【広告】Amazonから新生活スマイルセール28日から開催予定

タマムシ大附属学校

ポケモンのオリトレ小説、学園パラレル企画掲示板。
要するに、オリトレ達のドタバタ学園コメディ(待て)。
物語がどう突き進むかは全く不明ですが、何はともあれ楽しみましょう。

キャラクターの設定関係は↓で投稿してください。
設定投稿用掲示板

名前
メールアドレス
タイトル
本文
URL
削除キー 項目の保存


こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

[283] 栄を守る者と糸を等しくする者〜行列ができたらいいなと一人の少女が願うコーヒーショップ恋愛相談所Ver.〜
HIRO´´ - 2007年09月14日 (金) 12時27分




 0



 あれは確か私が一級、飛び級をして中3になった時のこと・・・

 いつものように風紀委員として学区内を見回りしていた時のことだった。

 珍しく余所見をしてた私は、校舎の出入口である男にぶつかった。

 お互いに地面に転がって、そして、彼のかばんの中身がばらばらになってしまった。

 その彼のかばんには1枚のアルバイトのチラシが入っていた。

 この学校では中学生以下のアルバイトを認めていなかった。

 彼は私と去年まで同じ学年、同じクラスで勉強をした顔見知りだった。

 でも、私は口うるさく彼にアルバイトを止めるように行ったのだが、彼は聞く耳を持たず、その場から走り去って行った。

 これが私が始めて彼を意識した瞬間だったのよね・・・・・・。







 あれから、私は何度も注意したり、彼の後をつけて素性を探っていたりした。

 周りから見たら怪しかったでしょうけど、一風紀委員として校則を破るのを見過ごすわけには行かなかった。

 しかし、彼のやっているバイトは日替わりで変わり、いつも見失って彼を捕まえることは出来なかった。

 そんなあるとき、私は偶然彼がアルバイトをやっている訳を聞いてしまった。

 それを聞いて私は・・・・・・・・・















 栄を守る者と糸を等しくする者〜行列ができたらいいなと一人の少女が願うコーヒーショップ恋愛相談所Ver.〜















 1



―――「(これは・・・・・・いつもの夢?そうだ・・・そうなのかもしれない・・・だって、この光景は・・・・・・)」―――

「おい・・・起きろって・・・」

―――「(そう、そして・・・いつも・・・ここで・・・アレが・・・!!??・・・・・・ち、違う!?ドラ焼き!?何で巨大ドラ焼きが!?うわっ!!潰されるー!!」―――

「起きろって・・・タクロウ?」

「助けて―!!」

 がたっと、座っていた椅子を倒して、立ち上がるのは拓朗(タクロウ)。
 口数も少なく、授業内で彼が注目されることがないのだがこのときは違う。
 彼のその一言で、誰もが彼を見たのは言うまでもなし。

「はぁはぁ・・・・・・あれっ!?ドラ焼きは?」

「どんな夢を見てたんだよっ!(汗)」

「きょ、巨大ドラ焼きに押しつぶされる夢・・・・・・」

「ドラ焼きでも食べたいのか?」

 そう言って、呆れるように言うこの少年はタクロウの後ろの席に座っている親友、一樹(カズキ)である。

”クスクス・・・・・・”

”ぶっ!ドラ焼き?”

 忍び笑いや派手な笑い声が聞こえる。
 すると、クラスが笑いに包まれる。
 タクロウは恥ずかしくなって、椅子を起こしてとりあえず座った。





 ここは高等部の1年Bクラス。
 ある意味いちばん有名なクラスである。
 え?有名じゃない?
 だって、ヒヨコにネッシーに恐ろしい古流剣術部の主将がいるクラスなんだよ!?
 さらに、おっとり大胆少女にピザ大好きのぼーじゃくぶじん少女、さらにさらに・・・・・・

「ナレーションさん・・・・・・そろそろ授業を再開していいですか?」

 あ、どうぞ。

「と言うわけで、ナレーションさんの許可も取れたので授業を再開しますね」

 皆心の中で、『ナレーションの許可なんてどうでもいいだろ』とツッコミを入れたのは間違いないだろう。

「それじゃ、タクロウ君、この漢字は読めるかな?」

 薄い青いワイシャツに紺のスカートをはくこの女性は指で次の漢字を示した。



 『春分』 『西瓜』 『胡麻』 『精錬』 『逃散』



「実はさっきカズキ君にも同じ質問したのだけど、答えられなかったのよね」

「・・・・・・もしかしてカズキ・・・そのために僕を起こしていたの?」

「うん」

 即答だった(オイ)

「ええと・・・左から、『シュンブン』、『スイカ』、『ゴマ』、『セイレン』・・・・・・ええと『ニゲチリ』・・・?わかりません」

「ええ。最初の4つは正解ね。タクロウ君。座っていいわよ」

 息をついて、タクロウは腰をかけた。

「やっぱりさすがだな!」

 すると、後ろから乗り出して、カズキが話し掛ける。

「少なくてもこれくらいは読めるでしょ?」

「俺は全然わからなかったぜ」

 タクロウは溜息をついて前に向き直った。

「(あれ読めないのカズキくらいじゃないの?)」

 と、彼はそう思っていたが、それは間違いである。

「シグレ・・・・・・全然わからねぇ」

「イクム・・・・・・馬鹿ですね」

 2人の離れたところでそんなやりとりがあったらしい。(ぁ)

「バカバカしい!『チョウサン』だろ?」

 吐き捨てるように座ったまま答えるのは、不良っぽい服装の羅愚南(ラグナ)だった。

「そうよ。正解」

 すると、どよめきが走った。

”なんで、あの字をラグナが読めるの!?”

