[71] マイアミ・バイス「萌えエピソード紹介」(妄想コメント入り) |
- やすみせりう - 2006年05月29日 (月) 23時21分
マイアミ・バイス シーズン1‐8 ■21話「楽園に迫る死の商人の影」
オール・ストーリー。セリフは多少違ってますが、でも意味は同じようなもの。妄想コメントも入ってます。そのままネタバレあり。
【ストーリー】 武器商人との、おとり捜査で出合った仲介人のエヴァンはソニーの昔の仲間だった。 エヴァンの正体はATF(酒タバコ武器取締り局)の覆面おとり捜査官で、危険な仕事ばかりを好んでこなしていた。 二人は御互い顔みしりで警官だということをばれないように、うまくその場をやりきる。 ただ、ソニーの態度が妙だとリコは気がつく。 リコはソニーの心情の変化にいつも目ざとい気がする。 いつもソニーを見てるんだねきっと…。
暑に戻って、キャステロ主任に二人だけで話があるというソニー。それはリコには聞かせたくないという意味を含む。 エヴァンとソニーの間に「何か」あるとリコは確信する。 俺には話せないことなのかよソニー、とリコの目は訴えている…。 ソニーは主任にこの任務を外してくれと頼むが、聞き入れられない。
主任と話が終わり、じゃあ明日なというソニーに、 リコ「待てよ、エヴァンとおまえは一体どんな関係があるんだ」 ソニー「別に。何もない」 そっけないソニー。 まるで妻の浮気を嫉妬する亭主のようなリコだ…。 気になって仕方がないリコが独自で調べると、 マイクという警官がマシンガンで撃たれて殉職したことが エヴァンに関わっていることを知る。そのあとにエヴァンが危険な任務にばかりついたことも。
ソニーの船に尋ねてくる陽気なエヴァン。 エヴァン「久しぶりだな、昔の仲間にもっとフレンドリーな挨拶はないのか?」 ソニー「何しに来た。おまえは友達なんかじゃない。帰れ。」 激しい会話の末、つかみ合いの喧嘩になりかけるが、エヴァンがソニーに銃を向ける。 エヴァン「一発は俺、一発はおまえ、あのことにカタをつけようぜ、ここにおまえの名を刻んだ銃弾がある。 どうだソニー完全な人間っていい気分か?」
夜、車で捜査中のリコとソニー。 リコ「マイク・フォーゲルって誰だ」 驚いて車を止めるソニー。 ソニー「俺のことにちょっかいだすな…こそこそ嗅ぎまわるのはやめろ!」 リコ「大げさだな。力になろうと思っただけだ」 ソニー「そんな形で?エヴァンのファイルを調べたのか?!」 リコ「話してくれればこんなことを調べなくてすんだ」 激怒し、逆上するソニー。ソニーはいつも怒り易い…。 ソニー「おまえには何も関係ない!おまえは魂の懺悔を聞く牧師か!ほっといてくれ!」 リコ「関係なくはない。俺はおまえの相棒だ。だが友情ヌキの相棒で行こうって言うなら、それでもいいさ」 ソニー「ああ、それでいい。」 ビジネスの関係でいいと、心にバリアを張るソニー。気まずくなる二人。
次の取引で、あやうく任務が失敗しかける。 リコはソニーに、これでも俺には何にも関係ないのかと冷たく言い放つ。
クラブバーで、女を口説くリコ。そこへやってくるソニー。 ソニーは子犬みたいにしょげてて可愛い♪ ソニー「…話があるんだ」 何を今更、という顔で聞き入れないで酒を飲んでるリコ。 リコ「オフィスで聞くよ。勤務時間は9時から5時だぜ相棒?」 ソニー「俺、頭が混乱して滅茶苦茶だった。釈明だけでもさせてくれ…」 なんて可愛いんだソニー!! そんなソニーを無視し、女の子とイチャイチャしいのリコ。 無言でその場を立ち去るソニー。 それを目で追っかけて女にまた今度だ、といってソニーの後を追うリコ。(もう痴話喧嘩以外の何者でもないよ…)
