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タマムシ大附属学校

ポケモンのオリトレ小説、学園パラレル企画掲示板。
要するに、オリトレ達のドタバタ学園コメディ(待て)。
物語がどう突き進むかは全く不明ですが、何はともあれ楽しみましょう。

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[345] かっこいいんだかへタレなのかよくわからない(ぇ)彩都のある意味ベタすぎる恋物語(ちょっと待て)
日乃 水葉 - 2007年12月19日 (水) 17時43分

*今回の話は、記事263&264、そして記事315と
リンクしているのでそちらを読んでからのほうがわかりやすいです。(何)



8月某日。
彩都の自宅(←正確には彩都の父の所有するものであるが)
………兼、学生・教職員寮(ぁ)で彩都に話しかける少年がいた。


「彩都先生、………もうすぐ文化祭ですよね?」


「ん?あぁ、そうですね…ってリリス君何か言いたいことありそうな顔してますよ?」

彩都のその反応を見て、彼ーーー演劇部副部長ことリリスは軽くため息をついてから、こう言った。


「先生。去年の文化祭、ものすごく大変だったんですけど…?(にっこり)」


「去年…ね…(そういえば、翼架を意識しだしたのはちょうど今ぐらい…だったかな?」




学園翼彩  「(前略)彩都の恋物語(ぇ)」




OP曲:覚醒ヒロイズム

最後のガラスをぶち破れ
見慣れた景色を蹴りだして〜
世界が逆に回転す〜る〜
次は 君 に

信じた光を守りぬけ
理想の世界が欲しいんだろ?
嘘を越えるようn・・・


「いやいや、何で今までやってないことを急にするの!?
っていうか、それ曲の最後の方の歌詞だし・・・それに何より他の人の便乗じゃないですか!(汗)」←リリス


ちっ、たまたま出ていたから突っ込みを任せてみたが・・・
リリスは駄目だな。突っ込みなら奏かな(ぇ)

「何の話さ!?」

さて、突っ込みが半端な演劇部の副部長は放置しておいて、
そろそろ本編へ移りましょうか・・・(ぁ)




場所は、中庭。


「まさか、奏君が出れなくなるなんて…。今更、大幅な修正はできないし………」

彩都は、文化祭の準備で学校に来ている生徒を見回りながら悩んでいた。
部員の中で一番やる気があって(っていうかなければ部長しないし)、
才能もある彼が欠けるということは、深刻な事態なのだ。


「そもそも、部員数は相変わらずギリギリだし・・・ん?」


ふと目線を上げた彩都は、1人の高等部の少女を見つける。
その顔は、よく知っていた。


「文化祭の衣装でしょ?・・・大丈夫よ!あと少しで完成するから!
・・・え?今どれぐらいできてるのって?ちょっと待ってね・・・」

携帯でクラスメイトと話しているらしいその少女・・・鈴城翼架(スズシロ ヨクカ)。
彼女は手芸部に在籍していて・・・国語の成績も上位の少女だ。
そんな翼架は、お祭り大好き娘であるので今も積極的に準備をしているようだ。
(「国語がいい」ってのは彩都の個人的なポイントだが(笑)


「・・・えっと、男子の分は出来てるわね。
女子のは・・・・・・ごめん、まだ仕上げが出来てないの!!
じゃあ、私被服室行って続きするから!」


そうして、翼架は通話を終えたようだった。


「・・・楽しそうなのはいいんですけど・・・余所見してるのはどうかと思いますね(苦笑)」

そんな様子をずっと眺めていた彩都だが、あることに気がついた。


「あそこにある材木・・・・・・・・・・・・崩れそうじゃあないですか!!」



なんということでしょう!
中庭の端の方に置いてあった材木のくくってある紐が今にも千切れそうではありませんか!



