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[64] 映画「ブロークバックマウンテン」…もどかしさが心に届く。
やすみせりう - 2006年03月26日 (日) 23時04分

3月11日(土)
東京Jガーデン前日、渋谷で映画「ブローク・バック・マウンテン」を
観て参りました。アカデミー作品賞は逃しましたが、3部門取ってます。
監督賞・脚色賞・オリジナル音楽賞。

お話も映像もすごく良かったです。もう一回観たかったのですが、生憎、観れそうにありません。
(だって、近くの映画館、夜の上映ないいんだもん!どういうこっちゃ!)

とても悲しい愛の映画ですが、いい映画です。
イニス役のヒース・レジャーはROCK YOUに出てた役者さんで、
なかなか演技が良かったです。不器用な愛と、もどかしさが心に届く。
ものすごく好きなシーンがありました。
(ここから先、ネタバレありです↓)

ひとつは
最初に別れたとき、ジャックがいなくなってから、
イニスは壁を、素手で自分が壊れるくらい打ち付けて、押し殺すように泣くシーン。

もうひとつは
長い遠距離の秘めた愛に傷つき疲れたジャックが、イニスに別れを告げるシーン。
そのとき、ずっと避けていたかのように思われたイニスが崩れ落ちる。
「じゃあ、別れて俺を楽にしてくれ」というようなセリフを、
心を絞るように、血のでるかと思うくらい辛そうに、吐きだすシーン。

すべてはここだなぁと思いました。
私の視点は、思いはいつもイニスにありました。
彼は、幼い頃にホモフォビアの父や世間がした理不尽な「罰」を見てトラウマとして抱え、これを超えられない。
ジャックを誰よりも愛してるのに超えられない。

最後もクローゼットの中に二人の愛は永遠にしまわれる。
メッセージはここにもあるような気がします。
人々の、無理解な残酷な視線が、仕打ちが、彼らの愛を土足で踏みにじり、殺す。誰にその愛を殺す権利があるのか。
ただ、ジャックの両親の元を訪れたところは、彼にとって一歩だったかもしれない。
そしてジャックの遺灰が、ブロークバックに撒かれなくて良かったと思います。
異質だと認められなかった息子への、家族の愛が最後にあったと思う。(それはイニスに会ったから?)
また来てね、という母は、息子の愛した男を忘れ形見のようにも思えたのかもしれない。

最後のシャツの演出はとても良かったです。
胸がしめつけられました。

しかし。二人が友情から愛に変わる瞬間、
あれはヘテロの男の人が観ても自然な展開なのかなぁ…?
と思ったりもしました。
あの初めての欲情シーンは、私にはかなり好きなシーンでもありましたが。
最初は純粋な友情だったって、あおり文句は、なんとなく胡散臭い気がする。

と、JUNE歴の長い私は思うのであったが。
それにしても、こういう作品は、過去の同人誌界でも名作があったと思うです。
これを観たあと、作品をひとつ思い出しました。
水瀬さんの…タイトルは「LONLY WAY」だったかなぁ。
ベトナム戦争で傷ついた二人の男が友情から、愛情になり、
長い年月をかけて、戦争の心の傷と戦いながら、傷つけあい、
支えあい、愛し合い、片方が、恋人に愛を残し、生を終える。
すごくすごくいい話で、私はその時、あまりの心の動揺(感動?)に、泣いて泣いて、感想さえ書けなかったことを思い出しました。
大事にしまっておきたい名作です。

それに通じるものが、この映画にあったと思います。
是非、劇場で観てくださいね。
ビデオでは感じられない美しい映像も多数ですから。

[66] 映画『ブロークバック・マウンテン』
リー - 2006年04月02日 (日) 13時39分

観て来ましたよ〜〜(^_^)/~~~
つやこさんと。

つやこさんから映画『ブロークバック・マウンテン』の情報を頂いたとき、
まず私が思い出したのは『都市と柱』(ゴア・ビィダル著/本の友社刊)と「永遠の生命」(E.M.フォースター著/平凡社刊・『ゲイ短編小説集』収録)の2冊の本でした。
『都市と柱』のジムとボブと、「永遠の生命」の族長・ヴィソバイと宣教師・ポールは、どちらも一夜を共にしながら悲劇的な結末を迎えるという点で一致しています。
だから私は、『ブロークバック・マウンテン』のイニスとジャックも、ハッピー・エンドでは終わらないだろうなって思っていました。
同性愛を扱った作品がハッピー・エンドで終わることって、あまりないですしね。
映画で、今、パッと思いつくのは『モーリス』『トーチソング・トリロジー』『マイ・ビューティフル・ランドレット』くらいでしょうか。
『都市と柱』は著者が22歳のときの**作ですが、同性愛をあからさまに描いたために初版時(1948年)、出版社から圧力がかかり、ラストを変更させられたという逸話があります。
今も同性愛をタブー視する人が多いことを考えると、同性愛を扱った作品はあたかもアン・ハッピーで終わらなくてはいけない(或いは、ヒットしない)という、そういった暗黙の了解みたいなものがまだあるのではないでしょうか。
『ブロークバック・マウンテン』のイニスとジャックも、確かに片方が死んじゃうってことではアン・ハッピーだったけど、そこで終わってないところが、やっぱこの映画のいいところですよね。
特に、
イニスの最後のセリフ「・・・・・・Jack, I swear.・・・」の字幕を読んだとき、胸がジーンときて目に涙がにじみました。
英語の直訳とは違う日本語の字幕が、よりいっそう私の感動を深いものにしていたように思います。
また、パンフレットを読むと、映画を観ただけでは読み取ることが出来なかったことが分かり、なかなか面白かったです。
例えば、今野雄二さんの「映画評」には次のような記述があります。

ジャックが「再婚相手はいないのか?」とイニスに問いかける場面がある。
「地元の女といい関係にある。どうなるか・・・・・・」とイニス。
「少し前から牧場主任の女房とデキてる」と応じるジャック。
デキてるのは女房ではなく夫の方であることを、我々観客は即座に理解する
(中略)
ジャックの死亡を知らされたイニスが、ラリーン(ジャックの妻)に電話して死因をたずねる。
彼女は夫がクルマの事故で命を失ったと答える。しかし、我々観客はイニスと同様、ジャックがホモフォービアの連中によってリンチされ、殺されたのだと直感する。

正直な話、私は映画の中のセリフをそのまま鵜呑みにして、ジャックが牧場主任とデキてるとも、彼がホモフォービアの連中によってリンチされ殺されたのだとも、理解も直感も、することができませんでした(^^ゞ

最後に、やすみせりう様の「是非、劇場で観てくださいね。」っていうご意見に同感です。
2人のカウボーイが愛をはぐくんだ夢の楽園“ブロークバック・マウンテン”。
その雄大な大自然を是非、劇場の大画面で味わって頂きたいと思います。
美しい青い空と緑の山々。
画面いっぱいに広がる数え切れないほどの羊の大群。
それらの風景が、実に爽快でした。
因みに、私の1番お気に入りのシーンは、2人が4年ぶりに再会したとたん、イニスがジャックを物陰に引っ張り込み、キスをむさぼり合うところです。
お互いが、いかに相手のことを渇愛していたか?
それがとてもよく分かるシーンだったと思います(^^)v



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