無人のガソリンスタンドに行く二人。 「ここで起こったんだ…」リコに告白するソニー。 マイクとエヴァンとソニーは昔、警察学校で仲良し3人組の親友だった。 実務に入ってからも仲は良かったが、ある日、マイクは自分がゲイだと告白した。 それ以来、エヴァンはマイクをオカマと蔑み、罵り、転属まで希望した。マイクは他の者からも侮蔑の目で見られ、酷い目にあっていた。ソニーは告白を聞いても何も出来なかった。慰めることも、罵ることも。ただ、何もできず成り行きを見ていた。 マイクはその後、ガソリンスタンドでマシンガンを持ったヤク中に勇敢に一人で向かっていって、撃たれたことになってるが、実はわざと撃たれ、自殺だったのだ。
ソニー「俺は何もしてやれなかった。見捨てたんだ。あの頃はどうしていいかわからなかった。 マイクのために俺は何かしてやれるはずだったのに!」 苦しい胸のうちを、感情のままにぶちまけるソニー。 リコ「どうしようもないことはある。でもお前は心では何かしようとずっと思ってた。お前には心がある」 (優しく慰めるリコ…) ソニー「心なんかあるのかな、俺に」 リコ「あるさ。でなきゃ俺が女の誘いを断ってまで、お前のことを優先したりしない」 もうもう二人の世界になってます…そのあと、リコは「家まで疲れた相棒を送っていってくれよ」とソニーに頼むのだが、リコはその前にバーで女に送っていってあげるよ、とか話してて「送って行ったら、寝たがるんでしょ」と女に言われ、「寝かさないよ…」(リコの女ったらし!)などと返していたリコだけになんだかヨコシマな考えが浮ぶです…。もう疑ったらきりがないくらいです!
次の日、暑にエヴァンが酔っ払ってやってくる。 リコに「席をはずしてくれ。ソニーに話がある」とエヴァンが言うが、ソニーは「行かなくていい。そこにいろ」という。 (んま!ソニーったら。何だかこのときの三人の空気がなんだか三角関係で艶っぽい) でもリコが「銀行に行く用事がある」といって、気をきかせたので、ソニーはエヴァンを別室に連れてドアを閉める。
エヴァンもまた、苦しんでいた。自分がマイクを殺してしまったようなもので、それの罪を償う為に危険な任務を志願したと告白する。「俺は男だ。俺は償った。だがおまえはまだ俺にあの罪を背負わす。俺を許すと言ってくれ。重荷をもう下ろしたい。苦しくて辛いんだソニー…」 エヴァンは泣きながら、ソニーに抱きつきすがる。 ソニーは「エヴァン分かったから…しっかりしろ」と御互い抱き合う形になる二人…。 エヴァンのソニーへの行動は、なんだか意味深すぎる気が…。 もしや彼も隠れゲイで、ソニーが好きなんでは…とちょっと思ったりして。あまりにも贖罪が重い気がするのだ。隠し裏ネタかもしれない。 そこへ、リコがドアを開ける。 二人は弾かれたようにさっと身を離す。 (このシーンて何かやましいことをしていたシーン演出にしかみえないです…) リコのそのときの、疑惑の混じった眼差しは見逃せません…。 何してだんだ、おまえら?…みたいな。 銀行にいってたんじゃないのリコ? 二人きりが心配で心配で仕方無かったのね…。
最後は、取引の最中に捕り物劇が始まって、武器商人がソニーを撃とうとするが、エヴァンが身を盾にして、ソニーを庇い銃に倒れる。必死で抱き起こすソニー。 ソニー「何故こんな無茶をした」 エヴァン「俺が選んだ決断だ。何かを証明したかったのかもしれない。マイクみたいに。次はおまえの番だ。ソニー…」 死んだエヴァンを抱きしめるソニー。 後からソニーの肩に手を置くリコ。 ソニーの顔を愛しげに撫でて死んで行ったエヴァンはやっぱり、そうなんじゃないかなと思わずにはおれませんでした…。
マイアミ・バイスってこういうどうにも空しい悲しい終わりが多いんだよねぇ。 音楽がものすごく、その空気を引き立ててます。 そんなことで、このエピの萌えムードは伝わるといいな。 (妄想炸裂?)伝わりました?
また紹介できるエピがあったら書きます♪
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