「・・・作者。某リフォーム番組のナレーションのように言うな。(軽く睨む)」


・・・えっと・・・まぁこの状況なのでその材木が文化祭用の何かであるとわかるでしょうがね。
このまま、彩都が素通りしちゃうという選択肢もあります。
しかし・・・それじゃあ酷いせんせーなので、私はこうすることにする。

ポチっとにゃ☆


ブチッ!!ぐらり・・・



「(・・・!!)・・・・・・危ないっ!!」

「え?・・・・・・ひゃあ!?」



トンッ!! ガラガラガラン!!





「・・・ふぅ・・・大丈夫ですか? ・・・って、あ・・・(真っ赤)」

咄嗟に翼架を押し倒して崩れてくる材木から庇った彩都だが・・・?

「あ、はい平気d・・・・・・(・・・!)」


彩都の様子が変なのに気がついた翼架は、すぐにその原因を知ることになった。
まぁ、言わなくてもこの場合のオチはわかるだろうが、あえて言うことにする。

要するに、庇うために急に押し倒したのはいいが、そのときに手が胸に当たっていたってことですw(笑いどころじゃないよ、そこ!!byリリス)



「「・・・・・・」」



なんとか、先に思考を回復させた、彩都が一言。


「・・・・・・でも、この状態で下手に動くと・・・ヤバイですね。」
「・・・確かに、これはまずいわね・・・」


少し遅れて回復した翼架も事態を飲み込む。
「自分たちは崩れてきた材木の下にいる」・・・という事態を。


「どうしましょう? 彩都せ・・・」

とにかく、この状況をどうにかしなくてはと思ったのはいいが・・・



ポタリ



「血!?・・・先生、大丈夫ですか!?」

「多分・・・ね。・・・・・うっ・・・」


本人も、言われるまで気付かなかったのだろう。
自覚した途端に痛みで顔をゆがませた。



「・・・そ・・うだ、携帯で・・・・・・・・・」

携帯を鳴らして近くの誰かに助けてもらう、という方法を
思いついた彩都だったが・・・


「携帯が・・・ない!?(崩れてきたときにはじき出されたのか!?」

「あ、あの・・・彩都先生!」


「私の携帯で、先生の知り合い・・・例えば演劇部の誰かに連絡するってどうですか?」






ピロリロリ・・・♪


「・・・電話? だけど、この番号って・・・?」

見慣れない番号に困惑した彼だったが、ひとまず出てみることにした。


『・・・・・・リリ・・・ス・・・君ですか?』


「彩都先生!?どうしたんですか・・・っていうか先生の携帯の番号じゃないですけど・・・」

リリスは電話越しの声を聞いただけで気がついた。
彩都の様子がおかしいことを。
何故なら、彩都は自分の物の管理はしっかりしているからだ。
だから、そんな彼が他人の携帯を使ってかけるということは、緊急事態としか考えられなかった。


『実は・・・・・・かくかくしかじかで・・・・・・動けないんですよね。』

大体の、事情を聞いたリリスは叫んだ。

「それ、本当なんですか!?」と。



『俺が・・・そういうこと・・・ふざけて言う・・・と思tt・・・』



「ちょ・・・先生!?」
『・・・リリス君?だっけ?聞こえてる?』

「えっと・・・はい、聞こえてますけど・・・・・・翼架先輩ですか?」

突然、聞こえてくる声が変わったので少し焦ったリリスだったが、
すぐに彩都が言ったことを思い出し、名前を出すことができた。


『そうよ。・・・リリス君、今どこにいるの?』
「え!? 1階です!職員室近く!!」



『だったらちょうどいいわ!! 誰か先生呼んできてくれる!?』



「はい!・・・そういえば、彩都先生は大丈夫ですか!?」

廊下を職員室へ向かって走りながら、リリスは翼架に訊く。


『・・・正直・・・大丈夫じゃなさそう。結構血が出たみたいで・・・』

申し訳なさそうに、翼架は呟く。




「だったら、尚更急がないといけませんね・・・!
・・・いた・・・・・・ケン先生!!ヒロキさん!!」




たまたま職員室前の廊下で話しこんでいたケンとヒロキを見つけ、
リリスは出せる限りの大声で叫ぶ。


「リリス・・・君? 何かあったのかい?」

突然呼びかけられて少々困惑気味だが、ケンはリリスに問いかける。

「中庭・・・彩都先生が庇って木材を翼架先輩に・・・!」

パニックで何だか文脈がおかしくなってしまっているね、リリスは(ぇ)