”実は、あいつ勉強できるのか!?”

”まぐれだ・・・きっとまぐれに違いない!!”

”あいつの頭の中は女体でいっぱいじゃないのか!?”

「てめぇーーら!?俺を一体なんだと思っていやがるんだぁーー!!」

 周りの反応に当然キレる。(ぁ)

「はい、ラグナ君座ってね。次の問題を出すわよ!スラスラスラ〜っと」

「イチねーちゃんっ!!!!」

「何かな?ダイチ君、ここではイチゴ先生と呼んでね?」

 実は、この女性、大学4年の苺(イチゴ)だったりする。(ェ)
 大学生とはいえ、臨時で国語講師をやっていたりするのだ。
 今回は、その国語の教師がたまたまいなかったので、イチゴが授業に入った次第である。
 しかし、普通の授業じゃ面白くないので、漢字の読み取りの練習の時間になったのである。

「『スラスラスラ〜っと』言いながら書くのは辞めた方がいいと思うぜぃ――――!!!!」

「ダイチ君、あなたももう少し声の音量を考えた方がいいと思うわよ?」

 まわりが皆、四方八方の生徒は皆耳を塞いでいた。
 大地(ダイチ)の声がでかいのだ。

「この人間スピーカー!!」

「スピーカーのどこが悪いんだよっ!!!!ラグナーーーー!!!!」

「ケンカはやめなさい!!」

 とりあえず、2人のケンカを落ち着けて、授業の続きを始めた。
 イチゴが書いた漢字は次の5つだった。


 
 『王国』 『小宇宙』 『迷宮』 『惑星』 『浪漫』



「誰に読んでもらおうかな?」

「ハイッ!!」

 元気よく手を挙げるのは、黄色と黒色の髪の無邪気少年だ。
 その無邪気さは他の誰も寄せ付けない。
 そして、それを買ってイチゴは彼を指名した。

「じゃあ、ライジ君!」

「左から、キングダム、コスモ、ラビリンス、プラネット・・・・・・最後は・・・」

「買宴Cジ!それ英訳だよ!!」

 すかさず、恐竜最強を自負するネッシーがツッコミを入れる。

「だから、ネッシーじゃないって!!恐竜でもないよっ!!最強も名乗ってないし!!」

 イチゴは苦笑いした。

「じゃあ、ライト君、お願いできるかしら?」

 改めてイチゴは、森野 翡翠(もりの ひすい)ことネフライト・・・通称ネッフー・・・いや、違った・・・ネッシーを指名した。

「・・・(汗) あ、はい。『オウコク』、『ショウウチュウ』、『メイキュウ』、『ワクセイ』・・・・・・『ナミマン』?」

「おしいわね〜」

「・・・・・・」

 ネフライトが答えられないことを察知して、赤と黄色の髪の少女が手を挙げようとしていた。しかし、その事に気づく者はほとんどいなかった。

「はいっ!」

 変わりに、ライジのように元気よく手を挙げたものがいた。

「マリンちゃんね」

 蒼野=藍(あおの あい)ことマリンが指名されて勢いよく立つ。 

「『ロマン』ですっ!」

「正解よ!」

 イチゴはにこっ笑うと、マリンもにこって笑う。
 さて、そのマリンの笑顔に見とれた男子生徒は何人いただろうか?(ぁ)

”さすが、前回のテストの一位はすごいわね・・・”

”マリンちゃんかわいいぜ・・・”

”まったく、あの笑顔に頭にアイドル部っていう肩書きは反則だぜ!!”

 ぼそぼそとまたざわめきが大きくなっていく。

「それじゃ、次の問題よ。スラスラスラ〜っと」

 だから、口に出してもやめなさいって。(ぁ)
 ダイチが突っ込むのも無理はなかった。



 『夢幻』 『海斗』 『蛍雪』 『茄子』 『烏龍』



「「(いやぁ・・・全然わからねぇ)」」

 イクムとカズキは即座にそう思ったそうな。(ぁ)

「はいっ!はいっ!!私が答えるわッ!マリンには負けられないッ!!イチゴさん!私を指して!!」

「あ、ど、どうぞコトハちゃん(汗)」

 彼女の気迫に押されたか、イチゴは琴波(コトハ)を指名した。

「『ユメマボロシ』、『ウミト』、『ホタルユキ』、『ホコ』、『チョウリュウ』!!」

 テンポよく、早口で回答するコトハ。だけど・・・・・・

「全然違うよ(汗)」

 コトハの気合は空回りだった。

「じゃあ・・・・・・・・・あら?」

 イチゴが教室中を見渡してみると、1人だけ机に突っ伏している生徒がいた。
 途中からなのか、それとも彼女が気付かなかっただけなのか、それよりも彼女がそうやって寝ること事態珍しいことだった。

「ライトちゃん?」

「えっ?あっ、はい!?」

 イチゴに呼ばれてタクロウのとき同様、椅子を後ろに倒して等糸(ライト)は立ち上がった。
 ちなみに、イチゴがライトちゃんと呼んだのは正義感溢れる風紀委員で秀才な女の子で、ライト君と呼んだのは野球部の頼れるドラフト1位指名確実のネフライトことネッシーという男の子のことである。

