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タマムシ大附属学校

ポケモンのオリトレ小説、学園パラレル企画掲示板。
要するに、オリトレ達のドタバタ学園コメディ(待て)。
物語がどう突き進むかは全く不明ですが、何はともあれ楽しみましょう。

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[678] 学園短編小説V(中編)
クロム - 2009年02月03日 (火) 23時49分

 前回までのあらすじ:





 ある意味、この時が彼女達にとって最大の戦いである。
 3人が目指すものは共通して一つ。
 故に、三者それぞれがライバルという状態。
 そして何故かその手には小包みを持っている。

 そしてその形相から、相当必死である事が伺える。
 その3人の目指す場所とは…。
 何を目指そうとしているのか。
 その壮絶な争いの果てに存在するものとは…?

「…ん?」

 とある憩いの場で寛いでいた少年が一人。
 そこへ土煙を巻き上げるような凄まじい勢いで迫ってくる少女が3人。

「狽ヌわああああああっ!!?な、何だあああああ!!?」

 その3人の中で、少年の元へたどり着いた少女は一人だけ。
 水色のショートヘアーの少女だった。

「アヤ、ナギサ、ユイ…。お前ら、またやってたのかよ(汗)」

 少年は、この場に居る3人に対して呆れ果てていた。
 というのも、そもそもの原因が自分にあるが故に尚更だった。

「それで、どうしたんだ?」

「今日、弁当を作ってきたのよ。良かったら、食べて」

「え゛」

 アヤが真剣な表情である為、断るわけにもいかない。
 そして………。







 この日、意識不明の重態となった男子生徒が一人現れたのだとか。





学園短編小説V
追憶編@ カズキの章(中編)





「煤cって、最初から何意味不明な話やってるのさ!!? 全然、前回までのあらすじじゃないじゃ

ないか!!」

 気分転換だよ。
 少しは羽目を外した話ぐらい書いたって、罰は当たらないと思うけど?

「だったら、何で最初に前回までのあらすじなんて書いてあるのさ!?」

 そこは、まぁ…。
 ………ノリ?

「伯給ヌその結論に行き着くの!!?」

 さて、フィル君との会話はこの位で切り上げる事にして…。
 さっさと本編に突入します。

「初っ端から疲れる…(汗)。今に始まった話じゃないけど…(ェ)」











 翌朝、カズキはいつものように学校に登校した。
 無論いつもの2人(ヤスキとシリカ)も一緒だった。
 しかし、いつもと何やら様子が違っている。
 というのも、カズキとヤスキの顔面に絆創膏が張られていたり、やたらと衣類に傷跡が目立ってい

たからだった。

「2人とも、昨日何かあったの?そんな傷だらけになって…」

「ん?ああ、昨日ちょっと家で家族と揉めちゃってさ。ハハハ…」

 苦笑いの表情でそう答えるカズキだが、明らかにそれは嘘をついていた。
 ヤスキは帰る途中に思い切り転んでしまったと言っているが、こちらも恐らく嘘。

 カズキの場合、昨日2人と別れた後に背後から不審な人物に襲われたというのが真実。
 その場合は何とか追い払ったので事無きを得たが、シリカには余計な心配をかけたくないと思って

の発言だった。
 ヤスキのほうも、恐らく同じ理由だと思う。

「にしても、ヤスキはドジだなぁ…。普通通い慣れた道で思い切り転倒するほど、お前はドジじゃな

いだろ?」

「僕にもそういう事くらいあるよ…。人間なんだから」

「まあ、そう言う事にしておくか。そろそろ、授業始まる頃だから急がないとな」

「うん」

 シリカの返事を最後に3人は、教室に向かっていった。









 …さて、過去編で日付が変わったので、現在編でも日付を変えさせていただきます。

「秤スでそうなるの!?強引過ぎると思うんだけど!!?」

 話の都合だよ。
 あ、ちなみにこのツッコミをフィルだと思った読者の皆様、甘いですね。
 このツッコミはタクロウ君です。
 四六時中ツッコミがフィルじゃ、流石に芸が無いからね(蹴)。
 …だけど、2人のツッコミの違いが区別できない(爆)。

「狽ヲえええっ!?」

 まあいいや。
 とりあえず現在編の話も平行してやりたいから。
 今は現在編を再開と言う事で。










 カズキの話は、一日で終わるような内容ではなかった。
 昼休みが終わり午後の授業、そして部活。
 とても3人が集まって話の続きをするような時間は作れなかった。
 だから一先ず明日、話の続きをしようと言う事になった。