「わかったよ。 中庭で彩都先生と翼架ちゃんに何かあったんだね?」
「あ、はい・・・」

「そういうことなら・・・・・・行くよ、ヒロキ!」
「・・・あぁ。ところで・・・いつ知ったんだ?」

相変わらずクールなヒロキに苦笑いしつつ、リリスは携帯をケンに投げ渡す。


「今、翼架先輩の携帯と通話してます!! 詳しくは本人に訊いてくださいっ!!」


それだけ言い残し、リリスはカナを呼びにいこうとしたが、ふと思った。
「あの人は保健室にいるのだろうか?」と。(汗)



「わかった。・・・・・・ところで、どこへ行くつもりだ?」
「えぇっと・・・カナ先生を呼びに行こうと・・・思ったんですけど・・・」



「「カナ(カナをか)?」」



「あ、はい。(同時!?)・・・どこにいるかわかります?」
「さっき行ったときは、いたよ、保健室に。」

苦笑しながらだが、ケンは答える。(ぁ)






「カナ…先生!」



バンッ!!



「リリ…ス君!?」


普段はおとなしいリリスが、勢いよく保健室の扉を開けた+大声で叫ぶので、カナは一瞬驚いた表情を見せたが、
すぐに真面目な顔つきになった。


「………緊急事態、かしら?」


「あ、はい! 彩都先生が中庭で…」

今度は、慌てずに言えたようだ、リリス。(ぇ)


「分かったわ。ところで…」


『あー、聞こえてるか?…よし、聞こえてるな!中庭に木材置いたクラスの奴!!いたら今すぐ中庭に来いっ!!』


「………蒼夜、先輩?(あ。確か・・・中庭は体育館に近かったからなぁ。・・・だからかな?)」








「…うわー、蒼夜君………キレちゃった…のかな?(汗)」

ケンが、木材を退かしつつぽつりと呟く。


「それはそうと、さっさと…」
「はいはい、文句なら後で聞くからね?ヒロキ。」

何だ、このコンビは…?(ぇ)




「わ…ヤバいってコレ!」
「最後にコレ見たの、お前じゃないのか!?」


「………どうやら、あいつらのようだな、ケン。」
「そうだね。…あ。」





「お前らか…? ここに置いたのは…?(にっこり)」



ゴゴゴゴ…! (不穏な空気)



「そ、蒼夜…先輩?(滝汗)」



あーあ、キレたな蒼夜様が(待て)



「いいから、答えろ。10秒以内で。」





「お、…俺の…いや、俺たちの管理不足ですっ!すいません!(平謝り)」


「…そうか。 とりあえず、学年とクラスを教えてもらおうか?(にっこり黒笑)」


この時の蒼夜は、顔は笑っているが、声が明らか怒りモードである。
おそらくは、「実行委員に迷惑かけてんじゃねーよ」(←蒼夜は文化祭の実行委員のメンバーであるため)、
というのと、「うちの部がもうすぐ試合あるのに、練習時間を削りやがって…」といった所だろう。多分。



「おそらくと多分は、併用しないはずだろ、普通…(汗)」←出張ツッコミ(by悠火)




それにしても…この男子生徒は実に不運である。
(解釈を変えれば「滅多にキレない蒼夜の犠牲者になったのはラッキーである」とも言え/ないよっ!by再び悠火)



「…1ーA、です(つか、蒼夜先輩ってこんな人だったっけ!?)」

それは、君が知らないだけだよ?(ぇ)