「その説明は逆だって!!」←ネフライト

「寝てはいなかったみたいね・・・立ったついでにこの漢字を読んでくれる?」

「『ムゲン』、『カイト』、『ケイセツ』、『ナス』、『ウーロン』です」

「いいわよ」

 いきなり呼ばれたときは慌てていたが、いざ答えるとなると、冷静に彼女は完答をして着席した。

「ケッ」

 そんなライトを一瞥して、ラグナは背にもたれて眠ったのだった。















 2



 授業後はお昼の時間だった。
 そうなるとある者は購買部に走りに行き、あるものは屋上へ行って弁当を食べたりする。

「ライトー!一緒にお昼にしよう!」

「う、うん」

 そして、アイドル部の美少女マリンはネフライトを誘ってお昼ご飯と洒落込んでいた。
 彼女持ちでない男子生徒はそれをとっても羨ましがっていた。

「なぁ、ラグナ」

「あ゛?」

 窓際の窓の淵に座ってパンを頬張っている不良少年に話し掛けるのは、先ほど漢字がまったく答えられなかったカズキである。
 ところでラグナ・・・・・・窓開いているので少しバランスしたら転倒するんですけど・・・・・・?

「マリンちゃん・・・・・・かわいいよなぁ」

「ああ。それがなんかあんのか?」

「ラグナはどう思う?このクラスの中で誰が1番好み?」

 ふとした質問をカズキはぶつけてみた。
 こう見えて、カズキはタイチ並の女好きでイクム並のバカだという情報が来ている。
 そんな彼がクラスの女子に興味を持たないはずがなかった。

「てめぇはどうなんだ?」

「俺はやっぱりマリンちゃんだな!あの知性にかわいい笑顔は魅力的だぜ!」

「そうか、てめぇは目の付け所がいいな」

「じゃあ、ラグナもそうなのか?」

「クラスの中でというのなら、ミミやシグレ、それにマリンにコトハだな」

「(・・・・・・やっぱり、胸が大きい女子ばっかりだな)」

「だが、1番はコロナだな。あいつを狙ってたのに・・・・・・」

「(そう言えば、ラグナって停学受けてもう一度1年やっているんだったな・・・・・・)」

 密かに思うカズキだった。

「ちなみにだが、俺はあの兄妹は好きじゃねぇ」

「あの兄妹・・・・・・?ヒカルとヒカリのこと?」

 ご存知黄色頭のツッコミ少年とそれにしがみつくように歩く少女のことである。

「何で?」

「あいつら、異性の前でおどおどしやがって、見てるだけで虫唾が走りやがる」

「・・・・・・」

「あと、ライトも気にくわねぇ」

「何で?」

「生意気だ」

「それだけ?(汗)」

「それだけだ。用はそれだけか?俺は散歩し来るぜ」

 すると、ゴミ屑をゴミ箱に投げる。だが、それを外した。
 ラグナはちっと舌打ちしてそのまま教室を出て行ってしまった。

「あれっ?」

 カズキはここで少し疑問を覚えた。
 それはなんだったかはわからない。
 しかし、何かが不自然だった。

「カズキ!弁当買って来たから食べよう!あれ?どうしたの?」

 弁当を2つぶら下げて購買部から買ってきたのはタクロウだ。

「いや、なんでもない・・・。食べようか」

 とりあえず、彼は友達と弁当を食べることにした。





 そんなこんなの一方でネフライトとマリンの中に加わろうとした少女がいた。
 でも、その前に彼女の隣りに座った者がいた。

「シトリン、一緒にお昼食べない?」

「え?・・・・・・いいですけど・・・・・・この声はコトハさん・・・・・・?」

「そうよ」

 コトハは弁当を持ってきて食べ始めた。 
 彼女の弁当は色とりどりで出来ていた。
 ちなみにこれは姉の音波(オトハ)の手作りらしい。

「さっき、手を挙げようとしていたでしょ?」

「え?」

「国語の漢字の問題」

「い、いえ・・・・・・そんなことは・・・・・・」

「ネフライトが答えられなかったから自分が答えようとでも思ったんじゃないの?」

「・・・・・・はい・・・」

「無茶をするわね・・・・・・」

 苦笑するコトハ。
 というのも、黄波等 晶(きはら あきら)ことシトリンは幼いころから目が見えなく、授業に参加することさえも厳しいのである。

「いつも私・・・・・・ライトに守られてばかりで・・・・・・だから、私も助けたいと思って・・・・・・」

「だけど人には出来ることと出来ないことがあるわね」

「・・・・・・このままじゃ私・・・・・・マリンさんに負けてしまうから・・・・・・」

 コトハは箸をおくと、シトリンに向かって言った。

「ネフライトがあんたとマリン・・・どっちが好きかなんてわからないけどね、これだけは分かることがあるわよ」

「・・・・・・?」

「ネフライトがあんたのことを忘れることは無いって」

「え?」

「あんたが、ネフライトを頼っている限り、あいつはあんたのことを忘れないってことよ。助けたいという気持ちはあいつに伝わると思う。だから、どんどんあいつを頼ったらどうかしら?」

「ライトを頼る・・・・・・」

 シトリンは少し考えた後頷いたのだった。

「あとね、私はあんたをライバルだと思っているから!」

「何でですか?」

「今度やる歌唱コンテストよ!」

「・・・!!そうですね」

 と、二人はライバル心を高めたような気がした。(ェ)