 そして翌日。
 3人は揃って学校にやってきた。
 登校途中に、↑の内容を話しながら。

「じゃあ、また昼休みな」

 フィルだけがまだ中学生なので、2人とはここで別々の方向へ。
 タクロウ・カズキの2人は揃って教室に向かっていった。
 …が、とある場所で2人と別れたフィルの様子を監視する怪しい二人が…。

 その2人のうち片方が、一言だけ囁いた。

「今日は、あいつだ」









 期末試験は、来週に迫っている。
 なのでフィルも勉学に一層気合が入っている。
 一応フィルの学力ランクは5。
 留年するほどの学力ではないのだが、その向上心だけは一際強かったりする。

「さてと、確か次は理科室だったっけ」

 次は、教室を離れての授業らしい。
 次の授業に必要な教科書類を簡単に纏めて、フィルのクラスの生徒は次々と教室を後にしていく。



 全員がこの教室を出払って少し間を挟み、この教室に入ってくる人影が2つ。
 正体は、高等部の2年生にあたる男子生徒・箕山 和人(ミヤマ カズト)。
 そしてもう1人は、隣のヒスイ女子学園に通う 東シシー。
 一見すると、何の関係も無いように見える二人だが、最近学園に新設された謎のサークル仲間とい

う目下の噂が立っている。

「じゃあ、これを混ぜるんだったな」

 男のような言葉遣いをするシシーは、手に持った『それ』を曝しながら言った。
 それは一見すると何かの料理のようなのだが、明らかにこの世のものとは思えなかった。
 何しろ外見からしておかしいし、その料理が何やら呻き声のような声を発しているからだ。
 それを見ているカズトも、流石に汗がダラダラの状態だった(謎)。

「実際に見るとこれ、凄ぇな。どうやったらこんなんが作れんだ?(汗)」

「リロとサイアスが作った奴をオレが混ぜた。それだけだ」

「剥ャぜただけ!!? 混ぜただけでここまでの物になるのかよ!?」

「仕方ねぇんだよ。リロは料理が猟痢になるし、サイアスは作った料理が必ず喋るんだからな」

「オイオイ…。何か、混ぜちゃならない物を混ぜたんじゃないか?俺ら」

「気にすんな」

「だがよ、何だってフィルなんだ?こっちに持ってくる意味は無いんじゃないか?」

「こんな物を女子生徒に食わせられるかよ」

「あ〜、もういい(汗)」

 カズトは呆れ果てたかのように、首を横に振った。
 と、そんな時、ふとした事からカズトはある物を取り出した。
 そしてそれも、今シシーが持っている猟痢に匹敵するほどの物だった。

「何だ?それ」

「さっき、初等部の美南 瀬鈴(ミナミ セリン)から貰った奴だ。折角作った物だからって、学園の

生徒に配ってるらしい」

「これを…か?」

「最初は袋に包んであったから、こんな物だとは思わなかったけどよ…。けど、これを混ぜたらもっ

と面白い事になるんじゃないかとおもってな(ニヤリ)」

 カズトの、『悪い事を思いついた時の笑み』が現れた(ぇ)。
 思いついたら即実行するのが、彼。
 シシーの持っていた『それ』も受け取ると、フィル持参の弁当箱に『それ』を流し込んでいく(ぇ

)。
 これで、目的は達成。2人は一先ずこの場を退散する。
 無論フィルが悲惨な目に遭うのだが、それはまた後の話。




 さて、この2人がとんでもない事をやらかしたと知る由も無く。
 フィルは持参の弁当箱を持って、昼食にタクロウ達を誘いに行った。

「タクロウ、カズキ君!」

 案の定、教室では2人が準備を終えて待っていてくれた。
 3人は一緒になると、昨日と同様に屋上に足を運ぶ。
 そこで、カズキの話の続きが始まる。

「それでカズキ君、話の続きなんだけど…」

「ああ、俺が帰る途中に通り魔に襲われたって所までだったな…。その後だった。俺にとって、これ

以上ないほどに衝撃的だったことは………」












 不安そうに2人を見つめるシリカ。
 やはり誤魔化すのはシリカに悪いと思って、真実を話した。
 否、二人が話さずとも何れシリカの耳にこの事は行き届いていた。
 今朝行われた緊急の全校朝礼で、その事が語られた。