「1ーA…ねぇ。分かった。ひとまずはそっちの実行委員を呼んで来い、ぼさっと立ってる方!!」

「あ、はい!(怖っ…)」



「はは、頼れる副実行委員長さんだね(…そうだな。ただ………彼、このまま放っておいていいのか?) …さぁ…?(汗)」


「ケン、見えたぞ。」
「あ、うん! よっと…!」


木材の山から見えたのは、所々、血で赤く染まった銀髪だった。

「…! 彩都先…生?と…翼架先輩!?」


それを見て、男子生徒の顔から血の気が引いていくように見えた。
ちょうど、その時だった。




「…これは、酷いわね…。すぐに、処置するから、ケンとお兄ちゃんは下がって!」


そう、今日は真面目に保健室の先生なカナさんが参上なさったのだ! (蹴殴)



「あ、翼架先輩は…!?」

慌てて、リリスは言う。


「私なら、大丈夫よ………彩都先生が庇って…くれたから…。」


「でも、血が…」
「多分、ほとんど彩都先生の…よ」

ふらつきながら、翼架は立ち上がる。


「ケン、お願い!」
「はいはい、言われなくたって翼架ちゃんは見るよ。…ヒロキ。」


「? 何だ?」
「ヒロキは、校長に伝えてきてくれないかい?」

翼架の体を傷がないか見ながら、ケンはヒロキに頼み込む。


「………分かった。」


そうして、ヒロキが報告のために立ち去ると同時に、先ほどの彼が戻ってきた。


「先輩…、…う…」

彼は、目の前の惨状に思わず息を飲んだそうな。(普通誰でもそうだと思うけどなぁ・・・byやっぱり悠火)


「カナ先生っ、彩都先生は!?」

「出来る限りのことはしたわ!後は…病院に任せるしかないわね…」



その返答に軽く舌打ちしつつ、蒼夜は元凶である1ーAの生徒を一瞥した。


「さて…お前らはどうすっかな〜?………」


「蒼夜先輩、原因はこの人たちですか?」
「そ。…あ、そうだ…」


リリスを見ていい案が浮かんだ蒼夜は、リリスに耳打ちする。

「おい、リリス!こいつらに、演劇部手伝わせんのはどうだ?………お前だけじゃ、大変だろ?」


「妙案ですね♪………先輩方!!」


「使えるものは使おうぜ☆」なノリで、リリスは元凶どもに話しかけた。 (待て)

「今、僕たち…演劇部が大変なの、ご存知ですよね?
故意ではないにしろ、うちの顧問があぁなって………副部長の僕がすっごい迷惑するんですよ、分かります?(超爽やかスマイルだが口調は凄まじくトゲあり)」


「えっと…どうしたらいいんだ?」




「どうもねーよ、つべこべ言わずに演劇部手伝え!!それで見逃してやるから、な!?」



必殺の蒼夜の一喝が炸裂した!(ぁ)



「「「(今ここで反論したら殺られる気がする…!!)」」」


咄嗟に、彼らはそう思ったという。その判断は正解だけどね?(笑)





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






数日後。


「翼架…先輩?」
「あ…、リリス…君…よね?どうしたの?」


軽く欠伸をしてから、リリスは呟く。

「いや…最近まともに…寝れてないだけ…なんで気にしないでいいです。
それよりも…目的はあなたと同じですよ?」



「彩都先生……私の…せい…よね」

「翼架先輩は悪くないですよ!悪いのはあの人たちですから。 それに…」


感傷的になっている翼架を見て、リリスはこう続ける。




「先生なら、笑って「大丈夫だった?」って言うかと思いますよ?」




一瞬、きょとんとした表情を見せた翼架だったが、クスリと笑った。

「それって、憶測?それとも…確証?」

「さぁ?………そうだ、僕、奏君の所に行かなきゃいけないんだった!」

わざとらしく叫ぶリリス。

「演劇部の、話かしら?」
「それもありますけど………気を利かせてるんですよ。」


もちろん、この展開ならリリスの意図はみなさんならお分かりになるであろう。(ぁ)
しかし、翼架がその意図を飲み込めないままリリスは消えていったとかなんやら(ぉぃ)