「あら〜ライトはいるかしら?」

 そのときだった。隣りのクラスから侵入者が約一名が現れた。

「侵入者って・・・失礼しちゃうわね!」

「ライト・・・・・・知り合い?」

「いや、僕じゃないけど・・・・・・」

 マリンとネフライトは顔を見合わせる。

「いたわね!ライト!!」

「テレナ?」

 ライトはライトでもネフライトではなく、ライト(♀)だった・・・・・・あ゛ー!!もうややこしい!!(蹴)

「この前のテストの勝負・・・私の勝ちですわよ?さすがのあなたもこのIQ180のテレナにはかなわなかったようね!!ほほほっ!!」

「ええ、あんたにはかなわないわよ・・・・・・ごめん、あんたの相手はしてられないわ・・・・・・」

 すると、ライトは廊下を出て、歩いていってしまった。

「なあに?歯ごたえがないわね!所詮彼女も庶民だったということかしら!?」

 はい、初登場の高飛車テレナの出番は終わりです。

「ちょ!!待ちなさいよ!!」





「そうか・・・・・・何かがおかしいと思っていたら・・・・・・」

「何?」

「さっき、ラグナがゴミを捨てた時、ライトが注意しなかったことだ!」

「それはおかしいね。いつも注意するはずなのに・・・・・・いつものライトちゃんじゃないね」

 弁当を食べながら、しみじみと喋るタクロウ&カズキでした。















 3



 ここにSKY PLACEと言うコーヒーショップがあります。
 え?しつこいですか?そんなこといわれたって、あるといわれたらあるのです。(ェ)
 そこに1人の若い店長がいました。
 名は虎空 勝利(コクウ カツトシ)。彼はコーヒーとトークで相手の心を癒します。
 人は彼を相談のプロフェッショナルと人々は言います。



 そんなことで放課後。
 今日も彼のもとへと相談にきている人が約数名。
 面白いことになりそうだなぁ。

「・・・・・・面白くないんですけどっ!!」

「あたしといることが面白くないって!?」

「狽「や、そうじゃないって!」

 そのコーヒーショップの見え難い所に座っている彼はラーメン兄弟の兄のラーメンだった。

「その説明はわからないって!!」

「その説明で充分よ!だって、ネスだもの!」

「その根拠もわからないって!!」

 それと、隣りに座っているのは幼馴染のエリーだった。
 ここに2人がいるのには訳がある。
 いや・・・・・・訳と言うには大げさだね。
 単にエリーのワガママでここに行ってコーヒーを飲みたいと言っただけだよ。
 で、ネスがいやいやながらも付き合いで来ているだけなんだよ。

「何で途中から口調が砕けてるのさ!!」

「ネス!コーヒーショップなんだから、牛乳じゃなくてコーヒーにしなさいよ!!」

「コーヒーは苦いから苦手なんだよ・・・・・・」

「それだから、あんたはいつまでたっても、コウにも勝てないし、道端の石にも間違えられるし、ラーメン兄弟と言われるのよ!!」

「それ、絶対コーヒーと関係ないからッ!!」

「とにかく、あんたはおこちゃまなのよ!!」

 傍から見れば、2人ともおこちゃまです。(ぁ)
 と・・・・・・思ったのは僕だけでは無いらしい。(ェ)
 カウンターの方にいる、マスターのカツトシと相談している女の子は苦笑いをしていた。



 その少女は中学生のようであり、身長が160センチ前後とその年では大きめで、ブルーの髪にショートカットとスポーツが出来そうな印象を持った女の子だった。
 しかし、彼女の手荷物の中にスケッチブックがあることから、どうやら美術部であることがわかる。
 そして、服装はブレザーであることからヒスイ女子学園の子であることが容易にわかった。
 
「つまり・・・・・・隣りに住んでいて、会う機会はあるけれど、顔をあわせるとケンカになっちゃうんだね?アヤちゃん」

 カツトシが確認すると、彼女・・・彩(アヤ)は首を横に振る。

「違うの。ケンカになるんじゃなくて、私の言い方がきつくなってしまうの。本当はもっと別のことを言いたいのに・・・・・・」

「なるほど・・・・・・」

 カツトシは手を止めて、彼女の前に一杯のカップを置いた。

「カプチーノが出来たよ」

 お礼を言って、彼女は口にした。

「会って、どんなことを言いたいんだい?」

「そ・・・それは・・・・・・」

「言えないのなら、今はそのままの関係でいいんじゃないかい?無理に焦っても何もうまく事を運びやしないよ」

 一杯のコーヒーを飲み終えて、彼女は立ち上がる。

「今のままが嫌だから、私は相談に来たの!」

 そう言って、彼女は代金を置いて店を去って行った。

「う〜ん・・・・・・今時の女の子は難しい・・・・・・」

 しみじみとカツトシは漏らす。





「きっと、あのアヤって言う先輩、後でカナ先生のところに相談に行くわよ!」

 エリーが言う。

「何でそう思うの?」

「恋の相談といったら、やっぱりカナ先生でしょ!」

「そうなの・・・かなぁ・・・?」

「はぁ・・・鈍いわねー・・・だから、あんたは”スカ”なのよ!」

「”スカ”って何だよ!!カー○ーのコピー能力じゃあるまいし!!」

 たぶん、エリーはネスカのスカから取ったと思われる(ぁ)