 その時、なるべく集団で登下校するようにと言う注意が出た。
 小学生じゃあるまいし… と、中高生の大半は心の中で呟いた筈。
 だが、それでもやはり恐怖心と言うものが存在するのか、動揺は広がりつつあった。

「やっぱり、みんなの間に動揺が広がってるみたい…」

 シリカは教室の雰囲気を確認しながらそんな言葉を呟いていた。
 カズキとヤスキも、真剣な表情をしていた。

「だけど、そんな事ばかり考えてても仕方ないよ。今は、昼食の時間なんだから」

 何と気分転換の早い事か…。
 シリカは、自分の鞄から弁当箱を取り出した。
 それも、2つ。

「これ、ヤスキの分だよ」

「ありがとな、シリカ」

「…ってオイ、俺の分は無いのかよ!?」

「だって、カズキはいつも自分で持って来てるから…」

「畜生、ヤスキ!その弁当俺によこせ!!」

「な…!!?」

 突如、カズキVSヤスキの弁当争奪戦が勃発。
 結果は…。

「くそぉっ…」

 カズキ、惨敗。
 すっかり凹んでしまったカズキは、仕方なく購買部へ弁当を買いに行くのだった。





「くそ〜…。ヤスキの奴、羨ましいぜ」

 先程の事をまだ悔やみながら、カズキは購買部にやってきた。
 そこで適当に弁当を買い、教室へ戻ろうと歩き始めた。
 すると…。

「シリカ?どうしたんだ、こんな所まで」

 何故かシリカが購買部にまでやって来ていた。
 不思議に思ったカズキが声を掛けると…。

「あ、ねえカズキ。ヤスキを見掛けなかった?」

「え?教室でお前ら一緒に弁当食ったてたんじゃないのか?」

「うん、屋上で一緒に食べようと思って移動してたんだけど…。途中で居なくなっちゃって…」

「おいおい、何で急に居なくなるんだよ…ってか、何で真っ先に俺の所に来るんだよ?」

「え?そ、それは…」

「とりあえず、俺は見てないぜ。とりあえず探した方がいいな」

「…うん。何か、嫌な予感がする」

 とりあえず2人は、手分けしてヤスキを探す事にする。
 念のために説明しておくが、ヤスキに方向音痴の特性は無い。
 にも関わらず、何故忽然と姿を消してしまったのか。

 昨日の出来事もあり、二人の心理には不安が生じ始めていた。

「(ヤスキ…、一体何処にいるんだ…)」

 シリカと別れて、教室のある棟を中心に捜索するカズキ。
 隅々まで探そうと、まず自分のクラスのある階に差し掛かったところで…。

「あ、カズキ。見付けた!」

「え…?」

 ふと後ろから声が聞こえた。
 しかも、聞き覚えのある声だった。

 まさかと思って声のした方を振り向くと、案の定そこに彼は居た。
 今からカズキが探そうと思っていた張本人、ヤスキ。
 ヤスキの方も全身汗だくで、必死に走り回っていたことが伺える。