「…で、来たんだけど…顔、合わせづらいよぉ…」


彩都の病室の扉の前に翼架は立っていた。
彼女はしばらくぐだぐだ言っていたが、決心をして扉を開けた。



「やっぱり…まだ…なのかな…?」




翼架が、何気無く彩都の顔を覗きこんだその時だった。


「…ん…。 ………………翼架…ちゃん…?」

「あ、はいです…。 よかったぁ…」


安堵して翼架は軽くパニくったみたい。(ぇ)
そんな翼架を見ながら彩都は記憶を辿ろうとしていた。…が、その前に確認をするようにぽつりと漏らした。

「ここ…病院………ですよね?」
「あ、はい…」



「やっぱり…そうか…。」



それから、彩都はしばらく口を閉じた。
目覚めたばかりなのもあるだろうが、これは彩都が考え込む時のクセでもあった。
やがて、再び彩都が口を開く。


「…翼架ちゃん。大丈夫、でしたか?」

「先生のおかげで…かすり傷で済みました……っ…」


「そう。………だったら、いいんです。(にこり)」


彩都は柔らかい表情で微笑んでみせる。


「………!」


その瞬間、翼架の心に衝撃が走った。
そう、翼架は・・・・・・彩都に惚れたのだった(ぇ)


「・・・っ!と、とりあえず病院の人呼んできますっ!!」



バタバタ・・・・・・!!




「・・・あれ?俺・・・・・・・・・・どうして、翼架ちゃんのこと・・・・・・・・・・・・・・・こんなに気にしてるんだ・・・・・・?」



こーの(自分の恋愛に関しては)少し鈍い男めっ!!(汗)



----------------------------------------------------





その後、翼架の協力もあって演劇部は発表に間に合ったそうな。(ぁ)
彩都は文化祭直前になって仕事に復帰したのだが・・・?




「・・・やっぱり、俺・・・翼架ちゃんに対して変だ・・・。」




彩都は思いつめていた。
どうも、『アレ』以来今まで通りに翼架に接することができないようで。

もちろん、『アレ』とは例の材木事故のことだ。(何)


そんな彩都を見かねたのか声を掛ける者が一人いた・・・・・・が。



「彩都?変ってどんなふうにだ?(って何聞いてるの!?もう一人の僕っ!!(汗)」



ご覧のように、心配というよりかからかっているようにも見える(爆)
っていうか裏ケン君がこんなキャラだったかは知りません(ぇ)
・・・ので違っていても見逃してください、だいすさん(汗)



「どうって・・・うまく言えないけど、とにかく今までと同じようには接せられなくなってるんですよ・・・・・・。」



「それは・・・・・・『好き』ってことだと思うぞ? 特別な意味での。
(どこで判断したんだい!?というか何かさっきから遊んでるように思えるのは気のせい?)
・・・・・・・・・そこは間違ってはいないぞ、相棒。(Σえぇ!?違わないの!?)」


うわ、本気でおかしくなってるよ、裏ケン君が(こら)




「『好き』・・・? で、でもそうだとしたら・・・」



思わず、考えモードに入りかけた彩都を見て軽く笑いつつケンせんせーはこういったそうな。



「ま、どうするかは自分で判断するのがいいと思うけどな?
(・・・自分から振っておいて随分適当だね?(汗)」




----------------------------------------------------








「・・・・・・先生? ・・・・・・彩都先生?」
「あ・・・リリス君、俺、考え込んでましたか?(汗)」


リリスに呼びかけられて、彩都はようやく現実に引き戻された。(ぁ)



「はい。・・・・・・翼架先輩のこと、ですか?(にっこり)」



リリスは、さらりとこんなことを言ってきた。
「妙に勘が鋭いんだから、リリス君・・・」と思いつつ、彩都は言い返す。
(正確にはリリスの勘がいいというか、彩都が分かりやすぎるだけである(笑)



