんだけど…。僕は甘い食べ物が苦手だから、困っちゃって…。」

「そうだね…。でもこれは、君自身の問題だし、僕はそんな経験が無いから何とも言えないよ。」

「そう、だよね…。」

「だけど、君とミリカはお互い意識しあってるんでしょ?だったら、今回はミリカちゃんの気持ちを優先させた方が良いんじゃないかな?バレンタインなんだし。」

「まあ、貰う分には問題無いんだけど…。ミリカが僕に渡すときには、最早普通じゃない状態が多いから…。」

「どんな?」

「これにメモしてあるよ。」

 フィルは一冊のノートを取り出し、タクロウに渡す。中には、過去3年間のバレンタインの事が、記されていた。

「…………(汗)。」

 内容を見たタクロウは、全身汗だくになった。

「ホントに、まともな事が無いね(汗)。」

 そのノートに何が書かれていたのか。『現時点』では、皆さんのご想像にお任せします(オイ)。

「結局最後は他力本願じゃないか!!」

 と、そこへ再び一枚の紙g(ry)
 書かれていた内容は…。


『スペースが足りなくなりそうだから、後編の最後に記載するつもり。それに、『現時点』ではご想像にお任せするって書いてあるでしょ?早合点しないでほしいな。』


「ホントにこのパターンで最後まで通すつもりなんだね(汗)。」

 気休程度ではあるが、親友のタクロウからアドバイスを聞き、来るべき日に向けて覚悟をきめた。

 もう一人の少年、マサシも準備を進めていた。



 運命の時。2月14日まで、後1週間。


続く


後書き
ネタが全く浮かばず、結局、やや時期外れのバレンタインネタに…。ところで、今回の作品には約2名新キャラを出しました。あ、片方は名前だけか(蹴)。
ミリカは…。僕が絵茶に何回か出したことがあったはずなので、憶えている人は憶えていると思います。
ユイは…、完全な新キャラで、ずっと思い描いていました。僕の思っていた以上に暴走してしまいました。
さて、後編はいよいよバレンタイン当日。どんな出来事が巻きおこるか。僕の持ちネタ全てを出し尽すつもりで、渾身の一作にしたいと思います。

[418]
津波 - 2008年03月12日 (水) 19時58分

 ちっ。ぬか喜びさせやがっ(ry)

 おお、クロムさんだー。
 マサシもツッコミキャラだったのか!(驚)
 よし、シャーウ、同じツッコミのお前も負けるな。

 シャーウ「Σなにそれ!?」



 今年誰も書かなかったバレンタイン小説。クロムさんが書くとは思わなかった!!((



 前半だというので後半を楽しみにします。
 ではでは

[419] 今年バレンタインネタを見れるとはおもってn(ry)
日乃 水葉 - 2008年03月14日 (金) 12時12分

CP候補が多数いたりする男キャラって大半がツッコミのはずだ!(ぇ)

えーっと、マサシはツッコミですか〜。(何)
ツッコミは8割がた「苦労人」だと思うのですけども(独断と偏見で)、マサシもその方式が当てはまってますね(こら)

とりあえず、次回は後編ですか。
マサシには何が待ち受けているのか!?
・・・え?・・・あ、フィル君もいたかぁ・・・(待て)

[454] ラグナももてないというわけではない。ただ、それ以上に彼の敵は多い(ェ)
HIRO´´ - 2008年05月06日 (火) 15時09分


 必ずといって良いほど一つの作品に頭が良くて、運動神経抜群でモテモテな少年がいる。
 それはネフライト然り、オルガ然り、サクリ然り、ヒカル然り、ヒロト然り……

ラグナ「なんかそうは思えない奴も入っているぜ?」

 え?ヒロトは勉強は出来ないけど、スポーツができるモテモテ少年だよ。

ラグナ「ヒロトに限らず言ったんだ!」

 要するに、ラグナはひがんでいるだけだろうが!

ラグナ「あ゛!? もういっぺん言って見やがれ!」

 まぁ、そんな訳でマサシもそんなモテモテ少年なわけですね。
 アヤ、ナギサ、ユイのマサシ争奪戦は楽しいものになりそうです。

 ふぅん。へぇ……ユイか……

ラグナ「てめぇ……。今一体何を考えていた?」

 秘密(何)



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