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タマムシ大附属学校

ポケモンのオリトレ小説、学園パラレル企画掲示板。
要するに、オリトレ達のドタバタ学園コメディ(待て)。
物語がどう突き進むかは全く不明ですが、何はともあれ楽しみましょう。

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[424] カオスディメンジョン
ガルダ - 2008年03月23日 (日) 22時43分

この学園は常に騒動が起きている…のは、周知の事実。
大抵は、あまりにも派手な事態が起きているのだが、果たして『日の目を見ている』騒動だけが全てであろうか?








答えは『否』である。
何故なら、表だった破壊活動(と言うか騒動)の影で、何かをやっている奴は一人くらいいてもおかしくない。
そして、ここにその『表だった騒動の裏で何かやってる人』が一人……









学園ネタ〜カオスディメンジョン〜
























フェイズ1:午前9:15 高等部・校舎屋上


今は授業中の時間。つまりこの時間、ここに人がいるのはおかしいのだが…今は、誰かいる。

「…」

この人物は、ミカ。…一言で言えば『ある意味で危険』な人である。そんな人物が屋上で何をやっているのか?

「…見ての通りだけど。」

つまり、授業を抜け出してここにいるわけだ。…周りには誰もいない。まあ、時間的に言えば当然なのだが。
現在の天気は『曇』である。…その為か、やや気温が低く感じられる。
ちなみに、屋上には何も置かれていない。元より、屋上でやる事なんてものは無いに等しいせいだが。

「…」

ミカは、暫くその場をうろうろとしていたが、やがて、屋上を後にした。





午前9:28 校舎裏

普通、校舎の裏には碌な物が無い。同時に、自然と管理が疎かになって来る。
すると、やはり碌でもない奴がそこに集まって来る…と言うのが自然な流れである。
ここにも、ご他聞に漏れず碌でも無い奴が何人かいるのだが…


「…」

”に、に、逃げ――――!!”



ザシュンッツ!!!!





「…」

ミカは、ため息をつきながら、持っていたナイフをしまった。
そしてその少し前方に、ナイフで一撃喰らって倒れている奴等が数名。




さて何が起きたのかというと、校舎裏に来たミカに、そこに溜まっていた奴等が変な因縁をつけた…
のだが、それが運の尽き。
瞬時に二人程、不意にミカが出したナイフで一撃入れられてしまい、逃げようとした残りの奴等も背後から喰らった。
という訳である。

「…死にはしないわ、急所は外したから。」

と、ミカが言うように、よく見れば倒れている奴等は時々呻いている。
それにしても運の悪い奴等である。

「…」

ミカは、その場を去った。









この少し後、彼等は巡回していた教師に発見され、病院に担ぎ込まれたんだとか。








フェイズ2:昼12:37 学園内

この時間は、いわゆる『昼時』である。…昼時故か、学園内はやや慌しく感じられる。
同時に、こういう時間帯に限って表立った騒動が多い。

さて、先ほど数名を病院送りになるようなダメージを与えたミカはと言うと。

「…」

どういう訳か、また屋上に居た。…色々と騒動が起きるこの時間帯、喧騒から離れる為か。
屋上から下を見ると、何が起きているのかがすぐに把握出来る。
ちなみに彼女、食べる物がとんでもなく簡素。…現に、今食ってる物は『栄養補助食品』である。
(要するにカロリーメイトっぽい物)
そんな物でいいのか、と思われそうだが、それを言っても無駄である。

「…いつもこんな物だし。」

ちなみに、似たような食事の人だけなら何人かいると思われるが、ミカの場合『何処に行っても同じ物』しか食わない。
よくそれで持つなとは度々言われたりするらしいのだが、本人は全く気にしていない。






やがて、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。














午後4:45 学園入り口付近

時間的には放課後。…となれば、帰る人でこの辺りは人が増える。
とは言えそれは一時的な物で、少しすればすぐに人が少なくなるのである。

さてミカはというと、その人込みを避けたいのか、校門からやや離れた場所にいた。
おそらくは、人が少なくなるのを待っているのだろう。

「…」

少し経つと、人が疎らになって来た。…なので、ミカも移動を始めた…その時。





ガシッツ!






「…?」

突然、左腕を捉まれた。…後ろを見ると、3人の学生が。

”お前を連行する!”

「…」

ミカは、その原因だと思われる事が既に分かっていた。…おそらくは午前中の一件だと。
だが、そんな事に素直に従うような人間では無い。
…他人との関わりを避ける傾向にあるミカの事は、あまり知られていないのだから。


「…邪魔。」

”何っ!?”


ミカが、右手で懐から出した物…紛れも無く、ナイフ。
そして――――――











































事は、すぐに収まった。

まず、自分の腕を掴んでいた奴を振り払って鳩尾にナイフの柄で一撃入れる。

次に、近い方の一人に、同じくナイフの柄で殴打して気絶させる。
…人間が本来出せないはずの100%の力が出る『右腕』でナイフを持っているのだから、たかがナイフの柄と言えど、下手すればハンマーの一撃よりもダメージが大きい。

そして最後に、残りの一人を斬る。…とは言っても、急所はしっかり外していた。



こういうのを俗に『一方的』とか言うのだろう。いや下手すれば『虐殺』になりかねない。
…当然死んではいないが、重体なのは明らかであろう。

「…暫くは動けないでしょうね。」

打ち倒した本人は、至って冷静だ。
………ミカは、その場を離れ、そのまま、学園の外に消えた。











この後、彼等はやはり病院へと担ぎ込まれた。



犠牲者、合わせて6〜7人。全て、重体者。
だがこれは、表に見えない、裏で起きているであろう事態の一つに過ぎない…………


終わり。








後書き
という訳で、絵茶での宣言通り一騒動。それも裏で起きているであろう事態。
表だって起きている事態に比べればまだマシだろうと思うが、刀傷沙汰なのはやや問題か。

て言うかお前、何でうろうろと…

ミカ「…」

……まあ、いい。
どっち道ここの警備は機能停止も同然だろうからな…

では、また会おう。

備考…カオスディメンジョンとは『混乱を振りまく事、またその人物』である。



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