「・・・・・・うん。 俺は・・・・・・次会った時、はっきり言いますよ。」


「・・・・・・・・・・・・・・・やっとですか?」

少し呆れたような声でリリスはそれだけ漏らす。


「失礼な・・・。俺だって、色々考えるところはあるんですよ(滝汗)」







そんな、やり取りから2週間ほどたったある日。


「それじゃあ、これが今回の舞台の衣装です♪」


「うん、ありがとう翼架ちゃん。・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと話したいことがあるんですけど、今大丈夫ですか?」



翼架が持ってきた衣装を受け取り、その直後に意を決したように彩都が言った。



「?・・・いいです・・・けど?」







そうして、屋上。
誰もいないことを確認して(屋上へ行く階段の前はケンがいたので確認は楽だった)2人はやってきていた。




「それで・・・・・・・話って何でしょうか・・・?」



「あ・・・えっと・・・その・・・・・・っ・・・」


なんつーか、リリスへ話していた時の余裕はどこいったって感じでテンパってるw
それを自分で自覚して、彩都はふか〜〜〜〜く深呼吸をした。


やがて、改めて彩都は口を開く。





「・・・・・・翼架ちゃん・・・・・・・・・・・・・・いや・・・・・・・・・翼架。
俺が・・・・・・・・・・・・・じゃないっ、俺は・・・君が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
好き・・・・・・です。」





「彩都先…生…?」


翼架はこの瞬間思考がフリーズした。
そしてしばらくの静寂の後、先に口を開いたのは彩都の方だった。



「………急にこんな言って、困ってるだろうけど………俺は、本気だから。」



あの時、翼架を魅了した笑みをまた見せた。



「(…っ…!) ………あ、あああの彩都先生! 私………は…」

すべてを、言い終わる前に翼架は身をのりだし…




ちゅっ




「よ、翼架ぁ!?(真っ赤)」


彩都は、突然の不意討ちに戸惑い思わずすっとんきょうな声を出してしまった上に顔も真っ赤になっている。
いやー…、こんな彩都、学園の彼のファンたちが見たらどんな反応するだろう…?w


「…っ…!(憎々しげに睨みつける)」


…いいじゃん、別にー?つか、今睨まれても全然迫力がないよ〜?w



そして、当事者である翼架はというと…





「私も、大好きですっ!あの時…助けてもらった時から!!」




その言葉に、ようやく平静さを取り戻した彩都は思わず笑う。


「ははっ、きっかけは俺と同じってことですか…!ところで………恋人ってことでいいのかな?今から。」

「はい♪」



そんなこんなでうまーくCP成立したのだが…?




〜屋上の扉前〜

「うまく、いったようだな。(いや、何で覗いてるんだい?(滝汗)」

ケン(裏)が、覗いていたとか(爆)











クリスマス。


「ね、ねぇ…どうして蒼夜君の誕生日の時あんなことっ…(///)」



「あ…あれかい? そうだね………人はいつまでも同じじゃないってことじゃあ駄目ですかね?」


必殺のキラキラスマイルを振り撒きながら(謎)、彩都は軽く答える。



「えー…そんなものかしら?」


その答えに微妙に納得できないようで、頬を膨らませながら翼架は呟く。


「まぁ、細かいことはいいじゃないですか。今日は、クリスマスなんですから♪」


「それもそうね…。じゃあ、そろそろ行きませんか?」



「そうだね、行こうか?………メリークリスマス、翼架。」

「メリークリスマス、彩都さん♪」



こうして、姫とその危機を救った騎士はクリスマスの街中へ消えていったとさ。めでたしめでたし…

「Σいや、締めくくりが変だよ!?」←リリス








(微妙にフライングしちゃったクリスマスオチについて(ぇ)
・・・後書きです、はい(ぁ)

