[522] 報告書123(わんつーすりー) |
- 津波 - 2008年07月17日 (木) 08時04分
報告1 わが校(コウじゃない)の生徒会長様は口が悪い
実例1
「アホか貴様。こんなの許可出したらまた騒動がおきるだろうが。貴様の少ない脳みそでも動かして考えろ。 まだ考えることくらいはできる生き物だろ?」
報告2 わが校の生徒会長様は苦労人である
実例2
「……また理事長に連絡する必要があるな。それにしてもなんで校舎ばっかり壊れるんだ!? この前はなんか死人出たとか噂があるし! 畜生!」
ゆえに、同じ苦労人属性の蒼夜くんとは結構交流もあるとか(ぇ)。
「Σそれ関係あるの!?」
多分。
「蒼夜先輩……!」
「あー……頑張れ」
ちなみにわが校の生徒会長様は苦労人ではあるが、ツッコミではありません(ぁ)。
報告3 どうやら生徒会長様には気になる人が居るらしい……?
「これ、どういうことでしょうか?(にっこり)」
亞河ジリーは笑顔で男子生徒の首を締め上げていた。目を閉じて、何もしなければ美少女なのだが……。 「報告書で……す」
「ええ。それは分かります。なんですか、この3つ目」
笑顔で目を閉じて、首を絞めながら、鳩尾に正拳を入れる。痛いです、それは酷いですジリーさん。
「少なくともジリーさんではな(ry)」
最後まで言うことは出来なかった。 残念。 新聞部の男子部員(名無し)1よ。
――オルガさまに好きな人が?
――まさか
――でも、ヴァレンタインからオルガさまの態度が冷たい
――何かあったの?
「それはジリーさんがチョコに薬を入れたからd」
「なんでなのかしら?」
さらっと股間を蹴る。 それは男にとってヤバイですからやめてください。
悶絶する名無し君を虫けらを見るような瞳で見据えながら、ジリーは考えていた。
「……オルガさま……わたくしじゃ不満ですの?」
そりゃ、薬入れようとする人j(ry)
――ぴっ
えっとジリーさん? 私の髪をどうするおつもりで?
「この人形に入れて大切にしますの」
それ、藁人形ですよね!!?
閑話休題
「……オルガさま。こんなにも好きですのにどうして振り向いてくれないのでしょうか!」
ぎゅっと人形を握り締める。 なんの人形かは皆さんの『そーぞー』にお任せします。
「そうですわ……。ここはやはり」
ちゃかぽかん♬♫
『盗聴器〜♪』
「これを使うべきですわね。確か三日前に仕掛けたのが……」
「待て、なんで仕掛けてるんだ!?」
「あら、オルガさま。どうかしました?」
「今後ろに何か隠しただろ!?」
「気のせいです」
「気のせいじゃないから」
このやり取り軽く2時間やったとか。
結局ジリーはオルガが誰のことが好きなのか分からず、盗聴器も全部没収されたそうな。
つづく?
おわり?
知らね(なぬ)
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