「でも、今の話は僕は賛成だな」

「何で?」

「僕だったら、今の関係を壊してまで次に進みたいと思わない・・・・・・。いつまでだってそのままでいたいよ・・・・・・」

「・・・・・・そうなの・・・・・・」

 ネスの意外とまともな答えにエリーは反論できなかったのだった。(ェ)





 さて、30分経過(ェ)





 突如、一人の少女が店に入ってきた。
 服装はセーラー服。白髪のショートカットで童顔の一言で言えば可愛いらしい女の子である。

「カツトシさん!カフェオレ頂戴!そして、私の相談を聞いて!!」

「はい。ちょっと待っててね」

 速攻のオーダにすぐさま対応して、せっせと作り始めるカツトシ。
 その対応はまさにセミプロと言ってもいい。



「あくまでセミプロなんだ・・・」

「そんなツッコミよりネス・・・あの人誰だか知ってるわよね?」

「うん。マレンから聞いたことある。一つ上のサッカー部の先輩にムキルと言う人がいて、その人には僕らよりも年下の彼女がいるんだけど、彼女を押しのけてムキル先輩を狙っている人がいるって」

「あの子が・・・そのカエデと言う先輩ね・・・・・・。まったく、マレン並に恐ろしい人ね」

「マレン・・・?マレンがどうかしたの?」

「え?別に・・・・・・」

 エリーの言葉は置いといて、その楓(カエデ)の一言目はこうだった。






「ムキル君を私の魅力で落としたいんだけど・・・・・・どうすればいいと思う?」

 相手をメロメロにしそうな笑顔を振り撒きつつ、カツトシに迫る。

「う〜ん・・・困ったね・・・・・・」

 いろんな意味で困るカツトシ。
 そらそうだろ。恋の質問ならまだしも、略奪するならどうすればいいだろうなんて筋違いな質問である。

「その質問には、僕も答えかねるよ。でも、あえて言うならば、彼が好きそうなことをやってみるかな・・・?」

「好きそうなコト・・・好きそうなコト・・・(そう言えば、ランって子はアイドル部に入っていたわよね・・・)よし!カナさんに相談してみよう!そして、私もアイドル部に入れてもらえばいいんだね!」

「え!?そうなるの?」

「カツトシさん、ありがとう!!」

 すると、嵐のように彼女は去ってった。

「カフェオレ・・・出来たのに・・・・・・どうしようこれ・・・」

 すると、また、来客が来る。

「おかえりなさいませ。ご主人様♪」

 バイトの子がメイド服で出迎える。

「ちょっと待った!!」

 カツトシが止める。というよりも酷く驚いていた。

「一体どうしたんだいそれ!?その服!?」

「え?やだなぁ。ショーリさん。メイド服に決まっているじゃないですか!」

 メイド帽子をつけて、くるりと回って見せる彼女。
 そんな笑顔を見せるのは、本日、弓道部が休みでアルバイトに来ている可憐(カレン)だった。

「そんなことより、いつ来たんだい!?それに、その服は一体どこで!?」

「さっきの『カフェオレ出来たのに』の所から。服は趣味で買いました。購買部で」

「(ルーカスさん、またそんな売れないような物を仕入れたのか・・・・・・)」

 『FRIENDLY SHOP』の店長の所 流香(トコロ ルカ)ことルーカスに半分感心して半分呆れていた。

「他にもジョーイ服とかジュンサー服とかありましたよ?」

「一体何のためにおいているんだろう・・・?購買部っていえるのかな?(汗)」

「カツトシさーん!相談に乗ってくれる!?」

 そのとき、奥のほうでガタッと物音がした。奥というか、ネスとエリーが反応した。





「あいつが相談だって!?」

「もしかして・・・・・・アキラ、恋の相談とか言うんじゃないでしょうね?」

 そう、その客とは、2人のクラスメイトの明良(アキラ)だった。
 とりあえず、カレンがカウンターまで案内する。

「飲み物は何でもいいわよ〜♪あ、これでいいわ!」

 カエデのために作ったカフェオレに手を伸ばすアキラ。
 まだ、出来立てのために暖かかった。

「それ、前の客が飲まなかったやつだけどいいのかい?」

「かまわないわよ!」

 すると、一気にそれを飲み干してしまった。

「それで、相談なんだけど・・・・・・アキちゃんね、コウ君とずっと一緒にいたいの!!結婚したいほど好きなの!」

「なるほど・・・・・・」

 奥のほうでネスとエリーはやっぱりか・・・・・・と呆れていた。

「アキちゃんはコウ君のことが好きなんだ」

「そうなのよ!」

「いいなぁ・・・・・・ストレートに気持ちを伝えることが出来て・・・・・・」

 カレンは羨ましがる。

「あんた何やってるのよそんな格好で!!」

 痺れを切らして、エリーがカウンターのほうへ行く。

「おかわり欲しいのですか?」

 カレンがエリーをなだめるように聞く。

「そうじゃなくて、アキラは男よ!」

「「へっ?」」

 目を点にする2人。
 実は2人とも、アキラは女の子だと思っていたらしい。
 というのも無理は無い。だって、水色の長髪でスカートにブラウスに来ていて、女の子っぽい顔立ちをしていたら誰だって間違いますよ。(ぁ)