彩都は「美形、優しい、金持ち」ってことでファンは多数いるっていう裏設定があったりなかったり。(待て)
そのうちの8〜9割はきっと玉の輿目当てなのでしょう(蹴)
・・・・・・もっとも、彩都自身はどう思っていたのかは定かではないですが、そんなもの無駄です。
彩都には翼架という運命の彼女g(以下略)

さて、ベタな少女漫画的展開いかがでしたでしょうか?w
「自分(ヒロイン)のピンチを助けた人物に惚れる」とうお約束。
そしてそのことがきっかけでお互い意識してた、とか。
・・・・・・・・なんだこれ!(ぇ)


さてさて、だいすさんとこの某豆教師と小学生CP(蹴)と違って、ある意味まともというかなんか・・・(ぁ)
とりあえず、「教師と生徒にゃかわりねーだろ!」と言われても、彩都は「あの2人とは違って正当ですー。そりゃあ、年齢差を言われると思いますけど・・・結婚できる年齢ですからね?」と言うに決まってます(待て)

ちなみに、翼架は19です。彩都は・・・設定見てください(ぁ)
設定・・・・・・・あ!!
翼架の学園設定まだじゃん!(今思い出す)

ま、いいか(よくない)
とりあえず、クリスマスまでで考えて、付き合いはじめて4ヶ月ってところですかな、このCPは。(何)



さて・・・・・・次は誰で遊ぼうかなー?
・・・・・・奏いぢるのもいいけど・・・うーん・・・(ぇ)


奏「・・・今、不吉な言葉を聞いた気がする・・・(汗)」


ふーん?(シカト)
あ、そういや蒼夜さんが爆走しましたね。・・・ま、いいか☆(ぉぃ)


最後に。
『空も飛べなかった名もないHEROは世界を魅了する〜♪』


リリス「ってまたそれ!?(滝汗)」

終わりかもしれない。
(注:この先に続きがあると期待した人! 残念ながら今回はここまでです!!(ぇ)




























[351] Σ作者が真面目に感想やってる!? byネス
HIRO´´ - 2007年12月28日 (金) 17時01分

すみません。未だにアスナとヨクカの区別がつきません。漢字も(蹴)


ベタ・・・?大いに結構じゃないですか。
彩都先生かっこよかったですよ。
そして、このストーリーの構成が好きです。
彩都×翼架に絞って書いたことで、すっきりと読ましていただきました。
なにせ、最近はイメージボイスの氾濫で、本編に関係ないネタが出てきたりと混同しちゃうので。
・・・いや、それでも面白くて好きですけどね。


昨日自分が仕上げたエース×ライト編も、エレキの話を入れたことで、量が多くなって大変な目にあったから、自分もシンプルな話が書きたいです。


キャラの話をすると、やはり彩都先生がかっこいいですね(2度目)そして、以外にノリが軽いと言うことを知りました。先にこっちの感想のほうを書くべきだった・・・(滅)

そして、もう1人キャラの話をするとしたらやはり、主人公の蒼夜君(あれ?主人公だよね?)ですね。
打ち切れ蒼夜様には笑いました。ああ、ちなみにそのとき想像したのがボイスネタの高嶺清麿です(ェ)
もし、そんな風に魔王状態になっていたら本当に怖いだろうなって。(笑)


さて、感想は以上です。

[368]
アット - 2008年01月14日 (月) 00時45分

ナツキ「先生と教師……という関係で恋に落ちてしまったのですわね(赤面)」

シクー「Σいや、それ意味が同じ! 生徒と教師でしょ(汗)」

 確かに、メテオンとメタリスの例があります。
 高校生とのCPぐらい、問題ないでしょう。

シクー「その見解もどうなのさ!!(汗)」

 ちなみに、ベタなのは僕も大好きです。
 むしろこれからもベタ路線で(ぇ)。
 ……いや、変化球があるのも、それはそれで楽しめますが。

シクー「何でもいいんじゃないか、結局!!」

 カナさんだって、楽しめればそれでいいっていうハズさ!(ぁ)



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