[732] タマムシとヒスイはカオスの味 |
- 闇ツルギ - 2009年05月29日 (金) 18時22分
・・・料理、それは兵器である。
時には危険な物体となって相手の体をむしばみ、時には爆発し、またある時には邪悪な生命体となる・・・。
・・・そして今、その兵器にとある学園の少年少女たちが挑む・・・。
「・・・ってちがうだろ!!」
・・・と無駄にうるさい声でつっこんだのはうちのキャラで唯一テストの成績が悪いとされる野球しか取り柄がない少年、カケルだった。
「酷ぇ・・・・・・・。(泣)」
「まあ、たしかに人によっては食べ物なのかよく分からないものになったりするけどさ・・・。」
そう言ったのは剣道部で剣の腕はいいが内気でおどおどした性格のヘタレな少年、ユウキである。
「酷い・・・・・・・。(泣)」
「・・・作者は自分のキャラが嫌いなの?」
そう言った少女はカケルのケンカ相手のアヤカ。以上!
「説明少なっっ!」
「でも、実際アヤカそんなに特徴ないしな・・・。」
「たしかにあんたみたいに馬鹿じゃないからね。」
「うん、そうだね。」
「うるせえな!おまえだって胸ないくせに!」
「か・・・関係ないでしょ!」
「うん、そうだね。」
「「お前はどっちの味方だ!!」」
「あの・・・そろそろ調理実習始めませんか?」
とさっきから話に参加してなかった(というよりついていけなかった)少女、サクラが言った。
「「「あ、忘れてた・・・。」」」
「・・・・・・・。(汗)」
「なんでナユ先生調理実習やるって言い出したのかな?」
「まあ、今さら始まったことじゃないけどね・・・。」
「ところでユウキ達は料理できるのか?」
「ちょっとはできると思うけど・・・。」
「私も少しなら・・・。」
「私は・・・したことない・・・。」
「カケル君は?」
「俺ができるわけないだろ。」
「何でそんな自信満々に言ってるのよ・・・。」
「まあ、どっかのほうきに乗った魔法使いや遺跡好きの先生が作ったような酷い料理にはならないよ。」
「それはテイルズだろ・・・。」
そして、ユウキ達はカレーを作ることになり、現在ユウキとサクラが野菜を切ろうとしていた。
「ところでなんでカレー?」←カケル
「本当は揚げ物とか炒め物とかにしようと思ってたんだけど作者が作り方知らないからカレーにしたらしいわよ。」←アヤカ
ごめんなさい・・・。
「ユウキ君、それじゃあ野菜切ろっか。」
「そうだね。サクラちゃん、野菜取ってくれる?」
「はい。」
「ありがとう・・・あ・・・。」
「あ・・・。」
ほんのちょっとだけだったがユウキとサクラの手が当たった。 それだけのことだったが2人とも顔を赤くして手を引っ込めた。
「ご・・・ごめん!」
「ううん・・・ごめんなさい。」
そう言いながら2人ともしばらくうつむいていた。
「・・・なあ、早く野菜切ってくれないか?(汗)」
今度はカケルとアヤカが鍋にカレーのルーを入れていた。
「ルーってどんくらい入れるんだ?」
「私が分かるわけないでしょ!」
「何でそんなえらそうなんだよ・・・とりあえず少し入れてみるか。」
カケルはルーを入れようとした。 ・・・が勢いあまってそのままたくさん入ってしまった。
「ああ!何やってんのよ、馬鹿!」
「うるせえ!文句いうならお前がやればよかったじゃねえか!」
「人のせいにしないでよ!」
「なんだよ!」
「なによ!」
「2人ともケンカしないでよ・・・。」
「大丈夫だよ、きっと・・・。」
そういうユウキとサクラだったが2人とも苦笑いしていた・・・。
まあ、なんだかんだで(蹴)カレーが出来上がってきたので交代交代で鍋を見ることになった。 最初にユウキが見ることになった。
「・・・そういえばカレーに少しチョコレート入れたらおいしくなるってきいたことあるな。」
そう思いユウキは板チョコを持ってきて少し入れようとした。
「ちょっとだけっと・・・あ!」
・・・が手が滑って一枚全部入ってしまった。
「どうしよう・・・・・・・・・まあ、色同じだし何とかごまかせるよね、うん!」
・・・そう一人勝手に納得し、ごまかすことにした。(駄)
次にアヤカの番になった。
「・・・そうだ、ケチャップ少し入れたらおいしくなるって聞いたことあったっけ。」
そう思いアヤカもケチャップを入れようと持ってきた。
「よいしょ・・・あ!」
・・・がなぜかふたが取れてケチャップがどぱっと入ってしまった。 しかも、ケチャップのふたも底に沈んでいった。
「やば・・・でも誰も見てないしあたしがやったってばれないわよね!」
・・・そう開き直り、アヤカもごまかすことにした。(おい)
次にカケルの番になった。
「・・・あれ、リンゴ入れたっけ?」
カケルは何を勘違いしたのかふとバーモ○トカレーのCMを思い出して、リンゴを持ってきた。 そして、なぜか鍋のふたをあけると遠くに離れた。
「いくぜ、モンスターボール!(え)」
そう叫びながらリンゴ(一個丸々)を放り投げた。 ・・・すると、見事に鍋の中に入った。
「ナイスシュート!」
と言いながら一人勝手に舞い上がっていた。 ・・・つーか、食べ物粗末にすんな!
最後にサクラの番になった。
「・・・なんか色がおかしくなってるような・・・。(汗)」
さすがにおかしくなっているようだ。(苦笑)
「・・・そういえばインスタントコーヒー少し入れたらおいしくなるって聞いたことが・・・。」
そう思いサクラまでもがインスタントコーヒーを入れようとした。 ・・・が、やっぱりサクラも・・・。
「ああ!」
・・・ついうっかりたくさん入れてしまった。 ・・・駄目だこいつら・・・。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
サクラはごまかさないで素直に謝っていた。 今にも泣き出しそうに・・・いや、すでに半泣きになりながら謝っていた。
「まあ、気にすんなって。なあ、2人とも。」
・・・と自分は何も関係なさそうにカケルは言った。
「うん・・・そうだよ・・・気にすることないよ・・・ね、アヤカちゃん?」
「Σえ・・・あ・・・そうね・・・そんなに気にすることないわよ・・・。」
ユウキとアヤカの場合はさっきのこともあったので冷や汗を流しながら苦笑いをしていた。(殴)
「ところでさ・・・さっきから思ってたんだけど今カレー作ってるんだよね?」
「当たり前だろ・・・何言ってんだ?」
「いや・・・さっき料理してたところにカレーのルーなくて代わりにハヤシライスのルーがあったんだけど・・・。」
「「「・・・・・・・・え?」」」
ユウキの発言に3人とも同じ反応を示した。
「あとさ・・・お米炊いたっけ?」
「「「・・・・・・・あ!!!」」」
はたしてどんな料理が出来たことやら・・・。
あとがき つかれた・・・。直接そのまま書いたからつかれる・・・。やっぱりノートにでもメモってから書くべきだな・・・。おかしいところがあったら言ってください・・・。
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