「エリーちゃん・・・いつからそこに?」

「あんたが来るずーっと前よ!そんなことより、あんたとコウが結ばれることなんて、現実的にも世間的もないんだから諦めなさい!!」

「(エリー・・・そこまで言わなくても)」

 とネスは思っているが、エリーが怖くて突っ込めない。

「それにね、コウにはセリンがいるんだから!」

「それでもアキちゃんは諦めないよ!!」

「とりあえず、表に出なさい!!」

「ちょっ!2人とも!!」

 あせって、飛び出すネス。
 こうして、外で論戦を繰り広げられることになった。
 熱戦の末はどうなったか知る者はいないような気がする。
 いや、きっと店の前だし誰か見ているかも・・・
 この展開の続きはきっと誰か書いてくれることでしょう♪
 つづく

「そんな終わり方はないでしょ!!」←ネス










 そして、数時間後。
 すっかりとっぷり日が暮れて、あたりは闇に包まれる。
 でも、まだ、コーヒーショップ『SKY PLACE』は開店していた。
 そのドアノブに手を伸ばそうと、手をつけたとき、もう一人の手が触れて、手を引いた。
 2人は向き合って構えたが、知り合いだと気付くと、ホッと息をついた。

「タイチか・・・・・・あれ?ティシアちゃんは一緒じゃないのか?」

「そう言うそっちこそ、ニイナちゃんはどうしたんだ?悠火」

 太智(タイチ)と悠火。彼らは同じクラスでしかも同じく年下の彼女を持つもの同士だった。
 その点から、結構仲がよかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と僕は考える。(ぁ)
 そして、2人はチリリーンとドアをあけて入っていった。

「おかえりなさいませ!ご主人様・・・・・・あ、悠火先輩」

「っ!!カレン!?なんて格好してるんだ!?」

 カレンは相変わらず、メイド服を着用していた。どうやら、これで半日を過ごしていたらしい。
 部活の時とは違う雰囲気に悠火は驚く。
 あたりまえといっちゃー当たり前である。

「これですか?自前です」

「よくこんなもん買ったな・・・・・・そんなことより・・・・・・バイトしていて大丈夫なの!?確か中学生のバイトは・・・・・・」

「ばれなければいいのです」

「正論だけどね・・・」

 と、苦笑いの悠火。
 マスターのカツトシも校則に関しては守っているほうではなく、破っている方なのでそんなに気にしてはいなかった。(オイォィ)

「それより、今日は蒼夜先輩は一緒じゃないんですね」

「あ、そういえば・・・・・・タイチ、知らないか?」

「忘れ物したとか言って戻って行ったな・・・。もしかしたら、来るかもしれないぜ?」

「それなら、2人とも・・・ボックスへどうぞ!」

 窓側の席へと案内するカレン。

「すっかり夜だな」

「あぁーほんとに今日は疲れたー!バスケの練習に集中していたからなぁー」

「ということはいつもはしてないんだな?」

「そうそう、いつもはちーっとばかり手を抜いているんだ!毎日必死になってやっていたら、身が持たないぜ!!」

「必死になるから練習だろ?」

「いやいや・・・それは・・・」

「だから・・・・・・・」

「あーだ」

「こーだ」

 こうして、議論が白熱していると、チリリーンと鈴が鳴り、またお客さんが入ってきた。
 カレンはすかさず、客を迎え入れようとした。
 しかし、その客を見てカレンは固まった。

「(あの人は・・・風紀委員のライト先輩!?)」

 規則に厳しく、何でも取り締まる秀才少女のライトだ。
 時には暴走して行き過ぎることもあるが、たいていはテキパキした行動力で事件を解決させる敏腕である。
 もちろん、カレンは今ピンチだった。
 ここで内緒でバイトしていることがバレるからである。

「(あれっ?)」

 ところが、ライトは彼女を素通りして、カウンターへと腰掛けた。
 彼女はどうやらカレンには気づかなかったようだ。

「やあ、いらっしゃい」

 彼女はカウンターに座ってオーダーを頼む。

「エスプレッソをお願いします」

「ちょっと待っててね」

 カレンは不思議に思いながらも、カツトシにボックスのオーダーもしてくれと頼まれて、タイチと悠火のほうへ行った。

「俺はシロガネ産の『おいしい水』で」

 と、タイチ。

「コーヒーショップなんだから、コーヒー頼めよ」

「そうだな・・・じゃあ『ミルメイク』で」

「ああ、紙パックの牛乳に押し込んでチューっと入れてかき混ぜるあれか・・・・・・って、コーヒーショップなのにそんなのあるの?」

「確か・・・・・・ありますよ」

 カレンがメモ張を確認して答える。

「・・・あるんだ。(汗) ・・・じゃあ、僕はエクスプレッソで」

「エクスプレッソ?エスプレッソの間違いじゃないのか?」

 今度は逆にタイチが聞いてみる。

「エクスプレッソはありますよ・・・・・・・エクスなプレッソと言う意味です。ええと、エクスプレッソには、ケチャップ味とマスタード味とコンソメ味・・・・・・他に3種類がありますが、どれにしますか?」