「ヤスキ、お前何処に行ってたんだよ!シリカがお前を探してたぞ!」

「シリカ…?カズキ、シリカともう会ったのか!?」

「あ?何変なこと聞いてんだよ…」

「いいから!!」

「…ついさっき、購買部前で会った。お前を探す為に、別々に行動してたところだ」

「そう…か」

 明らかに焦った感じで喋っていたのが、今度は途端に落ち着きを取り戻す。
 カズキにして見れば、意味が解らない。
 ヤスキは一度深呼吸したところで、話を続けた。

「実は昨日皆と別れたすぐ直後の事なんだけど…。シリカがカズキの尾行をしている素振りを見せて

たんだ」

「…え?」

「だから気になって…」

「確かに妙だよな。お前の後を付いていくんなら兎に角…」

「否、妙なのはそれだけじゃないよ。君が怪我をした時間帯はさっき聞いたけど、シリカがカズキの

後を尾行し始めたのも、その少し前くらいの時間なんだ」

「え?」

「つまり、お前を襲った奴をシリカも見ている筈なんだ。あのタイミングから考えて」

「それって………。どう言う事だ?」

「…」

 カズキの頭の回転の悪さに、ヤスキはガックリと肩を落とす。
 だが、何もそれは今に始まった事ではない。
 だから復活も早かった。

「あいつも、お前を襲った奴はシリカも目撃しててもおかしくないんだ。単なる通り魔なら、あいつ

も襲撃されてもおかしくなかったのに…」

「考えすぎじゃないか?きっと、あいつは運が良かったんだ」

 カズキは笑顔でそんな言葉を口に出す。
 そんなカズキの態度に、ヤスキの表情もだんだんと和らいでいく。

「まあ、残りのことは追々考えよう。今は…」

 と、そんなタイミングだった。
 2人の腹から、同時に音が聞こえてきたのは。

「今は、昼食を……ね」

「ああ、そうだな」

 そんな訳で、2人は昼食を終えた。
 …え?展開が急すぎないかって?
 それに、シリカはどうしたんだって?



 ………。



 さーて、次の場面にいってみよー!(殴)

「柏助ェと適当だな、作者!!?」







 放課後。
 カズキはホームルームが終わると同時に荷物を纏めて教室を飛び出した。
 そして即座に隣のクラスに駆け込んだ。

「おーい、シリカ!ヤスキ!」

 目的はいつも一緒に登下校している2人だった。
 ヤスキは教室で待っていたのだが、シリカに関しては…。

「ZZZzzzz…」

 何か、寝てた(爆)。
 どうやらこの教室、ホームルームがやたらと早く終わったらしく、待ちくたびれてシリカは眠って

しまったらしい。
 しょーがないので。

「おい、シリカ。起きろ」

「むにゃむにゃ…。頭、頭良くなりたい…」

 と、何やら意味不明な寝言を言っている。
 それにイラっとしたカズキは…。

「いだいいだい! 顔潰さないで、潰さないで…。 ZZzzz…」

「起きろって!」

「いだいいだい…、頭グリグリしないで、グリグリしないで…」

「いい加減、起きろ!!!」

 そんな大声を出したタイミングで、シリカが身体を起こした。

「何か、自分が物凄く頭が悪い夢を見た」

「狽ヌんな夢見てたんだよ!!」

「よく解んない。それより、待ってたんだよ、カズキ。今日は部活休みなんでしょ?行こうよ」

「おう!」

 こうして3人揃って、教室を出た。
 シリカの言うとおり今日の部活は休み。
 なので、まだ空は明るい。

「じゃあ、また明日な」

 いつもの分かれ道で、3人は別々の道を進んでいった。
 だが…。

「(カズキ、ちょっと良いか?)」

「(…ん?)」

 シリカに気付かれないよう、ヤスキがカズキに手招きをしていた。
 気になったカズキは、ヤスキの方に駆け寄っていった。

「どうしたんだ?」

「昼間の話の続きだよ。お前、どう思う?」

「やっぱり、唯の偶然じゃないか?そうじゃなきゃ…」

「実はね。カズキを襲った奴の正体が解ったんだよ」

「なっ…!?本当なのか!」

「…うん」

「一体、誰g…」

 丁度その言葉を話そうとした時だった。
 カズキは、下腹部から尋常じゃない痛みを感じた。
 恐る恐る視線を下に向けると……。

 自分の身体を伝い、地面に向かって紅い綺麗な液体が滴り落ちていった。

「な…、んで……」

 カズキは最後の力を振り絞り、再び視線を持ち上げる。
 その視線の先に居たのは、ヤスキ。
 だが、その目の色は今の今までとは全くの別人。
 冷徹ともいえるその目で、カズキに視線を向けていた…。





 To Be Continued




後書き
やっとの事で、このシリーズも次でラストを迎えられます。
この話、書き上げるのにやけに時間が掛かったような…。
仕方が無いですけど…。

それはそうと、現代編のネタですが、実は大分前のキャラ茶で出たものなんですが…。
許可を貰い、今作に出させていただきました。
それでは最後の話、終編をお楽しみに!

[716] ヒントは大乱闘。(謎)
HIRO´´ - 2009年03月20日 (金) 11時16分

 さて、次が最後らしいですね。
 カズキ、ヤスキ、シリカ……この三人に訪れる結末とは!?
 そして、フィルのお弁当の運命やいかに!?

ホタネ「もう決まっているよー!」

 そういえば、ホタネも悪戯の翼だったね。

 過去編も気になるけど、アヤ、ユイ、ナギサ……学園では誰がマサシとくっつくんだろう?
 むしろ、どれかでCPネタを書いていい?といってもそれは、うぶほっ!

クルミ「お前、今何を言おうとした?!」



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