「何だそれ!?」

「聞いただけで飲みたくなくなる(汗)・・・・・・普通のモカで」

 カレンはメモって、早速カツトシにオーダーを伝えようとした。
 けど、一端思い直して、悠火に聞く。

「ところで悠火先輩・・・あの人知っていますよね?」

 あの人とはもちろん、カウンターにいるライトのことである。

「誰だったっけ?見覚えはあるけど・・・・・・」

「ライトちゃんだろ?知ってるぜ!」

「さすがタイチだな。女好きは記憶力が違うなー」

「まーそこそこかわいいし、それに風紀委員もやっているって聞いたしな・・・あれ?カレンちゃんは何も言われなかったのか?」

「そうなんです。あの人なら確実に言って来るはずなんです。『バイトは校則違反よ!!』って」

 と、彼らがライトのほうを見ていると、ちょうどカツトシが奥からカウンターへと出てきた。

「はい、出来たよ。僕の特製エスプレッソ。覚めないうちにどうぞ」

「ありがとうございます」

 カツトシが彼女の目の前に置くと、一口、彼女は啜った。
 すこし、彼女は悩んだ顔を浮かべると、意を決してカツトシに話し掛けた。

「相談に乗ってくれますか?」

 ボックスでは彼らが興味津々と言わんばかりにカウンターのほうに耳を傾けていた。

「僕に答えられることならばね」

「私は今まで風紀委員として、いろいろと取り締まってきました。その中には中学生のバイトを禁止するという決まりもありました。だけど、最近になってその決まりというものに疑問が出てきたのです」

 カツトシは長くなるかなと思い、椅子を持ってきて腰をかけた。

「ある中学生徒がバイトをしていました。でも、彼はある目的のためにバイトを続けなくてはなりませんでした。もちろん、バイトをすることは校則として禁止されています。だけど、私は彼を応援したいと思い始めてしまったの・・・・・・」

「・・・・・・風紀委員としての立場と彼を応援したい立場の板ばさみか・・・・・・」

「ずっと考えていたけど・・・・・・どっちかをやめろなんていわれても、片方をやめたくないの・・・・・・!風紀委員は私の誇りだし、彼は・・・・・・ええと・・・・・・」

「彼のことが好きなのかな?」

「うぅ・・・・・・そ、そうよ・・・・・・」

 顔を赤くしてライトは頷く。

「それなら・・・こんなのはどうかな?」

「え?」

 ゴニョゴニョと小さい声でカツトシはライトに話す。
 ボックスの3人も聞こうとするけど、まったく聞こえない。
 話が終わると、ライトはパッと明るい顔をした。

「それ・・・・・・いいわね!」

 ガタッと立ち上がり、コーヒーの代金を置いて、かばんを持ち、スカートを翻して言った。

「カツトシさん!アドバイスありがとう!」

 すると、あまりにもあっさりと帰っていってしまった。

「一体、マスターはなんてアドバイスをしたんだ?」

「さぁ・・・?」

「わからないですね・・・」

 ボックスの3人は首を傾げるばかりでしたとさ。















 4


 それは、コーヒーショップでタイチと悠火が頼んだ物をゆっくりと飲んでいる頃だった。

 とある店が、荒らされてメチャクチャにされた。

 店員はケガを追い、傷ついていた。

 しかし、その中に一人だけ立っている少年がいた。

 彼はあたりを冷静に見ていた。

 店員の1人が、彼を見て呟く。

 『エース・・・』

 と・・・・・・。
















 つづく・・・・・・・

 と、いいなぁ(オイコラ)















 ところで・・・・・・(ェ)














タイチ「マスターのことなんだが、『彼はコーヒーとトークで相手の心を癒します。』といっていたけど、全然違うんじゃないか!?」

悠火「『人は彼を相談のプロフェッショナルと人々は言います。』って全然相談のプロじゃないみたいだし・・・・・・」

カレン「あ、最初の冒頭は私が考えた『SKY PLACE』のキャッチフレーズ・・・つまり宣伝みたいなものなのよ!」

タイチ「カレンちゃんが考えたのか!?」

悠火「じゃあ、タイトルの『願う少女』ってカレンのことだったのか・・・」















 アトガキ

 短編シリーズ・・・・・・第何篇だろう?まぁ、何でもいいや♪(ェ)
 とりあえず、今回もクリクロのマルチプレイ並に様々な方面からキャラを起用しました。(謎)

 やっていて、難しく、楽しいのが別世界のキャラたちの組合せのコラボですね。
 そして、他の人のキャラを使うことでまた、そのキャラを知ることも出来るのでお勧めですね。

 今回、校則のことが出てきましたが・・・・・・中学生がアルバイトってどうでしょうね?
 まぁ、これについては色々と考えているのでよしとしますか(何)

 さて、次回なのですが・・・・・・あったほうがいいですか?(ェ)
 謎のまま終わりにするのも一つの味って物だと思います(蹴)






[284] SKY PLACEってコーヒーショップですか?本当に(ぇ)
日乃 水葉 - 2007年09月15日 (土) 16時17分

「ふぅ・・・これで大体次の舞台で使うものは揃った・・・ん?」
「奏君、どうかし・・・・・あ。(滝汗)」

演劇部で使うものを買出ししていた奏とリリスは・・・・・・、
見てしまった、「それ」を・・・

「だーかーらー、無理だって言ってんでしょ!!」
「嫌よ!コウ君はね、コウ君はね・・・アキちゃんの理想なの!」
「ちょっと二人とも・・・店の前で、迷惑だよ・・・(汗)」

それは、アキラとエリー(+止められないネス)だった。

「・・・ネス君、助けてあげる?」
「そうしたいけど・・・相手があのアキラだからなぁ・・・」

奏君は、アキラが苦手なのだった(ぁ)

「・・・じゃあ、「あれ」をほっといて店の中入る?」
「いや、それも嫌だ・・・。 別の店行こうぜ・・・(汗)」

こうして、演劇部コンビは逃げましたとさ(ぇ)

「Σ先輩たちの薄情者〜〜〜〜!!(泣)」←ネス


同じ頃。高等部・・・の3ーB。
ただいま、本日最後の授業・・・というかホームルームなのだが。
担任は「ちょっと急用ができたから」って、休んでるし・・・、
副担も出張中で(ぇ)、ぶっちゃけ成り立ってなかった(ぉぃ)

「つか、その場合、代わりの先生来るだろ、普通・・・」

いや、来ていることには来ているよ?けど・・・伝えることはもう終わってしまったから、自由時間になってるわけだよ?(何)

「もういい、突っ込まねーよ(ぁ)」
「いや、じゃあ何で突っ込もうとするのさ、蒼夜・・・」
「・・・クセで、つい・・・」

「それはそうと悠火・・・「あの話」は本当なのかい?」

蒼夜と悠火の漫才(違)に首を突っ込むのは、ジェードである。

「ん?・・・僕がニイナと付き合っているのは事実さ♪」
「はは、そうなんだ・・・(ぇ)」

「っていうかよ。どうして付き合うようになったんだよ?」
・・・とタイチも話に加わる。

「その質問は・・・・・・弓道部のみんなにもされたよ・・・。」
「・・・それは、主にカレンちゃんか?」

「いや、何故かハルキ君も加わってきてたけどね・・・(ぁ)」
「え?あの「興味ない」が口癖のハルキが?」

蒼夜・・・お前もハルキと同じボイスなんだが?(笑)

「っていうかさ! 蒼夜、カレンちゃんに言っただろ!!」
「俺は、『誰』とは言ってないぜ? ただ、お前に好きな娘がいるってことだけだ、言ったのは♪」

おっと、蒼夜の悠火いぢりモード発動か!?(ぁ)

「・・・タイチ、蒼夜ってこんな性格だったっけ?(汗)」
「多分、違うような気がする・・・。けど、まだキレるよりかは
マシだろ(苦笑)」

蒼夜は、普段は人がよくて、基本的には誰にでも好意的だが、
怒ると悠火以上の黒さになり、暴走することがあるのだ!(ぇ)
しかも、それを知っている者は少ない・・・(何)

そんなこんなで、3ーBの面々は、愉快な時間を過ごすのであった。(蹴)

☆おまけ☆
チリリーン♪

「いらっしゃいませ♪・・・あ、蒼夜先輩!」
相変わらずの格好でカレンは入ってきた客への対応をする。

「・・・・・・・・・突っ込みたいことはいろいろあるが、ソレ、何?(滝汗)」

「購買b(以下略)」
「あぁ・・・そう(ルーカスさん・・・何やってるんだ・・・)」

「あ! 悠火先輩とタイチ先輩が来てますから、そっちへ案内しますね、蒼夜先輩。」

「・・・それはどうも。」

3人は何か楽しく会話をしていたそーです。
っていうか、店前のバトルは、いつ終わったんだろうね?(ぇ)

「それは、他の人に書けとでも言ってるのか?」←奏

さーね。 ・・・今回も爆笑しましたよww

というか、今気付いたんですが・・・、コーヒーショップで喋っている3人の中で、蒼夜だけが同い年の彼女持ちでした。(何)
ん? 次回作の構想?・・・ありますよw(ぁ)


[285]
アット - 2007年09月16日 (日) 22時05分

 どうしよう。
 今回……書くネタが、ない。

タイチ「オイコラ!」

 しかしラグナはやっぱり、胸が大きい娘が好きなんだなぁ……(ぇ)。
 でも、だとしたらヒカリを好かないのは少し意外(何)。

タイチ「ヒカリちゃんは、儚げなところがたまらないんじゃねぇか。ラグナのやつ、まだまだ甘いな(ぇ)」

 それにしてもラグナ、結構頭いいんですね。
 頭いいからこそ、そっちの路線に走るようになってしまったんだろか。

タイチ「Σなんだそりゃ(汗)」

[348] 余計なご案内。
HIRO´´ - 2007年12月27日 (木) 20時35分

後編を読む前にこちらを先にご覧くださいまし。

[362]
アット - 2008年01月08日 (火) 02時05分

 だから僕は、ネフライトはネフと呼ぶ!(ぇ)

 

 さて、追記〜(唐突)。

タイチ「Σ何だ一体!?」

 改めて読み返すと……忘れてる部分、結構あったかも。
 カツトシが恋愛相談やってるのには笑いましたが(ぁ)。

タイチ「ふぅ。しかし、悠火。どうだ、最近?」

悠火「まぁ、ぼちぼちといったところか……」

 Σなんか年寄りの会談みたいになってる!?
 この2人は、今後も楽しめそうですね(ぇ)。

タイチ「(単に玩具にされてるだけな気がするのは、気のせいか(汗))」

 しかし、マリンはやっぱり可愛いですね。
 ネフもメロメロだし。
 やっぱネフマリが一番好きだな、VG(ぁ)。

タイチ「マリンちゃんが可愛いのは同感だけどな。将来、尻にしかれないかが、少し心配だ……(汗)」

 お前、人の事言えるのか?

ティシア「失敬ね……(汗)」



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonから新生活スマイルセール28日から開催予定
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板